25話も終わりかぁ。

次、結構、メンタルにくるんだよなぁ。

ちょっとだけ英気を養います。

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『猟罪図鑑Ⅱ

 猎罪图鉴(獵罪圖鑑)Ⅱ / Under the SkinⅡ 

 2022年(中国)Dec.10~ Dec.25, 2024

 45分×全28話 

 脚本: Zhang Lai

    演出: Liu Shu Qiao

 『猟罪図鑑』前シリーズをはじめから読みたい方は、こちら#1-1から

 

前記事未読の方は #25-1 #25-2 #25-3 

 

#EP25-4

 

~北江分局 刑警隊オフィス~

 

自分のオフィスを出て、みんなのいるオフィスにやってきた杜城。

 

蒋峰「城隊! 呉斌(安陸然の運転手)の家と、彼が運転していた安陸然の車を捜索してきました。それから、彼のポケットの中に、この丹蔻色(赤)のネイルチップを見つけました」

証拠品袋を渡す蒋峰。

ちなみに、みんなして、“丹蔻色”と言ってるのは、こんな色のことらしいです。

ただ、この画像より、もう少し、朱色が強めかも。

丹蔻色は中国伝統色名で、日本では丹砂(たんしゃ)色とか、辰砂(しんしゃ)色と称される「丹(に)」に近い色で、一般的に、朱に近い赤、神社の鳥居とかの色のイメージが近い、とのこと。

あと、押印用の朱肉の色もね。

※鉱物由来の顔料「丹(に)」を用いた朱色~赤橙色の「丹色(にいろ)」には、防腐・防虫と魔除けの意味を持つとされる。

 

蒋峰「車の中にも、唐可盈が使っていた化粧品の粉や髪の毛の束なども発見しました」

李晗「さらに、安陸然の小区(マンション)付近の監視映像によると、この車は、二日前の夜21:07頃に安陸然の別宅に戻っています。車は、再び、午前1時に出ていき、午前5:48まで戻ってきませんでした。5時間近く外に出ていたことになります。呉斌は運転していますが、車のプライバシー機能により、安陸然が車内にいたかどうか、明確ではありません」

 

杜城「車が出て行った時刻が午前1時。動物保護施設に到着した時刻が午前3時。往復の運転時間を除けば、唐可盈の死亡時刻は、午前1:40から午前2:30の間ということになる。死因はわかったのか?」

 

溶月「頭蓋骨の一部が発見された。変形があって、殴られた兆候が見られるわね」

報告書を杜城に渡す溶月。

溶月「でも、頭蓋骨骨折の兆候があるというだけで、それ自体が致命傷ではない。放棄された漁船から回収した薬物と併せて考えると、死因は薬物によるものとみていいと思う」

 

それを聞きながら、じっと考えている杜城。

 

杜城「お前たち二人は、呉斌の交友関係や金の流れを捜査してきてくれ」

 

ええっと、今、沈翊は何をしてるのかな???

 

~安陸然の自宅~

 

安陸然「昨晩は、家にいたわよ。その前に交流会があって、午後9時前に終わったけど、帰宅後は外出してません」

蒋峰「・・・・・」

こういうときの無言って、やましい人間には脅威だよね。

 

安陸然「ねぇ、私の家の玄関にあった監視カメラの映像を見たんじゃないの?」

 

イライラしている安陸然に反して、落ち着いた様子で、切り出す蒋峰。

蒋峰「呉斌が、昨晩遅く、あなたの車を動かしている。それを知っていましたか?」

安陸然「・・知らないわ。真夜中に? 私、既に寝ていたもの」

蒋峰「それを証明できる人は?」

安陸然「小陳が証明できる。・・小陳?」

小陳「はい?」

安陸然「ちょっと来て」

小陳「はい、安さん」

奥から出てきた小陳。

安陸然「警察の方が、あなたに聞きたいことがあるそうよ」

 

蒋峰「昨晩、彼女は何をしていましたか?」

小陳「昨晩は・・・私といっしょでした。安さんは最近、体調があまりよくなくて、しばらくの間、付き添っていなければならないんです。午前1時頃までは眠れていなかったみたいですけど、私、安さんが眠ったあとも心配だったので、寝室のソファで寝てました」

蒋峰「たしかですか?」

小陳「もちろんです」

 

ほら、言ったとおりでしょう、と口角をあげる安陸然。

 

~北江分局 聴取室~

 

手錠をはめられ、緊張した様子で座っている呉斌。

 

