さて、ここからは、ジェハンメモの最後に書かれた・・・残る『インジュ女子高生暴行事件』へと導かれていくことになりますが、その前に、過去のスヒョンに訪れた変化など、いろいろあったあれやこれやに触れていきます。
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。視聴しながら生じた疑問の考察やら、内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
シグナル 시그널 英題:Signal
(tvN Jan 22, 2016 - Mar 12, 2016 1時間15分×全16話)
対象:15歳以上
脚本:Kim Eun Hee
演出:Kim Won Suk
※このドラマは、犯罪を扱うという特性上、登場人物がエピソード毎にたくさん出てくること、1話完結ではないこと、現在・過去の描写が頻繁に入れ替わる、など、通常の筋追いでは、わかりにくい部分もあるため、補足も兼ねて、びびの独断で、人名や、人間関係など、ドラマよりも先に、リマインドしたり、説明をする場合があります。
極力、ドラマ上、「なるほど!! この人がこういう立ち位置だったのね」という謎解き部分の醍醐味が損なわれることのないように工夫したいとは思いますが、なにぶん、整合性を取り切れない箇所もでてきそうな気がします。
余計、わかりにくくなったりしたら、ほんと、申し訳ないです。
前記事をお読みでない方は、さきに、こちらからお読みください。
【Episode 11-3】
現在
~スヒョンの自宅~
オモオモ
オンマ、久しぶり~~♪(笑)
ソファに寝っ転がって、テレビを見ながら、笑っていたスヒョンオンマ。
このモチーフ編みがなんとも言えず、レトロ귀엽따(可愛い)
部屋から出てきたスヒョンを見て、仰天!
顔色が変わる。
オンマ「ちょっと! あんた、気でも狂ったの?」
スヒョン「なにが?」
オンマ「そんな恰好で、お見合いにいくつもりなの?」
スヒョン「なんで? これ、一番いいジーンズ、履いてるんだけど?」
一応、行くつもりはあったんだ。。
オンマ「ダメ、ダメ、そんなの、絶対ダメ!!」
アンデ、アンデ、アンデ、アンデ~~~~~~!
なんでだめなのよ、と、納得いかなさそうなスヒョンを部屋に押し込み戻します。
ピンクのワンピースに着がえさせ、お化粧までしちゃうオンマ。
なすがまま。。のスヒョン。
ザ・マネキンスタイル!!
いや、もはや、死んだ魚のような目をしてると言うべきか。
オンマ「はい、これでよし。やっぱり、あんたはピンクが良く似合うわ~~」
ピンクでなくても、似合うと思いますけどね。
例の弁護士とのお見合い話、まだ、生きてたみたいです。
だいぶ経ったよね。
もしかして、女性とご縁がないのは、髪が薄いだけじゃないんじゃないのかな?
大袈裟なパールのジャラジャラネックレスを選ぶオンマに対して、「これにする」と別のを選び、さっさと終わらせようとするスヒョン。
オンマ「ちょっと、なによ、この肌。だから、あれほど、昨日の夜、美容マスクしなさいって言ったじゃないの~~」
ファンデーションも取り上げ、自分で、ポンポンとはたくスヒョン。
スヒョン「これでいいよね?」
オンマ「あ~~ら、可愛い」
オンマが部屋から出たとたん、オ・ヨンソ先生から着信あり。
電話に出て、目を見開くスヒョン。
~サブウェイ~
韓ドラと言えば、サブウェイのプロダクトプレイスメントを忘れちゃならなかったですね(笑)
しかも、店舗を外から撮るなんて、気合入ってるわ〜。
あれ、このドラマ、サブウェイ、提供だったっけ?と思って確認したら、3話目以降から2番手スポンサーでした(苦笑)
どこかで、サンドイッチなんて食べたシーンあったかな、と思い返してみたんですけど、オンマが、空き巣フェイク騒動(!)の際に、ヘヨンに作ってあげたのは、違ったよね?(笑)
と言ったものの、あれ・・・なんだか自信がなくなってきたぞ、とすぐ確認してみたら、やだぁ~~、完全に、サブウェイじゃん!!
