一○奏-ichienso- のブログ -5ページ目

ヴァインナハツロデオ2023


今年もあっという間にクリスマスシーズン。
そして今年最後の一大イベントWeihnachsrodeo(ヴァインナハツロデオ)に出展してきた!
今年からイベント会場が変わり、ウチから徒歩15分の隣駅になった。搬入作業など楽に行えて非常にコンビニエンス。
Colosseum Berlin
と言う場所で、元々大きな映画館だったホール。
コロナ禍に入り潰れた建物をリノベしてイベント会場としても貸すようになったみたい。
最近映画館としても一部再会してる模様。
歴史が垣間見える古い煉瓦の壁も所々に残っていて、個人的に雰囲気が好きだった。
肝心の売上は例年に比べて大したこと無く、肩透かし食らった。正直期待外れ。
会場は良かったけど、土曜日はお客さん少なかった。
それでも今回も色んな出会いもあり悪くはなかった。
日曜日はある程度挽回し、結構接客出来た。
接客業は逆に暇すぎると疲れる。
まあそんなこんなで一先ず終わり、明日からはゆっくりしよう。
余った作品の一部はスカイツリーのお店に送る予定。
撤収前の風景。
お疲れ様でした。
映画館の絨毯が昔の名残りを醸し出してる。
映画と言えば10日程前にthe first Slamdunkを観に行ってきた。パット見映画館とは思えないような、やべーとこで上映されてた。
ポスター発見して、あー、ここで合ってたわと認識。
殆ど人が居なかったが、映像や音質は外見とは裏腹に良かった。
別の映画館で宮崎駿の「君たちはどう生きるか」がはやくも上映中との新情報を仕入れたので近々行ってみる予定。

Japanmarkt、ドイツ料理&フォトブックついに完成!


昨日11月26日(日)はベルリンで開催されたJapanmarkt(ヤーパンマルクト)に出展してきました。
開催前に主催者からオンラインチケットは既に完売しており、非常に多くのメディア、テレビなどで取り上げられてるので、混雑が予想されます。とメールでアナウンスがあった。
その予想通り、当日は沢山のお客さんで賑わっていて、僕等のブースが吹き抜けの2階だった事もあり、熱気でかなり暑かった。
会場はFestsaal kreuzberg(フェストザール クロイツベルク)というベルリン、クロイツベルク地区のイベントホールで、野外ではたこ焼きなどの日本食の他にも肉まんとかも売ってました🇯🇵
出展者の日本人の割合は以外にもそこまで多くなく、半分ぐらいか?そのくらい。
オーガナイザーもドイツ人女性。
今回2階の通路っぽいとこに僕等のブースがあったので、人でギュウギュウ感がすごかったです。
ただ一つ残念だったのは、僕のドイツ人友達のサンディーとその娘のイザベラと、サンディーの弟のモーリスと彼のガールフレンドの4人が本来僕を訪ねに遊びに来るはずだったのが、2時間も待って入れなかった事。
気温が1度ぐらいの外で2時間も行列の中待って、中に人が多すぎるからオンラインチケットで前売り券を買った人じゃないと入れないとエントランスで言われたそうです。それは酷だ。
みんな楽しみに待ってたはず。
特にサンディーとモーリス今年日本に初めて旅行して、スーツケースいっぱいにお土産をかったと言ってたのに。
特別今回はクリスマスマーケットシーズンというのもあり、人が多かったのかもしれない。
一般的にお客さんも日本の文化や人柄が好きな方々なので、結構普段のドイツのマーケットよりも暖かみや優しさを感じると言うか、日本人に対してリスペクトも感じて心地よかった。
そんなこんなでイベントは大盛況に終わった。
軽い打ち上げをしようとウチの近所のZur Hexeと言うドイツ料理のレストランに行った。
こじんまりした老舗で、60代後半ぐらいの夫婦が経営してる様子だった。
そのおじさんがめちゃくちゃ優しくて、バイエルン地方のトラディッショナルな衣装を着てて似合ってた。
ほんでこれ!↑
骨付きの漫画に出てくる肉みたい🍖
ワンピースのルフィが食べてるのとかコレか?
これはEisbein(アイスバイン)と言うドイツの伝統料理。
豚の脚肉。バインは脚と言う意味のドイツ語。
アイスはドイツ語で氷とかアイスクリームの意味で、なんでだ?と思ってたけど、ラテン語のischia(脚)から由来してるみたい。
旨かったけどマジでデカくて、2人がかりで食ったが食い切れなかった。
豚の皮がちょっとプリンプリン系で食べられなかった。
隣のテーブルの人が、これの揚げたバージョン食べてて、今度はそっちを試したい。
いやぁそれにしても充実した一日だった。
普段飲まないシャンパンも小さなグラスで頼んじゃった。
そしてこの本を見て下さい!↑
今回のブログのメインでもあるICHIENSO Masato Takahashiのフォトブックがついに完成しました。
これは2冊しかつくってません。
イベント出展で見せる自分用と、両親への贈り物。
ストーリー仕立ての内容でところどころドイツ語と日本語のテキストが入ってます。
4,5ヶ月前にミュンヘンのイベントで出会ったドイツ人写真家のBen(ベンジャミン)と打ち合せを何回も重ね一緒に作った。ついに形になって嬉しい!
内容は僕自身のポートレートやアトリエ写真、使い慣れ今では自分の手のように扱える工具達の写真、作業風景、デザイン画、作品の写真など。
丁度クリスマス1ヶ月前に完成したから、これから日本に向けて発送すればちょうどクリスマス前に到着するかな?
Ich liebe euch beide (イッヒ リーベ オイヒ バイデ)の気持ちを込めて。
ふう、それにしても2週連続ミュンヘンとベルリンでイベント出展したら疲れたけど、両方大盛況で清々しい気持ちでもある。
しかし3週間後に今年最後のクリスマスマーケットが控えてる。
在庫も大分減ってきてまだ気を抜けないけど、今日はゆっくり休みます。