取り調べは、イェン予審官と、杜城です。

イェン「呉斌、昨晩、君は、動物保護施設に行ったよな?そして、焼却炉も使用した。随分遅い時間だったのに、そこで一体、何をしてたんだ?」

 

呆然として、何も答えられない呉斌。

イェン「君は、唐可盈を知っているよな?我々は、君の車の後部座席で、彼女の毛髪を発見した。」

じっと腕組みをしながら聞いている杜城。

 

イェン「君ら二人は、昨晩、会っている」

 

呉斌「私が彼女を殺しました」

唐突に口を開く呉斌。

 

ん?と、顔をあげる杜城。

 

唇を震えさせながら、「私が彼女を殺しました」と繰り返す呉斌。

 

こりゃまた、あっさり自白したな、と、手元の資料を脇にどけるイェン予審官。

 

でも、杜城としては、納得いかないことだらけです。

杜城「どうやって、彼女を殺したんだ? 動機はなんだ?」

 

唇を震わせながら、「私をイラつかせた。我慢できなくなって、彼女を殺したんです」と答える呉斌。

 

もうね、最初から、こんなに曖昧でどうするの?

杜隊長さんは、容赦しませんよ。

 

杜城「昨晩、お前は、安陸然の車を運転した・・」

言い終わらないうちに、言葉をかぶせてくる呉斌。

 

呉斌「ほ、ほかの人は何も関係ない。私が彼女を殺したんです。殺したんだ・・」

 

まったく、困った人だなぁ。

 

杜城もあきれるしかない、そこへ、蒋峰からメッセージが入ってくる。

あ、杜城の待ち受け(?)、沈翊が描いた雷一斐隊長と向かい合ってるあの絵だ。。

レイ隊との絆もだけど、これを描いた沈翊との絆も常に、杜城とともにあるってことよね。

 

蒋峰<城隊、呉斌がもともと重度の遺伝性貧血を患っていたことがわかりました。彼を治したのは、方凱毅によって開発された遺伝子治療でした。>

※遺伝子の変異が原因で鉄がうまく利用できなくなり、貧血症状と鉄の蓄積による心臓や肝臓の障害などの症状が引き起こされる遺伝性疾患。日本では、指定難病。

 

杜城「・・・・・・」

 

視点を合わせようともせず、荒い呼吸のまま、茫然としている呉斌。

 

~北江分局 刑警隊~

李晗「手がかりを見つけました」

 

やってきた杜城に、リストを渡す李晗。

 

中国建設銀行取引一覧 と書かれているリストです。

 

杜城「呉斌は、方凱毅によって、安陸然の運転手になるよう紹介されたのか?」

当初、考えていたよりもはるかに、方凱毅と安陸然の関係は濃かったのね。

 

李晗「はい、それだけじゃありません。方凱毅が個人の口座から、3か月ごとに、呉斌に送金していることも発見しました。金額は増加傾向にあります。私がみる限り、これは普通の経済援助とは思えませんし、むしろ、呉斌の貢献に対する報酬のような感じがします。呉斌は、これらの金額のすべてを故郷に仕送りしています。彼の故郷の人々からも、確認取れています。現時点でわかっているのはそれだけです」

 

いやいや、これだけ、方凱毅が関与してるってわかったんだから、進展よ。

 

リストをテーブルの上に置く杜城。

 

杜城「つまり、呉斌は、安陸然の運転手だけじゃなく、方凱毅のためにも働いているということか」

頷きながら、「呉斌と方凱毅との関係もよほど親しいと見ていい、とさえ思われます」と答える李晗。

ん?と李晗を見る杜城。

李晗「事件当夜、安陸然と話をしただけでなく、方凱毅とも(電話で)会話をしていたことが判明しています」

 

気分が重くなる杜城。

事件当夜、ずっと一緒にいたという沈翊の証言でしたが、思っていた以上に、かなりの穴があるのがわかってきたからです。

 

~北江分局 杜城のオフィス~

これまでに判明したことを沈翊に知らせる杜城。

 

え、あの後、ずっと、杜城のオフィスにいたの?

違うよね?

改めて、呼び出したんだよね?

