杜城と沈翊が二人でいると、ついついデート扱いしたくなる、中学生並みの悪いクセ(笑)
【おことわり】
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。![]()
『猟罪図鑑Ⅱ』
猎罪图鉴(獵罪圖鑑)Ⅱ / Under the SkinⅡ
2022年(中国)Dec.10~ Dec.25, 2024
45分×全28話
脚本: Zhang Lai
演出: Liu Shu Qiao
『猟罪図鑑』前シリーズをはじめから読みたい方は、こちら#1-1から
前記事未読の方は #7-1
#EP07-2
常楓の供述の続きです。
~ “雲蒸霞蔚”が見える崖の広場 ~
高所恐怖症の身でありながら、それでもなんとか、あの崖にたどり着いたのかな。
時間的に下山も出来ず、とりあえず、焚火をしながら、夜明かしすることに。
“雲蒸霞蔚”の景色も見られなかったかもね。
常楓「一体、どうして、一人でこんなところに来たんだ?」
小静「ネットで見つけたの。みんなが、ここの景色は美しいって言ってた。ここで、永遠に休むのもいいかな・・って」
つまり、ここへは、ただ登山に来たのではない、と告げています。
常楓「まだ若いのに。死について考えるのはやめたほうがいい。死ぬことで、問題が全部片付くとでも思ってるのか?」
小静「確かに、死は問題を解決することはできないけど、問題を抱えた人が死ぬことで解決できることもある。私自身が・・その問題なのよ。」
常楓「ご両親のことは考えたりしないの?」
目に涙を浮かべている小静。
小静「あの人たちのことを考えたからこそ、私はこの決断をしたの」
常楓「家族となにか意見が合わなかったとか? 話し合えば大丈夫なんじゃないの?」
小静「誰であろうと、そして、そのすべてのことが話し合いで解決できるわけじゃないわ」
一筋、涙がこぼれてしまった顔をそむける小静。
小静「両親とのコミュニケーションは、見知らぬ他人とのコミュニケーションよりも難しい場合があるのよ。私たちには、皆、自分の人生がある。私だって、両親をがっかりさせたいと思ってるわけじゃない、だから、ここに来て死ぬことにしたの。もし本当に死んだら、両親がそれを受け入れてくれるといいんだけど・・・。彼らには、自分のせいだなんて思ってほしくない」
親が要求するとおりの理想の子でいたいのに、それが出来ないから苦しむ。
好きな人がいても、好きな生き方があっても、親に背けないから苦しむ。
親という壁が高すぎて、揉めることに疲れ果てて、何か結果を出して説得する自信もビジョンも消え失せて苦しむ。
とは言え、家族を亡くしたくて亡くしたわけではない常楓にとって、よく理解できない話でしかなくて・・・。
常楓「すでに遺書を準備してあるみたいな言い方だね?」
うん、と頷きながら、リュックをポンポンと叩く小静。
小静「ここにね」
でも、小静が残したという遺書には、親とのことが書いてあったんだよね。
李晗<「遺書と一緒に、携帯電話もありました。そこには、30歳になってから、家族のからの結婚しろ、というプレッシャーに耐えられなかったので、自殺を決意した、と書かれていました>
例え、これが本当の理由であってもなくても、ましてや一部であっても、普通の親なら自分を責めるはずだけど。
常楓「・・・・・・」
くすっと笑う小静。
小静「思ってたのと違ったな。死ぬことですら、こんなに難しいだなんて、予想外だったわ。私、高所恐怖症だったのよね」
そんなことすら、思い至らなかった自分が情けない・・と言いたげに俯く小静。
隣の常楓に、「他に、早くてきれいに死ねる方法は知ってる?」と訊ねる小静の顔は、とても切実だ。
常楓「知らない・・」
首を振る常楓。
小静「そんなことありえる? ここは、"自殺の谷"じゃないの? お願いよ・・私を助けてくれない?」
常楓「君は、本当に死にたいのか?」
多くの自殺願望者と対峙してきた常楓には、なんとなくわかるんじゃないのかな。
本気で死に魅入られた人と、そうでない人の違いが。
目に涙を浮かべて、頷く小静。
常楓「そこに、俺の柴刀がある。研ぎたてだ。やってみればいいよ」
焚火を起こすのに、使った柴刀に視線を向ける小静。
小静「・・・あれはだめよ。あれは、あなたのだもの。あなたを巻き込みたくない」
