【児童の会話が弾むネコの写真】

 

【地域猫活動のチラシ】

 

【のらネコの扱い方のチラシ】

 

 「校内に隠れたにゃんこを探そう」―。   

 東御市和小学校(宮下聡校長)は7日まで「ニャンとおどろきネコ写真展」を校内で開き、児童を楽しませている。


 著名な写真家、沖昌之さんのネコ写真34点が教室を中心に校内で展示され、児童は飾られた写真を探してチェック。

 

 どのネコがお気に入りか、SDGs15の内容、野良猫を増やさないために必要なことなどをプリントで回答している。
 

 コロナ禍、梅雨、運動会明けなど、児童の気分が下がりぎみな時期、様々な表情をしたネコが校内で児童たちの驚きや友だちとのコミュニケーションを活発にし元気を与えている。

そこに先生も加わり、毎日の登下校時や快活な活動を促している。
 

 宮下校長は「展示を通じて児童の文化芸術活動への興味を持たせ、さらには動物愛護や保護の心を通してSDGsの目標15『陸の豊かさも守ろう』を学ぶきっかけにしたい」と話している。
 

 東御市では、希望があれば市内各学校や高齢者施設、医療機関などでも巡回展示したいとしている。
 

 問い合わせ(電話)0268・62・0204(宮下校長 7日まで)

 (電話)0268・62・3700(丸山晩霞記念館 佐藤さん)

 

【指導する若林さん(中央)】

 

 

 東御市滋野乙の画家、若林邦宏さん(77)は同市滋野公民館の生涯学習講座「やさしい絵画教室」の講師を務めている。


 若林さんは、有島生馬や小山敬三ら8人によって創立された「一水会」の会友で、絵画制作のキャリアは約40年。

 一方で、地元のブドウ農家として、近年人気の高いシャインマスカットなどを出荷している。
 

 講座は、今年度で14年目。

5月から10月まで開講し、月2回の講座をはじめ、年に1回の写生旅行、市文化会館などで実施する講師と受講者の作品展開催など活発に活動している。

 また、希望する受講生は、11月以降も若林さんの個人教室で活動を継続する。

 一昨年と昨年は「新型コロナウイルス感染症」の影響を受け活動時間が減った。

 しかし、今年度は対策を継続しながらもコロナ禍以前と同様のスケージュールを予定している。


 受講生は退職後の地域住民が中心で、油彩画や水彩画などに取り組んでいる。

人物、風景、静物などそれぞれ好きなテーマを題材に選ぶという。

 

 教室の活動をベースに自宅などでも制作を行い、それぞれ年3作品前後を仕上げる。


 受講生の、宮澤愛子さんは「絵画は難しいが、仲間と交流しながら楽しく学んでいる」。

 同じく受講生の小川原睦治さんは、「長い人生、退職後も集中できることがあれば、豊かに過ごせるのではないか」と話した。


 若林さんは「得手不得手はあるがそれも個性で、自分のペースで描いてもらえればいい。指導では、自分の絵と同じにならないように、個性を生かすことを考えている。それぞれ、リタイヤ後の余暇を過ごす中で、人とのつながりを持ち、趣味に取り組むことも大切だと思う」と話した。

 

 

【受賞報告に訪れた

岡田センター長(中央)】

 

 

 上田市の信州大学繊維学部内にある一般財団法人浅間リサーチエクステンションセンター(AREC・エーレック)の専務理事、岡田基幸センター長(50)は「第11回地域産業支援プログラム表彰事業(イノベーションネットアワード2022)」で、個人表彰の「全国イノベーション推進機関ネットワーク堀場雅夫賞」に輝いた。 

 都内の表彰式に出席。このほど、上田市役所で土屋陽一市長に報告した。

 

 同表彰は、一般財団法人日本立地センターと全国イノベーション推進機関ネットワークが主催し、国内各地域で新事業・新産業創出のために、地域特性を生かし、優れた企業支援の取り組みを評価・普及するためのもの。

 受賞者のほとんどは団体で、今回優秀賞に信州大学が「信州100年企業創出プログラム」で受賞している。

 

