東京タロット美術館 | ぼくは占い師じゃない

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易経という中国の古典、ウラナイの書を使いやすく再解釈して私家版・易経をつくろう! というブログ……だったんですが、最近はネタ切れで迷走中。

いつ完成するかはわからないのですが、今、絵本のようなものを書いて(描いて?)いるのでその参考になるかもしれないと、オラクルカードの類のことをぼんやりネットを見ていたら、東京タロット美術館というところがあるのを見つけまして、ここのところはまず町を出ることはなかったのですが、なんとなく、ふらっと行ってきました。

占術ということでは、ぼくの場合、易一本槍なのですが、タロットのデッキもいくつか持っていることは持っています。

まあしかし、買ったはいいけど読まない本のようなもので、ほとんど何も知らないに等しい状態ですので、初めてということでいろいろ説明していただき、実りある時間を過ごさせていただきました。

本を読むのもいいけど、ひとさまからレクチャーしていただくというのも勉強という意味でもとても効果的なものです。

短く感じた時間でしたが、タロットとは何ぞやという概要から始まってその歴史までしっかり説明していただきました。

拙作「トモルオン」もゆるやかにではありますが、タロットとのかかわりもあります(「トモルオン」解題(その3)-「22」)。「トモルオン」では自前のシステムとタロットとの間で、いわば勝手な対応を取っているのですが、タロットの解釈というものが存外自由であることなどがわかり、ちょっと安心しました。

タロット美術館はワンフロアではありますが、お茶のサービスもあり居心地のいい空間でした。

入ると最初にスタッフの方の説明があり、一枚カードを引きます。
引いたカードは記念に持って帰れるのですが、ぼくが引いたカードは「14:節制」でした。バランスが大事ということですね。

あれ?

説明してくれたのは……

ひょっとして、ニチユーの社長さん?

いまごろ気づいたりしています。

失礼しました。
ありがとうございました。