少し考えて、「だったら、あとは、あの湖に飛び込むだけじゃないのか?」と訊ねる常楓。
立ち上がる小静。
小静「それ、いい考えね」
常楓「それで、彼女の願いを叶えるのを手伝ったんです。だって、私はすでに一人を殺しているんだから。一人増えようが、別に問題ないですよ」
どこか投げやりにも見える常楓。
沈翊「・・・・・・・」
常楓の供述を怪しんでますね。
~訊問室前の廊下~
部屋から出てきた沈翊、杜城、蒋峰の三人。
沈翊「常楓の思考の選択基準から考えても、彼が無差別殺人を犯すような人物ではないことはわかってる。だが、彼は、小静を殺害したことをすぐに認めた。説明になってない」
沈翊が意義を唱えるのを横目に見つつ、「蒋峰、救助チームに、常楓 が示したエリア内で捜索範囲を拡大するよう指示してこい」と命令する杜城。
現実問題として、容疑者が殺害場所を供述したのであれば、検証捜査をするのは当然です。
沈翊「一体なぜ、彼はこんなことをするんだ?」
少なくとも、この常楓の供述は、理屈に合わないと、どうしても納得できず、疑問に思う沈翊。
たしかに、それに対しては、杜城も同じ意見でしょうね。
うん、と頷く杜城。
そこへ、「城隊・・」と、李晗が資料を見せにくる。
李晗「張思静の携帯電話のデータを復元しました。最後の電話は、劉欣瑶(リウ・シンヤオ)という名前の女性でした。二人のSNSのアカウントを確認してみました。彼女たちは、お互いに、写真を投稿してました。友人に違いなさそうです」
スマホを見る杜城と沈翊。
李晗「この劉欣瑶は、この街でカフェを経営してます」
っていうか、さっきから、杜城が渡された資料もスマホも、沈翊がみんな取っちゃうの![]()
だんなのものは私のもの
私のものは私のもの
経営??
~劉欣瑶のカフェ~
早速、カフェデート・・デートちゃうわ、聞き込み捜査よ。(笑)
いや、この雰囲気は、デートでよくない?
これまた、可愛らしい、メルヘンチックな店内だこと。
そこに、杜城と並んで座っても、むさい感じにならないのは、やはり翊ちゃんのおかげだと思います。
杜城の雰囲気、絶対、これ、聞き込みに来た隊長って雰囲気じゃないもん(笑)
もちろん、ストローでジュースをかき回したり、お上品に飲んだりする沈翊のしぐさが可愛いのは言うまでもありません。
水を運んできて、二人の前に座る女性。
劉欣瑶さんですね。
あ、誰かに似てると思ったんだけど、稲森いずみさんっぽい(笑)![]()
劉欣瑶「小静、見つかったんですか?」
その問いかけには、はっきり答えられない二人。
杜城「まだですが、しかし、彼女が失踪する前に、電話を受けていたことが判明しました。あなたからのものだ。それで、その時の状況について、お聞きしたかったんです」
劉欣瑶「あの日、彼女のご両親が私のところにみえて、彼女の居場所を知っているか、と聞かれました。お二人とも、とても不安そうな様子でした。私、彼女に何度も電話したんですが、電源はオフでした。私は、また、彼女が外出禁止になったのでは、と考えたんです。」
杜城「小静は、よく両親と口論して外出禁止になったんですか?」
劉欣瑶「彼女のご両親はとても厳しくて、彼女の食事、服装、仕事、友達関係まで厳しく制限されるんです」
杜城「では、最近彼女と両親が揉めた理由について、なにかご存じですか?」
劉欣瑶「最近、彼女のご両親はあちこちの人に頼んで、彼女にお見合いをセッティングさせています。実際に、セッティングされた時などは、大げんかになってしまい、小静は私の家に逃げ込むしかありませんでした。彼女のご両親は、彼女が失踪したといって行方不明者届まで出したんですよ。その日、彼女は私の店に来て、2時間以上泣き続けました。結局、家に帰っていきましたけど・・」
劉欣瑶の話の途中、店のインテリアとして飾られている絵画などに目を向ける沈翊。
ゴーギャンの『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこに行くのか』と
『死霊が見ている』ですね。
そうか、"目に見えぬものを描く"ゴーギャンか。。。
っていうか、ゴーガン(ゴーギャン)とゴッホ・・・まさかね(笑)
ん? 小静と劉欣瑶って、友達以上の関係だったりする?