失礼しました(笑)
全然、気づいてなかったよ。
まぁ、他にも、食べてたシーンがあったかもしれませんが、今回、ちゃんと店舗を使用しての撮影です。
まぁ、別に、ここで何かが起こるというわけではなく、普通にお持ち帰りです(笑)
~未解決捜査班~
サンドイッチを頬張りながら、なにかのテキストを見ているヘヨン。
背後では、ウィギョンが、床にモップをかけてます。
ウィギョン「あの・・今日は非番じゃありませんでしたっけ?」
振り返るヘヨン。
ヘヨン「ここにいるほうが面白いんだよ」
とても、理解できないようなことを聞かされ、固まるウィギョン。
そんなウィギョンに、広域捜査班の刑事たちから、「おい、ファン・ウィギョン、なんで、こっちを掃除しないんだ!」と厳しい声がかかり、ウィギョン退場。
警察庁の日報を開くヘヨン。
日付が、12月27日になってるから、ほんとに年の瀬だね。
※韓国は、旧正月(ソルラル)に力を入れるので、元日はあっさり気味というか、普通の祝日とのこと。
はい、イ・ジェフンを使った、まんまサブウェイのCMのワンシーンみたい。
ロゴのチラ見せ加減がね・・(笑)
中身は、NFSからの報告でした。
変死(白骨遺体)発生報告 と見出しに掛かれ、身元不明ですが、男性と推定されるとあります。
~NFS~
急いで駆け付けるヘヨン。
ヘヨン「白骨遺体が・・・」
飛び込んできたヘヨンを見たオ・ユンソ先生ったら、「あら、あなたたち、今日もご一緒なの?」と指を振りながら、ちょっと面白がってます。
横を見ると、先客はスヒョンでした。
スヒョンはスヒョンでも、見慣れない色味のスヒョンです。
怪訝そうなヘヨン、全身、頭のてっぺんからつま先まで、ガン見しちゃいます。
その視線に、いたたまれないスヒョン。
ヘヨン「なんですか?一体・・」
さすがに、これは普通、聞きますよね。(笑)
スヒョン「続けてちょうだい」
ヘヨンの問いかけには無視し、オ先生に頼むスヒョン。
オ・ユンソ「えっと、性別は男性ね。右肩に鉄板も入ってる。DNAの結果が出たら、はっきりするわ。チャ刑事さんが探している人かどうかわからないけれど・・」
(一応、剖検台の上に並べられた、リアルなホネ男さんの画像は省きます。)
それを聞き、表情をこわばらせ、うつむくスヒョン。
過去
~強力班~
1999年 2月12日 ← この日付、大事みたいです(笑)
一気に、1年ちょっと経ったみたいですね。
なんと!!
スヒョンの席が刑事側へと移動、しかも、犯人の取り調べしてる!!
スヒョン「イ・ギョンウさん・・無職ね。」
内容を読み上げながら、パソコンに調書を入力していくスヒョン。
ソファに座る三人の女性たちが、はぁ?無職だったの?この男と見返してます。
女性たちにむかって、「この男性から、“愛してる”と言われた人は、何人います?」と訊ね、挙手するように促すスヒョン。
即座に、3人とも、手を挙げます。(気になって検索したら、絶対、グー✊️ってわけじゃないみたいですね)
おお、結婚詐欺?
お互い、顔を見合わせつつ、複雑そうな女子3人。
同じ被害者でありながら、ライバルでもあったわけで、なかなか複雑な女心です。
男性をぎろりと睨むスヒョン。
スヒョン「“彼は、結婚歴があることを隠していた”」
詐欺師「女と寝る時、“愛してる”くらい、当然言うだろ。他に、なんて言えばいいんだ? どけ、とでも言えってか?」
完全に開き直ってます。
スヒョン「今、なんて言った? 私に、ため口をきくんじゃない!!あんた、人の感情をなんだと思ってるの? あんたは、全世界で最悪の人間なんだよ!」
声を荒げて怒鳴ってます。
外見的にはそんなに変わってませんが、それなりに女性刑事っぽく見えなくも・・・ない?
