研修トレーナー 伊庭正康のビジネスメソッド -190ページ目

“ひょっとしたら”を3回繰り返す

トヨタの社員は「なぜ?」を5回繰り返すことで、
問題の本質をあぶり出すそうです。

営業は
「ひょっとしたら」を3回繰り返したところ
営業の本質があるように感じます。

3社の仲介不動産会社に希望条件に合う物件を
メールで送ってもらうようお願いした時のこと、
  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 [A社&B社からの返信]    

    (1)物件情報(複数)
    (2)コメント(ぜひ、お待ちしております) 

 [C社のからの返信]

    (3)物件情報(複数)
    (4)念のためのPDFのダウンロードURL
    (5)つい返信したくなるコメント
      (希望の詳細がわかればオススメを紹介できます)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私はC社の営業マンに
こだわりは「日当たり」「温水付便座」「風呂の大きさ」
という個人的な嗜好を追加情報としてメールしたのです。

スグに
希望の駅とは1駅違いながらドンピシャな情報が!
「1駅の違いの提案」にセンスを感じるのです。

C社の営業マンは、

 ・“ひょっとしたら”PDFが開かないかもしれない
 ・“ひょっとしたら”ニーズは他にあるのかも知れない
 ・“ひょっとしたら”他社にもメールをしているかもしれない


もはや、イチコロな気分でした。

ひょっとしたら
「知恵ズバ!」が人気サイトになるかもしれない。

すみません、妄想でした(笑)。

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残業は麻薬!早く帰る魔法(2)

まず、手帳の19時にズバッと線をひきました。

手帳写真

 











この赤い線より下は自分の時間。
未来を感じる時間にしたい。

で、効能はあったのか・・。
僕の場合は効果テキメンでした。

19時に帰る日々が実現でき、
学校に行ったり、異業種の方と食事、
デート、スポーツジム、育児

“残中”から復活ーーーーーー!

で、業績は?

            (続かせて頂きます)

残業は麻薬!早く帰る魔法

「残業は麻薬」

残業って麻薬に似てません?

 ・目標達成が不安だから残る
 ・評価が下がりそうで不安だから残る
 ・残務を残すと不安だから残る
 
まさに“残中”(残業中毒)!
僕もかつては“残中”でした。

彼女に「死人みたいな疲れ顔」といわれ、
でもお客様からは「ハイテンションだね」と言われる。
まさに酒井法子の状態。

寝るときに「死ぬかも・・」と思ったこともあります。
開き直りました。死ぬのはイヤ!
「評価なんてどうでもイイ。結果だけ出して早く帰ろう。」

(次に続きます)

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会話がはずむ超カンタンな魔法!

新人営業マンから相談を受けました。
「お客様と会話がハズみにくいんです・・」。

会話はうまそうなのになぁ・・?

確かに会話をしてみると、会話がはずまない・・・。
スグに問題点がわかりました。

問題点は「相づち」。
相づちに「評価」を挟んでいるのです。
例えば、

   A:「山田君が風邪で休んじゃったの」
     「今年の風邪はキツイみたいですよね」
     「そうみたいだね」

違和感の無い会話のように思えますが、同じ会話でも

   B:「山田君が風邪で休んじゃったの」
     「え~!山田さんが・」
     「そう!あの山田君。今年の風邪はキツイみたいね」

となるとAの問題点が見えてきmせんか。
私はAのことを「評価型」、Bを「共感型」と呼んでいます。

会話をハズませる鍵は「共感」。
「共感」を示す簡単な特効薬は「反復」すること

    「飼っているネコに癒されるんだよ」
    「へーネコですか」
    「そう、ネコ。ネコはいいよ~。ネコはね・・」

これだけでイイと思いません?
相づちのパターンは数種類ありますが、
超カンタンな相槌は「反復」。
今からでも使えます。

案外おもしいので、
今から試してみてはいかがでしょうか。

「今から?」
「そう今から・・」




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勝負!「早口」vs「遅口」?

答えを先にいってしまいますが、
売れない原因を探ると「
早口」であることが少なくありません。
 
 先日、実際に研修の中で30人の営業マンから擬似的に商談を受けてみて確信を持ちました。好業績の営業マンが話すスピードは“1秒間で5モーラ”なのです。

 
モーラとはラテン語で「拍」こと。例をあげると、
 ●「ア」「リ」「ガ」「ト」「ウ」は5モーラ(拍)
 ●「カ」「ト」「チャ」「ン」は4モーラ(拍)

 ストップウォッチを片手に調べてみたところ、
好業績の営業マンの会話スピードは秒速5モーラ前後
つまり、「アリガトウ」を1秒間で話すスピードなのです

 実は、秒速8モーラを超える営業マンも少なくありません。
1秒間で「お世話になります」を話すスピードです。
不自然ではないのですが、聞き手にとっては耳に入りにくい
スピードです。

ぜひ、時計を片手にセルフチェックをしてみても面白いかも!

ちなみに、「あ~、南の島にでも行きたい」は15モーラ。




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