ヒプノセラピーの「ヒプノ」は
日本語で「催眠」という意味。
ヒプノセラピーは、
催眠状態の特性を利用した療法(セラピー)です。
でも、催眠と言われても・・・
よく分からないですよね。
怪しい、不思議、怖い、未知の世界なイメージもあるかもしれません。
私が「催眠療法」をやっていると話す時した時の
大体の反応も
「えっ、催眠かけられるの?!」です。
本当は大事なのは、
「療法」(セラピー)の部分なんですけどね。
クライアント様に不安点をお聞きした時に多いのも、
「催眠に入らないかもしれない」「多分自分は入りにくいと思う」です。
それは当然の不安だと思います。
でも、
誰でも催眠には入れますよ、
日常でも入っていますよ、
ということはこれまでも書いてきた通りです。
では、実際に催眠に入っていると、
どんな状態になるのでしょうか。
催眠の深さを図るスケールは色々ありますが、
ヒプノセラピーでは細かく深さを調整する必要はないので、
6段階の「アーロン深度スケール」を目安として用います。
1~6段階の内、
1・2は浅い、3・4は中程度、5・6は深い状態です。
浅い催眠には、
私たちは日常でもしばしばなっていますし、
子供の頃は普通に1・2の深さ(浅い催眠)の状態で生きています。
その状態では、
リラックスしたり、倦怠感や漂うような感じを感じたり、
一部分の筋肉の硬直や振るえ、
瞼や腕がピクピクしたり、などが起きたりします。
子供が何かに夢中になって、
その世界に没頭している
妄想の世界に入り込んでいる状態は、
完全に催眠状態です。
中程度の深さになると、
臭覚と味覚の変化も起きます。
よく、催眠にかかり暗示を植え込まれると
不味いはずのものを「美味しい」と言って食べたり飲んだり
というのがありますよね。
筋肉全体の硬直が起きるので、
所謂、「ヒューマンブリッジ」ができてしまったりします。
無痛覚になり、
つねっても痛くない状態にもなります。
さらに深い状態になると、
幻覚で、ないものが見えたり、
あるはずのものが見えなくなったり、
ということが起きてきます。
皆服を見ているはずなのに、肌かに見える!
などと面白おかしく催眠ショーをなることもあると思います。
夢遊病のような状態になったり、
最も深い状態になると、
意識を失い昏睡状態になります。
もちろん、ヒプノセラピーでは、
必要な深さにし、
必要なことしかやりません。
そして大事なことは、
全ての催眠は「自己催眠」であること。
だから、
やらされてるように見えてるのも実は、自分で入っている。
入ろうとすれば入るし、
入るまいとすれば入らないのです!
なので、
安心してヒプノセラピーをお受けくださいね
love,peace&hope