75歳以上生きる予定の人は、2年前に国民年金をお得に受け取る方法を記事にしました。
75歳以上生きる予定の人で、この方法を知らない人は大損しますので、読んだ方が良いかも。
そろそろいちkanaさんの支払いをしなければならないので、この記事を書きます。
ただし、資料は2年前のものですが、理屈は同じ事になります。
国民年金は、40年(480ヶ月)で満額になりますので、
学生時代に納付していなかったなどで満たない部分は、
60歳から65歳までに、国民年金に任意加入して
480ヶ月に足りない部分は、納めてしまいましょう。
支払った保険料は単純計算で、65歳から75歳までに回収できて、
85歳まで生きれば、支払った金額の2倍が戻ってくることになります。
具体的に上の表で説明すると、私の場合 (なので、2年前の資料です。)
大学時代に保険料を支払っていなかったので、35ヶ月満額に足りません。
35ヶ月の保険料578,900円の支払いで、
65歳からの年金が56,999円/年増額されます。
つまり、支払った保険料は10年で回収できて、
それ以降は、死ぬまで年間56,999円得することになります。
私が、任意加入しなかった時の65歳からの年金は、724,701円/年額なのですが、
任意加入して満額支払えば、781,700円/年額受け取ることができます。
支払った年金は、社会保証料控除により、税金を取り戻せるのも大きいですよね。
ただし、
※60歳以降も厚生年金や共済年金に加入している人は、国民年金に任意加入できません。
ちなみにiDeCoなどをやっていない人は、+400円/月の付加保険料を支払うことができます。
この付加保険料は、2年で元が取れて67歳からは得になります。
是非、自分が国民年金を満額受給するに何ヶ月足りないのか、
自分が何年国民年金を納めているかは、
年金ダイヤルに電話して、
基礎年金番号を言えばその場で教えてくれますので、検討してみては如何ですか?
[0570-05-1165(ナビダイヤル) または03-6700-1165(一般電話)]
60歳~65歳の国民年金任意加入は、
年金事務所(または頼りない市の国民年金課)で手続きする必要があります。
月末までに申し込んだ分については、その月から納付することができます。
また、割引のある前納は、年に2回しかチャンスがなく、6ヶ月前納は10月だけ、
1年、2年前納は4月だけです。
手続きに時間がかかりますので、2ヶ月前には申し込みをして下さい。
私はマイルも欲しいので、クレジットカード払いの申し込みをしました。
年金事務所では、2月28日までに申し込めば、4月にクレカによる24ヶ月前納ができ、
14,540円の割引が受けられます。 (これは令和4年度の金額です。)
397,320円の支払いのところ、382,780円で済むと言うことです。 (令和4年度の場合)
2年払いで3.65%安くなる、つまり、年率に換算して1.83%お得になります。
つまり、75歳以上まで生きるなら元本保証の1.83%投資と言うことです。
しかも、3,820マイルもゲットできますよ。
しかもしかも85歳まで生きれば、元本は2倍返ってくることになります。
カード払いにするためには、市ではなく年金事務所への申し込みが必要です。
※ 年金の金額や保険料は、毎年少しずつ改定されますので、金額は若干変更されます。
わかりやすく書くため、半年払いや、月払いの方法は省略しました。
半年払いをクレジット払いするためには、8月31日までに申し込みする必要があります。
この記事へ続きます。
いちろうのもう一言
この投資が失敗するのは、75歳より前に死んでしまうことなのですが、
早死にすれば老後の不安はない訳で、やはり、老後資金が減ってきて、
働くこともできない75歳以降に得する投資はお得かなあって考えました。
多摩地区は三鷹駅の北にある、武蔵野年金事務所で手続きしたのですが、
とても親切に対応してもらいました。
ただし、年金記録や名前の確認などをその場で行ってくれるので、時間がかかります。
1時間は覚悟して下さい。
なので、相談予約をしてから行くのがお薦めです。
予約しないと待ち時間+1時間かかってしまいます。
いちろうの独り言
0570から始まるナビダイヤルの存在意義が分かりません。
今、携帯電話から一般電話は無料の方が多いのに、
何故、有料のナビダイヤルにかけなければならないのでしょうかね。
せめて、ナビダイヤルと一般電話を併記して欲しいと思います。
年金ダイヤルは併記されていて嬉しいです。
今年の夏は今日まで
天気予報を見たら、明日の昼間の最高気温が、20℃届かないようですね。
今日の30℃が最後の夏になりそうです。蚊さんも来年までお休み下さい。