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ハザードマップと住民の声

昨日は福島市のカフェ、プティペシェへ。
今年もカレンダーを購入頂いたのでお渡しに^^
2019年のカレンダーはお店入り口の前にありました♪
使っていただき本当にうれしい!



オーナーやお客さんから、

「その地域(我が家)は、福島市に長く住んでいる人なら住もうとしないところなの。。
以前も浸水したことあったから。。」
と言われました・・・叫び


もし、知っていたら。

2年前私がこの町に引っ越そうというとき、
ペットOKな物件はなんと2件しか出てきませんでした。

もしこの地域が浸水したことがある、
とその時知ったとしても、
じゃあやめたかというと、難しかったと思います。

でも、賃貸ではなく、新築戸建て終の棲家を考える上ではどうかというと、それは大きな判断材料になります。

それでも、今建てている住宅メーカーは、ハザードマップをみても過去の浸水については言及しませんでした

私たちも、「大丈夫だと思います」という何の根拠もない言葉に、それ以上しっかり確認することなく、今、 「特に早期水平避難が必要な区域」家を建てている真っ最中なのです。

「過去に浸水被害がないなら大丈夫」ということはないですし、
「避難が必要な区域じゃないから大丈夫」ということでももうないでしょう。

今日は地元の方と話して、改めてハザードマップの重要さそして自分のいる地域についてもっと関心をもつこと、交流することの大切さが身に染みたように思います。

お隣さんは知らない。
今はごくごく普通のことかもしれません。

だけどいざというとき、自分を助けてくれるのは、お隣さんかもしれない。
お隣さんを助けられるのは、自分かもしれない。
そんな万が一もあると、脳裏によぎった夜でした。



自分で自分を工夫する

仮住居の目の前に、
小さな小さな遊園地がある。
私は毎朝、そこの遊具のBGMである
「小さな世界」を聴いて目を覚ます。


世界中だれだって
笑いあり涙あり
みんなそれぞれ助け合う
小さな世界


こんな軽快で、核心を突いた励ましの歌詞。
朝9時には、もうこどもたちが遊んでいる。
これ以上の朝はないと、最近いつも思う。


仮住居には風呂がない。
ガスが通っていないので、湯も出ない。

先月、阿武隈川沿いに温泉/プール施設を
見つけていた私は、そこが被災者支援として
無料開放されているとHPで知り、通い始めた。

施設の存在を知っていて、ネットを使える
環境にいるから、分かった情報のように思う。


先月撮った、阿武隈川沿いのツルの森。


異世界のような光景が、跡形もなく消えていた。



福島県、特に沿岸部の方々の心労は計り知れない。
どうしてこんなに癒える間もなく災いは訪れるのか。

私も311津波と今回の台風で全て失って、
どうしてだろうと思う。

災いや何かを憎く思うような、
どうして私ばっかりと悲観するような感情ではなく、
純粋に「なんでだろう」と思う。


たまたま読んだ雑誌で、絵本作家の五味太郎さんがヒントをくれていた。

きっと何か意味がある。
そう思って、それが何なのか、
探偵のように日々の生活を観察している。

生き延びたモノとわたし

イラストレーターico.です。
今日は台風19号で沈没した我が家から、
生き残った家財を運び出しました。


まだ使える家財が、こんなに少ないとは。


石膏像も、これを使えるというのか。。

ここまで水がくると思わなくて、
収納の高い位置に大切なものを入れて、
ほとんど持ち出しはしなかったのです。


犬もいたので、最低限の避難セット、食料とカセットコンロ、犬のごはん、犬のゲージ。

私はぎりぎりノートPCと外付けハードディスクを持ち出しましたが、主人は手ぶら。

でも、じゃあもっと持ち出せばよかったかというと、そうでもなかった気も。


結局ボートで救出されたり、避難のための移動を考えたとき、大荷物は足かせに。
やむなくカセットコンロと食料は置いていきました。


311東日本大震災のときは、仙台駅あたりにいたけど、それでもここまで津波がきたらと思って、少しでも高い場所を求め夢中で走っていました。

もちろん仙台駅に津波がくるなんてないです。
それほど「万が一」に備えたということです。

でも今回は、完全に台風を舐め切っていました。全然危機感がなかった。

もしかしたら生死の境は、
実はとても身近に沢山あって。
私達は無意識に生きるための選択している。

「床上浸水で済むだろう」
家の中にいる、と私が選択していたら。

今回改めて、無意識ではなく、
生きるための選択をしたんだと感じました。