日々「潜在意識」ってすごい
と思うことがたくさんあります。
1つは、潜在意識からは
「必要なものが出てくる」
「必要のないものは出てこない」
というようなことです。
例えば前世療法で、
私たちは何度も生まれ変わり、たくさん前世や過去生があるはずですが、
どうして“その”1つの前世を思い出すのかは、
それが今の自分に“必要なものだから”です。
どんな前世を思い出すのかは、
セラピストもクライアント様も、やってみなければわかりません。
無意識の「潜在意識」が、
今必要なものを教えてくれるのです。
極端な場合は、
前世を思い出そうとしても今世の記憶を思い出したり、
今世の記憶を思い出そうとするのに、なぜか前世へ行ってしまうこともあります。
それは、
今必要なのはそっち(前世or今世)じゃないと
潜在意識はわかっているからです。
逆のパターンで、
“出てこない”ということもあります。
例えば、
幼少期に辛いことやトラウマ的なことがある場合、
中々その場面を思い出すことが出来ない(たどり着けない)ということがあります。
ヒプノセラピーでは、
イメージを使い、自然にその場面を思い出すことが出きるように誘導をしていくことがありますが、
例えば、
「階段を降りたら、その幼い頃の場面」
「幼い自分に会うことのできる小屋がある」
などイメージしてもらいながら自然に記憶を思い出すようにしていきますが、
階段が途中でなくなってしまった
小屋を開けようとしてもドアがない
などと、
イメージができない=その記憶を思い出すことが出来ない
となることもあります。
辛くて思い出したくないと思っている
無意識のブロックがあるのです。
(無理にはいたしませんが、
基本的には段々と思い出せるようにしていきます。)
前世療法でもそのようなことがあり、
前世の人生の色々な場面や出来事を思い出して行く中で、
突然何も浮かばなくなったり、思い出せなくなることもあります。
極度に辛い場面や悲しい場面、悲惨な場面ではそのようになることも多いです。
クライアント様自らが、
「今思い出すことを体が拒否しています」と言われたこともありました。
そのような時は、
無理にその場面を見る必要はないので、
場面は“見ず”にどうなったのか?だけを思い出していただいたり、
先へ進んで何があったのかを確認したりしていきます。
例えば
自分が攻撃を受けている場面で、無理にその場面を見なくてもいいですし、
誰かの死に直面した時に、死んだ所やお葬式の場面をわざわざ見なくても、
亡くなってしまったこと、自分はどういう気持ちを感じたのか
などがわかればいいわけです。
ちゃんと見た方がいい場面、
向き合った方がいいことや感情は出てきますし、
必要ないことは出てこないのです。
「潜在意識」は全てを自動的に行っている。
本当にすごい、です
love,peace&hope