昨日は、中国のWifi事情やDT上海から上海浦東国際空港へ行き方を書きました。
今日の記事も含め。中国への旅行を考えている人の参考になると思います。
と言う訳で、中国に行ってきたのですが、一番油断していた部分で、
まさかの連行、入国審査でのトラブルが起きましたので、報告します。
トラブルの理由さえ分かれば、中国を気楽に旅できますので、
要点をまとめて置きます。
連行の件は最後に出てきます。 まずは、日本出国から。
私の旅程は、
羽田-上海虹橋国際空港-上海1泊
-上海浦東国際空港-香港-香港1泊
香港-上海浦東国際空港-4時間トランジット-上海浦東国際空港深夜便で羽田。
という旅程です。
つまり最初は、上海2.5泊4日の旅だったのですが、ビザを取るのが大変で、
ノービザ渡航できる中国はTRANSIT滞在、目的地は他国を利用しました。
なので、上海ではなく、香港を目的地とした旅です。 目的地はソウル等でもOK。(笑)
この場合、「72/144hour TRANSIT」としてノービザで中国に渡航できます。
(72hourか144hourかは、空港によって違い北京や上海は144hour滞在できます。)
同行の友人がANAのDIAなので、こちらから、出国。
ところがカウンターでは、30分の検討が行われ、右端にちょっと写り込むソファーで待っていました。
最近、中国へ入国できず、返送させられる人が多く、慎重になっているそうです。
今回の問題は、同じ上海でも虹橋空港に入国し、浦東空港から香港に出国する部分。
同じ上海でも同じ空港で入国、出国しないことがANAに問題視にされました。
私は、事前に調べて無問題なのを知っていましたが、ANAが許可してくれなければ、
乗れません。(笑) ですから、次回は、同じ空港での入国、出国にしたいと思いました。
30分待たされましたが、無事に搭乗券を出してもらい。
ANAのスイートラウンジで、のんびりして出発しました。
記事ではバーカウンターで楽しんだ記事を書きましたが、
ラウンジの紹介や、食事編は、別記事にしますね。
ANAのビジネスクラスで上海虹橋国際空港まで飛んだ話も別記事です。
到着した上海虹橋国際空港は、一般の入国検査ブースではなく、
「24/144hour TRANSIT」ブースを探して下さい。
機内でもらえる一般の入国カードではなく、
入国審査会場に置いてあるこちらのカードを記入して下さい。
(日本語の解説が書いてあるので、撮影してきました。カードに日本語はありません。)
ちなみに、もし同じように中国に行かれるブロ友さんがいましたら、
予備でこのカードを持っていますので、差し上げますよ。(笑)
今回の場合、会場の係員が、「144hour TRANSIT」する旅客一覧を持っていたので、
(ANA側が作ったと思われます。)
一般の行列ではなく、「24/144hour TRANSIT」に案内してもらえました。
と言う訳で、事前に青い「144hour TRANSIT」カードを書いてあれば、
一般の入国より早く入国できちゃいます。
機内ではくれないので、現地調達です。メルカリで売っている人がいるかも。
ブロ友さんは、先着順でプレゼントしますね。
上海虹橋国際空港は、JALもANAも第1ターミナルに到着するので、
地下鉄の案内に従って進むと10号線に行ってしまいます。
地下鉄2号線に乗りたい場合は、第2ターミナルから乗って下さいね。
上海で1泊しまして、
上海浦東国際空港からは問題なく香港に出国できました。
ただし、セキュリティー検査などは、とても厳しくて、
カバンから、PCはもちろん傘やモバイルバッテリーも取り出され検査です。
金属を全部外したのに、手首、足首など体中を触られました。
上海浦東国際空港のCXラウンジの様子は、こちらの記事に書いてあります。
平JGCで入れるビジネスラウンジに
シャンパン、それもローランペリエがあるとは。。。。。(笑)
香港1泊を楽しみまして、人生最後のこちらでチェックインです。
担当者が、いっぱい情報を入力しているのが印象的でした。
今回の香港滞在最大の楽しみは、20年続けたワンエメの最後として、
キャセイパシフィック航空(CX)のラウンジを楽しみ尽くすこと。(別記事にします。)
帰りの上海浦東国際空港では、空港を出ず、数時間TRANSITするだけなので、
気楽です。(そのはずだった~)
ピアラウンジで、フルコースの食事を頂き、マッサージを受け、
上海では、深夜2:30の深夜便なので、カバナのお風呂もゆっくり楽しんでから、
(空港にいるとは思えない優雅な場所です。)
もちろん湯上がりのシャンパンも楽しみまして、
こちらから、上海浦東国際空港まで搭乗です。
お腹いっぱいなので、機内では、ハーゲンダッツとウイスキーを頂きまして、
アイスとウイスキーのマリアージュも楽しんで、
上海浦東国際空港に到着。
飛行機を降りたところで、VIPを待ち受ける係官が立っていました。
そのVIPって誰だろうとチラ見したら、まさかの私の名前(と友人の名前)(汗)
