新年が明けてから大分経ってしまいましたが・・・
今年もどうぞよろしくお願いします^^
奥山リエ子です。
昨年末は1対1での自己観察カフェに沢山の方のお申し込みをいただきました。
どうもありがとうございました。
いらしてくださった方達のご了承をいただいていますので、
今日は「お金」について、どうやって自己観察していくかを
ケースを元にご紹介したいと思います。

Hさん女性。
「お金を全部使っちゃって、気づくとなくなっている。」
のを改善したいということで自己観察カフェにお申し込みいただきました。
まず、「お金を全部使っちゃって、気づくとなくなっている。」
それをなぜ問題だと思っているんですか?
・・・からお聞きしました。
Hさん)大きな買い物をよくするし、ピンときたものを
すぐに買いたいんだけど、なくなっちゃっているとそれができないから。
貯金が必要ということですか?
Hさん)貯金にはメリットを感じていないんです。
大きな買い物をいつでもできるということと、
手元に大きなお金を置いておきたいということとは違うんですね?
Hさん)お金は手元になくていいと思っているんです。ない方がいいくらいです。
じゃあ、それはなくなちゃっている状態と同じですか?
望んでいる通りになっていますか?
Hさん)そうですね・・・なってますね・・・あれ?そうだったんた~!
・・・と実は自分が望んでいたようになっていたこと
思考が現実化していることが5分で実感できました^^
とはいっても、この気づきの状態では、
現実が変わることはまだないと思います。
もっと深く観ていくことが大事です。
そしてHさんが本質で望んでいたのはこの状態だと思ったので、
この言葉をプレゼントしました。
~IRM幸福の定義~
嬉しい・楽しい・気持ちいい・美味しい・心地よいなどの感覚を
感謝や感動を伴って心身共に実感し、
そのために必要な「人(人間関係)・もの・お金・時間」を
望むように使えると信じられる状態
この幸福感を感じられない時、自己観察をして浄化できると
そのギャップを埋めることができ、
この幸福の定義の状態に近づいていくことができるんです。
この幸福の状態になるための具体的な方法が自己観察です^^
そしていろいろとお話ししているうちに、
自分のためにお金を使うときに罪悪感がある
特に自分が凄く気に入ってほしいものを買い物するときになぜか・・・
ということをおっしゃったので、
これを改めて自己観察することにしました。
①出来事:自分が気に入ったものを買おうとしたとき
②感情:この特定に時間がかりましたが、
一番は「恐怖」だということに気づけました。
③目的:罪悪感なくお金を使えるようになる。
④恐怖の理由:
「お金がなくなるから」などいろいろと出た中で、
一番の理由は、「怒られるから」でした。
贅沢すると怒られる。と思うとのこと。
おじいさまが凄くお金を持っていて仕事でも大きなお金を動かしていたのに、
生活はすごく節約していたということ。
そして人をすごくコントロールする人だったそうです。
今、おじいさんにどんなお金の使い方をしているのかなんて
知られてもいないのに、怒られることもないのに
小さい頃に身につけた
④価値観:「贅沢すると怒られなければならない」
を信じ続けていたんです。
しかも、その「贅沢」も自分が決めた基準でしかないのにです。
そして、「恐怖」を感じている時に
小さいときの心に残っている出来事を思いだされました。
お父さんが酔って夜中に子ども達をレストランに
連れて行くことがあったそうですが、
お父さんお金持っているのかな?と心配したそうで、
今でもそのドキドキを思いだせるくらいだそうです。
それは、お金を持っていなかった時に、
お店とではなく、お母さんとのもめ事を心配していたということ。
このもめ事が恐怖。
Hさんに確認しながら価値観に変換してみると、
(ここも少しコツがいる部分です)
「お金を扱うと争いが起こらなければならない」
になりました。
全然今まで気づいていなかったそうでびっくりされていましたが、
お金自体が争いのもとだから、
お金を持ちたくなかったんだとご自分でも理解されていました。
だから、最初の
「お金を全部使っちゃって、気づくとなくなっている。」
という状態を自分で望んで引き寄せていたんですね。
その先の問いかけも少し進めてみました。
なぜそう思うのか?いろいろと質問していく中で、
「お金が人をコントロールするから」がでてきました。
だから争いが起こる→恐怖という繋がりです。
Hさんがお金にコントロールされていますよね。
と伝えたところ、確かに!!とすごくビックリされていました。
自己観察カフェ後のアンケートでも、
「自分がお金をコントロールしていると思っていたのに、
逆にコントロールされたいたことに気づいた」
のが、一番の気づきだったそうです。
これも大きな価値観です。
「お金は人をコントロールすべき」
「人はお金にコントロールされるべき」
・・・ここで時間になったので、
この価値観を観ていくことに対してはヒントをお渡しして、
後からメールでフォローすることをお約束しました。
この先のことはご本人と直接お話ししていないので
あくまでも私の察したことですが、
おじいさんが人をお金でコントロールしていたと
最初にお話ししていたことが、
きっと価値観の元になっていると思います。
ただ、私が聞く限りでは、
本当におじいさんがお金で人をコントロールしようとしていたのか?
という部分に疑問に感じました。
小さい頃のHさんならではの受け取り方の問題があったのではと思います。
お金のこと、コントロールのことは、
Hさんの生まれ持った課題じゃないかと思います。
全ての他人が鏡ということは、コントロールするおじいさんも自分。
おじいさんを本当に自分の鏡として観れて感謝できたとき、
お金の枠もぐっと広がるはずです。
ここがIRMの自己観察の醍醐味で、
全て自分だったこと。
全て自分が現実を想像していたことを実感できる部分です。
そして体験の意味がわかり、感謝や感動がぶわーっと湧いてくる。
これをぜひ体験してもらいたいです^^
そして、もう一つとても大事なこと、
気づくとなくなっているということから始まり、
全ての価値観からわかること。
「お金に対する感謝」
がとても大事です、ということも伝えました。
自己観察体験でここまでいろいろと明らかになったこと、
とても良かったと思います^^
Hさんが今までもいろいろなメソッドなどでご自分と向き合われてきたという
ベースもあると思いました。
この自己観察の続きはまだどうなったのかわかりませんが、
ここから絶対安心・絶対幸福を得ていただけたら・・・と思っています。
自己観察の流れはなんとなく掴んでいただけたでしょうか?
最終的な全肯定・オーダーの部分まではご紹介できませんでしたが、
最初の段階で大事な価値観へのフォーカスまでの道筋と
どういう価値観や思考でお金をとらえているからこの現実を体験しているか
ということがわかりやすい例だと思ってご紹介しました。
皆さんの自己観察のヒントになったらいいなと思います^^
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
IRM認定インストラクター
奥山リエ子
※1対1での自己観察カフェは昨年で終了しました。
今年からはご希望の方には個人セッションで自己観察を体験していただけます。
*** *** *** ***
問題の本質を明らかにし、
*** *** *** ***