【栁澤会頭】

 

 

 上田商工会議所の栁澤憲一郎会頭(69)は6月30日に開いた議員総会のあいさつで「今期をもって退任する」意向を示した。


 後任については会頭選考委員会を7月中に開き候補者を選定、8月22日の常議員会で発表。

 11月1日の臨時議員総会で正式決定する。
 

 栁澤会頭は「若い人が育ってきている」と退任の理由を話している。後任は3人の副会頭から選ばれる公算が強い。
 

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 栁澤会頭は2015年4月1日、会頭に就任。今年10月31日の任期まで務める。

 

 就任後の翌年1月からNHK大河ドラマ「真田丸」の放送開始にあたり「真田丸上田市推進協議会」の会長として「100日前イベント」などドラマを盛り上げるため数々のイベントを企画した。

 また、ドラマ開始後の1月17日には「信州上田真田丸大河ドラマ館」がオープン。主役の堺雅人さんらを招いて開館イベントが行われた。

同館の入込客は100万人を突破し、かつてないにぎわいに上田市は燃えた。
 2017年、これらの真田丸関連での取り組みが評価され、日本商工会議所から「きらり輝き観光振興大賞」を受賞。

 同賞は、地域の個が光り、他の商工会議所の模範となる観光振興活動に取り組む商工会議所に贈られる。

長野県下では初受賞だった。
 

 2019年には、ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会に出場するイタリア代表チームの事前キャンプ地の受け入れに尽力するなど地域を盛り上げた。

 

 

【講演する箱山教授】

 

 

 上田市材木町の上田市中央公民館はこのほど、千曲川の恵みを取り戻す講演会を開催した。

 長野大学淡水生物研究所長の箱山洋教授で「魚類の多様な生息地の利用とその分断化」と題し講演を行った。
 

 千曲川は、台風19号災害で壊滅的な被害があり、至る箇所で堤防の復旧工事が行われ、川ではあるが砂漠のような光景となったとした。

 また、同じ分布域でオオクチバスやブルーギルなどの外来魚が在来魚のアユやフナなどを捕食していて、河川工作物の施工により在来魚の生息域への進入を防ぐ必要があること。

諏訪湖への流入河川と水田水路を生息地とするフナなどの生息状況の研究から、すでに広く外来魚が分布している現状が見て取れることなどを話した。
 

 まとめとして、淡水魚は環境への適応進化の結果として様々な繁殖特性を有し、その環境は人工的な堤防・護岸や稲作など人の営みに大きな影響を受けていること。

上田市でも千曲川の支流や水路との連結や小さな水域の保全が淡水魚の生息に重要だとし、同研究所として今後も地道な研究や資料分析を続けることが重要になるとした。
 

 聴講した上田市住吉の保坂富夫さん(64)は「古くから地域に親しまれる千曲川の復活を目指す活動に期待し協力したい」と話した。

 

 

【和田小で行われたタイル作品制作】

 

 

 

 

 

 

 

 

 長和町の和田小学校、長門小学校の児童と、障がい者支援施設「山の子学園共同村」の利用者はこのほど、花模様のタイル作品制作を両小学校で行った。


 古町に建設中の古町コミュニティーセンター整備事業と、大門からコミュニティーセンター隣に移転した「山の子学園共同村」竣工の記念イベントとして実施。

 

 2つの施設は一体型の建物として整備されており、同支援施設は5月末に竣工している。


 イベントは、町と町教委が主催。

 同支援施設を運営する社会福祉法人樅の木福祉会、上田圏域自立支援協議会が共催。

障がいを知り誰もが暮らしやすい地域作りに向け、子どもたちと障がい者が交流する場を作る取り組み「Mosh!」のプログラムを活用した。
 

 和田小では、3年から6年の28人と同支援施設利用者7人が、長門小では4年から6年の90人と一部保護者、同支援施設利用者14人が参加した。
 

 制作した作品は、紙コップにモルタルを入れ、その上に小さなタイルを花模様に並べたもの。

それぞれが好きな色のタイルを選び、1人1つの作品を完成させた。完成作品は8月、両施設共同スペース「こまちの道」の地面に並べ、大きなタイル画にする。
 

 和田小6年の田中唯月さんは「タイルは100年先も残ると聞いたので、緊張したけど、楽しく作れた」と話していた。

 

 

【左から赤尾さん、土屋市長、岡さん】

 

 

 ドキュメンタリー映画「杜人(もりびと) 環境再生医矢野智徳の挑戦」が2日から15日まで、上田市中央2の上田映劇で上映される。

 

 矢野さんに学び「大地の再生士」として活動する造園家の赤尾和治さん(55)=上田市上田=と岡佐紀子さん(46)=安曇野市=が上映に先立ち、上田市役所の土屋陽一市長を表敬訪問。

 「自分たちの暮らしが水や空気を通して山や海とつながっていることが実感できる映画。いまできることのヒントをもらえるはず」とアピールした。
 

 映画は「土砂崩れは大地の深呼吸。息を塞がれた自然の最後の抵抗」と話す矢野さんの3年間の格闘と再生の記録だ。
 

 「大地の再生」は土木造園や建築の専門家らで構成し、山林や農地、河川、個人宅の庭などで、その土地の気候風土や生態系にならいながら環境を育む活動を実践している。
 

 2日、午後4時からの上映後は赤尾さんが前田せつ子監督とアフタートーク。

 3日は、前田監督のアフタートークがある。

 

 

【風景や人物などの力作が並ぶ】

 

 

 洋画愛好者グループ「曲耀会」は4日まで、上田市中央公民館1階展示室で作品展を開いている。


 会員14人が油彩やアクリルの風景、人物、静物など1人5点ずつを発表。

 全国公募の第一美術展に出品した大作も並ぶ。
 

 同会は毎月2回、同公民館で例会を開き同市上田の桶田明夫さんの指導で花や果物、写生などテーマを決めて描いている。
 

 入会4年目の同市蒼久保、稲葉すみ子会長は「自由な雰囲気で、ほめて伸ばしてもらっている。絵があると日々の生活が潤う感じです」。
 

 「秋色御射鹿池」を展示した同市上野の竹花廣子さんは「紅葉が美しく、感動をそのまま描きたいと思った。会に入ってわたしの世界は広がった。仲間からエネルギーをもらって描いています」と話していた。
 

 展示時間は、午前10時から午後4時。    

 最終日は午後3時まで。

 

7月3日まで午前9時半(土日曜10時)~午後5時、長野市岡田のギャラリー82。
 

人形作家の高橋まゆみさん(飯山市)が創作した人形約20体と写真パネル等を展示。
 

入場無料。
会期中無休。
問い合わせ(電話)026・224・0511