悲嘆療法とは 

 

ヒプノセラピーには種法が色々あります。有名なのは前世療法と年齢退行療法ですね。 

 

もう1つ「悲嘆療法」というグリーフケアの手法があるんです。 

 

家族やペット、友人…大切な存在が肉体の命を終えて魂の存在となった…悲しみに暮れ、茫然として何も手につかない…まるで抜け殻のように日々の性格を送る… 

 

個人的には悲しみに暮れるのは人間らしく自然な事なので、気の済むまで、どっぷりと悲しんで欲しいのですが… 

 

日常生活に支障が出る状態なら… 

 

ヒプノセラピーの「悲嘆療法」を頼るのも良いかもしれません。 

 

悲嘆療法では、ゆったりと心地良い催眠状態下で、大切な存在の魂と深層心理レベルでの対話をしていただきます。 

 

村井啓一先生の著書「悲嘆療法」に多くの症例が載っていますので、ご興味のある方は、是非お読みください。 

 

 

 

 

以下は私の悲嘆療法の体験談です。 

 

私は、村井啓一先生のデモセッションで、若くして他界した仲良しの親戚と魂の対話をしました。 

 

生前と同じ美しい姿で現れた彼女は…

 

「お姉ちゃん!久しぶりじゃん!元気?」 

 

とあの頃の笑顔で話しかけてくれました。 

 

 「Aちゃん、久しぶりだよね!ごめんね…Aちゃんツラかった時に話できなくって!」 

「そーなんだよ!大変だった!お姉ちゃん、ちょっと聞いてよ~」 

 

と、亡くなる前の彼女の心境を話してくれました。 

 

田舎の話や、子供の頃の思い出、お互いの彼氏の話、仕事の話、Aちゃんの子供の話… 

 

昔と変わらない懐かしいAちゃんのサッパリした話ぶりに、私もキャッキャしていました。 

 

村井先生の誘導で、Aちゃんが魂の世界に戻る時に… 

 

「またね!お姉ちゃん!いつでも会えるからさ!いつでも呼びなよ~!」

 

と笑いながらハグしてくれたのが感動的でした。 

 

2時間ほどのデモセッションで、罪悪感や後悔をAちゃんに伝え、愛と感謝に変えられたのです。

 

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ヒプノセラピーでは、理性と深層心理がつながる変性意識状態になる事で、記憶には残っていても自覚できない感情・感覚を想起できるんです。

 

それは自分だけではありません。対話する相手の感情・感覚も想起できるんです。まるで自分が相手に成り代わったかのように。 

 

このヒプノセラピーならではの記憶想起をグリーフケアに活用したのが、村井啓一先生の開発された「悲嘆療法」なんですね。 

 

個人的には、お墓参りが難しい高齢者に「自宅でできる供養」として悲嘆療法を受けていただけたら…と思います。

 

ご興味のある方は、JBCHのホームページにヒプノセラピストの一覧が載っていますので、お近くのサロンで悲嘆療法を受けてみてはいかがでしょうか。zoom対応のセラピストも増えています。

 

 

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました♡ 

 

#ヒプノセラピー #悲嘆療法 #グリーフケア #魂との対話