この十日くらいいろいろなことがありました。
「乗っていた電車が、駅にすべりこもうとしています。
陽の光が差しこむ電車のなかに
乗っているのは
いつのまにか自分ひとりになっていました。
扉が開いて、わたしは駅に降り立ちます。
そこは、どうやら終着駅のようで、
そこで終わり。
その先に線路は続いていません。
丘の上には小さな街が広がっています。
わたしは駅を出て、
街にむかってゆっくりと足を踏みだしました」
自分自身でもこの日々の意味がうまくつかめなくて
言葉にできない
そんな日々を送っていました。
線路がもう続いていない駅を降りてところに広がる街で
見てきたもの
聞いてきたこと
体験してきたこと
それは
まるで
眠ったさきでみた世界のような
宇宙の果てでのことのようで
今は、まだうまく書き出すことがでせそうにありません。
ただ
そのあいだに起こっていた現実を
すこしずつ書き出してみようと思います。
書き出すことで、
見てきたこと
聞いてきたこと
体験してきたことが
いつか何だったのかがわかるかもしれない、
そんな気持ちでいます。
中華系ポルトガル人に仕事を辞める話をした後に起こったいくつかのこと。
美容室に行きました。
やってもらったところが変になってきてしまい、
直してもらうことになりました。
直してもらうはずが
さらに不思議な髪になってしまい
鏡を見ると
ぐったりと悲しいきもちになってしまいました。
以前購入したライブのチケットが送られてきました。
送られてくる日はわかっていたので
それに合わせて
一番前の席ー!!
とウキウキとイメージしてきました。
届いたチケットにあったのは、
なかなか遠い席。
ズドンと落ちてしまいました。
お仕事に繋がるかもしれないという話があり
久しぶりに打合せにいくことになりました。
楽しく打合せが終わるー!!
新しいお仕事がはじまるー!!
そんなことをずっとイメージしていました。
結局...
新しい仕事の話になることはなく、
トボトボと帰ってくることになりました。
「なんでだ?イメージしてるのに」
「なにかがズレてる」そう思いました。
自分の意識がズレてる、
心もズレてる、身体もズレてる。
だから現実がすべてがズレてきている、と感じたのです。
どんどんと不安になってきました。
これまでやってきたこと、
すべて無駄だったのか?
それらがカウンターパンチのようになって
自分の身体のあちこちが痛くなってきました。
首が痛い。
頭が痛い。
腰が痛い。
夜中に何度も目を覚まして眠れない。
中華系ポルトガル人とのお仕事を辞めることになって
ようやく身体に痛みを感じることができるようになったのか。
自分でマッサージしたり、
足つぼマッサージしたり、
治る気配はありませんでした。
身体が重くなり
食欲が出てこない
さらには、気持ちを立て直そうと思うのだけど
そうする気力がまったく起きてきません。
これまでやってきたこと
なんだったんだろう、どんどん落ち込んできました。
やってもやってもダメなのか。
ここから出ることはできないのか。
気づいたときには
冬の空の下でまた身体を整えてもらっていました。
https://ameblo.jp/iaminthevortex/entry-12547335442.html
木々のあいだを飛行機が飛んで行くのを
「渡り鳥みたいだな」と思いながら眺めていました。
すべての感覚が繋がりようやく気持ちが戻ってきたようでした。
痛みを取ってもらいながら
自分が前とまったく同じことを繰り返していたことに気づいたのです。
「支配者のような人の下で働く自分」
「つらい、苦しい」
ということに気づけない自分。
もう終わりにしなくてはいけない
と。
身体を整えてもらったつぎの日、
辞めるまでの最後の日々を消化するために
中華系ポルトガル人の仕事場へ行きました。
すると
話があるんですが、と切り出されました。
そして
「辞めるのやめてもらうことはできませんか?」
と言われたのです。
へ????
意味がわからなかった。
理由を聞くと
わたしと同じように働いていた人がいました。
わたしは、あまり行くことがなかったので
そのかたと顔を合わせたのは一度だけでした。
その方が身体を崩してしまい、
辞めたいと申し出をされたことを知りました。
二人同時に辞められると
とても厳しいので
もう少し続けられないか、
どうか考えて欲しい、とのことだったのです。
これまでのやりかたを本当に反省しました。
言い方、やりかたを気をつけたいから
どうか考え直してほしい、と。
へーーーー
と驚いてしまいました。
そのときにわきあがった一番の思いは安心感でした。
「自分だけじゃなかったんだ」
と心から安心したのです。
そして
なんだか、笑ってしまいました。
まるで
まったく同じ時期に
これが必然のように起こった出来事のように感じたのです。
ここ数ヶ月苦しんできたことが
ようやく溶け出したような気がしたのです。
もともと
ヴォルテックスにいる自分
ハイヤーセルフさんと繋がった自分
自分の軸で生きていく
これらが同義の意味だとしたら、
そこに自分をもっていくことで
生きたい未来にたどりつきたいと思っていました。
そう思って
自分と向き合うことをはじめました。
自分の気持ちに耳を傾けることをはじめました。
少しづつ気持ちが楽になっていきました。
誰かと自分を比べたりすることがなくなりました。
でも
一番の自分の癖である
「我慢してしまう」
ということをやっていたのかもしれません。
無意識のことなので、気づくこともできませんでした。
ここ数週間、
イメージしてもしてもワクワクすることが起きない、
むしろ悲しい方へ向かうような現実がつぎつぎと起こり
この数ヶ月やってきたことすべてゼロに戻るようで
もうやってもやってもダメなんじゃないか、
という気持ちになっていました。
自分の身体に痛みを感じることができた、
それはとても大きなことだったのかもしれません。
身体に痛みを感じてようやく気づいたこと。
どんなときも自分の声をきちんと聞いてあげるということでした。
あたり前のようにできるはずのことが
わたしはあまりできませんでした。
「お腹空いたよ」
「のどがかわいた」
「今、楽しいね」
「うれしいね」
それらの声は自分の意識を「自分の軸」に戻してくれます。
なにかを思ったり、
イメージしたり
例えば
ここになにかを書いたり
それだけでエネルギーが必要です、
エネルギー不足だと何もする気持ちになりません。
それをするには
心も身体も健やかであることがとても大切です。
心も身体と魂が一体になって「自分を楽しむ」ということ。
もう一度、
自分を信じて
自分の意識を創っていこうと思います。
イメージしていこうと思います。
大丈夫という感覚を取りもどしてあげたいと思います。
ワクワクを取りもどしてあげたいと思います。
「この世界は奇跡が起こる場所なんだ」
「この世界は奇跡にあふれる場所なんだ」