早くも、4話終わりですが、事件は5話に持ち越します。

 

【おことわり】こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バラ

ラストまでの完全ネタバレです。

ンスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『猟罪図鑑 ~見えない肖像画~

 猎罪图鉴(獵罪圖鑑) / Under the Skin 

 2022年(中国)3/6~ 3/16, 2022

 45分×全20話 

 脚本: Jia Dong Yan、 Wu Yao

    演出: Xing Jian Jun

 

前記事未読の方は、こちらから

#4-1 #4-2

 

 #EP4−3

 

~第七高校 大教室~

 

ひとりで、お菓子をつまんでる杜城。

 

沈翊「同窓会を企画してくれて、協力に感謝するよ」

藍心「結局、私達は知り合いだもの。私だって、真相が知りたいわ」

 

沈翊と藍心の二人は、仲良く並んで10周年同窓会のタイトルをチョークで書いてるところです。

 

まさに、蚊帳の外にいる杜城!!(笑)

位置関係は、こんな感じ。

 

あれ、もしかして、ここって、水をぬいたプールじゃない?← 手すりはしごがあるのに、今回、はじめて気づいた!(笑)

 

発想が斬新すぎて、しばし、目が点。

 

使われなくなったプールなのかな?壁面に絵が描かれているのを見ると、美術コースの子たちがたまり場にしてたとか?

 

 

沈翊「僕も、なぜ君がここに留まりたいのか、にも興味がある。美術教師として、ここに残ることは、君の才能が埋もれてさせてしまうのに・・・」

 

苦笑する藍心。

 

藍心「だったら、あなたは?なぜ、警察官になったりしたの?」

 

ここで、ずっと、蚊帳の外で、机に座ってお菓子を食べてるしかなかった杜城の顔が固まるの。

この問いについては、杜城にしても、沈翊の本心がわからずにいるから。

 

藍心「あなたのスケッチを見たけど、あなたのレベルは、一般的な似顔絵師なんかよりもはるかに高いわ。」

 

少し笑みを浮かべながら、「画家っていうのは、半年かかっても、絵が一枚も売れないこともある。似顔絵捜査官は、毎月、給料がもらえるんだよ」と、ごまかすにしてももう少し、なんか言いようがあるだろう、ということを言い出す沈翊。

 

完全に、耳ダンボな杜城。

 

笑い出す藍心。

藍心「信じないわよ」

 

ここのシーンは、とにかく杜城に注目してろ!と言われてるみたいです(笑)

 

沈翊「君だって、僕の質問に答えてないだろ。君の才能なら、有名な八大美大で研究することも可能だろうし、優れた芸術家たちと交流を持つことだってできるはずだ。それなのに・・どうして、ここに留まることを選んだんだ?」

ちらりと、ホールの天井を見回す沈翊。

 

複雑そうに微笑む藍心。

藍心「芸術・・純粋な芸術を現実のものにするのはとても大変だわ。名声、富、虚栄心、人は簡単に惑わされてしまう。学校にとどまって、芸術に対して情熱を持ってる生徒たちに教えているほうがいい」

 

ま、理想を語る芸術家であれば、筋は通ってないとは言えません。

 

ご立派なことで・・と、聞いてる杜城。

 

少し意外そうに、

 

それでも、微笑みながら頷く沈翊。

 

 

~衝立の裏~

集まった学生たちを監視するように、バリケード的なものの後ろに隠れている杜城と沈翊。

 

杜城「嘘つきめ!」

沈翊「既に、答えを出してる人間に、なにか言ってもどうにもならないだろ」

杜城「・・・・・・」

 

意味深だねぇ。

 

 

~第七高校 教室~

同窓会始まりました。

「乾杯!」「乾杯!」「今日は飲むぞ」って大騒ぎ。 

とにかく「好好好好好好好」が飛び交ってます。

・・・というか、卒業生の集まりだからって、学校が貸してくれるのはいいとして、飲酒OKなの?(笑)

中国ってそうなの?

在任してる教師の主催だから?

