【施設のメンバーと筒けんで交流する
丸山さん(右から2人目)ら
=リベルテRoji】
【パフォーマンスをしながら街を歩く
金井さん(左)や高校生ら】
JDS(ジャグリングドット信州)=松本市=は、さまざまな道具が体の動きやコミュニケーションを生み出す「つながるサーカスワークショップ」を10日に上田市内で開く。
開催を前に、JDSの代表でサーカスアーティストの金井ケイスケさん(49)らがこのほど、上田市を訪れた。
坂城高校JRC部のパフォーマンスチーム「ツリネコメン」の3人と一緒に、生活介護や就労継続支援B型事業などを行うNPO法人リベルテの活動拠点3カ所をパフォーマンスをしながら回り、施設のメンバーや地域住民らと交流した。
ツリネコメンの丸山太夢さん(上田市)らはボールやクラブの技を披露したり、筒けんの玉を投げて受け止めてもらったりしてコミュニケーション。
丸山さんは「道具があるとコミュニケーションの第一歩に入りやすい。ジャグリングは障害のあるなしや年齢に関係なく誰とでも楽しさを共有できる」と笑顔を向けた。
金井さんは、昨年の東京パラリンピックで開会式の振り付けを担当。
「(ワークショップは)これからの時代を担う中高生に共生社会を考えるきっかけにしてほしいという願いも込めて企画した」とする。
ワークショップは、サーカス技術の練習を通じて協調性や問題解決能力などを育むソーシャルサーカス。
上田市の後は、軽井沢町や松本市の障害者施設やこども食堂などでも開く。
10日は、午後1時半から、同市中央2の犀の角。
参加費一般2000円、障害者手帳のある人と子ども(小学4年生以上)、学生は1000円。定員15人。
信州アーツカウンシル助成事業。
問い合わせ(電話)070・4116・3232(金井さん)
【デザインした図柄を彫って型紙にする】
【型を彫る市川さん】
【型】
【作品】
「子育ての時期もやめずに根気よく続け、気づけば40年余となりました。あきらめないで長く続けてきてよかった」と振り返る。
上田市の染織家、市川洋子さんは日本の伝統的な染色技法のひとつ「型染め」を手がけてきた。
型染めは、渋紙にデザインした模様を彫りぬいた「型紙」と、防染糊を用いて文様を染め出す技法。世界の染色技法の中でも最も精緻な文様を染め出す技術とされている。
市川さんが型染めと出会ったのは中学生の時。近くの骨董屋さんで型染めの大家、人間国宝の芹沢銈介さん(1895―1984)の絵ハガキを見たのが最初の出会い。
「感動したのを覚えている」。
大学を卒業後、東京で会社勤務をしていたが、結婚のため上田に戻った。
いつか型染めをしたいと思っていたため、地元の染織家に手ほどきを受けた。
型染めは、沖縄の紅型(びんがた)が有名だが「同じ技法でもこの地の風土に合った優しくて落ち着いた感じの型染めがしたい」と、野山の花をスケッチ。
葉や花の特長をとらえデザインする。
「型染めの工程はどれも大変で気が抜けない作業ですが、デザインが8割りです。最後に糊を落とした時、水の中から型が浮かび出たときがうれしい瞬間」という。
染色をはじめて16年目の1992年、「第1回長野県染色作家展」に型染めの帯を出品、染色作家協会賞を受賞した。
以後、毎年出品。
98年の同展第6回展で大賞、同12回展には知事賞、同15回展に優秀賞を受賞した。
「これからは手間がかかっても〃残せるもの〃を作りたい」と、柿渋を使って絞り染めのストールを作るなど様々な技法に挑戦している。
◇ ◇
市川さんは染色のかたわら信大繊維学部の農場で養蚕のボランティア「蚕飼姫(こがいひめ)プロジェクト」のメンバーとしても活動している。
このプロジェクトは10年ほど前、養蚕を復活しようと上田紬織物協同組合、信州大学、上田商工会議所が立ち上げた。
蚕飼姫が作った繭から糸や真綿を作る「繭友」というグループを作った。
繭友は蚕都上田を知ってもらおうと、小学校で生糸の座繰りや角真綿作りの体験、上田紬の原料の説明などして普及活動にも努めている。
今後の夢は「実母、故秋山百枝さんの版画と長女の直井恵さんの切り絵、長女の夫・写真家の直江保彦さんの作品でファミリー展を開くこと」という。
【走り初めを行う
信州上田おもてなし武将隊】
【サイクルポート11カ所の中の
信濃国分寺駅】
上田市・千曲市広域シェアサイクル社会実験が1日から昨年に続き始まった。
上田市は上田城跡公園で「走り初め」を行った。
電動アシスト付き自転車が借りられる上田市内のサイクルポート(専用駐輪場)は11カ所、千曲市のサイクルポートは10カ所。
