【サニーとうみクラブハウス内でポーズする鈴木さん】

 

 

【田中小運動会で6年生全員によるフラッグのパフォーマンス 】

 

 

 

 


  東御市大日向の一般社団法人SanyTOMI(サニーとうみ)=篠原博文理事長=は4月に総合型地域スポーツクラブをオープン。

 市内各所を舞台にこども運動スクールやダンス、カヌー体験など多彩なプログラムが好評で利用者が増えている。

 

 「仲間と一緒に体を動かす楽しさを伝えたい」と話すのは、アシスタントマネージャーの鈴木清香さん(24)。

 神奈川県出身で、日本体育大学体操部時代には合宿で東御を訪れ、地元小学校向けの発表や児童との触れ合いを経験した。

 縁あって3年前に「地域おこし協力隊」として東御市に移住。

今年からサニーとうみで働き、こども運動スクールやSanyクラブの講師を務めている。
 

 鈴木さんは「大学の体操部では100人で一つの演技を作って披露し、見る人を元気づけたり感動させる喜びがあった。苦手意識を持っている子にこそ、競うだけじゃないスポーツの魅力を伝えたい」という。

 これまで市内各小学校での運動指導や北御牧中学校で「ゆるスポーツクラブ」も行ってきた。
 

 今月、開かれた田中小学校の運動会では、6年生の演目「舞え、跳べ、走れ!力の限り!」の振付を担当した。
 依頼を受けてから演技内容を作成し、本番までの2週間で7回合同練習を行った。本番では、3クラス約90人がスティックやフラフープ、フラッグを使ったパフォーマンス3曲を披露。

6年生全員が一体となって波の動きなどを表現した。

 「保護者から、感動して泣いちゃったと声を掛けられた」と鈴木さん。

 「みんなで真剣に取り組んだ。息の合った演技で一体感を見せることができて良かった」と話していた。

 

◇  ◇
 

★SanyTOMIのプログラムは

 ▽小学生を対象にしたマット運動や跳び箱など「こども運動スクール」(SanyTOMIクラブハウス内)

 ▽5歳から中学生までのダンススクール「Girl’s HIPHOP K―POP」(東御市文化会館)

 ▽初めてでも大丈夫、小学生から大人「HIPHOP」(同クラブハウス内)

 ▽子どもから大人まで誰でも「スラックライン」(東御市中央公園第2体育館)

 ▽小学生(中学生以上大人も参加可)が自分たちで自由に遊びを考える「Sanyクラブ」(同クラブハウス内ほか)

 ▽明神池でカヌー体験や湯の丸高原ウォークなどシーズンプログラム。
 

 新規会員を募集中で、各プログラム1回500円で体験もできる。

 くわしくは「SanyTOMI」ホームページ。

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 問い合わせ(電話)0268・55・3330

 

 

 

 上田市上丸子のシナノケンシ㈱(金子元昭社長)はこのほど、ASPINAの製品「電動3爪ロボットハンド」に、適合した新製品を開発した。

 新製品は、新機能の「オートグリップ」。

 来年2月までに全機種へ適用し、製品の貸し出し(無償)を開始すると発表した。

 

 

 ASPINAは同社のコーポレートブランド。

 ロボットハンドで「あらゆるものの把持に挑戦」をスローガンに、これまで把持力などの機能をバージョンアップさせてきた。
 

 今回は、ロボットハンドユーザーの要望から、これまで硬さや大きさ、形状が違う把持する対象物ごとに動作指令の設定が必要だった。

 そのため、今回、ひとつの動作指令だけで済む「オートグリップ」を開発した。
 

 これにより、これまで導入前に必要だった試運転による調整や、カメラによる画像認識などで動作指令につなげるなどの負担の解消につながる。


 ロボットハンドの爪が対象物に触れた時に検知した結果から、対象物に対してかける力を最適化する。

紙コップからゴムボール、缶詰などをひとつの動作指令で潰さずにつかめるようにした。
 

 現在、販売中の全ロボットハンド製品の制御ソフト・ファームウェアを変更し、全機種に適用する。


 展示会には、7月2日まで愛知県国際展示場で開かれるロボットテクノロジージャパンに出品。
 

 オートグリップ機能を追加した製品の貸し出しは、同社のウェブサイトのお問い合わせフォームや(電話)0268・42・1133。


◇  ◇
 

 ロボットハンドとは別に同社は、長野県の地域内にバリューチェーン(価値を生み出す連鎖)の構築を目指す「地域内バリューチェーン構築支援事業」2次公募分補助対象者にこのほど決定した。

 県内中核企業が中小企業とともに行う製品開発などを支援するもので、同社の「自律走行型搬送ロボット」や「小型人工衛星向け姿勢制御ユニット」の開発が支援される。

 

 

 

 長野県法人会連合会、ながの結婚支援センターは30日、上田市天神の上田東急REIホテルで「プレミアム恋イベント・ふたりで夏色の思い出をつくろう」を開催する。

 25歳以上45歳までの独身男女40人(男性20人、女性20人)による出会いパーティで27日まで参加者を募集している。

 

 司会は人気婚活パーティ司会者の溝端勇二さん。

 1対1のプロフィールトークや立食、フリートーク、カップリング発表を行う。


 

 時間は、午後6時から8時半(集合時間5時半)。

 参加費は、男性6500円、女性4500円(当日払い、飲食代金含む)。
 

 問い合わせは(電話)026・227・0031(同法人会連合会)

 (電話)0268・25・4611(運営業務協力会社㈱ファイン・溝端さん)

 

 

 

 

 

【羽化した雌を拾い上げる作業をする

石井さん(左)と内久根さん】

 

