昨日、METGALAに触れておいてなんなんですけど、キリがないのでKazzもカンヌもひとつひとつ触れないだけで、レッドカーペット好きなのは確かです(笑) ウインク

ただ、Kazzの20thの顔ぶれを見てると、最近、だいぶタイ(BLドラマ)から遠ざかってるなぁと自覚してしまったのも事実です。ショボーン

 

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『猟罪図鑑Ⅱ

 猎罪图鉴(獵罪圖鑑)Ⅱ / Under the SkinⅡ 

 2022年(中国)Dec.10~ Dec.25, 2024

 45分×全28話 

 脚本: Zhang Lai

    演出: Liu Shu Qiao

 『猟罪図鑑』前シリーズをはじめから読みたい方は、こちら#1-1から

 

前記事未読の方は #14-1 #14-2 

  

第十四集 莉莉丝的罪恶轨道(二)

 #EP14-3

 

~北江分局 刑警隊ブース~

 

蒋峰から、奥莉が、配信会社の社長を半ば恐喝するような形で辞めたことを聞いた沈翊。

 

沈翊「・・・彼女は、自分自身を含め、彼女が憎む者たちを破滅させる気だ」

え?と、沈翊のほうを見る一同。

 

~回想~

奥莉<もし、殺人が違法じゃなければ、あんただって、それくらい考えたことないの?>

奥莉の挑むようなあの目を思い出す沈翊。

 

それもそうだけど、杜城の車に乗った時の、あの、不敵な笑みも気になるんだよね。

 

改めて、自分が描いた奥莉の画を見る沈翊。

 

沈翊「近いうちに、重大な事件に発展するような気がしてならないんだ」

 

沈翊の思いつめた様子に、顔色を変える杜城。

イェンさんもすごく心配そうだよ。

 

立ち上がると、自分の荷物を持つ沈翊。

 

杜城「どこ行く気だ?」

 

沈翊「奥莉が降りた場所を確認しに行きたいんだ」

例のマンションのことですね。

 

イェン「沈翊・・私も一緒に行くよ」

李晗「じゃ、みんなで行きましょうよ!」

手をあげる李晗。 ← 李晗の明るさと積極性に救われること多し。

 

いいですよね?と、ちらりと杜城を見るあたり、李晗も、沈翊と杜城の間の違和感というか、沈翊に対する杜城の牽制について、なんとなく感じてる部分があるんだろうなぁ。

 

杜城「不動産の管理人と調整して置いてもらうよう、地元の警察署に連絡しておこう」

 

うわ、協力してくれた。。

微笑んで、頷く沈翊。

 

杜城「・・・・・・」

そう単純な話でもないとは思うんだけど、今は、沈翊の直感や、彼がしようとしていることが、あながち間違っているとは思えない杜城。

 

でも、どこか沈翊の独断先行に対して、昔のように、素直になれない自分がいる。

この杜城の顔を見れば、よくわかる。

決して、反発とか、対立なんかじゃなくて、要は、心配と不安が先に立っているからなのに、何故、こんなにモヤモヤして、いつまでたってもスッキリしないのだろう。

  

~奥莉の秘密のマンション~

一見すると、普通のマンションですね。

 

警官「(自分は)地元署から来ました。この部屋は、奥莉が倉庫として借りている場所です。」

杜城の要請どおり、管轄の地域署員が先に、調べておいてくれていたみたいです。

 

部屋に入る一同。

それは、倉庫というより、奥莉のコレクションであるたくさんの人形のためだけに作られた、凝った雰囲気の部屋。

しかも、西洋風の、ちょっと不気味ささえ漂わせている無数のアンティーク人形たち。

さすがに、意外過ぎて、誰も口を開かない。

 

ようやく、李晗が「ここって、どういう部屋?」と疑問を呈す。

 

沈翊「奥莉にとって、ここはまるで子供の秘密基地のようだ。完全に彼女だけの世界なんだろう。だから、ここには、最も本当の奥莉自身がここに閉じ込められているに違いない

蒋峰「最も本当の奥莉自身? 彼女、こういう人形(娃娃)たちが好きなのか? ってことは、彼女は結構、無垢だってことなのかな・・

 