返却はどのサイクルポートでも可。
そのため昨年、上田市で借りて千曲市のサイクルポートに返却したり、その逆もあった。
上田市内の自転車は全部で45台。
サイクルポートによって台数が違う。
利用できる期間は12月18日まで。
事業主体は上田地域シェアサイクル活用推進協議会、運営主体は㈱ハビタット、㈱日本海コンサルタント。長野県の地域発元気づくり支援金を活用。
利用には、スマートフォンで専用アプリをインストールなどして借りるか「1日パス」を上田市観光会館窓口や別所線上田駅で、購入することもできる。
詳しくは市の広報やホームページ、サイクルポートにあるパンフレットに記載。
今年の自転車は、充電のバッテリー容量が昨年より3倍の最新型。
平地ならば72㎞のアシストが可能だという。
使用する際の操作なども昨年より簡単になり、自転車のかごも大きくなった。
「走り初め」では”信州上田おもてなし武将隊”が登場。
「出陣じゃ」の発声でスタートした。
新型の自転車に乗った感想として「昨年よりアシストする力が強い」
「軽快に走り出せる。アップダウンの多い上田市には便利」と話していた。
問い合わせ(電話)0268・23・7132
青木村は原油価格と物価の高騰対策として、村民1人に対して5000円分の「あおき生活応援券」を、今月下旬から順次発送する。
対象者は6月1日現在の住民基本台帳掲載者の約4200人。
うち低所得者層約1100人とひとり親世帯約150人にはさらに5000円分を上乗せする。
低所得者層の定義は、住民税非課税世帯と住民税均等割世帯。
ひとり親世帯はひとり親と、今年3月31日現在で18歳未満の子どもが対象になる。
この対策は、国の地方創生臨時交付金を活用したもの。
関係予算は村議会6月定例会で可決した。
生活応援券は500円券10枚綴り。
村内の取り扱い店・事業所で使え、有効期限は来年1月31日。
問い合わせ(電話)0268・49・0111(住民福祉課住民福祉係)
【左から石塚総務部次長、石塚社長、須山校長、谷内支店長】
上田市踏入の㈱宮下組は、市立西小学校に簡単テント1張り(20万円相当)を寄贈した。
八十二銀行の地方創生・SDGs応援私募債で運転資金を調達した。
この私募債は、八十二銀行が発行企業から受け取る引受手数料の一部を割引し、発行企業がその割引分を活用して地域の学校などに物品を寄贈する商品。
同校でこのほど贈呈式を開き、同社の石塚博敏社長と石塚夕起総務部次長、八十二銀行上田東支店の谷内俊雄支店長らが出席。
石塚社長が須山千才校長に目録を手渡した。
寄贈したテントはワンタッチで組み立てられ、軽くて持ち運びが容易でコンパクトに収納できるという。
石塚社長は「毎日暑い日が続くが熱中症対策として利用していただき、子どもたちが安全に学校活動ができることを願っている」とあいさつ。
須山校長は「(6月4日の)運動会で使わせていただき、子どもたちの健康管理のために大変役立った。末長く大切に使っていきたい」と感謝した。
◇ ◇
宮下組は1910(明治43)年に設立し、今年で創業112年。
住宅、建築、土木の3事業を通じて地域の人の暮らしと産業活動に不可欠な基盤と空間づくりに取り組んでいる。
2018年には、同銀行の地方創生応援私募債で、市立第三中学校にホワイトボード1台を寄贈している。
【長地区での点検】
【傍陽地区での点検】
上田建設事務所は管内市町村と警察署、消防署などが参加する「土砂災害危険箇所パトロール」を、6月21日から24日まで管内各地で行った。
6月の「土砂災害防止月間」にあわせて毎年行っている。
数多くの危険性がある場所の中から主な地点を選び、目視で状態を点検しながら関係団体と情報共有することで、被害の防止や軽減を図っている。
24日、午前は上田市真田地域の4カ所を、NPO法人長野県砂防ボランティア協会のメンバーも含めて9人で巡った。
長地区の国道144号沿いにある急な斜面では、その上の民家から、国道に石が落ちないかどうかの心配の声もあって点検に訪れた。
斜面の状態を民家のある上から国道の下まで見て回り、緊急対応が必要なレベルではないとし、民家に住む人の話を聞いていた。
傍陽地区では、山林から市道を越えて農地に大きな石が落ちた現場付近を点検した。
山林を下から点検し、倒木や落ちそうな石などの危険な兆候がないか見て回った。
国では土砂災害から身を守るため、住んでいる場所が「土砂災害警戒区域」かどうか確認して、普段から地域の危険箇所の確認や、雨が降り出したら「土砂災害警戒情報」に注意するなどを呼びかけている。
