すっかり、車載AIの小五(シャオウー)の声が馴染んできた感じがします。← 自分の車でもないのに(笑)
【おことわり】
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。![]()
『猟罪図鑑Ⅱ』
猎罪图鉴(獵罪圖鑑)Ⅱ / Under the SkinⅡ
2022年(中国)Dec.10~ Dec.25, 2024
45分×全28話
脚本: Zhang Lai
演出: Liu Shu Qiao
『猟罪図鑑』前シリーズをはじめから読みたい方は、こちら#1-1から
#EP07-3
~小静の部屋~
あ、ここにも、貝殻だ。
付箋を貼った本が開きっぱなしになっている。
自己治癒力とか、ヒーリング関係の本もあるね。
どれもみんな小静の好きなモノで、常に囲まれていたいんだろうね。
これも、両親が片付けたあとなのかな?
見れば、本当に、そこかしこに、貝殻を使った小物や、インテリアグッズに溢れてるね。
カフェにあったのと同種の貝のモビールを写真に取る沈翊。
ふと、壁に掛けられた画に注目する。
浜辺で遊ぶ、小さな子供たちと、一人の女性。
とても、自由で魅力的で、小さく微笑んでしまう沈翊。
予測が確信に変わりつつありそうです。
ベッドサイドのテーブルに伏せられていた『月と6ペンス』を手に取る沈翔。
イギリスの小説家サマセット・モームね。
※画家のポール・ゴーガン(ゴーギャン)をモデルに、絵を描くために安定した生活を捨て、死後に名声を得た人物の生涯を、友人の一人称という視点で書かれている。
ここで、ゴーギャン再登場か!
しかも、この本、随分、読み込まれた感じね。
~1階 リビング~
杜城「実は、我々がここに来た主な理由は、彼女が家出をした具体的な理由を知るためです」
顔をおこす母親。
顔を見合わせる両親。
杜城「彼女の友人の一人から、小静とあなた方二人の関係があまり良くないと聞いたんです」
なにか言いかける母。
父「小静の友達?」
頷く杜城。
父「劉欣瑶のことに違いない」
母「そのとおりよ。あの子も、変人だから」
吐き捨てるような口調。
この段階から、この二人が、劉欣瑶をよく思ってないことが確定。
母「彼女は、故郷の実家に、立派で素晴らしい工場の家業があるのに、自分で、コーヒーショップを経営することにこだわっているんですよ」
いかにも、理解できない、頭痛の種だ、といった様子で、頭を押さえる母親。
娘の友達がどう生きようと、正直、関係ない話なのに、この人たちにとってはそうじゃない。
いや、娘とは違い、他人をコントロール出来ないとわかっているからこそ、厄介な存在なのよ。
父「ある日、そのコーヒーショップの前を通りかかったら、彼女が入り口でタバコを吸っているのを見た。まともな女がタバコを吸うなんてありえない!」
母「ええ、本当よ」
父「うちの小静だって、彼女に堕落させられたにきまってる」
私には、この偏見が、ただの、気に入らない娘の友達に対して・・というふうには思えないのです。
劉欣瑶は女性ですけど、娘のことをたぶらかすオトコだと想定すると、この両親の口ぶりがしっくりくるんです。
ずっと聞いていて、疑問に思う杜城。
杜城「それで、どうやって、小静が煙草を吸ってるとわかったんですか?」
父「?」
なんで、そんなことが疑問なんだ、って顔してます。
ちょうど、沈翊が、二階から降りてきました。
母「私が、あの子のカバンの中から、ライターと煙草を見つけたんです。あの子、本当におかしくなってしまったんです。そりゃ、私だって、あの子はもう大人だし、バッグの中を覗くなんて失礼なのは分かってます。でも、どうして確認しないでいられるっていうの?