人形が好き= 無垢とは限らないと思うんだけど、男子からしたら、そう思うのかな。

 

西洋の女の子がお気に入りの人形と一緒に写したアンティークな写真が壁に飾られているのに気づいた沈翊。

 

そして、部屋の真ん中のテーブルに視線を向ける。

「これは、ビスクドールだ」と呟く沈翊。

※ 19世紀にヨーロッパで流行した、頭部が「ビスク(素焼き磁器)」で作られた人形の総称。

 

沈翊「ビスクドールは、100年以上前に作られたもので、同じ顔の型を使って何百、何千もの人形が作られたんだけど、髪型、メイク、衣装などはすべて異なるデザイナーの手によるものなんだ。つまり、この世に、ビスクドールは二つとして同じものは存在しないってことになる。だからこそ、芸術作品とみなされるんだよ。」

 

沈翊の説明を聞きながら、単なる玩具の人形じゃなかったのか・・・と、人形を凝視する杜城たち。

沈翊「これらの人形には、目玉がガラスで作られているっていう共通の特徴がある。そして、どれも、座ると目が開き、横になると目が閉じるという仕掛けが頭部にあるんだ」

 

少し屈んで、テーブルの中央の人形に視線を合わせる沈翊。


沈翊「でも、なぜ奥莉は、この人形の目をわざと接着して閉じたんだろう?」

 

同じようにのぞきこむ蒋峰。

蒋峰「ホントに、目を接着剤で閉じちゃってる」

イェン「え?」

蒋峰「マジで、不気味だな」

李晗「あなた、さっき、彼女は無垢だって言ったばかりなのに、今は、彼女を不気味って言ってるじゃない」

 

沈翊「・・無垢?・・・不気味?」

 

じっと、なにかの意図をもって、飾り付けられているビスク人形を見つめていた沈翊。

徐々に、脳裏に浮かぶ「リリス」の絵。

 

沈翊「リリス・・・奥莉は、最も純粋な一面を悪魔のように見立てたんだ」

 

一般人的な感覚で、これらを不気味で異形なものとして受け取ったのか、動揺を隠せないイェンさん。

イェン「なぁ、いや、沈翊・・・あの子(奥莉)は・・・なんで、こんなことをしたんだ?」

 

沈翊の脳が、ものすごい勢いで回転してるのがわかる。

 

沈翊「これは、彼女の殺意だ・・・」

 

それを聞き、すぐさま「晶晶はどこですか?」とイェン爸に訊ねる杜城。

イェン「あの子は、私には何も言ったりしないよ」

 

すると、遠慮がちに「あの・・たぶん、彼女は明日、ウェディングフォトを撮る予定になってたと思います」と告げる李晗。

さすが、女子同士、当然、そういう話はしてるよね。

 

沈翊「ウェディングフォト?」

改めて、テーブルに設えられた人形や、その他のものの配置に目を向ける沈翊。

 

~結婚式場~

翌日です。 

蒋峰「俺、人生で、こんな正装したの、はじめてだよ」

アイボリーのスーツ姿の蒋峰。

肩の大きく開いたスモーキーピンクのドレスをを整えている李晗。

 

同じように、写真撮影にきたカップルとして潜入するのかな。

 

そんな二人を、お通夜のように、暗く見守っている杜城とイェンさん。

 

蒋峰「なんか、全然、慣れないよ」

李晗「ねぇ、なんで、ちゃんとボタンをはめないのよ?」

すでに、かかあ天下な雰囲気(笑)

蒋峰「え、これ? だって、あの人たちが、ボタンしなくてもいいって言ったんだよ」

おそらく、着がえを手伝ってくれた式場の衣装係の人たちのことですね。

 

極度に緊張しているイェンさんの肩をポンと叩く杜城。

 

李晗「ね、私はどう?」

そりゃもう、李晗だってお年頃ですし、せっかくのドレス、気合い入ります。

 

その時、「来たぞ」の杜城の一言で、現場はピリリ。

 

誰が来たかと言えば・・・

晶晶「爸・・」

罗一帆にドレスの裾を持ってもらいながら、ウェディングドレスに着替えた晶晶、登場。

さすが、綺麗だわ~~!

