電気主任技術者第三種の試験勉強をしています。
今日で3週間が経過しました。
●理論
前回も言いましたが、「理論」という科目は難しいです。
「理論」をコンスタントに勉強して、考え方を頭に染み込ませる必要があります。
このため、毎日、直流回路、静電気、電磁力、交流回路の問題を2問ずつ復習しています。
すぐに内容を忘れてしまうし、そもそも理解が浅かったので、この復習をこなすだけで1時間以上要してしまいます。
それでも、この地道な作業をすることで、少しずつ、電気の計算が頭の中に染み込んでいってます。
今日は、インダクタンスについて少しだけ説明をしておきます。
インダクタンス、公式は以下のとおりです。
L=NΦ/I
L:インダクタンス(Hヘンリー)
N:巻数
Φ:磁束(Wbウェーバー)
I:電流(Aアンペア)
このままで憶えるよりも、
LI=NΦ
として、「りんじ(磁)」と読んだ方が、憶えるのが楽です。
しかしながら、これを何の気なしに憶えると、そもそもLが係数であることを忘れてしまいます。
Lが係数なので、当然ながら、Iが変動することで磁束が変動し、誘導起電力が働くわけです。
それから、抵抗Rや静電容量Cと同様に、Lが面積や長さと関係があることを思い出します。
そうすると、当然、以下の公式も憶える必要があります。
L=μA/L ・ N~2
インダクタンスは巻数Nの二乗に比例するのが出題ポイントになりますね。
それから、インダクタンスは、時間が経過すると、短絡状態になるということを学びました。
インダクタンスの電位差は、瞬時的に起電力となりますが、時間が経過すると、最終的にゼロになるわけですね。
●進捗
3週目が終わった現時点での進捗です。
『みんなが欲しかった電験三種』の問題を1回は解いて、解答を概ね理解したのは、以下のとおりです。
①理論 = 直流回路・静電気・電磁力・交流回路・三相交流回路・過渡現象
②電力 = 水力・火力・原子力・その他発電・変電所・送電
③機械 は全く勉強していない
④法規 = 電気事業法・その他関係法規
もちろん、まったく歯が立たず、内容を理解できない難問もあります。
それから、理解したつもりでいても、実は理解できていないこともあるでしょう。
さらに言えば、せっかく理解できた問題も、数日もすれば、解き方を忘れてしまいます。
そして、本試験では、過去問と同じ問題は出題されません。
まだまだ、これからですが、頑張っていきます。
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