あの子の考えがどれほど恐ろしいものか、あなたにはお分かりにならないでしょうね。私、あの子に言ったんです。"小静、若いうちに早く誰かを見つけて結婚して子供を産みなさい。更年期になって子供が欲しくなって産めないってなった時にはもう手遅れよ。"って。」
話の腰を折らないように、ソファにそっと腰掛ける沈翊。
母親「そしたら、あの子、なんて言ったと思います? "結婚なんてしなくても子供は産めるわ。将来は精子バンクに行って優秀な遺伝子を見つけて、試験管ベビーを産めばいいわ"ですって。狂ってますでしょ?」
これ、刑事の前だから、この程度ですんでますが、普段はもっとエキセントリックなんでしょうね。
思わず、顔を見合わせる杜城と沈翊。
父親「最近の子供たちは、なぜこんなに考え方が異常なんだろうか?」
まったくだわ、と、興奮が抑えきれない様子の母親。
じっと観察してる沈翊。
杜城「状況については、大体理解しました。なにか、新しい知らせがあれば、すぐにご連絡します」
両親の、小静に関する話の、個人的な感想など一切触れることなく、立ち上がると、さっさと家を出ていく杜城と沈翊。
それが正解!
母親「・・・・え」
同調してもらえると思ってたのかな、完全に戸惑ってる(苦笑)
~杜城の車内~
バックを足もとにしまう沈翊。
このカット、なんか必要だった?(笑)
すでに、自分の車のように扱ってるって意味?
それとも、ビュイック様のほうで、荷物の多い彼女さんもこれで座席はすっきりでございます、のPR?
ま、どっちもだな(笑)
杜城「ニーハオ、小五」
車載Aiに話しかける杜城。
「ニーハオ
」
「音楽を切ってくれ」
でも、かかってるの、沈翊が歌ってる『猟罪図鑑』のOSTだよ、いいの?![]()
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「当然巳关闭音乐(今、音楽を切ります)
」← ちょっとだけ機械的に聞こえた。機械なんだけど(笑)
やっぱり、これもPRだった(笑)
しかたない。
今や、捜査会議にかける前の、2人の大事なミーティングですからね。
杜城「なに考えてる?」
まずは小静の部屋を見た沈翊の話しを聞かないとね(笑)
沈翊「小静のベッドサイドのテーブルに、擦り切れた『月と六ペンス』の古いぺーバーバッグを見たんだ。小静の愛読書に違いないだろうね」
杜城「それなら、俺も読んだことあるぞ」
え? そうなの??と、思わず、杜城のほうを向いちゃう沈翊。(笑)
杜城「その本は、主人公が家族と仕事を捨てて、本来の人生を手放す話だろ。彼は芸術を追求するために、一人で絵を描くために原始的な島へ逃げるんだ」
真剣な目をしながら、しっかり聞いている沈翊。
それから、感心したように、ふふっと笑うのよ。
沈翊「うん、いいね」
にやり、と、ちょっとだけ口角をあげる杜城。
この人は、なんでこんなにわかりやすいんだろう。
このまま、ふたりで、島は無理でも、海までドライブでもしますか?
沈翊「だったら、この本の主人公は誰をモデルにしているのか知ってる?」
隣にいるのが、美術の天才、沈翊先生だって忘れてたわけじゃないよね(笑)
え、講義かよ、と、内心焦りながら、
「ゴーガン?」と、ちょい自信なさげに答える杜城。
やっぱり、今や世界的にも、フランス語読みのゴーガンが主流なのかな?
またもや、笑みを浮かべる沈先生。
そこまで理解してくれてるなら、話は早い。
っていうか、単純に、嬉しいんだよね(笑)
沈翊「君の解釈は、核心を突いてるね」
ここから、沈先生の特別講義です(笑)
沈翊「劉欣瑶のカフェに飾られている絵は2枚だけで、どちらもゴーガンの作品だということ、気づいてた? 一枚は、「我々はどこから来たのか我々は何者か我々はどこに行くのか」で、もう1枚は「死霊が見ている(マナオ・トゥパパウ)」というタイトルだ。
この絵は、人々の内なる葛藤と恐怖を象徴しているんだけど、死への恐怖だけでなく、未知への恐怖も象徴しているんだ。ゴーガンが自身の人生から逃避し、全く新しい環境で解放を求めようとしたようにね。
そして、この2枚の絵は、一方では、彼女が自身の人生の意味を問いかけ、他方では、恐怖に直面した際に逃亡したい、という小静の内面的な感情の複雑さを示唆し、ある種の対話を生み出しているような感じがする。
だからね、僕は、小静は本当は死にたいなんて考えていたわけではないと思ってるんだよ。ただ、全く新しい生き方を試してみたかっただけなんじゃないのかな」
杜城「・・・・・・・」
運転しながら、神妙な顔をして聞いている杜城。
つまり、小静はどこかで生きているのではないか、という可能性が上がってきた、とも言えるのです。
そんな杜城の横顔を見つめる沈翔。
沈翊は、本当に、杜城のことが好きなんだなぁ。
イタズラっ子のように笑いながら、わざわざ、身体を前のめりにして(シートベルトをゆるめて)、
身体ごと、杜城のほうに向きなおるの。
沈翊「じゃ、ゴーガンの話をもっと聞かせてよ
」
こんな可愛いおねだりされたら、ど~する?