 

男親なんて、これを見ただけで泣いちゃうでしょ(笑)

精一杯、笑顔で迎えるイェンさん。

 

李晗「晶晶、すごく綺麗よ」

晶晶「ありがとう」

 

沈翊がいない、と思ったら、杜城にメッセージが入ってきました。

沈翊:奥莉の具体的な計画をできるだけ早く把握したいんだ。
みんなは先に行っててほしい。また連絡する。

我想尽快稿清楚奥莉的具体计划, 

你們先过去, 随時联络

 

沈翔、ちゃんと連絡してきました。

 

仕方ない・・・

こちらはこちらで、計画通り進めるしかないです。

 

撮影隊として、車列を組む一同。

 

~カフェ~

鮮やかな紅紫色のワンピースに身を包んだ奥莉。

手鏡を手にし、口紅を直している。

まるで、本当に、本物のリリスのような出で立ちです。

 

鏡をつかって、通りの反対側を見ているようなんだけど、なにをしようとしてる???

 

いかにも、一般人みたいなカップルが大写しになってる。。

化粧ポーチから、剃刀を取り出した奥莉。

 

鏡に映った男性のほうの首を剃刀で切ったように見えたんだけど。

奥莉が殺意を向けるために見立てたのが、ごくごく普通の、なんの飾り気もないカップルだったことが、とても悲しい気がする。

 

~奥莉の秘密の部屋~

 

じっと、テーブルの中央のビスクドールを見つめている沈翊。

丸いテーブルの上には人形だけじゃなく、線路がぐるり、と巡らされてたり、他にもいろいろ置かれてる。

一番、気になるのは、横たわって、首がない新郎の人形よ。

そばにある丸いのが、頭部だとか言わないで。ガーン

 

リリスに見立てたビスクドールには、鏡と、なにか、鎖のついた棒が持たされている。

 

沈翊「L字カーブの道路・・・」

なにか、画に起こそうとしてるよね。

 

~ここも式場? それとも、公園?~

広い敷地の中に、写真の映えポイントが点在してるって感じなのかな。

撮影隊と共に、山道を登っていく一行。

 

~奥莉の秘密の部屋~

 

鏡を凝視する沈翊。

沈翊「回転鏡」

Lの下に、〇

 

~式場~

カーブミラーが大写しにされる。

 

~奥莉の秘密の部屋~

 

沈翊「鋭利で重い物・・・」

斜めのスラッシュ /

 

~式場~

工事現場にあるような足場用の鉄パイプがクレーンで持ち上げられている。

新しい建物とかを建設中なのかな。

 

~奥莉の秘密の部屋~

 

自分で描いた記号のようなものを見つめる沈翊。

 

~式場~

 

順調にすすむフォト撮影。

そりゃ、式場のパンフレットにも使われそうなくらいの、美男美女だからね。

 

カメラマンからの要望を聞き、💘マークを作ったり、応えている二人。

 

イェン爸ったら、コーヒーを準備したりして、裏方に徹してるよ。これもスポンサー様だったかな。

 

李晗をエスコートしながら、階段を降りてくる蒋峰。

この二人も、別にお似合いじゃないってわけじゃないんだよね。← 二重否定(笑)

 

蒋峰「このドレス、すごくよく似合ってると思うよ」

任務そっちのけで、嬉しそうな蒋峰。

李晗「なんで、私のことなんて見てるのよ? 花嫁を見てなさいよ!」

蒋峰「見てるよあせる

 

先に、コーヒーを杜城に渡していたイェン爸が、蒋峰や李晗にも、飲み物を渡してあげる。しかも、みんなの好みに合わせてる。。。

 

蒋峰「イェンさんも、若い人が好みそうなものを買い始めたんですね」

 

その位置からも、晶晶たちが撮影しているのがよく見える。

 

イェン「杜城・・・昨日のこと、晶晶に言わないでもらえないか? あの子にとって、一生に一度のイベントなんだよ。私は・・全て、順調に進んでほしいだけなんだよ」

 

イェンさんの親心に、できればそうしたい、と思い、小さく頷く杜城。

 

