自分で自分を工夫する
仮住居の目の前に、
小さな小さな遊園地がある。
私は毎朝、そこの遊具のBGMである
「小さな世界」を聴いて目を覚ます。
世界中だれだって
笑いあり涙あり
みんなそれぞれ助け合う
小さな世界
こんな軽快で、核心を突いた励ましの歌詞。
朝9時には、もうこどもたちが遊んでいる。
これ以上の朝はないと、最近いつも思う。
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仮住居には風呂がない。
ガスが通っていないので、湯も出ない。
先月、阿武隈川沿いに温泉/プール施設を
見つけていた私は、そこが被災者支援として
無料開放されているとHPで知り、通い始めた。
施設の存在を知っていて、ネットを使える
環境にいるから、分かった情報のように思う。
先月撮った、阿武隈川沿いのツルの森。
異世界のような光景が、跡形もなく消えていた。
福島県、特に沿岸部の方々の心労は計り知れない。
どうしてこんなに癒える間もなく災いは訪れるのか。
私も311津波と今回の台風で全て失って、
災いや何かを憎く思うような、
純粋に「なんでだろう」と思う。
きっと何か意味がある。
そう思って、それが何なのか、
探偵のように日々の生活を観察している。