そのうち、一人の被害女性が泣き出すのをみて、「もっといい男性に巡り会えますよ。どうして、泣いたりするの?」と声をかけるスヒョン。
机の周りを見回し、ティッシュを探してあげようとしますが、ありません。
そこで、自分のバッグの中から、ポケットティッシュを取り出そうとして、その拍子に、転がり落ちる、飾りのついた小さな小箱。
慌てて、ひろいあげ、バッグに戻し、誰にも気づかれていないか、確認するスヒョン。
ほっと一安心したスヒョン、女性に、「さぁ、これ使って。涙をふいて」と、ティッシュを渡します。
聴取を続けるスヒョン。
スヒョン「イ・ミンギョンさんとは、いつ会ったの? 日付は?」
口調がますます厳しくなってます。
スヒョン「“自分の気持ちを告白し、3回ほど会った”」
キーボードを叩く音がうるさい、うるさい(笑)
調書を入力し終わり、立ち上がると、被害女性たちに「これで終わりです。どうぞ、おうちにおかえりください」と告げるスヒョン。
さきほど泣き出した、三番目の彼女が、この男に対して、一番思い入れが強かったのか、去り際に、詐欺師の後頭部を思いっきり殴っていきました(笑)
詐欺師「痛てぇなぁ」
スヒョン「いいから、もう向こうに行くのよ」
詐欺師「どこへ、え?」
スヒョン「あっち」
詐欺師「どこ? なんで?」
完全に、スヒョンを甘く見てますね。
持っていた書類ボードで、肩や背中をバンバン叩きまくるスヒョン。
スヒョン「向こうだよ! あんた、あのドアが見えないの?」
詐欺師「行きますよ、行けばいいんだろ! それ、止めてくださいよ。口で言えばいいのに」
スヒョンの怒りは収まりません。
スヒョン「誰に向かって、そんな口きいてんだ! はぁ? 誰よ、誰?」
詐欺師「ああ、わかった、わかった」
スヒョン「さっさと行きなさい!!」
詐欺師「わかりましたよ、で、こっち?」
スヒョン「出たら左!!」
詐欺師とスヒョンが部屋から出ていくや、
先輩刑事たちが全員、「はあ~~~~」と、脱力する(笑)
全員、息を潜めていたらしい😂
ジョンジェ「いやぁ~、チャ・スヒョン、さすが、片思い中なだけのことはあるな、この事件には特に、感情的になりすぎだろ。。」
刑事1「なぁ、チョコレートの箱、見たか? 今年こそ、渡すつもりなのかな?」
刑事2「ようやく、二年越しの想いを告白するつもりなのか?」
みんなにバレバレ(笑)
素知らぬ顔して、全部、盗み見られてたんだ(笑)
これも、刑事のチームワーク?
なるほど、シーンの最初に、2月12日って日付まで明確に出した理由はこれだったんですね。
バレンタインデーイブイブとはいえ、ちょうどソルラルの連休期間に入る直前みたいなので、もしかしたら、出勤が重なるのが今日だけだとか?(笑)
ジョンジェ「ジェハンの奴、どうするかな? しかし、どうすれば、気づかずにいられるんだ?」
刑事1「あいつは、鈍すぎるんだよ。気づいてるわけないだろ。」
頷くジョンジェ。
ジョンジェ「しかし、なんで、よりによって、チャ・スヒョンはあいつを好きなんだろうか? 世界的ミステリーだぞ」
言いたい放題です。
そこへ、あくびしながら、ジェハンが戻ってきました。
刑事1「マジで、ミステリーだよな。お、ミステリーの登場だ」
ジェハン「なんだよ?」
寝ぐせがものすごい(笑)
どうせ、徹夜続きで、仮眠室にいたんでしょうね。
そこに、スヒョンが戻ってきました。
ポンと、ファイルを放り投げたりして、かなり不機嫌です。
ジョンジェ「(ジェハンに)おい、明後日は、バレンタインデーだよな」
わざとらしい!!