 第3回(2014年)の表彰では、ARECが優秀賞を受賞した。

 個人は、地域産業支援者として、第6回から毎回1人か2人が受賞し、今回は岡田センター長のみが受賞。


 主催者による表彰の選定理由は、岡田センター長がARECで約25年間活動、コーディネータを1人から8人、0だったアドバイザーを25人に増員し、安定的な事業運営で会員企業などへの支援を充実。

広域の東信州次世代産業振興協議会に取り組みを展開し、時流を捉えた毎月の技術講演会などの情報提供で、会員企業の新たなビジネス展開を支援している―などとしている。
 

 岡田センター長は、これまでもイノベーションコーディネータ大賞文部科学大臣賞など個人や、ARECの取り組みで数々の賞を受賞している。

 アフターコロナ、ウィズコロナでの地域産業振興では地域ビジネスプロデューサーの活躍が重要だとしている。
 

 受賞報告で岡田センター長は「ARECはチームです」とし「個人で受賞したが、個人とは思っていないので、皆さんと喜びたい」と語る。

 
 土屋市長は「ARECでますます励んでもらいたい」と話した。最近の地域企業の要望として、人材確保が課題だとしていた。

 

 

 

【講演で草原のもつ価値を語る

田中准教授】

 

 

 上田地球を楽しむ会(林一六会長、60人)はこのほど「今年度総会・記念講演会」を上野が丘公民館で開いた。

 山城跡やため池に残る草原の保全などをテーマにした講演に市内外から約20人が参加。

 総会では役員改選など行い、新たに塚原吉政さんが代表に就任した。
 

 記念講演では、筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所の田中健太准教授(47)が「古くから続く植生の歴史的価値」として、菅平・峰の原の草原の成り立ちや歴史、草原保全の喫緊性や草原のもつ遺伝資源について語った。
 ここ100年で草原は減少し続け、全国の約92%が消失。

菅平・峰の原の国立公園内でも約92%が消失していた。

 

 田中准教授は「草原を守るべき対象として捉えていなかったのではないか」。

「草原を守るためには定期的に草刈りや手入れが必要」という。
 どの草原を優先的に守れば良いか、草原の歴史に注目。

草原には、森林伐採や造成などで生まれた数十年ほどの新しい草原と、菅平のように数百年から数千年続く古い草原がある。

 「草原は100年経つと希少種が増え、歴史が古いほど植物や共生微生物が豊か。ユニークな生きものも多い」とわかった。
 

 地域にある山城跡も古い草原で「戦国時代の草原のタイムカプセル」だという。

森林や新草原に比べ、イブキジャコウソウやオケラ、カセンソウ、シナノナデシコなど草原性希少種数がとびぬけて多い。

ため池の土手にも江戸時代の草原が残る。
 「山城は見晴らしを確保するため、草刈りなど地域住民が手を入れ維持してきたことで、当時の草原が脈々と残ったのでは」と田中准教授。

 「草原は地域の宝。地域の人が守ってきた山城は、歴史遺産であるだけでなく自然遺産としての価値も加わる」とし、地域に根ざした教育として「一校一城」「一校一池」を提案した。
 

 また、菅平の草原植物137種に膨大な共生微生物を検出。

高い抗菌活性を示し「未知の病原菌などに対し古い草原のもつ創薬材料としての遺伝資源価値は計り知れない」とした。

 「莫大で未知な遺伝資源が草原と共に消失している。人類にとって大きな損失。草原は微生物資源の銀行であり、先祖から受け継いだとてつもない価値。これまで気付いていない、まだわかっていないものこそ、なんとか次世代につなぐことが大事」だと語った。
 

 会場から「山城の遺構を維持するには樹木を残すべきか」との質問に「斜面防災には森林が一般的に知られるが、多年生草原にも相当な斜面保持力がある」とした。

 また「生物の多様性を保つには、草刈りはきっちりやり過ぎず、適当が丁度良い。歩く所以外は20㎝ほど刈り残すのがコツ」と話していた。

 