杜城「ゴーガン?・・・きっと、すごく背が高いんじゃないかな?」
ジョークで誤魔化したよ(笑)
思わず、笑いあう二人。
ここ、笑い方が、爆笑じゃなくて、あっさりしてるところも二人らしい。
沈翊「うん・・君みたいにね」
出すのやめようかと思ってましたが、一応、いっとく?
もう好きにして。。。
~村の湖~
昼間みたら、こんな感じの湖でした。
捜索していた警察官の一人が、「すぐそこです。さきほど引っ張り上げようとした時、木の枝にからまってしまいました」と、蒋峰にむかって説明する。
とうとう、遺体発見か、と暗い表情で岸に現れた蒋峰。
登山服っぽい恰好で、湖面にうつ伏せになっている状態の遺体らしきものを、
4~5人がかりで、岸に引き上げる。
すでに、話を聞きつけたのか、小静の両親も規制線の外で、見守っている。
引き上げられた姿を見て、小静の名前を絶叫しながら、地面に崩れ落ちる母親。
これは、さすがに残酷よ。
親子関係とか関係なく、やっぱり、この仕打ちは、人間として気の毒に感じてしまいます。
「どいてくれ、うちの子なんだ! 中に入れてくれ!」という父親の絶叫も、周囲にこだまする。
うつ伏せから、仰向けにされた時、誰もが声をうしなってしまう。
蒋峰「・・・・・」
だってそれは・・・かかしに、服を着せただけのフェイクだったから。
~北江分局 刑警隊~
杜城に、蒋峰から着信。
蒋峰「城隊・・俺ら、かかしをひっぱりあげましたよ」
杜城「・・・なんだって? かかし?」
蒋峰「ええ。すでに、小静の両親に、かかしが来ていた服やスニーカーやバックパックなどが、小静のものであることを確認してもらいました。このまま、捜索を続けるべきでしょうか?」
杜城「いいから、続けるんだ」
一体、どれだけの警察官が、この件で、山の中を捜索に駆り出されてると、思ってるのか・・・と、杜城でなくても、腹立たしくなってくるよ。
杜城「李晗!」
呼ばれたら、すぐきます。
杜城「何人かの人間を連れて、常楓の家の近くの村周辺を徹底的に捜索してきてくれ。張思静を見た人間がいないか、探すんだ」
李晗「はい」
~村に近い市場~
張思静の写真を持って、聞き込みにまわる李晗。
李晗「すみません。最近、この若い女性を見かけたりしませんでしたか?」
村の人が利用する、一番近場の、人でにぎわう市場のような場所かな。
店主「ああ、少し前に、うちの車に乗っていったよ」
李晗「お宅の車に乗った?」
ヒッチハイクしたという意味らしいです。
店主「ああ。あの子、かなり変わってたよ。彼女、歩くのに疲れたから、うちの車に乗せてくれって言ったんだ。俺たちがどこにいくか、なんて、気にしてないようだった。見てのとおり、俺は、商売をしようとしてただけだからさ。だから、本当は、彼女を乗せたくはなかったんだよ。でも、彼女は、俺に、200元もの現金を出してきたんだ。今どき、現金を使う若者なんているのかね?」← 気になるの、そこ?(笑)
李晗「彼女が降りた場所まで連れて行ってもらえますか?」
~北江分局 モニタールーム~
なんと、この市場に、防犯カメラがついてた!
