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諏方神社(福島県会津若松市)

諏方神社(すわじんじゃ)。


ゴシュイン☆デイズ -まったり御朱印あつめの日々-


福島県会津若松市に鎮座。

御祭神は建御名方神(タケミナカタノカミ)。

会津大鎮守六社のひとつ。


社伝によると、永仁二年(1294年)に時の黒川城主・葦名盛宗公が信州の諏訪大神を勧請し、領内鎮護の大神として創祀したのがはじまり。

文明三年(1471年)および天文七年(1538年)に黒川城下には大火が起こり、神社も類焼。

社殿や古文書などの多くが焼失してしまう。

しかし、文禄二年(1593年)、蒲生氏郷公が城郭改築・城下町建設をした際に城下総鎮守とし、また寛文七年(1667年)に会津藩主・保科正行公が領内の各神社を調査、当神社を『会津大鎮守六社』の首班とするなど、歴代藩主の強い崇敬を受けた。


だが、戊辰戦争の戦火により再び社殿は焼失。

明治二年に、本殿・幣殿のみの仮社殿として再建された。

さらに時が流れて平成五年、遷座七〇〇年記念事業として本殿・幣殿・拝殿が戊辰戦争以前の規模で再建され、現在に至っている。



さて、『会津大鎮守六社』というのが出てきたけれども、こちらは会津地方に鎮座する格式の高い神社六社のことのようだ。

「ようだ」というのは、どのように決められたという明確なソースを目にしたことがないためです (´・ω・`)

会津地方の式内社などが名を連ねていることから判断。


ちなみに、会津六社は


「諏方神社」「伊佐須美神社 」「磐椅神社 」「蠶養國神社 」「心清水八幡神社」「西村八幡神社」


の六つ。

聞いた話では「心清水八幡神社」では御朱印の授与をおこなっておらず、「西村八幡神社」は現在は新潟県に属しているんだとか。

全部の神社で御朱印の授与をおこなっていたら、東京十社巡りみたい事が出来て地元も活性化すると思うんだけれども……うーん。



ところで、話は急に変わるんだけれども。

皆さんは「2010年本屋大賞」を受賞した、『天地明察』という書籍を御存知だろうか。

徳川四代将軍・家綱公の時代、碁打ちの名家に生まれた渋川春海がはじめて日本独自の太陰暦を作り上げる物語だ。

江戸時代まで、日本では宣明暦という中国で考案された暦を800年も使用し続けてきた。

しかし、同じ暦をずっと使い続けるとズレが生じてしまう。

そのズレを是正するべく、渋川春海は22年の歳月をかけて「貞享暦」という新たな暦を作り上げ、その暦は『会津暦』として何度かの改暦を重ねて明治五年まで使用されることとなる。


で、その会津暦の制作をおこなっていたのが、この諏方神社なんだそうだ。

このようなエピソードで、当社が会津でいかに重要な地位を占めていたのかが分かる。
会津六社の首班というのもうなずけるというものだ。



ちなみに、『天地明察』は漫画化とか映画化の予定があるんだとか。

この機に福島県を元気にしてもらいたいもんだねえ。




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     【 一の鳥居 】

石造りの明神鳥居。

新緑の若葉も鮮やかな参道。

この辺りまでは舗装された参道で、ここから奥は石畳。

まさに境目の役割を果たしている鳥居に感じられますな。


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     【 二の鳥居 】

こちらは木製の両部鳥居。

この諏方神社付近は戊辰戦争の時の激戦地だったそうで、この鳥居の上部には今も弾痕が残されているんだとか。

参拝時にはそこまで知らなかったので、確認はできませんでした (´・ω・`)


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     【 参道脇の石燈籠 】

何やら動物が彫られていたり、牡丹の花が彫られていたり、松の木が彫られていたり、台石が亀のようなものになっていたりと、様々な細工が施された石灯籠。

大きさもけっこうなもので、迫力たっぷりだ。


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こちらは参道を挟んで反対側の石灯籠。

宮司さまにお聞きしたら、こちらは地震の影響で崩れてしまったらしい。

それでも「浜通りの方の神社はもっと大変ですから……」と気遣っておられた。

会津人の情けの心というのは、この地に降り積もる雪のように深いものがある。


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上の画像の石灯籠の近くから参道を眺めてみる。

さすがは会津大鎮守、参道も長くて境内も広い。


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     【 手水舎 】

拝殿前、左手にある手水舎。
近付いてみたら水が出ていなくて、「あれ?」と思ったんだけど、こちらはどうやら地震の影響で水を止めているらしい。

手水舎に近付いたら拝殿の中から宮司さんがお声かけ下さって、拝殿前の水桶からお清めするように案内いただきました。


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     【 拝殿前の左右の狛犬 】

毛の流れは硬質的に見えるんだけど、どこかモコモコとした質感を感じさせる狛犬。



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     【 拝殿 】

平成五年に再建されたという拝殿。

周囲は木々にかこまれていて、いい雰囲気。

戊辰戦争以前の規模での再建ということで、昔から大きな社殿だったことが分かる。


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     【 本殿 】

こちらも拝殿と同時に再建された本殿。

幣殿と本殿が階段のようにだんだんと高い位置に続いているのが面白い。

屋根も大きくて立派。




さて、そんなわけで無事に参拝が済んで、社務所へ……

ということろなんですが、拝殿内に宮司さんがいらっしゃったので、その場で宮司さんにお声かけすることに。

駐車場脇の自宅兼社務所で対応する、ということで宮司さんと二人で参道を歩いて御自宅まで。


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で、いただいた御朱印がこちら。

初穂料はお気持ちで、ということでした。

勧請元の諏訪大社と比べ、こちらは「諏方」となっているのは何か理由があるのかなー、と思って宮司さんにお尋ねしたんですが。

どうやら、「大本社と同じ字では畏れ多い、という事でごんべんを外した方の字にしたんじゃないか」とのこと。


さて、そんなわけで少々世間話をして、お礼を言いつつ社務所の外へ……


するとそこには、驚きの光景が!!









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驚きの転がり猫。

可愛いけど大胆な転がりっぷりにびっくりしました (´・ω・`)





■ 諏方神社への地図



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◆ 神社の情報



諏方神社     すわじんじゃ


御祭神 : 建御名方神

社格等 : 会津大鎮守六社

鎮座地 : 福島県会津若松市本町10-32