CXは、もちろんエコノミークラス。
VIPのアテンドでなく、不審旅客(我々)の連行でした。(滝汗)
(連行されていく我々、、、、、、、)
一般の旅客とは別ルートで、エレベータにも乗って、、、、
エレベータは警備員付き。
これは連行ではなく、入国せず、出国エリアまでのアテンドかなあとも思ったのですが、
そんなに甘くはなく、我々の身柄は、入国審査官に引き渡されました。
そこで、予備審査です。旅程などを確認されまして、、、、、、
雰囲気から言うと、2日前の上海では144hourの入国許可ではなく、
24hour入国許可しかなかったので、
1泊2日でまた中国に戻ってきたのが不審がられたようです。
ルール上は、どちらも24/144hourTRANSITなので無問題なのですが、
ルール上より、怪しい旅程が引っかかるのは当然。
予備審査では、上席と相談しながら許可され、
やっと「24/144hourTRANSIT」の入国ブースに並ばされました。
青い「72/144hourTRANSIT」カード書く暇も場所もなかったのですが、
行きの旅程で予備のカードに事前記入していたので助かりました。
「24/144hourTRANSIT」ブースでの入国審査では、また、審査のやり直しです。
事前審査してあるのですから、そのまま通してよ!!と思いましたが、
横の連絡はされておず、最初から上席と相談しながら審査されました。
友人は私の後ろに並んでいたので、
係官に次の人は、私の友人で同じ旅程だと伝えたら、
友人は、スムーズに入国できました。(笑)
友人の後ろに並んでしまった人は、舌打ちをしたとかしなかったとか。
乗り継ぎ時間がいっぱいあって、良かったです。
ちなみに私の乗る羽田行きのNH968(2:30発)のチェックインは23時から。
22:45にチェックインカウンターに到着しました。
我々は、上海に入国せず、乗り継ぎカウンターからそのまま出発エリアに行きたかったのですが、
ANAは、それに対応しておらず、入国して再チェックインでした。
その為にこんなトラブルになったと思われます。
ちなみに入国させてもらえなかった時、我々はどうなったのでしょう。
上海から羽田までの航空券は持っている訳で、ANAの職員が迎えに来てくれて、
乗れたのかなあ。とも思いましたが、、、、、、、、
まあ、時間はかかったけど無事に帰国できたので、ホッとしております。(笑)
今回の教訓
1.中国には他国を目的地として「72/144hourTRANSIT」を使えば気楽に旅ができる。
(3日か、6日間も旅できちゃいます。入国後国内線での移動もOK)
2.中国入国と出国が別の空港だと、ANA側が慎重になり航空券を出すまでに時間がかかる。
(空港には早めに行くのが大切です。)
3.このプログラムを利用する場合、中国に戻らず第3国から帰国するのがお薦め。
(一緒に虹橋空港にいたカップルは、上海3泊、ソウル4泊で帰国するって言っていました。)
4.ルール上、無問題だろうとこちらが主張しても中国がNOと言ったら入国できない。
(怪しい奴を入国させないのは、どの国も同じですね。(笑))
この記事が何かの参考になれば、嬉しいです。
いちろうのもう一言
羽田には、定刻より10分早く6:00に到着できました。
109番に着いたので、入国審査会場も近かったです。
ただし、ターンテーブル付近は、大混雑。
さらに有人の税関検査はブース数が減らされており、大行列。
いつものように紙の税関申告カードとVisit Japan Webの登録をしていたので、
今回は、Visit Japan Webを使い、自動化ゲートでスムーズに入国し。
6:12発の京急線に乗れました。降機してからの最短記録になったかも。
Visit Japan Webの事前入力がもっと簡単になれば、良いのになあって思います。
PC版でやろうとすると、前回、「ログインしたまま」を選んでおいても
リンク切れして、再ログイン。
パソコン上にIDや、パスワードが残されない設計になっているので、
パスワードを思い出すことから始めなければなりません。
ログインしたのですから、住所などが残されていれば良いのですが、
前の旅行を選び、「住所情報を使いますか」の質問にイエスしないと引用できません。
前の情報を残しておいて、「変更がありますか?」にすれば良いのに。
申告内容も14ページに「いいえ」しなければならないのが面倒です。
これも「前回の旅行と変更点はありますか?」にすれば良いのに。
他国では、免税範囲旅客の税関審査はなくなっています。
(農業国のオーストラリアなどは、検疫の部分で検査が厳しいですが。)
日本もせめて、性善説に立って、入力画面の簡素化に期待します。
悪人は、Visit Japan Webに嘘を書いて、堂々と自動化ゲートを通過しちゃうんだろうなあ(ボソ)
それより、免税範囲旅客の税関検査はやめて、余った係員は、
降機した瞬間から、監視カメラなどで、不審者を見張り、税関審査エリアで、
不審者をピックアップして検査した方が良いような気がします。