なにか、気になったのか、話しの途中であっても、す~っと席を立ちあがる。
まぁ、いつものことです。(笑)
もう、杜城ったら、気にも留めません(笑)
好きに観察させて、あとで、まとめて聞けばいいんですから。
沈翊への理解度が、すでに、(猫の)飼い主レベル。
劉欣瑶「刑事さん、私たちは、もういい年の大人です。いまだにこのように親にコントロールされているというのは恐ろしいことだと思いませんか?」
劉欣瑶が、小静と同一線上な立ち位置を示すところを見ると、ただ、友人だから、というだけじゃなく、おそらく、小静の両親は、小静を匿う劉欣瑶に対してもかなり高圧的な態度に出たんじゃないのかな。
貝殻のモビールを手に取る沈翊。
それには、イエスともノーとも答えない杜城。
劉欣瑶「小静に一体、なにが起きたんでしょうか?」
なんとなく、杜城も沈翊も、気づいてる気がするなぁ。
劉欣瑶が、友達がいなくなり、こうして警察沙汰になっても、わりあい落ち着いているってことに。
沈翊は、店の中のインテリアを物色中。
ここにも、貝殻だ。
別に、ここ、マリンテイストのカフェってわけじゃないのにね。
杜城「まだ、居場所を見つけてはいません」
失意の表情を浮かべ、「実際、小静はいつも憂鬱そうでした。私がもっと説得できていれば、彼女は・・・」
バカな考えを持たなかったのではないか・・・と、そういって、涙ぐむ劉欣瑶。
劉欣瑶「・・・すみません」
涙を拭う劉欣瑶のことを、少しも本気にしてない風で、突然、話かける沈翊。← 正直なもので、ごめんあそばせ。
沈翊「これ、あなたですか?」
壁に貼られた写真のうちの一枚を指さす沈翊。
え・・と顔をあげる劉欣瑶。
劉欣瑶「そうです。友人と私です」
頷く沈翊。
口角あがってるよ。もう、気づいた感ありあり。
じっと、その写真を凝視する沈翊。
この目には、ごまかせないよね。
髪の短い友人と二人、背中を向けて、ハートを作っているポラロイドかな。
これは、どこかの海岸? 砂浜?
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥
~張景强(小静の爸)の自宅~
物事は、なんでも、片方だけというわけにはいきません。
小静の自宅ですね。
全体は映されませんでしたが、おそらく、街路樹舗道やインフラ全般などが整備された、同じタイプの住宅が並ぶ、戸建てのゲーテッドコミュニティなのかな、という感じがします。
庭から建物へのアプローチを見ても、小ぎれいにしてるおうちって感じです。
庭から見えるリビングを見て、指さす杜城。
杜城「白いソファ、白いカーペット、おそらく潔癖症だろうな」
いや、それは決めつけに近くないかな?(苦笑)
すかさず、沈翊が杜城に水色の靴カバーを渡す。。
この、黙ってさっと手渡す雰囲気が無茶苦茶、私的パートナー感がありますね。← そう見えるのは私だけ?