10日、午後1時~4時半(男女25~39歳)、10月1日午後1時~4時半(男性40歳代・女性35~40歳代)、塩田の里交流館とっこ館。


内容はボッチャで交流会、トークタイムなど。定員各回男女12人(男性のみ上田市在住・在勤者優先)。


参加費有料。
(電話)0268・27・2025(上田市社会福祉協議会)

 

 

【講演する中島さん】

 

【中島さんが自宅で実践するゼロカーボンの実例】

 

 

 

 上田市自治会連合会(中村彰会長)と上田市環境衛生協議会(同会長)はこのほど、世界環境デー(5日)に合わせ、自治会長研修会・環境フォーラムを、上田市サントミューゼで開催した。


  講演では「ゼロカーボンに向けてわたしたちができること」と題し、元長野県副知事で環境省室長等を歴任した市ゼロカーボン推進アドバイザーの中島恵里さんが、地球温暖化を起因とする豪雨や土砂災害等が頻繁に起きる現状から、2050年までにゼロカーボンを達成するために気温上昇を1・5度に抑える必要があるとした。

 

 1・5度ライフスタイル実現のためには、温室効果ガスが60%を占める日常生活の見直しが重要。

中島さんが富士見町で実践する生活を紹介し、衣食住全てに脱炭素を意識し行動することが必要だとした。
 また、小水力発電所、太陽光発電設備、薪ストーブ等脱炭素施設などの導入支援を行う脱炭素先行地域の松本市の例を示した。

 市内でも上田のNPO法人が進める事例と、公民館の初期投資ゼロの太陽光発電の設置や実証実験が進む地域通貨「もん」を活用した消費者と店舗の連携などに可能性があるとした。
 

 中村会長は「地球温暖化は深刻さを増し世界規模になっている。これを防ぐには身近な自治会での一人ひとりの自覚と行動が大切である」とあいさつした。

 

 

 

 

【柳屋建設駐車場でのフリーマーケット】

 

【18日午前に会場で対応していた

上田RCメンバー】

 

 

 上田ロータリークラブ(米津仁志会長)はこのほど、ウクライナなど世界の災害救助募金を目的にした、初のフリーマーケットを、上田市中央2の柳屋建設駐車場で行った。


 ロータリーでは、ウクライナの戦争の被災者支援のため、4月30日までロータリー財団・災害救援基金に世界中から寄付が寄せられ、食糧や医療物資などの支援に活用されている。

 上田RCでも232万円を同基金に寄付している。


 フリーマーケットについて米津会長は「基金ではウクライナを含む全世界の災害救助の寄付を始めている。

ロータリーの活動を行うためのロータリーデーとしてフリーマーケットを企画し、募金を呼びかけると共に、ロータリーの活動を知ってもらいたい」と話す。
 

 会場には、市内から衣類や本、雑貨、ポップコーン、パンなどさまざまな出店があり、出店料の一部も寄付に充てられた。

 

 

【左からソコラン駐日大使と
花岡市長、蓮見会長】

 

 

 東御市国際友好協会(蓮見義昭会長、80人)は、ウクライナ避難民救護活動を行うモルドバ共和国への支援として、今年3月から東御市役所を含め、7カ所で9月30日まで募金活動を行っている。


 同募金の総額が5月31日までに100万円余となったことから、このほど花岡利夫東御市長と蓮見会長が、モルドバ大使館のドゥミトル・ソコラン駐日大使を訪問。

 支援金報告を行った。
 

 ソコラン駐日大使は「東御市をはじめ、日本政府、日本国民の皆さまから多大な支援を受けており感謝している」と話した。
 

 東御市とモルドバ共和国は、ワインやくるみなど共通の特産物を通じて平成29年7月から「2020東京五輪のホストタウン交流」を続けている。

 ロシアのウクライナ侵攻により、同国は、東部に隣接するウクライナの軍事的緊張の高まりによる国内情勢もある中、数多くの”避難民の受け入れ”を行っている。
 

 なお、市及び同協会では、9月30日までに集まった募金を再度、大使館に届ける予定。