 

と、細かいことが気になってしまうのは、今の沈翊が、警察官であり、容疑者のアリバイ証人という微妙な立場だから。

 

杜城「李晗が、監視カメラの映像を確認した。方凱毅は午前2時から4時半の間、江城凯莱生物研究所から外出している。技術チームの調査で昨夜の通話記録も入手済みだ」

とても信じられない表情の沈翊。


沈翊「だって、僕は昨夜、一晩中、彼の研究室にいたんだよ。僕と一緒に絵を描いていたんだ」

必死に言い返す沈翊。

 

杜城「方凱毅が、昨夜一晩中、お前と一緒にいたのは確かか?」


(ここ、頭ごなしに否定せず、ちゃんと自分の記憶をもう一度よく確認してみろって聞いてあげてる・・・えーん


改めて、杜城にそう指摘され、

朝起きて、描きあがっていた絵を思い起こす沈翊。

 

この画ですね。

 

沈翊「あの画に、なにか問題があるんだ!」

そう言うと、飛び出していく沈翊。

思い立ったら、一直線。

 

杜城「・・・・・・」

その表情は、どこか辛そうでもあり、すでに、なにかを考えているようでもあり。

 

私は事件ドラマフリークなので、溶月に言って、沈翊の血液に、睡眠薬の成分が含まれてないかどうか、調べてもらうほうが先決なんじゃないのかなと、ついつい思ってしまいます(笑)

 

~北江分局 訊問室~

 

新しい事実がわかれば、訊問の仕方も変化します。

 

イェン予審官「我々は、君が、安陸然の運転手であることに加えて、方凱毅とも金銭的な取引があったこともわかっているんだぞ」


呉斌「江城凱莱生物研究所では普段から、動物実験を行っています。唐可盈は、動物の死体を火葬のために動物保護施設まで運ぶのを手伝ってほしいと私に連絡してきました」

 

イェン「だったら、方凱毅のためにも働いていたってことか?」
呉斌「い、いいえ、別に常勤じゃありません。単発の仕事でした。いわば副業みたいなものです」

イェン「研究動物の死体を運ぶ以外に、先ほど言っていた副業には他にどんなことが含まれている?」
呉斌「い、いいえ、他には何もありません。な、なにもないです。」

イェン「方凱毅との、個人的な関係はどんなものなんだ?」
呉斌「あの方はすごい上の方ですから、私との間に個人的な関係などあるはずがありません」

一問一答のようなやりとりが続きます。

イェン「だったら、なぜ今朝1時56分に彼に電話していたことが発覚したのかな? 一体、何を話したんだ?」

 

すっかり、電話のことなど忘れていたようだったのに、すぐさま、取り繕うように説明しはじめる呉斌。


呉斌「に、人間の死体を誰にも気づかれずに処分する方法について、あの方に相談したんです」

イェン「なんで、彼に聞いた?」

呉斌「彼は教育も受けているし、何でもよく知っていると思ったからです」

イェン「二人は親しくないと言ったばかりじゃなかったのか?」

呉斌「かつて、私の病気を治療してくれた先生なんですよ。彼を巻き込みたくなかった」

 

イェン「その時、彼はなんと言ったんだね?」

呉斌「か、彼は・・・私が冗談を言ってると思ったようでした」

 

あくまでも、方凱毅の関与を隠そうとしているのはミエミエです。

 

イェン「呉斌、ここで、そんなばかばかしい話をするのはやめなさい。これを聞いたほとんどの人間は、それを冗談などとは思ったりしないぞ。彼は、君がなぜそんな質問をするのかと訊ねなかったのか?」

慌てて、答える呉斌。

呉斌「た、訊ねました。た、訊ねられました。私は・・・でも、彼を救世主だと感じていたので、こんなことに、彼を巻き込んではいけない、と、咄嗟にそう思ってしまったんです。それで、なにも言えませんでした」

 

イェン「君が処分しようとしていた遺体が唐可盈のものだと、彼に話したのか?」

 

なにを言うんですか、と、泣きそうな顔になる呉斌。

呉斌「当然、言いませんよ。そのあと、ただ、(電話を)切っただけです。 あの・・私はすでに、他の誰も関係してないと話しましたよね。 私が唐可盈を殺したんだ」

 

こんなに、わかりやすく首謀者を庇う実行犯に、呆れて、鉛筆を置いてしまうイェン予審官。

 

 

杜城のオフィスを飛び出してから、自転車を飛ばして、

方凱毅の研究室にやってきた沈翊。

 

~江城凯莱生物研究所~

一目散に、昨日の絵の前に立ち、じっと注意深く見つめるのみ。

 

~北江分局 聴取室~

 

イェン予審官「呉斌、私が気づいていないと思うなよ。お前の答えはどれも矛盾している。よく考えてみなさい。そろそろ、真実を話す時じゃないのか?」

顔色の悪い呉斌。
呉斌「・・・水を一杯いただけますか?」

テーブルの下から、紙コップを取り出すと、自分の水筒を見せるイェン。
イェン「濃いお茶でも飲めるか?」

小さく頷く呉斌。

 

お茶の入ったコップを持って、呉斌の傍までくるイェン。

 

呉斌「ありがとうございます」

手錠をはめた両手で受け取り、湯気のたつお茶をゆっくりと口に運ぶ呉斌。

 

コップを置くと、急に、「私は、殺してません」と、供述を覆した!

