こんにちは(^^)
奥山リエ子です。
「どうして自分はこんなふうに
考えちゃうんだろう?」
「もっとポジティブに
受け止めることだってできるはずなのに、
なんでこんなに落ち込むんだろう。」
「どうしてこれがひっかっかるんだろう、
友人たちはみんな気にしてなさそうなのに。」
頭ではおかしい!とわかっていても、
なぜか反応してしまう。
違うことはわかっているのに
なぜか変えられない。
なんで!?
と、考えてもなかなか答えに
たどり着けないんです・・・
という方がよくセッションや
感情学修カフェに来てくださいます。
今日は感情科学的に
自分の内面を掘り下げる時のコツを
お伝えしますね。
実は細かいコツは
結構たくさんあるのですが、
まず一番の基本で絶対にはずぜない
大切なことは、
「なぜそれが嫌なのか?」
という問いをひたすらし続け、
隠れている一番の嫌なポイントを
掴むこと。
ここでうまくいかないのは、
答えがすぐに出てこないと
途中でやめちゃうからです。
なので、
セッションや感情学修カフェでは、
私がいろんな方向から質問をして、
たくさんお話ししてもらいます。
※感情学修カフェでは、
前半:レクチャー
後半:感情学修をやってみる
という流れです。
そうして話していく中で、
「あっ!」と
自分で感じられる、答えにつながる
「これ!」というものが見つかるのです。
例えば、
先週感情学修カフェに来てくださった方は、
経営者さんなのですが、
(ご本人の同意のもとシェアさせてもらいます)
「スタッフが目標達成していないのに
それに対しての策を考えていない。」
という出来事に、
非常に憤りを感じたそうです。
ここで感情的にならずに、
コミュニケーションをとりながら、
必要なことをスタッフに伝えていく
という可能性もある中で、
どうして憤りを感じるのか。
ちょっと話が逸れますが、
感情に振り回されると、
お仕事の効率や、疲労感にも
影響しますよね・・・
それも、仕事で成果を出したい!
という方たちにとっては
葛藤の元になっていると思います。
で、感情学修カフェでは、
「それの何が一番嫌なポイントなのか?」
を一緒に考えていきました。
やる気がない訳じゃないことはわかる。
当事者意識がないことが嫌。
自分と同じ目線でやってほしい。
そもそも目標達成の必要性を
理解していないことが嫌。
目標があるのに達成しないこと
そのものが嫌。
時間を無駄にしているのがとにかく嫌。
一番のポイントはなんだろう?
とじっくりじっくり考えながら、
いろいろと気持ちを出してもらう中で、
こう思うようになったのは
あの時がきっかけだな・・・
そう言えば小さい頃から
思っていたことがあったな・・・
と気づいていき、
ふっと
「私、サボっちゃいけないと
思っているかもしれない・・・」
(=自分がサボることを許せない)
という思いに気づかれて、
涙を流されました。
意識を向け続けたことで
潜在意識下から引き出されたんです。
サボっている(実際どうかはおいておいて)
ことが一番嫌なポイントだったのですね。
「サボっている」などの、
キーワードを掴むこともとっても大事です。
幼い頃から強迫観念的になっていて、
今では仕事以外のプライベートでも
ゆっくり自分の時間を取れない。
休むことができない。
そうとうがんばってこられたようです。
憤らせてくれたスタッフは、
この気持ちをケアしたほうがいいよと
教えてくれていたのですね。
とってもありがたいです。
一段目の価値観に到達できました。
気づいただけで、
かなり感情的にスッキリします。
でもこの先がまだあります。
「どうしてサボっちゃいけないのか?」
の、じぶんにとっての一番の理由を
探していくことです。
この理由に、今まで自分がサボっちゃダメだ!
と心休まらずにがんばってきた
体験の意味(ギフト)があります。
それを受け取るために、
さらに、問いかけていくんです(^^)
時間の関係で
今回の感情学修はここまででした。
思考を掘り下げる時には、とにかく
「なぜそれが嫌なのか?」
をつかむこと、意識してみてくださいね。
このクライアントさんは
また次回の感情学修カフェで、
自分で考えてきて
質問していただいたり
また一緒にその先を
掘り下げていったりしていきます。
ちょっと人には話しづらいという方は、
個人セッションでお話を伺っています。
あなたが何故か引っかかることには
必ず意味があります。
知りたければ、必ずわかります!
それを引き出してみませんか(^^)