【がけ崩れの主な前兆現象】
▽がけにひび割れができる
▽小石が落ちてきている
▽がけから水が湧き出る▽地鳴りがするーなど。
【地すべりの主な前兆現象】
▽地面のひび割れや陥没、段差ができる
▽がけの斜面から水が噴き出す
▽地鳴り・山鳴りがする
▽樹木が傾くーなど。
【土石流の主な前兆現象】
▽山鳴りがする
▽急に川の水が濁り、流木が混ざり始める▽腐った土の匂いがする
▽降雨が続くのに川の水位が下がる
▽立木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえるーなど。
長野県教育委員会は6月30日、学校生活での”児童生徒のマスク着用について”アンケート結果と、基本的な考え方を発表した。
アンケートはマスク着用が不要な場面についての指導状況などを質問したもの。
県立の高校や特別支援学校101校、市町村立の小中学校537校、計638校を対象に行った。
回答は594校(93・1%)から得た。
◆回答で、不要についての指導をしたのは
小学校で最も多く76・9%
中学校で62・3%
高校で32・9%
特別支援学校で62・5%。
指導した場面は、多い順に体育の授業、下校、登校、集団登校(小学校のみ)、運動部活動となっている。
指導後の児童生徒の状況は、ほとんど外しているが50・6%、ほとんど外していないが15%。
◆指導するにあたり困っていることについては
マスクを外しているときに会話を控えることが困難
子どもたちが適宜判断することが困難、指導の切り替えが難しい―などが多い。
アンケートの結果などを踏まえ、マスク着用に関する基本的考え方を示した。
★主な内容は次の通り。
▽マスク着用は、引き続き基本的な感染防止対策として重要
▽児童生徒が、感染リスクの低い場面では、安心してマスクを外すことができる環境を整えることが重要(着用について児童生徒が考える時間をつくり、保護者と認識を共有)
▽児童生徒が、マスク着用についてお互いの対応を尊重することが重要。
具体的には、花粉症などで必要な場合や、障がいなどで着用できない場合など。
各市町村教育委員会には、各学校でマスク着用か必要ない場面の指導方針を決定するよう求めた。
【入賞作品を発表する選考委員】
小諸市と市教委はこのほど、昨年度実施した「第28回 小諸・藤村文学賞」の”入賞作品発表”を、同市乙の中棚荘で行った。
小諸市ゆかりの文豪島崎藤村の、生誕120年となる平成4年に始まった文学賞。
一般、高校、中学の3部門でエッセイを募集している。
今回の応募作品数は一般707作品(昨年は793作品)、高校846作品(昨年528作品)、中学1073作品(昨年578作品)、合計2626作品(昨年1899作品)。
全都道府県から作品が集まり、特に応募が多かった地域は関東の818作品と中部の727作品。
海外からは7作品、小諸市内からは132作品の応募があった。
部門別では、中学高校の部の応募が大きく増加。
一般の部は例年並みの応募数で、20代30代の応募者が増えている。
入賞作品は各部門それぞれ、最優秀賞1作品、優秀賞2作品、佳作5作品。
地元予備選考委員が第一次選考と第二次選考を行い、4人の選考委員が本選考を行った。
また今回、市民と市内中学高校の生徒を対象とした市長賞と教育長賞を選出。
本選考入選作品と重複受賞はしないという条件で、一般の部市長賞、高校生の部教育長賞、中学生の部教育長の3作品が選出された。
今後、受賞作品とこの候補作品の作品集を制作する予定。
なお、今年度の29回同文学賞の作品も募集中。
締め切りは高校中学の部が11月30日、一般の部は来年1月31日。
問い合わせ(電話)0267・22・1700(市教委内事務局)
◇ ◇
最優秀賞、本紙関係分の優秀賞と佳作、市長賞、教育長賞の受賞者は次の通り(敬称略、学校名は応募当時のもの)。
【一般の部】
▽最優秀賞、峯田泰彦(東京都)「父の腕時計」。
【高校生の部】
▽最優秀賞、伊藤柚葉(静岡県・浜松学芸高)「三時間の家出」
▽優秀賞1席、浅川真愛(佐久市・小諸商業高)「国という壁を越えて」
▽佳作賞3席、成澤春花(東御市・小諸商業高)「おばあちゃんとの記憶」
【中学生の部】
▽最優秀賞、前岡里奈(東京都・町田市立薬師中)「中学校の統合と無常観」
【市長賞・教育長賞】
▽一般の部、朝月聡望(小諸市)「忘れえぬ記憶と共に」
▽高校生の部、今村翠(小諸商業高)「日常の疑問」
▽中学生の部、栁沢真帆(芦原中)「私の好きな町」