 

イェン「・・・・・・」

自分も同じように、お茶、飲んでて、そのまま固まってる。(笑)

 

呉斌「唐可盈を殺したのは、方凱毅でした」

 

あれ?

なんでそうなる?

安陸然と天秤にかけた?

 

イェンさんの目が変わりました。

 

呉斌「よく考えてみたんです。いくら感謝の気持ちからとは言え、殺人という重大な犯罪の責任を負う必要はありませんよね」

 

イェン「続けて」

 

呉斌「昨晩、方凱毅が私に電話してきて、造船所に行くようにと頼んできたんです。彼は、私が対処しなければならないことがあると言いました。午前1時過ぎに出発しました。そこに着いて、中に唐可盈が横たわっているのを見ました。死んでいるように見えました。」

イェン「彼が、君に電話したのかね?」

矛盾に気づいたイェンさん。

あ、それ、私もひっかかった。

そんな通話記録ってあったかな? 別に、方凱毅自身の電話からの発信でなくてもいいのか。

っていうか、もう、それ以前に、ブレブレなんだけど(苦笑)

 

イェン「君が造船所についた時、方凱毅の姿は見なかったんだな?」

呉斌「いいえ、見ませんでした」

首を激しく横に振る呉斌。

 

イェン「それからどうした?」

呉斌「その時は、とても怖かったんです。それで、彼に電話したんです。・・・彼はまず後始末をしろと言い、もし警察に捕まったら私が罪を被るようにと言いました」

イェン「それで、造船所に着いた時点で、唐可盈は既に死んでいたと確信していたのか?」

 

しばらく考えてから、「・・・はい」と答える呉斌。

呉斌「私がそこについたとき、彼女は既に死んでました」

 

もう、矛盾だらけすぎて、どれが矛盾だと整理しながら考えるほうが大変な感じになってきました。

 

イェン「だったら、なぜ、今になって、君は自白を撤回したんだ?」

 

一度、俯いてから、顔を起こした呉斌。

呉斌「私は生きたくなったんです。自らの身を守らなければ、天地が彼らを滅ぼすでしょう」

 

絶対、まだ、なにかを隠してる。

それだけは確信できる。

 

~方凱毅の研究室~

 

方凱毅が描いた星空を見つけていた沈翊の、瞳が驚愕の色を浮かべてます。

なにかに気づいちゃったのね。

 

背後から近づいてきた方凱毅。

 

方凱毅「唐可盈に関するなにか知らせでも?」

 

固まったまま、背を向け、返事をしない沈翊。

 

方凱毅「沈翊?」

 

ゆっくりと、方凱毅に振り返る沈翊。

 

沈翊「僕と一緒に警察に行って、全てを明らかに説明してくれ」

 

おお、いいところで終わりますなぁ。

25話、終わりです。

あと、3話です。

 

まだまだ、いろいろありそうです。

 

エンディングソングは、

『案件突發』でした。2回目かな?


 

★『猟罪図鑑Ⅱ』Ep.25-4 雑感★ 

 

それにしても、唐可盈、無残すぎる最期だったな。

なにも、焼却炉って・・・そんな最期を遂げることになるなんて。

もちろん、彼女を庇うことは難しい。

彼女も、安陸然ほどではないにしろ、やっぱり、我が身可愛さで“貪欲”だったんだと思うから。

 

沈翊が、林小茵に言った言葉を思い出します。

沈翊「貪欲には、終わりがない」

 

唐可盈の方凱毅への気持ちを否定はしないけれど、彼が立ち去ってからの30分間、いろんなことが頭を去来したに違いなくて。

でも、彼への想いを断ち切るということが、罪を償い、やり直す、という方向には向かわなかったのは、やっぱり、自分の人生に対して、貪欲さを捨てきれなかったってことになるんだ、と思います。

だって、もし、そのつもりがあれば、杜城に電話するなり、北江分局に行くなりしたはずだもの。

 

助かる道は、ちゃんとあったのに・・・。

 

これは、まだまだ二転三転するんだろうなぁ。

そんなに、単純な話じゃないはず。

 

そして、杜城の目に映る沈翊に、輝きがなかった。。

くすん。😢

 

★『猟罪図鑑』Ep.26-1に続く★