色んな事あり過ぎミュンヘンの旅

嘘みたいな事が起こり過ぎたので、忘れないうちに、そして今現在暇過ぎる状態にあるので記録しておく事にする。

今はミュンヘンからの帰り途中の電車(ICE)の中。

まずはミュンヘンで行われたJapandult(ヤーパンドゥルト)から話を始めることにしよう。

イベントは相変わらず沢山のお客さんが来てて賑わってた。前回7月に来た時はイベント開始前に数百人(?)以上の大行列で込み過ぎた事もあり、今回は午後2時までは前売り券を買った人のみ(チケットソールドアウト)が先に入場出来る仕組みになってた。
1人中国人のお客さんがデカい作品を2点買ってくれたのがびっくり&嬉しかった。
イベント終わりには出展者友達のカップルとドイツ料理食べに行った。
値段が高い割には味は普通だった。
今回はミュンヘン中心街に一泊。
安宿だったけど、十分キレイで朝食付きで美味しかった。
翌朝外に出ると晴れてて気持ちいい。
見慣れない建物と古い建物が沢山で新鮮な気分だった
実は一○奏 -ichienso-のフォトブックを前回のJapandultで出会ったBenと制作中で、彼はミュンヘンに住んでるからこのタイミングで最終確認をしたいと提案され、中央駅付近のカフェで会った。
背表紙の俺の苗字のスペルが抜けてる部分があったりwして、会って良かったが、何よりなかなか来れないこの場所ミュンヘンでまた彼に会えて嬉しかった。
無事に最終確認を済ませ、ホワイトウォールと言う印刷会社を通じてオーダーした。
あと2、3週間もすればウチに届くことだろう。
ベンと分かれたあと、旧市街へと足をはこんだ。
バカでかい扉の大聖堂があったり、それよりも素晴らしかったのは聖ミヒァエル教会だった。
見て下さい。この美しい光。
そして彫刻やパイプオルガン。
すべてが素晴らしい。
荘厳とはこの事か。
そしてとても静かで神聖な空気を感じた。
外の装飾されたスタチュー、天使や悪魔もクオリティ高すぎでしたわ。
素晴らしいアキテクチャーの数々がある旧市街を進むと、なんだか簡素な初期のドラクエみたいな建物も発見。
これはこれで面白い。
どっかの絵画のような川と橋の風景。
僕たちはDeutsches museum(ドイツ博物館)に向かった。
数々の飛行機。ライト兄弟みたいな昔の物もあれば最近の物まで沢山展示されていた。
時間がなかったからゆっくり出来なかったけど、面白い昔の物が本当に大量に展示されていた。
特に気に入ったのはこれ!↑
デカいレンズの何コレ?
不思議なモノばっかり置いてあって魔法の部屋みたい。
ミュージアムを後にし、17時53分ミュンヘン中央駅発、ベルリン行きの電車に無事に乗った訳だが、ここからが珍道中。
説明するのも非常にややこしい。
僕たちは間違いなく、ベルリン、ゲズントブルンネン駅行きの電車に乗ったんだ。
元々、ベルリン中央駅行きだと思っていたけど、ゲズントブルンネン駅ならベルリン中央駅より我が家に近いので、そこまで行くならラッキーと思ってた。
そして、ニュルンベルクに到着する前にアナウンスでベルリン中央駅行きの人はお乗り換えください。みたいなアナウンスがあった。
僕はゲズントブルンネンに行くんだから乗り換えなんて必要ないと思っていたら、乗っていた電車の行き先がドルトムントになっていた。
ICEの電車の半分がベルリン行きで、半分がドルトムント行きにニュルンベルクで分裂して分かれたのだ!
特にトリッキーなポイントが、ミュンヘンで出発したときはベルリン「ゲズントブルンネン駅」行きと書いてあったにも関わらず、ニュルンベルクでベルリン中央駅行きの方はお乗り換えくださいとアナウンスされた事だ。最終目的地として書いてあったベルリンゲズントブルンネンはどこいってんねん。
まあその後Würzburg(ヴュルツブルク)からBamberg(バンベルグ)と言うどっちも聞いたこと無い街に電車を乗り継ぎ、BambergからErfurt(エアフルト)に行き、Erfurtからベルリン中央駅を通過し、最終的にベルリン、ゲズントブルンネンに深夜1時56分に到着予定(あと15分で着く)。
0回乗り換えで帰れたハズが3回もICEを乗り換えて4時間遅れ。
最後のICE車内で温かい野菜カレーを食べた。
しかも最後の電車が40分遅れて来たのでクソ寒い中プラットフォームで震えながら待ってたから心底あったまった。旨かった。
まだまだ話足りないこともあるけど、この辺で。
ぶっちゃけかなり疲れたけど、非常に濃い2日間でした。
深夜なのでローカルトレインは終電過ぎてるからゲズントブルンネンついたらタクシーで帰ります。
てか来週日曜日もまたベルリンでヤーパンマルクト出展しなければならない。
いきなり明日から制作しなきゃか〜(泣目)
でもMasatoクエストの経験値はアップした模様。