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茨大ボート部のブログ

試合結果や漕艇部の日常を更新します!

前回ブログを投稿してからあっという間に1ヶ月が過ぎ、時間がたつのは早いもので気づけばもう20日です。

何を書こう、もうネタ切れか…!?不安

 

 

この1ヶ月であったこと…、

 

 

懐漕会がありましたね!指差し

 

 

懐漕会とは、ボート部のOB・OGの方に艇庫に来ていただき、艇に乗り、懐かしんでもらおう!そして交流を深めよう!という会です。通常であれば、午前中はボートに乗っていただき、午後からは会食が行われるそうなのですが、このご時世なので、会食無しで行われました。前回の懐漕会はオンラインでの開催だったため、私自身、対面での懐漕会は初めてでした。私は初めてお会いする方がほとんどだったので、今日だけは、はじめましての方に超絶猫かぶりを発揮して静かになる自分を押し殺し、コミュ力開花させるぞ、と意気込んでおりました。

 

 

乗艇された方は、何年も乗艇していないはずなのに、ナックルはもちろん、ダブルやシングルも乗りこなしていて、当時どれだけ乗っていたのかを感じるとともに、数年後の自分は真冬の沈が怖くてできないかもしれない、と思ってしまいました。皆さんがいきいきと乗艇されている姿を見たり、実際に話したりしたことで、茨大漕艇部の歴史を肌で感じました。OB・OGの皆さんは、今私たちが活動している場所で大学4年間をボートに捧げ、インカレで活躍することを目指しました。そして何年、何十年経った後に、こうして懐漕会に足を運び、漕艇部で過ごした日々を振り返ります。そしていずれかは自分たちも同じように、今この漕艇部で過ごしている大学生活を思い出すのか、と思うと、不思議な気持ちになりました。(まわる~まわる~よ時代はまわる~♪)

数年前に引退された方から、何十年も前に引退された方も来てくださったことから、どんなに時が流れても、ボート部で過ごした4年間は、皆さんにとってかけがえのないものなのだと分かります。今この日々を大切に過ごそう、と考えさせられました。改めて、来てくださった皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

(おまけ)

ナックルを片付ける際に、OBの方々に手伝っていただいたのですが、河原から艇庫まで素足で運んでいた方がいました。「裸足、大丈夫ですか?」と何度も聞いたのですが、素足のまま艇庫まで運ぶのを手伝ってくださりました。(河原から艇庫までは距離もあるし、雑草ゾーン、コンクリートゾーン、砂利ゾーンまであります。)足裏の痛みに耐えるなんてメンタル強いな、流石、元ボート部の方は違う!と感心していたところ、サンダルをはいていた自分に結構太めの枝が刺さり、出血し、化膿し、歩くのも痛くて病院に行く羽目になってしまいました。(お気づきの方がいるかもしれませんが、このブログは平日にもかかわらずやけに長い皮膚科の待ち時間にかいております。)皆さん、どんなにメンタル強くても、サンダル履いていても、裸足の時は下をよく見て、障害物注意です!泣き笑い

 

最後に…

いつもご支援をしていただいているOB・OGの方々、皆さんのおかげで活動が続けられています。本当にありがとうございます。コロナ禍での活動で思うようにできないこともありますが、その時々のベストの活動ができるよう、頑張ります!今後も応援のほどよろしくお願いいたします。

次の懐漕会では感染症も収束し、もっと沢山のOB・OGの方に足を運んで頂き、食事をしながら現役時代の話もたくさん聞けたら嬉しいです。来年こそは…!

 

↑懐漕会の様子 photo by 関戸

 

 

早く足の裏の化膿を治したい井野

ご無沙汰しております。

ついさきほど前主将・菊池文太さんのブログを読んでジーンときています2年漕手の関戸です。


今回は全然紹介できてなかった新人部員を紹介します。


高橋 爽太郎(たかはし そうたろう)くんです🙌



じつは彼、9月ごろから弊部の一員として一緒に活動してくれているんですが、彼を紹介するブログがなかなか書かれないのでちょっとスネてたみたいなんですね。ごめんごめん書くから、、、と言ってからもう何週間も経った気がします。ほんとにごめん😹


爽太郎は私と同じ農学部、コースまで同じなんです。

この場を借りて爽太郎に伝えておきますが、私は試験の過去問を管理するのが得意でなく、ひとつも持っていないので私のとこに聞きにきても何もありませんからね(使えない先輩)。


来年から同じキャンパスだから、トレーニング一緒に頑張ろうな。


爽太郎は中々どんな子なんだか掴めないところがあります。

小学生のガキンチョみたいなノリでバカ笑いしてたと思えば、小さなことに気づいて行動してくれたり、、色々です。

とりあえず沢山写真を載せてみますので、このブログを読んでくださる方は写真から彼の人物像を感じ取っていただけると幸いです👍



これは戸田の東京海上の艇庫でエルゴをした後に、他の人の分までエルゴを拭いてくれているときの図です。こいついいやつだなあと思って写真を撮りました。今年の新入生はみんないい子です。