玄関を開ける母の车玲玲。
母「ようこそ・・、あの・・今日は、良いニュースを持っていらしたの、それとも・・・」
杜城「まだ、捜査中です。ご両親から小静についてもっと詳しく聞きたくて伺いました」
母「どうぞ、お入りになって・・。あなた、降りてきて。警察の方がお見えになったわよ」
何も言われなくても、杜城も沈翊も、部屋に上がる際に、靴にカバーつけてた。
ググりましたらば🦀
※中国は、地域によって脱ぐ・脱がないの習慣が分かれる。 靴を脱がない代わりに、靴用のカバーをかけてから上がる地域もある。
もしかして、これか!? Σ(゚Д゚)
(台湾)海峡西岸地域全体というより、それぞれの家のスタイルなのかな?
父親の张景强も、二階から降りてきましたよっと。
どうぞ、おかけください、とそろって奨める夫婦。
杜城「お宅のインテリアは、とても素敵ですね」
父「ああ、家内の家はデザイン会社を経営してまして・・それで、部屋の家具に関しては、彼女なりにこだわりがあるのかもしれません」
母親が、水を入れる様子をじっと見ている沈翊。
ちょっとの水滴でも、すぐに拭き取る徹底ぶり。
(ただ、これはね、やらないと、カバーなしの無垢のテーブルは、天板の傷みが早いんよ。
うち、ダイニングテーブル買った時、透明のテーブルマット、一緒にオーダーしたけど、でもね、いま、そのテーブルマットが劣化して、無数の小さな白い傷が縦横無尽に拡散して大変なことになってる(笑)(笑)(笑)
もういくらなんでも、替え時だよなぁ。。)
母「こだわりなんかじゃありません。完璧さを追求もせず無視するのは恥ずべきことなんですのよ。・・・さぁ、お水をどうぞ」
ありがとう、と受け取る二人。
一瞬見せた、旦那さんの渋い顔(笑)(笑)(笑)
一事が万事、この調子なのかもね。
沈翊「小静の個人的な部屋なんかはどうなんですか? 同じ感じですか?」
ちらりと、父親の方をみる母。
小さくため息をつく父親。
父「それが・・・小静は、我々とは全く違うんです。」
杜城「?」
父「彼女の部屋は、いつもゴチャゴチャです。母親と私は、しばしば、彼女の部屋の片づけを手伝うんです。しかし、我々がそうするたびに、あの子は癇癪を起しましてて・・・」
母「ええ、掃除するたびに怒られるんです」
杜城「・・・・・・」
確かに自分だったら辟易だな、と思いつつも、外出禁止(軟禁)とか異常な介入(束縛)とか、そういうレベルなのか、ちょっと判断がつきかねてるのかな?
反して、なるほどね、と頷く沈翊。
沈翊「彼女の部屋を見せていただいてもいいですか?」
母「どうぞ。二階です。」
立ち上がり、階段を昇っていく沈翊。
疲れ切ったように、俯く母親。
ここで、切ります。
★『猟罪図鑑Ⅱ』Ep.07-2 雑感★
常楓が語った、小静との山での会話などは、おそらくその通りの流れだったんだろうけれど、まだまだ、出てきてないことがあるんだろうな。← これは、定説です(苦笑)
小静の親友のお店のインテリア、至る所、とても、チグハグな印象を受けました。
だからこそ、余計、いろいろなヒントが際立つような感じがします。
沈翊と杜城に関しては、公私混同とは言いませんけど、あれ、カフェデートでいいですよね(笑)
ただ、ずきゅ~~んというより、あ~、はいはいって感じなのよね。
いちいち、取り立てていうほどのことでもなくなってるというか。。。
もちろん、それも"苦肉の策"なのはわかってるんですけど、もうちょっと、ずきゅ~~んな奴、たまには供給してください(笑)
引き続き、小静の家を訪れた二人。
子供の立場、親の立場を両方経験した身でも、本当に胸が苦しくなってくる。
★『猟罪図鑑』Ep.07-3に続く★


















































