日本一時帰国中、4月〜5月中旬まで振り返る

4月4、5(土日)
僕たちはドレスデンに出張出展

↑ベルリンに戻り、また日本向けの作品を仕上げる。
このときはリトアニア産の琥珀のネックレスなどを制作。

↑4/14(火)ついに日本へ向けて出発!
今回はフィンランドを経由して帰国
この季節は朝からかなり気持ち良い!

そしてゴールデンウィーク中の5月5、6(火、水)に名古屋で開催されるクリエーターズマーケットに向けて時計を制作。
今回のお花時計はカメラレンズを使用。

ダブルルーペも仕上げたが、時間なくてこの程度で限界。。

なごや満載弁当食いながら出展
ゴールデンウィーク期間に開催だったからか、客足はまばら。

5/9(土)八王子で開催された、アンダークラフトマーケットに初参加。
深海の生物をモチーフにした作品や、直径20cmぐらいある本物の蛾の標本や、ゴシックやスチームパンクなど、アングラ(?)をテーマにした怪しい作家さんが集まってました。
僕は急遽仕上げた地球儀ライトと共にひっそりと参加。
5/23、24(土日)はビッグサイトで開催されるデザインフェスタに参加します。ブースNo.J-93.94(南館1F)
お近くの方は是非遊びに来てください^^
婚約指輪 - 廃墟に咲く花 -
経緯を話していきます。
この時点では金属は真鍮。

そこから8金に鋳造、
初めて鋳造に出した。
ゴム型とシリコン型があり、真鍮からだとゴム型の場合、完成後約6%縮む。
シリコン型だと約3%縮むらしい。
頭の中ではシリコン型(3%)分を想定して原型を真鍮で制作した。
たまたまドイツ人の友達が働いている鋳造屋に原型を持参して見てもらったら、石を入れる余白が十分あるのでゴム型が良さそうとアドバイスをもらった。
たしかに縮んでる事がわかったが細部まで原型通り忠実に再現されていて満足!
石を嵌める爪の長さ厚さも十分だ!

↑そこから微調整し削ったり磨いたり、最後に丁寧に慎重にオパールを包んでいき、完成?

↑だが実は裏側の穴からよーく見ると、小さなクラックを見つけてしまった(涙)。。
1個しかないオパールの原石。
もう頭の中は真っ白。。
しかもいつ、ヒビが入ったか分からなかった。
元々オパールは割れやすい。
と知っていて、十二分に集中して制作していたのに。。

↑表面からはクラックは全く見えないのに、なんだか石が白っちゃけていて、輝きも鈍く見えた。
(しかも爪を閉じたらデザインも悪く見えた)
その後、僕はなんとか修正出来ないか、頭をフル回転したが答えは見つからなかった。
翌日、手元にあるエチオピアンオパールで代用できないか考えた。
でも石の形も大きさも全然違う。
昔、作品制作でガラスをダイアモンドビットで削った事を思い出した。
これで削れないか?
まずエチオピアンオパールを水に濡らし削るとスルスル削れる!
よし、これはイケるかも!?
と思ったのも束の間。
エチオピアンオパールは水をスポンジのように吸う。
そしてすぐに石は白くなった。。
これは全然ダメだ。。
また落ち込み、完全に途方に暮れる。
脳裏にアクリル樹脂でクラックを補修?も考えたが、婚約指輪だぞ?
そんなの絶対にダメだ。
しかもお客さんに何て説明するんだ??
オーストラリアンオパールはエチオピアンオパールのように水を吸わないが、やはり衝撃に弱い為、お風呂やシャワー、手洗い時も極力外した方が無難な事が後の調べで分かった。
それでは婚約指輪として日常使いは出来ない気がしてきて、ここで完全にオパールを使うのを諦める。
そこで今、自分が持ってる多彩な色に輝く天然石が無いか探したところ、唯一出て来たのが小さなダイアモンド(0.05カラット)
もうコレしかない!
ダイアモンドだけでは味気無いので、ルビーとエメラルドも追加
そして完成した作品がコチラ
が、完成した作品はその要望とは明らかに別物になった。
鋳造直後の長い石留め爪は短く削り、先を丸く整え、まるで廃墟の様に見えた。
その中に輝く小さなダイアモンドと宝石達
まだお客さんには伝えてない
そのお客さんはWeddingmarkt(ウェディングマルクト)と言うベルリンで定期的に開催されてるアートマーケットに来てくれる常連のドイツ人のお客さんで、言わば顔見知り。
でもこのブログに書いたストーリーを全て話す。
既にマテリアル代を頂いてるが、この作品で了承頂けなかったら勿論全額返金する。
史上最悪の事態からの挑戦が終わり、
今はちょっと気持ちも軽くなった。
洗練されたICHIENSOリュックサック

大変遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます!
2026年もよろしくお願いします😊
去年からコチラのリュックを制作しており、時間掛かりましたがついに仕上がりました!
ここからクリスマスマーケットシーズンに入り、なかなか作業が進まなかった。。



