1枚目の写真でも着ているグレーのパーカーをとても気に入ってるみたいでずっと着てました。



3枚目は私と爽太郎でダブルスカルに乗ったときの写真です。イベントの空き時間にかるーく乗った程度でしたが、力強くていい漕ぎをしてくれました。


ただ、身長183だか185だかの大男のくせにちょっとビビリなところがあって、一緒にダブルに乗っている時もちょっと傾いただけでビクビクしてました。

うしろから何度も、「大丈夫だって〜前向いてまっすぐ漕いで〜」って声をかけてるんですけどね😂

シングルスカル(一人乗りの艇)に乗ったことがないみたいだけど、沈すること(落水すること)を妙に怖がっているようです🐟

もうちょっと水温が上がってきてから2、3回沈すれば怖くなくなるんじゃないですかね。がんばれ。沈するとボート上手くなるって言うし。がんばれ。



これは一年ズ。いい笑顔だ。向かって右が爽太郎。ほんと、かわいい子たちです。



ウエイトでの、真剣な眼差し。一年生のうちは、部の色んなことなんて忘れていいから、真っ直ぐ一心不乱にトレーニングしていてくれたら、上級生たちはとっても嬉しいよ。



これは農学部ボーイズ。

さいきん農学部のボート部員みんなから「俺のアパートの近くに住まない???」とスカウトされ、どこへ引っ越そうか迷っているらしい。


(農学部は一年生のうちは水戸キャンパス、二年生から阿見キャンパス所属となります。)


みんな爽太郎に会いに来てください。

他の一年生にも会いに来てください。

みんなでかわいがりましょう。

応援よろしくお願いします。


2年漕手 関戸

みなさん、ご無沙汰しております。


茨大漕艇部を引退しました。

前主将の菊池文太です。


ここでは、自分の4年間のボート部での活動を通して感じたことを書き記したいと思います。

これが自分にとって最後のブログになると思うので、どうか最後までお付き合い下さい。





私は、小学校から高校まで9年間サッカーを続けてきたこともあり、体力や根性には人並み以上のものがあるという自信がありました。


だからきっと最初は、ボート競技のこともどこか甘く見ていた所があったかもしれません。

日本ではマイナースポーツというだけで。


が、


その正体は、想像を絶する痛み・苦しみに耐えながら限界を責め続ける強靭なフィットネスと艇を操る繊細なボディコントロールを両立させなければならない



超絶難しいスポーツでした。



自分の知らない世界


その奥深さ、そしてレース競技の良さを知れたこと


それがまず1つめのボート部に入って良かったと思うことです。





もう1つの良かったことは、ボート部という環境で自分を鍛えられたこと



大学生活のほとんどを投資することが前提であるような高い目標(大学から競技を始めてインカレ上位になるなど)、練習量(週10回)、クラブバイト....

[⚠︎クラブバイトは漕艇部名物の地獄の漁港バイト]



振り返ればそのどれもが今までの自分の人生では経験したことのないもので


とにかくぶっ飛んだものでした。



毎日がすごく充実してたし


心と体が熱くなる


そんな経験が出来ました。




と言うと良いように聞こえますが


実際は、同期が全員辞めたり


辛いことを乗り越えて、3年次に先輩達をクルー選考で倒してせっかく対抗クルーに選ばれたのに、インカレ直前に盲腸になったり


自分のせいで、準決勝なんかで負けたり


最後のインカレは色々あって出場自体を断念したり



上手くいかなくて辛いことばかり



ボート部生活のほとんどが逆境だったような気がします。全部自分に力が無かったからですけどね。




結局自分は全日本でメダルを獲ったとか、上位に入賞したりとか


思い描いていた華々しいところには行けませんでした




スポーツは結果や実績が全て




インカレや全日本で結果を残せなかった私は、競技者として負け組なのでしょう。




こんな良いとこなしな自分ですが



唯一褒める点があるとするならば




何度ダメでも、何度打ちのめされても


もう無理だと思うような状況下でも


諦めずに自分を高めることをやめなかったところだと思います。




同期がいなくなって精神的に追い込まれてもグッと耐え忍んでシングルを漕ぎまくったり


コロナで活動自粛中も自分で考えて1人でトレーニングを積んで、エルゴやウエイトの記録を伸ばしたり



それらは確かにボートの速さに還元されていて


活動自粛でほとんどボートに乗れなかったにも関わらず、戸田レガッタ(苦手だった1000mレース)ではベストを更新して、この調子なら実業団の選手とも戦えると思うまでに成長しました。

(予選は大学生の中でも確か3位くらいだった気がする)



この4年間、時には逃げたくなったり、立ち止まったりしたこともあったと思いますが



逆境の中でも最後まで目標に向かって進むことを諦めなかったと


心の底からそう思えるような、自分の日々の積み重ね


それは他の誰のものでもない

私だけの宝物です




そして現役の皆さんに伝えたいこと


漕手、マネージャー共に自分のやるべきことをとにかく精一杯やって下さい。


漕手ならば結果を出すためにどうすれば良いか


たくさん考えて死ぬほど追い込んで下さい。




大切なものはその過程で手に入って


全部終わって引退する時に


手に入った大切なものの正体が分かります。


それが、あなただけのかけがえのない宝になるはずです。


だから今は結果を追い求めてシビアにトレーニングを積んでください。そして勝って最高の思いを味わってください。





最後になりますが


監督やコーチ、OB・OGをはじめ日頃から茨城大学漕艇部を支えてくださる皆様


最後のインカレで結果で恩返しすることが出来ず、申し訳ありません。


1年次から生意気で調子こいてた自分をここまで育ててくれたのは間違いなく茨城大学漕艇部です。




社会人になっても、諦めずにもがき続ける自分でありたいと思います。


4年間ありがとうございました。

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                 茨城大学漕艇部

           2021シーズン主将 菊池文太