ヒプノセラピーの「年齢退行療法」では、
インナーチャイルドを癒すために、
幼いころの記憶を思い起こします。
▷年齢退行療法について こちら
その上で大切なことの一つが、
“いかにその時の自分に戻れるか”
ということです。
客観的に、今の大人の自分の目線で見る
ということも必要なのですが、
まずは、
その時の幼い自分が、
何を受け取り、どう感じ、思って、
どんな風にそれを理解したのか
それをしっかり感じることが大切です。
幼い頃に言われたこと、
されたこと、体験したこと。
今大人になって振り返れば、
何てことなはないことかもしれません。
親や兄弟や家族に、
言われたちょっとしたこと。
今の自分からすると他愛もないことだと思えることも、
幼い自分は深く傷つき、
それによって、
自信を失ったり、自己否定してしまうようになる
などということもあるのです。
些細なことであったり、
もしかしたら、勘違いや、
考えすぎなどということもあるかもしれません。
でも、幼い自分が、
そのことによって傷ついてしまったならば、
その時の気持ちや、その時の理解をそのまま感じ、
そしてそれを手放していくことで、
インナーチャイルドが癒されていきます。
客観的に、
“そうだったんだな”と思うのではなく、
本当にその時の自分の感情、感覚を感じて、
その時の思考、理解が分かって初めて、
それを手放していくことが出来るのです。
もちろん、
あまりに辛い記憶、トラウマであったら、
そのまま感じることが出来ないこともあります。
そんな時は無理にしなくても良いのですが、
出来るのであれば、
しっかりと、幼い自分を感じて欲しいのです。
幼い自分を癒せるのは、
自分だけなのです。
▷ヒプノセラピー 「大人の自分」が「幼い自分」を救ってあげる
幼い自分が、
何を思い、何か思ったのか、
記憶を辿っていきましょう。
そして、
そんな風に思ったんだね、
感じたんだね、考えたんだね、と
全身全霊で受け止めてあげてください。
どうぞ
幼い自分を、
笑顔にさせてあげてくださいね
love,peace&hope