1分間マネージャー と 「Teeth」 | 新見一郎

新見一郎

勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

●お気に入りの1曲

音楽を聴くのが好きです。

最近、いいなぁと思った曲を紹介します。

今回は、

5 Seconds of Summer の「Teeth」です。

これはいい曲ですね。

とにかく、入りとサビがかっこいいですね。

気に入ってしまい、「Teeth」を収録した『CLAM』というアルバムと『Young blood』というアルバムを買いました。

今後の 5 Seconds of Summer の活躍に期待したいと思います。

 

5 Seconds of Summer - Teeth (Official Video) - Bing video
 

 

●今週読んだ本

今週は、『1分間マネージャー』という本を読みました。

1983年に翻訳されたビジネス書です。

129ページ程の本で、ストーリー仕立てで、マネジメントのあり方について説明されています。

 

 

 

この本で紹介されたマネジメントを一言で説明するなら、

部下に目標設定をさせ、うまくいったら褒めて、間違っていたら叱る

というものです。

 

目標設定、称賛、叱責を、それぞれ1分間で行うから、1分間マネージャーです。

 

最も重要なのが1分間目標設定です。

れは上司が部下に目標設定をさせ、その目標を管理する方法です。

それでは、具体的に何をするのか?

 

①部下に目標を複数たててもらう。

②各目標は何回も読み直し、1分間で読むことができるよう、1枚にまとめてもらう。

③各目標を、毎日1分間読んでもらう。

④自分の行動が目標と合致しているかどうか確認してもらう。

 

これだけです。

もちろん、放任しているだけで全てがうまくいくわけがありません。

目標をたてる段階では、上司と部下が協議します。

1分間では完了しませんが、これはしょうがないことです。

ただし、これを繰り返し行っていくことで、部下が成長します。

そうすると、上司が何も言わなくても、部下が自発的に目標を設定して、成果を上げるようになるというものです。

 

次に1分間称賛についてです。

これは部下を褒めて、部下のモチベーションをアップする方法です。


①部下に対して、前もって、仕事ぶりを指摘する意図があることを伝える。
②良いことをしたら、その場で、すぐに褒める。
③正しく、うまくやった事柄を具体的に話す。
④どんなに良い気分になったのか、それが組織やその中で働く人々にいかに役立つかを話す。
⑤沈黙をうまく使う

⑥引き続き同じように頑張るよう励ます。
⑦握手をしたり、肩を触れたりして、組織の中で部下が成功することを援助していることをはっきりわからせる。
 

これを1分間で行います。

 

次は、1分間叱責についてです。

これは部下を叱って、同じ過ちを犯すことを防止する方法です。


①部下に対して、前もって、曖昧ではない言葉で指摘するつもりであることを伝える。
②間違った点は、直ちに叱る。
③何が間違っているかを具体的に教える。
④間違いを見てどう感じたか、確実なはっきりとした言葉で話す。
⑤叱った後、沈黙の数秒間おく。
⑥握手をしたり、肩を触れたりして、本心から部下の味方であることをわからせる。

⑦高く評価していること、好意を持っていることを伝え、過ちやミスはそれで全ておしまいであることに言及する。

 

これを1分間で行うというものです。

 

目標設定、称賛、叱責、これらの作業を短い時間で行うことが重要です。

そして、これらをしっかりとやることができれば、時間にゆとりのあるマネージャーになれるというわけです。

 

 

 

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