 

【羽化した雌】

 

 上田市常田の上田蚕種㈱で、今年も蚕の種(卵)を製造する作業が行われた。

 種にする繭の原種(種繭)は群馬と茨城の養蚕農家に委託飼育してもらっている。

 

 6月13日に仕入れた種繭は雌雄鑑別し、雌に中国産の雄と交尾させて産卵となる。

 中国と日本産のハイブリッドにすることでより良い種ができる。

一連の作業は、2週間ほどで終わる。

 卵は冷蔵庫に一定の温度で保存したあと加温して人工的にふ化させる。
 

 作業は、同社の石井正宏さん(63)が中心となって行われ、同社OBの内久根秀幸さん(73)らが手伝っている。

昔から変わらない作業というが、年によって状態が異なるため目で確認しながらの作業となり、経験と勘によるところが大きいという。
 

 同社は、前身は大正6(1917)年、蚕糸業の関係者らにより設立され、同7(1918)年に営業を開始したが、第2次世界大戦により昭和16(1941)年解散。終戦後の同21(1946)年、再び上田蚕種㈱が設立された。
 

 同社での蚕種製造は、昭和40(1965)年ごろのピーク時には22万箱(1箱は2万粒)を製造していたが、高度成長期に入ると養蚕農家が激減。

 同時に中国からの輸入と化学繊維に押され、年々減り続け、現在では600箱を製造するのみとなってしまった。
 

 同社の宮本奉三社長は「養蚕農家がある限り続けたい」と、残された資産を運用するなど経営を続けている。
 

◇  ◇
 

 養蚕が盛んだった上田盆地は、千曲川とその支流が作る扇状地や河岸段丘が発達し、桑の栽培適地であり、年間降水量が1000㎜未満という気候が蚕の飼育に適していたため、長野県内でもとりわけ上田盆地は養蚕の産地となった。
 

 蚕糸業は、蚕の卵を生産する「蚕種業」。 

 蚕を育てる「養蚕業」。

 繭から糸をとって生糸にする「製糸業」。

 これらに分かれるが、上田はその蚕糸業がほかの地域より盛んだったため「蚕都」と呼ばれた。

 

 

 

【春繭の収繭作業をする蚕飼姫の

メンバーら】

 

 

 

【まぶしのなかの繭】

 

 信州大学繊維学部附属農場で春繭の作業が6月3日から始まり、無菌室で孵化(ふか)して、3回の脱皮を行った4万5000頭の春繭を収穫する収繭(しゅうけん)作業がこのほど行われた。

 

 蚕は繭を作るとき、足場となる蔟(まぶし)という枠の中に入って繭を作る。蔟から繭を取り外して収穫する作業を収繭という。
 収繭作業は農場の技術職員、伊藤隆さんらの指導で、同大学生30人と蚕飼姫(こがいひめ)のメンバー14人で行った。繭をチェックし、蔟から繭を外し、機械で繭の毛羽を取り除き、さらに一頭ずつの出来具合の確認と、順番に進められた。


 収繭した生繭は合計75㎏となり、同大学生の研究や教育に使うほか、上田紬織物協同組合を通して、蚕飼姫や岡谷市の㈱宮坂製糸所に届けられた。


 また、蚕飼姫として養蚕を手伝う繭友メンバーが、上田市内の小学校で座繰りや角真綿作りとしても使われる。


 蚕飼姫のメンバーらは、かつて栄えた「蚕都上田」の復活の一助となればという熱い思いで頑張っている。

 

 

【力作が並ぶ写真展】

 

 

 

 

 上田市などの写真愛好家がつくる「萌(もえぎ)会」は3日まで、上田市天神3、市立美術館のアトリエで写真展を開いている。


 同会は、昭和63年に発足し、現在の会員は60代から80代の12人。

毎月1回の例会を開き、それぞれ持ち寄った作品を評価し合って研鑽を積んでいるという。
 

 同市吉田の西川善昭さん(81)の「ファンタスティック」は上田市民の森公園で撮影した星空の写真90枚を合成して作成。

 「星空は目で見るよりもきれいに写る。ねらった写真が撮れた時の感動が忘れられなくて続けています」。
 

 同市真田町傍陽の山崎哲行会長(72)は、雲の切れ目から、光線の柱が放射状に降り注ぐ「天使のはしご」を撮影。

 市内の稲倉の棚田で偶然に出合った光景だといい「画像の1コマが強くイメージに残るのが写真のいいところ。身近な場所でも皆が気づかない魅力を再発見できるような写真を撮りたい」と話していた。
 

 入場無料。

 展示時間は午前9時から午後5時

 最終日は午後4時まで。

 

 

【壮大な風景の写真が並ぶ】

 

 

 日本風景写真協会長野第二支部(鳥川由美子支部長)は、4日まで「第2回 写真展」を上田市天神3の市立美術館市民アトリエ・ギャラリーで開いている。


 上田地域在住の支部会員16人が56点を展示。

幻想的なブナの林や朝日に染まる霧氷などそれぞれの感性で表現した風景の写真が並ぶ。
 

 同協会は全国47支部にプロ、アマ約1200人が所属。

長野第二支部は2019年に発足した。
 

 同市古里の笠原武さん(79)は茶色く枯れたハスの葉が池に沈み込む「終焉」を発表し「見た人に何かを感じていただけたらうれしい」。
 

 上田市中央東の鳥川支部長は「風景は一期一会。思ってもみない光景に出合えることもあり、その感動の一瞬を切り取りたい」と話す。
 

 入場無料。

 展示時間は、午前9時から午後5時。

 最終日は午後4時まで。