昨日は、長生きなら元本保証年利8%超投資 年金の繰り下げ受給を検討しませんか?
という記事を書きました。友人から、年利8%にはならないだろうという指摘を受けました。
その通りなので記事にも元本は、受け取れません。と書いておきました。
あくまでも長生きすれば8%以上の投資になるという話です。
言いたかったことは、以下の4つです。
「年金とは、長生きリスクに備えるためのものである。」
「生活に困らないなら年金を受け取るな。」
「年金は人生の最後の砦である。」
「年金を損得で考えない。」
以上で考えて、繰り下げ受給を考えれば、
1年の繰り下げ受給で77歳から、
5年繰り下げで81歳からお得になり、長生きのリスクを減らせます。
エクセルの表を正確な増額率に変更しました。(単位は万円)
1
5年繰り下げで老後資金リスク(入院、介護等々)が増える81歳から、
死ぬまで1.42倍の年金を受給できるって、超高齢化社会では検討できる気がしました。
皆さんからのコメントで気がついたことを追記します。
良い話と悪い話がありますので、良い話から書きます。
1.70歳未満まで、繰り下げ受給しても取り消せる。
70歳になるまでに判断すれば、
65歳から繰り下げ受給をやめる日までの年金を一括受給できます。
早く死んだ場合、遺族も一括受給できるのです。
なので、繰り下げ受給を選択しても70歳になるまで判断を保留できます。
年金の時効は、5年なので、遡って請求ができる制度です。
利息の無い貯金のつもりで繰り下げ受給の権利を5年間持てます。
2.65歳未満で、厚生年金を受け取れる年金は特別支給。
私は、64歳から厚生年金が出ますが、これは特別支給なので、
繰り下げ受給とは無関係に受け取れます。 来年の私への誕生日プレゼントになりそうです。
繰り下げ受給は65歳になるときに改めて判断すればOKです。
3.国民年金と厚生年金を分割して考えてOK。
国民年金だけ、厚生年金だけを繰り下げ受給することができます。
次に繰り下げ受給に悪いというか悩ましい問題。
自分より歳の若い妻(配偶者)がいる場合です。(年収800万円以下など条件あり。)
妻(配偶者)が65歳になるまで加給年金が支給されるのです。
(加給年金は家族手当のような存在)
今年の場合1年間に388,900円支給されるのですが、
繰り下げ受給するとこれを放棄しなければなりません。
我が家、2歳離れているので、777,800円捨てることになってしまうのですよね。
(正確には我が家は、1年10ヶ月の差なので712,984円)
このお金を捨ててまで、繰り下げ受給するのか悩みが深まりました。
我が家は、上記の3で書いたように、加給年金のある厚生年金は、繰り下げず、
国民年金だけ繰り下げるのが、良いのかなあ。って思っています。
せっかく、繰り下げ受給を検討しているのに加給年金に邪魔されちゃうって残念です。
この記事に書いたように、国民年金は、満額受給できるようにしましたので、
65歳から、年間781,700円の国民年金が受け取れます。
これを5年間我慢する予算は、390万円。 これをゆとり資金で賄えるなら、
70歳から、毎年111万円の年金が一生受け取れます。 その差は約33万円。
70歳を過ぎても健康だったら、33万円は、投資に使っても旅に使っても良さそうです。
繰り下げ受給を検討しているのに加給年金に邪魔されちゃうって、
国だって、繰り下げ受給の方が有り難いはずなのに。(笑)
いちろうのお礼
この記事を書けたのは、詳しく教えてくれたアンナさん、ももさん、Yasushiさんのお陰です。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します。
いちろうのもう一言
今年は、インフルエンザと新型コロナの同時流行が考えられます。
インフルエンザの検査キットも市販してくれれば、自分で検査して、
陽性ならネット診察で、タミフルなどを処方してもらえれば、
医療逼迫も起きない気がするのですが、ダメなのですかね。