でも、乙女は、その言葉を聞いただけで、ちらりとジェハンを見ちゃいます。
ああ、これじゃ、おっさん集団にも、バレバレだぁ(笑)
ジョンジェ「チョコレートをもらう日だよな? ジェハン、お前、誰かからもらう予定とかあるのか?」
これって、援護射撃のつもりなの?
スヒョン、興味津々で、若干、前のめり。
ジェハン「俺は、そんなふうに、物を渡す女なんて、マジで好きじゃないんだよ。情けないっていうか、浅ましいっていうか・・・」
口に煙草をくわえつつ、ライターを探してます(笑)
スヒョン「・・・・・・・・」
固まったまま、視線を正面に戻すスヒョン。
ジェハン「おい、ライターあるか?」
とんだ藪蛇でした。
スヒョンの手前、非常に気まずいジョンジェ。
なかなか、火がつかないジェハン。
スヒョンがショックで壊れかけてる(苦笑)
~スヒョンの自宅~
その日の夜かな。
そうです。まだ、この時代、妹のスミンも嫁に行ってはおらず。。
同室です。
スヒョンが帰ってきたのに気づき、勉強したふりをするスミン。
渡す前から、撃沈したようなものですからね。
本日、超絶、ご機嫌斜めなスヒョンです。
ジャケットをベッドに放り投げました。
スミン「ねぇ、どうなったの? 彼に告白したの? なんて言ったの?」
やっぱり、今日、チョコを渡す予定だったってことね。
女兄弟には筒抜けよ(笑)
スヒョンが帰ってくるのを待ちかねてたって感じです。
足で、ベッドから蹴り落とすスヒョン。
スヒョン「話しかけないで!」
スミン「どうしてよ? まさか拒否されちゃったの?」
再び、足で蹴とばすスヒョン。
スヒョン「うるさい!!」
スミン「え~、マジで?」
答えないスヒョンの代わりに、バッグの中を漁るスミン。
チョコの箱、発見。
スミン「ほらね。だと思った。バカじゃないの! チョコレートすら渡せないなんて・・。好きだって告白できないくらい、その人のどこがそんなにいいのよ? その人って、チャン・ドンゴンかなにかなの?」
スヒョン「・・・・・」
チャン・ドンゴンではないな。。ボソっ。
スミン「その人のどこがそんなに好きなの? いいから、話してみなよ」
いろいろ考えちゃうスヒョン。。。
~回想~
(時期はイマイチわかりませんが、それほど前のことではないと思います。)
ジェハンが部屋に入ってくると、なぜか、刑事たち総出で大掃除。
ジェハン「なんで、みんなして、掃除なんかしてんだ?突然・・」
ジョンジェ「お前も、さっさときて手伝えよ。今日、議員さんが来るんだとさ」
ジェハン「それで、なんで俺らが? ここは高校かよ? おい、いつも通りすればいいだろうが!」
ジェハン、こういうの、嫌いだよね(笑)
制服を着て、コーヒーの準備をしているスヒョンに気づき、
「お前、また、ウェートレスやる気か?」と問いただすジェハン。
スヒョン「・・・・・」
ジェハン「事件を捜査する代わりに、コーヒーを入れ続ける気か?」
スヒョン「・・・・・」
ジェハンを無視しているというより、咳込んでいるところを見ると、風邪気味で具合悪そうです。
ジョンジェ「おい、なんで、お前は、病気の人間に意地悪なこと言うんだよ? こんなの、好きでやってるとでも思うのか? お偉いさんが来るときはいつだって、マスコットみたいに駆り出されるんだ。それだって(彼女が)気に入ってやってると思うのかよ?」
ジョンジェの受け答えは常に、いろいろわかってる人のそれ。
ジェハン「上の連中には、手も足もないのか? なんで、女性職員ばかりが、コーヒーを入れなきゃならないんだよ?」
声を荒げて言い返すジェハン。
もともと、そういうの、気に入らないと思っていたんです。
そんなこと言われても、ジョンジェだって、どうしようもありません。
モップを動かすのみのジョンジェ。
具合が悪そうだったスヒョンのことも気にかかります。
~夜勤室~
薬を飲み、壁にもたれて、目をつぶり、休んでいるスヒョン。
そこに、ジョンジェが呼びにきました。
