こんにちは。
奥山リエ子です。
先週、幼稚園で、
花まる学習会の高濱正伸先生の
講演会がありました(^^)
とても面白かったです!
笑った笑った。
そして涙もちょっと。
1時間半がほんとあっという間で、
まだ終わってほしくない!もっと聞きたい〜!
というかんじでした。
いろんな話をお聞きしたのですが、
「母親」の存在は人間にとって
とても大きいことが改めてわかりました。
自殺を思いとどまった理由
「お母さんが悲しむから。」
一命をとりとめた人が発する言葉
「お母さん。」
だそうです。
これ、みんながみんなそうだということでした。
(残念ながらお父さんではないそうです・・・)
だから、「母親との関係がうまくいっていない」
ということが与えるマイナスの影響は、
人間にとってかなり大きいですよね。
そして、心が知らず知らずのうちに
痛み、弱り、硬くなっていく
原因になっていくのだろうと感じましたし、
私が30歳近くになって初めて自覚した
それまでの母親との関係からも実感しています。
ここでは、お父さんかお母さんか
ということではなくって、
「親」という存在について、
親子関係で何か課題がある方の参考になれば
と思い、書こうと思います。
先日の勉強会でのオープンセッションで、
参加者さんの価値観にフォーカスしていった時
「それは、
『親は絶対的に自分を理解しているはずだ』
という偏見からきていますね。」
という幸田先生からの言葉がありました。
とてもとても印象に残っています。
高濱先生の講演を聞いて、
理屈を超えて、本能的に「お母さん」という
存在に対して抱くものが人にはあるのだから、
そこで特別な価値観(偏見)を持つのも
ある意味当然なんだなとよくわかりました。
セッションなどしていると、
親子関係が一番根が深い問題だと感じます。
>理屈を超えて、本能的に「お母さん」という
存在に対して抱くものが人にはあるのだから
と書いたのですが、根本的に
親に対してのネガティブな感情を浄化し、
体験を全肯定していきたいのなら
(親子関係を良くするかどうかは
その後で自分で選べばいいことです)
その理屈を超えていそうなものの中の「理屈」
をしっかりつかむ必要があります。
やっぱり、親との関係を考えた時に、
親なんだから子どものことはわかるべき。
親だったら子どもにこうするべき。
など、「親だから」という理想(価値観)が
あるはずなんです。(ここが理屈です)
え!それ当たり前でしょ!!
みたいなことだったりします。
血が繋がってなかったら、
「そういう人もいるよね」と思える。
でも「親だから」許せない。
「親だから」という理想(価値観)が
今あなたのネガティブな感情の原因であるならば
(あなたを苦しめているとしたら)
それはただの理想ではなく、
「どんな時でも絶対にこうでなければならない」
という制約束縛になっています。
今、私が
自分の親との関係に徹底的に向き合って
全肯定できて、
さらに自分が子どもを持って思うことは、
「親に過剰な期待をしていたな・・・」
ということです。
父も母も私を愛して最善をと思って
育ててくれた。
でも私が求めていたことと違った。
私らしさを発揮できる環境が与えられなかった。
父も母もそこまでわからなかった。
それだけ・・・
に落ち着いた感じです。
だから、自分の子どもに対しても完璧な子育てが
できるなんて思ってないし、
その辺子ども達が勘違いしないように話しています。
いっぱい生きているから
知っていることはあなたたちよりは多いけど、
失敗もたくさんするし、
怒ったり泣いたりするし、
心に鬼もいる(笑・時節ネタで)。
どんなことでも、価値観(理屈)が
感情を発生させています。
「理屈じゃなくって、感情が〇〇させる」
みたいな言い回しありますが、
いや、それも理屈なんです!!
感情のせいにして終わらせてもいいですが、
変えようと思えば、本当に変えたければ
変えられるんです!
親子関係を本質的にひもとき、
望む関係性を作りたいあなたを応援しています(^^)
IRM認定インストラクター
奥山リエ子