最近の4つのイベント出展記録 4/27〜5/11まで

約2週間前にケルンに行ってJapanmarkt Köln(ジャパンマーケット ケルン)に出展して来ました。
僕の作品は全然日本っぽく無いのですが、お客さんは多く優しく日本大人気だなと再確認。
円安も重なり、沢山の旅行客が今年も日本を訪れるでしょう。
最近結婚指輪を作成したドイツ人夫婦も10月辺りに日本に旅行に行くと言っており、露天風呂付き客室の旅館がオススメだとアドバイスしました。

ケルン大聖堂
800年近く前からあるそうで、最初は小さな教会が増築によってデカくなったとか。

中は美しい神聖な空間

入場は基本無料で8ユーロを払えば上に登れ、
533段の螺旋階段を登り切るとライン川やケルンの街が望めます。

533段の螺旋階段は息が切れる程でしたが眺めは素晴らしかった。

夜もスゴい

ケルンから帰って来て翌週はベルリンのビール工場で出展。
この日はマーケットの主催側が出展者が多い為、突発的に開催したイベントだったので、お客さんに情報が知れ渡って無いんじゃないかと思う程少なかったです。
中と外があり、僕等は中の入口付近で出展。

みんなめっちゃ暇そ〜w
でもビール工場の建物の雰囲気はイイ感じ。
出展者はビールかソフトドリンクが1杯無料。
ちょっと面白いのでまた来週5/18に行きます。

一昨日、5/10(土)はベルリン、モアビット地区のお馴染みクリエイティブイベント、Artminius21(アートミニウス21)で出展。
長くお世話になっているイベントなだけあり、僕の作品を知ってる人もたま〜に声掛けてもらえたり、
プライベートでオーガナイザーのおばちゃんとも仲良くさせてもらってる。

そして昨日はKunstmarkt aus Berlin wedding (ベルリンのウェディング地区アートマーケット)に出展。
快晴で気温もちょうど良く、友達も遊び来てくれて楽しく過ごせた。

今週末5/18(日)のビール工場どうなるかな〜
Ostermarkt(イースターマーケット)
イースターは日本ではあまり馴染み無いけど、キリスト復活祭で、ドイツではクリスマス並みにメジャーで休日になってます。なんとなく日本で言う子供の日に近い。

朝の空気は澄んでて気持ちいい〜^^

気温も丁度良くていい感じだ🌞

桜じゃないけどキレイな花咲いてた
あとアパートじゃないデカい一軒家ばかりだった

セットアップ完了!
お客さん来るかな〜

目の前のスタンドの人がポストカード買おうとしたら1枚くれた、ラッキー♪

お客さんキター!
ビックリしたのは年配のお客さんが多かったこと

どうやら旧西ベルリンのこのエリアは昔からの富裕層が住んでるとか。どーりでデカい家ばかりなのかぁ、と納得。

200mぐらい続く歩行者天国的なマーケット
出展者はおよそ100ブース
隣のブースの間隔も広く空いててゆったりしてました。

メキシコプラッツ駅のすぐ横で電車がすぐそこ

午後ちょっと雲行きが怪しくなってきたけど、気温は20度近くまで上がり気持ちいい春の陽気になりました。

18時にイベント終了。
隣の出展者の方がここのオーガナイザーのクリスマスマーケットも良いと言ってたのでちょっと気になってる。
あと、このイベントが有名なのか、3人の別のオーガナイザーからそれぞれ別のイベントのお誘い頂いた。
もらった名刺やフライヤーから情報見てみようと思う。
買い取りの店とベルリンアート工芸国家賞

先日ベルリンで唯一作品を取り扱っていただいてるお店、Lanjaraに行ってきた。

かなり個性的なおばちゃんが経営しているレザーバッグショップでランダムな頻度で一○奏-ichienso-作品を選んで買い取りして頂いてる。


ベルリンでも桜が満開や🌸

また新しい作品も制作中
これは去年行われたCrafts and Design 2024 Landespreis Kunsthandwerk Berlin(工芸とデザイン 2024 ベルリン芸術工芸国家賞)と呼ばれるもので、5人の審査官が1位〜3位まで+奨励賞を選ぶ。
1位が1人、€4000(約¥640000)
2位が2人、€3000(約¥480000)
3位が2人、€1500(約¥240000)
奨励賞が2人、€1000(約¥160000)
思ってたより賞金額が高くはなかったが、名誉ある賞であることは確かだ。

↑この椅子が1位の作品でした。
白樺の樹皮を使ってるらしい。
賞を受賞するにあたってのポイントが少し見えた気がした。
それはただ単に作品を作りました。と言うだけでなく、作品の名前や技法やバックグラウンドや素材なども審査官の心を動かすのに重要なんじゃないかって事だ。
例えばこの椅子は様々な伝統的な技法とモダンな形状と持続可能な素材を組み合わせで完成された構成を作っているらしい、との審査官のコメント。
更に背もたれの籐細工とメタルフレームのコントラストも評価されている。
ちなみに作品名は「MORE」

↑そしてコレが2位のブローチ
エナメル、シルバー、琥珀、ガラスで出来ている。
作品名は「TRACES OF TIME」(時間の痕跡)

後でじっくり読んでみよう

↑これも3位の1つ
一緒にこのセレモニーに行ったインガおばちゃんの知り合いの旦那だった。
これは楽器でハープのような素敵な音色だった
最大3人まで同時に演奏も可能
素晴らしい作品だ
丁度3位のオリジナルハープのおじさんの時だ

↑食べ物もオシャレな一口サイズの料理が色々と無料で提供されており飲み物もそうだった。
こんなオフィシャルなアート工芸セレモニーに初参戦出来た事は良い経験。
それと同時にセレモニーに行く前は来年2026年も開催されるので参加したい気持ちでいっぱいだったが、審査官の心を動かす素材や技法や作品の意味をアピール出来る自信が全く無い事が判明したのが悩ましい。
奥深い勉強になったが、自分の中に無かったコンセプチュアルな部分をどう作品に落とし込む事は課題だなぁ。