ジョンジェ「おい、こんなところで何してる? 議員が来たぞ。急げ!」
慌てて、立ち上がるスヒョン。
~署長室~
議員の相手をする署長。
ボムジュも一緒です。
署長「おい、議員さんが喉が渇いておられるだろう。 コーヒーはまだなのか?」
ボムジュ「ただいま、うちの署員の一人、チャ・スヒョン巡警が準備をしております。彼女は、我が署の女性刑事第一号なんです」
署長「彼女は、我が署の花でしてね」
美人がコーヒーを持ってくると聞き、更に、場は和やかに。。← こういう効果を狙ってると言いたいんだろうね。
~強力班~
ジョンジェ「ジェハンにお前を探しに行くように言ったんだ。あいつ、一体、どこ行ったんだ?・・・もう、コーヒーの準備は出来てるんだよな?・・・ん?たった今まで、ここにあったんだぞ。一体、どこにいったんだ?」
一式、置いてあったのにトレーごと、消えてました。
狐につままれたようなジョンジェとスヒョン。
~署長室~
ノックの音が聞こえ、「ああ、うちの花が来たようですよ」と満面の笑みを浮かべる署長。
入ってきたのは、笑みを浮かべたジェハンでした。
一礼し、「いらっしゃいませ」と頭を下げます。
全員、きょとん。
ジェハン「イ・ジェハンと申します。」
そう言うと、ボムジュの隣に腰を下ろし、テーブルに、トレーを置くジェハン。
さぁ、どうぞ、とばかりに、カップを議員や自分のの前に置かれ、見るからに不機嫌そうな署長。
わけがわからないボムジュ。
ジェハン「こちらに、コーヒー、クリーム、お砂糖がございます。それぞれ、お好みはスプーン何杯くらいでしょうか? 2杯ずつでよろしいでしょうか?」
頷くしかない議員。
~署長室前の廊下~
ジョンジェとスヒョンが全速力で駆けつけてくる。
ジョンジェ「こうなったら、謝るしかないぞ!」
そんなふうに、スヒョンにアドバイスしながら、なんとか、部屋の前につくと、ちょうど、ジェハンが出てきたところと鉢合わせ。
すぐに、事情を察したジョンジェ。
ジョンジェ「お前、正気か?」
スヒョン「先輩ニム・・・」
ジェハン「(スヒョンに)ほらみろ、ほらみろ、お前、そんなプライド失くしたみたいな顔しやがって・・。そうやって、いつも、パチパチまばたきしながら、笑いすぎなんだよ。だから、あいつらに、コーヒーを入れろなんて言われるんだぞ! いつまで、“(署の)花”のままでいるつもりだ?」
スヒョン「それは・・上の方々から愛想よくするよう、言われましたので・・・」
ジェハン「ほら、それだ。そうやって、また、そのおっきくて可愛い目を見開いてるじゃないか!」
このあたりから、ジョンジェの顔付きに変化が・・・(笑)
ジェハン「強力班の刑事なら、鋼(はがね)のような目が必要なんだよ!」
鋼のような目というのが、どういう目なのか、わかりませんが、スヒョンなりに、目元に力を入れようとしています。
ジェハン「そうやって、優しくてか弱いふりをしてるから、病気になんてなるんだ!」
次は、風邪をひいたスヒョンの心配かよ、と、もう、ジョンジェ、笑い出したくてたまりません。
ジェハン「俺たちを見てみろ! 俺たちが、一年365日、病気になってるのを見たことあるか?今後また、一度でも風邪をもらって辛そうにしてたら承知しないぞ。(かかるなら)俺からうつされてしまえ、わかったか?」
なんだか、最後のほうは、早口言葉みたいに畳みかけるように言って、「どけ」とジョンジェを押しのけると、一人で先に戻っていくジェハン。
ジョンジェ「イさん~~、俺にもコーヒー、入れてくださいよ~~~」
冗談言ってますが、今の、ジェハンの発言で、わかっちゃいました。
ぼ~っと、ジェハンを目で追うスヒョン。
振り返り、ジョンジェに、死にてぇか、と言いながらも、その後のジェハンの視線は、確実に、スヒョンに向いてました。
スヒョン「・・・・・・・」
大きくて可愛い目って言ってましたね(笑)
具合が悪い姿は見ていたくないらしいですよ。(笑)
スヒョン:今のなに?