・・・とは言うものの、沈翊の言葉も無視できず。

 

~奥莉の秘密の部屋~

 

丸いテーブルを、絵にしていた沈翊。

急に、なにかに気づいたように、目を見開く。

 

実は丸いテーブルの上には、リリス人形以外にも、もう一体、花嫁姿の人形(バービー人形だよね)が置かれていて、その裾から、列車が姿をあらわし、レールは続いている。

 

~式場~

撮影場所を移動する一行。

幸せそのものの、新郎新婦。

 

~奥莉の秘密の部屋~

 

レールに沿うように、壊れた城のブロックが置かれている。

それも、絵に描きこんでいく沈翊。

 

~式場~

次の撮影場所にむかって、車の乗り込む一行。

 

どんどん山の上のほうに上がっていく。

 

~奥莉の秘密の部屋~

 

リリス人形が持つ鏡を少しずらしてみると、反射した光が、人形の顔を明るく照らすことに気づいた沈翊。

 

沈翊「正午のバックミラーは強い光を反射する」

目をつぶり、想像する沈翊。

 

沈翊「・・・結婚式の撮影車がカーブに差し掛かると、運転手は目が眩んで視界が悪くなる。一瞬の死角が生じ、建物に衝突する。鋭利で重い物体が落下する。」

城を模した模型がバラバラになる。

沈翊「このブローチは奥莉自身を表しているんだ。・・・彼女は事故を起こそうとしている!

丸いテーブルに置かれたモノたちを見ながら、撮影場所に当てはめてみると、それは、リリスをかたどったペンダントヘッドのモニュメントであり、奥莉の計画の全貌でもある。

 

やっぱり・・・人形の頭部だった。

(バービー人形のケン?)

 

沈翊「彼女が配置したモノたちは、彼女の犯行の予告だったんだ」

 

急いで、杜城に電話をかける沈翊。

沈翊「杜城・・・やっとわかったよ」

 

~撮影場所の公園?~

 

遊歩道のようなところを、一人、歩いてきた奥莉。

 

新郎新婦や、撮影隊や、杜城たちの車の車列が進んでいく。

 

正午を迎え、最も高い位置からの太陽の光はとても眩しく、工事中の作業員たちも、目を細めながら、汗を拭っている。

 

作業員「今日はやけに、太陽がまぶしいな」

  

一歩一歩、遊歩道の階段を登っていく奥莉。

 

通りかかった車列の中の、晶晶を乗せた車の窓が大きく開かれていて、晶晶と奥莉の視線が一瞬交差する。

車道との境目でピタリと足を止めた奥莉の前で急停車する。

運転していた杜城と、助手席にいたイェンさんが、まず車から降りる。

 

別の車に乗っていた李晗たちも駆け付けてくる。

李晗「晶晶は大丈夫ですか?」

 

刑事たちに、行く手を遮られた形になった奥莉が、後ろを振り返ると、

沈翊がゆっくりと階段をのぼってくるのが見える。

 

肝心の、晶晶の横顔には、困惑の色が浮かんでいる。

 

自分の計画が露見していたことを悟った奥莉。

 

沈翊「君は、もう、次のステップには進めないよ」

  

~回想~

 

自分の計画を完璧に、テーブルの上に作り上げていた奥莉。

自分を模したリリスを見る、奥莉の思いつめたような、不安定な眼差し。

 

ビスクドールの目に、接着剤を塗り、目を閉じさせる。

人形が持っていたブラシを左手から外し、鎖のついた棒を持たせ、近くに、お城の模型をバラバラにしてばらまく。

 

首が取れた新郎人形をじっと見つめる奥莉。

そう、奥莉のねらいは、晶晶じゃない。

 

どこまでが、心を慰める妄想で、どこから具体的な計画に変化したのかはわからないけれど、このテーブルの、列車に乗ったままの花嫁、壊れたお城、首の取れたタキシード姿の人形を配置しながら、奥莉は計画を練り上げたのね。

 

 

~北江分局 相談室~

 

事情を聞かれることになる奥莉。

 

