H29技術士の試験について(実際と予想のギャップ) | 技術士を目指す人の会

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勉学を通じて成長をナビゲートする講師。
2008年に技術士合格後、「技術士を目指す人の会」を立ち上げ、多数の技術士を輩出。自身も勉学ノウハウを活かして行政書士、世界史検定2級、電験三種に合格。

月曜日は技術士試験でした。

受験生の皆様、お疲れ様でした!

 

平成29年度の上下水道部門の水道は、以下のようなテーマが出題されました。

 

Ⅱ-1

 ①鉄マンガン処理

 ②消毒処理

 ③管路(設計)

 ④設備(機械)

Ⅱ-2

 ①アセットマネジメント

 ②高度処理

 ①水循環基本法

 ②管理(広域化・官民連携)

 

今年の試験ですが、上下水道部門の水道について言えば、去年よりも、比較的、解答しやい問題だったと思います。

合格者多数を期待しています。

 

それで、僕の予想はどうだったのか?

まず、出題テーマの予想ですが、次のような内容でした。

 

出題頻度と話題性の両方が高い「極めて重要なテーマ」は、

 ①水質管理(全体)

 ②設備

出題頻度が高い「重要なテーマ」は、

 ③管路(維持管理)

 ④高度処理

 ⑤クリプトスポリジウム

話題性が高い「重要なテーマ」は、

 ⑥管理(広域化・事業)

 ⑦災害対策(地震)

 ⑧施設全体(地球環境)

 

 

実際に出題されたテーマと予想テーマを比較すると、

 ②設備 ⇒ Ⅱ-1-④設備(機械)

 ④高度処理 ⇒ Ⅱ-2-②高度処理

 ⑥管理(広域化・事業) ⇒ 管理(広域化・官民連携)

 ⑧施設全体(地球環境) ⇒ Ⅲ-①水循環基本法

という具合です。

予想が的中したテーマもありますが、正直、バッチリとは言えない感じですね。

 

ただし、この予想テーマを踏まえて、僕が作成した予想問題があります。以下の13問です。

 Q1(膜ろ過)

 Q2(水質全体:摂取制限

 Q3(水質全体:異臭味)

 Q4(管路:不断水工法

 Q5(危機管理:BCP)

 Q6(高度処理:消毒副生成物)

 Q7(設備・環境

 Q8(管路:管種選定・口径決定)

 Q9(管路:既設管内布設工法)

 Q10(広域化:小規模水道の事業運営が難しくなってきている現状を踏まえて)

 Q11(官民連携:水道事業の経営基盤の強化策として)

 Q12(設備CPS)

 Q13(管理;アセットマネジメント)

 

赤で着色している部分については、まぁ的中したと言っていいのではないかと思っています。出題頻度と話題性のマトリックスで予想するコンセプトについては、適切だったと思っています。

それから、解説をしたものあるので、今年受験された方のために、少しは貢献できたなぁ、なんて思っています。

 

また、平成29年度技術試験の解説をしてきたいと思います。

口頭試験対策になるし、勉強にもなるので、是非、ご覧になってください!

 

ちなみに、

※予想問題については、H29 技術士試験 予想問題(選択科目) で説明しています。詳しくは こちら をどうぞ。

※平成29年度の予想内容は、技術士合格法(6.4:極めて重要なテーマと重要なテーマ)  で説明しています。詳しくは こちら をどうぞ。

※予想方法については、 技術士合格法(6.3:出題頻度と話題性の把握)

で説明しています。詳しくは こちら をどうぞ。

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