李晗「村の市場で、発見しました。防犯カメラの映像に張思静が映ってます。」
映像を一時停止する李晗。
李晗「これが彼女です」
帽子と、男物のロングコートを着ている小静がはっきり捉えられてました。
杜城と沈翊に、説明する李晗。
李晗「ですが、この市場には、(ここ以外)ほとんど防犯カメラは設置されてません。小静は、カメラのフレームから外れ、そのまま、消えました。市場や、近くのバスルートなどを確認しましたが、誰も彼女を見た人はいませんでした」
杜城「他の防犯カメラはどうなんだ?」
李晗「これが、彼女の姿を捉えた唯一のカメラです」
その間、ずっと映像を見つめている沈翊。
杜城「彼女が登場したところの最後のフレームに戻してくれ」
巻き戻す李晗。
杜城「もう一度・・・止めろ!」
ぐっと前に乗り出し、通りの奥にいるフードをかぶった女性を指さす杜城。
最大限拡大して、これです。
李晗「彼女、野球帽をかぶっていて、顔ははっきりしません」
沈翊「それで、十分だよ」
くぅ~~~!!
そんなこと言ってみたいもんだわ。
早速、画面を見ながら、スケッチしていく沈翊。
髪の短い女性を描き上げると、
今度は、小静の登録写真を描きだすと、
上の絵と重ね合わせる。
沈翊「顔面のオトガイ結節、下顎、そして側頭骨の乳様突起。これらの骨の特徴はすべて一致している。」
李晗「では、この新しい輪郭に基づいて、捜索を続けます」
杜城、なにか納得いかないのかな。
沈翊「もう・・彼女のことは見つけてると思うよ」
自分の携帯を取り出し、一枚の写真を見せる。
杜城「劉欣瑶の友達か?・・・あの日の劉欣瑶の動きを確認してみろ」
スマホのGPSで履歴とかを見れば、丸わかりだよね。
はい、ビンゴ。
海に出掛けていたことが判明したんでしょう。
やはり、貝殻はヒントだったのね。
ここで、切ります。
★『猟罪図鑑Ⅱ』Ep.07-3 雑感★
小静と劉欣瑶に関する私の勘が当たっているかは別にしても、30歳になった女性が、強制的に結婚させられそうになって、そこまで取り乱すのは、結婚以外の明確な人生設計があるか、他に好きな人がいるから、と考えるのが、一番自然な気がするんですけどね。
ましてや、売り言葉に買い言葉的な興奮状態であっても、精子バンクにまで言及するのは、通常の結婚出産ルートから外れる未来を思い描いていなければ、なかなか親の前で口にすることはないはず。
いくら、「もう両親のもとなど帰る必要なんてない」と説得されても、自分が家を出ることで、両親の攻撃が劉欣瑶に向くことは何としても避けたかった。
一度は真剣に、自分さえいなくなれば、と思い詰めた。
親友が自殺を仄めかし、いなくなったというのに、どこか落ち着いていた劉欣瑶の態度と、その後の浜辺で撮った後ろ姿のあの写真を組み合わせてみれば、答えは出ている気がします。
ま、全ては私の妄想ですけどね。
あと、小静の家からの帰りの車中の沈翊と杜城を見てて、ふと思ったんだけど、この二人ってこんな風に笑い合ったりしたことあったっけ?
もちろん、それぞれが、微笑んだり、ニヤついたりっていうのはありました!!
どっちかっていうと、気づかれないように・・・っていうのが、お互いどこかにあって、笑いまでも、ちょっとずつずらしてる感あったのよ。
こんな声まで出して・・なんてことあったかな。
だとしてもよ、シーズン2になってから、💘トリオの出番が少なくて、どうなのよ!
車内のシーンで、ちょっと無理くり感ありつつ、出したけど、二人でいることも、二人が信頼しあっていることも、当たり前になっちゃったからかしら?
安定期?(笑)
★『猟罪図鑑』Ep.07-4に続く★


































