勝手に、頬が熱くなってきたような感じがして、手で押さえるスヒョン。
スヒョン「コーヒーのせいなのかな?」← スヒョンもジェハンも飲んでないと思います。
両方の頬を押さえ、どんぐり眼を見開くキム・ヘス姐の、渾身の可愛らしさです。
~スヒョンの部屋~
思い出しただけで、笑みが浮かんでくるスヒョン。
スミン「だから、その人のどこが好きなのかって聞いてるんだけど・・ねぇ」
初見では、ここにつながる回想だったとは思いませんでした。
チョコレートなんか渡すような女は嫌いだ、と言われて、落ち込んでいたけど、実は、こういうことがあったってこと?
スヒョン「知らない!💞」
ベッドにうつ伏せになるスヒョン。
足も、かわいらしくバタバタしてます。
スミン「急にどうしちゃったのよ? オンマ、オンニ(スヒョン)の様子が変だよ。病気になったに違いないよ、オンマ!」
ぬいぐるみを抱きながら、完全に、にやけるスヒョン。
ここで、切りますね。
★『シグナル』EP.11-3 雑感★
ジェハン、優しいな。。。
口は悪いけど。。(笑)
くぅ~~~!
こんなんされたら、好きじゃなくても、きゅんきゅんします。
あ・・自分のタイプじゃなかったら、困るかもだけど。。。← すみません。嘘付けなくて・・・。
これだけ、わかりやすいスヒョンの視線や気持ちに気づかないはずがないとは思っていましたが、ジェハン自身も、これはもう、かなりのところまで行ってますよね。。。
やっぱり、ホンウォン洞事件が、転機になったのでしょうね。
喪失の怖さを誰よりも知るジェハンだから。
でも、干し柿よりも、随分、前進した感じ。
日々、いろいろ、細かいことの積み重ねかなぁ。
とにかく、今までのジェハンとは明らかに違ってる!!
しかし、ジョンジェの立ち位置は、完全に、私の代理のようだったな。
たぶん、私もあの場にいたら、にやけると思う。
実際、“ホンウォン洞事件”で、ジヌが逮捕されたのが、1998年1月。
その少し前に、スヒョンが復帰してきたわけで、そこから、1999年2月のバレンタインデーの時期までの約1年間、さら~っと飛んでましたが、ちゃんと刑事への道を歩み始めてましたね。
表立って、刑事の仕事をしろ、と言ってくれるジェハンだけじゃなく、スヒョンの立場も理解してくれてるジョンジェや、なんやかんや気にかけてくれる先輩たち。。
スヒョンが毎日、必死に、真面目に、取り組んでる姿を見てたから・・・というのは、ちょっとご都合主義的過ぎますか?
集団のカラーによって、その門は、狭かったり、ちょっとゆるかったりはあるとは思いますけど、お膳立てされた席なんて、たかがしれてます。
案外、ボムジュが班長になって、仮想敵じゃないけど、そういう存在がいると、わりとまとまりやすかったりするじゃん。
・・・っていうくらい、スヒョンへの対応一つとっても、あんな風に、強力班全体で見守ってあげるとか、それも、世界的ミステリーかもしれないです(笑)