杜城「重大な事故が発生する恐れがあったため、捜査協力のために来てもらった」

実際、奥莉がなにか犯罪を犯した、という証拠はなく、あくまでも、犯罪を計画していたかもしれない・・というだけだから、正式な召喚じゃないということを説明しているんでしょうね。

 

李晗「闫晶晶と罗一帆のスケジュールについては、同窓生のグループチャットで知ったの? 昨夜、なぜ白翠路の散水スケジュールを検索したの?」

李晗の問いかけに一切、耳を貸さず、ただ、自分の指を丸めて作った筒の向こうを見ている奥莉。

ちょうど、杜城の顔が見える感じになってるの。

 

この段階になっても、男のほうが御し易いと思っているのかな。

 

李晗「今朝9時に、あなたは百翠路に行き、工事現場の近くに10分以上滞在していたわね。道路状況や環境を利用して交通事故を起こそうとしていたの?」

 

ここで、李晗が説明してくれてはいるんだけど、どうも百翠路のシーンの意味が未だによくわかってないんだよね。

 

杜城「時間と場所に関しては、事前に計算していたな。もし、君が道路に飛び出し、結婚式の撮影車が間に合わず、避けられなかったら、道路から逸れて足場に衝突していたかもしれない」

 

ようやく、口を開く奥莉。

奥莉「“もし”、とか、“・・・かもしれない”って、ねぇ、刑事さんたち、随分作り話がお上手なんですね。でも、このお話の後半は、実際には何も起こっていませんよね?」


杜城「百翠路で一体何をしていたんだ?」


奥莉「もちろん、祝福を送るためですよ。せっかくのサプライズを、恐怖と勘違いするのは、なにか負い目があるからじゃないですか」

小馬鹿にしたような奥莉。

 

~北江分局 刑警隊~

 

戻ってきたイェンさん、一人、パソコンの前にいた蒋峰を見て、なにかを言いかけ、結局、そのまま、なにも言わず、傍の椅子に座る。

イライラとして、落ち着かない気持ち、わかるよね。

 

蒋峰「イェンさん・・・不安なのは分かりますけど、落ち着いてくださいよ」

イェン「いや、でもな、あの奥莉って子、最初はちょっと過激で気難しい子だと思っていただけだったんだ。あんなことをするほど、冷酷な子だなんて一体、誰が想像できた? あえて言わせてもらうが、杜城たちだってきっと、何も聞きだせやしないだろう。あの子は、あまりにも狡猾すぎる。 以前、私に謝ってきた時の彼女の表情が、どれだけ哀れを装っていたか、君は知らないだろう。今のあの子を見てみるがいい」



蒋峰「でも幸いなことに、晶晶たちも今のところ大きな被害は受けていませんよ」

イェン「とにかく、あの子はただの狂人だよ。もし彼女を外に出したら、晶晶の人生に安らぎは二度と訪れないだろう」

予審官としても、父親としても、奥莉への対応についての自身の不甲斐なさも相まって、かなり、動揺激しいイェンさん。

ちょうど通りがかって、二人のやりとりを聞いた沈翊。


沈翊「だったら、思いきってやってみようじゃありませんか?」

イェン「・・・どうすればいい?」

話にのるイェン爸。


沈翊「彼女の真の内面を掘り起こし、心の毒素を治してあげるんですよ。5年前、罗一帆と奥莉の間に、一体何が起こったのかについて対峙してもらいましょう」

 

イェン「・・・・ああ」


ここで、14話、終わりですが、まだ15話へと続きます。

 

エンディングソングは、

『Backfire』取り上げられるのは4回目です。

 

 

★『猟罪図鑑Ⅱ』Ep.14-3 雑感★ 
 

奥莉の意図がわかってみれば、罗一帆への壮絶な恨みを感じるものの、犯行計画そのものは、用意周到というより、頭の中で描いた復讐を具現化してみたかった、というイメージ先行型のような気がします。

 

だからと言って、行き当たりばったりとも言い難い。

全ては、神というか、リリスの采配に委ねるのみ。

そんな気がします。

 

本当に悪いのは誰?

やっぱり、ここでも、この主題は外せないみたいです。

 

★『猟罪図鑑』Ep.15-1に続く★