 

・・・という疑問は解消されませんが(笑)とりあえず、先を進めます。

 

藍心を入れて、8名。

その他7名が全員男子か・・ふ~ん

 

~衝立の裏~

にぎやかな様子を、衝立の後ろから観察している杜城と沈翊。

「あの(似顔絵の)生徒に似てる奴はいないな」と呟く杜城。

 

~会場~

藍心「こうしてみんなで集まると懐かしくならない?」

もちろんだよ、と答える同級生たち。

 

「そうだな、随分しばらくぶりじゃないか。」

 

「あの頃、私達美術コースのメンバーは、このプールに隠れて、おしゃべりしたり、スケッチしたりしてた」

あ・・当たった(笑)

 

そうそう、そうだったな、と笑い合う同級生たち。

 

藍心「この建物には、私達の青春が詰まってるのよね。」

しみじみと、天上を見上げる藍心。

 

藍心「さぁ、もっと飲みましょ」

 

そして、再び、乾杯、乾杯、の嵐。

 

そのうち、一人が声をあげる。

「そう言えば先輩、なにかおもしろいことをするって言ってましたよね?どんなことですか?」

 

藍心「記憶力の強さをみるためのゲームよ」

 

立ち上がると、黒板ボードをひっくり返すように指示する藍心。

 

藍心「あの頃はみんなとっても親しかったのに、でも今は、だいぶ距離が出来てしまったでしょ。何年も経ったけど、友達のこととか、当時あったこととか、どのくらい覚えてる?」

 

「先輩、なんか面白そう。言う通りにやってみますよ」

 

藍心「この箱の中に、いくつか紙切れが入ってるわ。これらには、私が書いたその当時の、美術コースのメンバーの特徴が書かれてる。みんなは、その中の一枚をくじを引いて、この黒板に、その人の絵を描いていくの。そうしたら、残りの人たちでそれが誰なのか、推測してみて。どうかしら?」

 

トップバッターとして、藍心がやってみせることに。

 

箱の中から一枚。

 

藍心「“彼の顔は、いつも脂っぽい。その目は、油の中に浮いてる二つの黒い豆みたい。”」

これ、モデルにしたのが誰か知らなかったら、まぁまぁなディスリな気がするのは私だけ?(笑)

 

チョークを取り、黒板ボードに向かうと、すぐさま、顔を描き始める。

 

誰だ、誰だ、と興味津々。

 

~衝立の裏~

 

感心したように話しかける杜城。

杜城「これは、うまいやり方だな。瞿(藍心)先生から先に描けば、他の人は疑ったりしない。」

沈翊「残りの大部分には、日記の中の、任暁玄が好きだった男子の身体的な特徴が書かれているんだ。もし、任暁玄が好きだった男なり、もしくは、その男を知ってる誰かが、この中にいれば、紙切れの説明文に、間違いなく、なんらかのリアクションをとるはずだ」

理にかなった沈翊の説明を黙って聞いてる杜城。

沈翊のアイデアだって、わかったよね。

 

~会場~

 

藍心の絵も、だいぶ、出来上がってきました。

くすり、と笑い、チョークを置く藍心。

 

「おい、これ、赵梓鵬じゃないか?」

「そうだ、そうだ!」

「俺が描き足して、もっと完璧にしてあげる」

 

そういって、メガネをクイっと押し上げる手を付け加えると、みんな大盛り上がり。

あのエロ教師、やっぱり、当時から、キモワルがられてたのか。

 

藍心「どうやら、このゲームはみんなには簡単すぎたみたいじゃない?」

プライドをくすぐるのが上手いねぇ。

 

藍心「じゃ、こういうのはどう? ルールを変えましょう。 同じ紙を見ながら、みんなで同じ人物を描くの。誰が一番早く、より正確に描けるか、見てみましょうよ。どう?」

 

全員参加型とあって、大乗り気になる一同。

 

箱の中から、紙を一枚取り出した藍心。

藍心「ええっと・・・さぁ、始めるわよ」

 

皆を黒板ボードの前に立たせると、特徴を書いたメモを読みあげる。

藍心「“そよ風が、高い鼻や、太くて長いまつ毛、眩しい笑顔を露わにするように、彼の顔と髪を吹き抜けた” “美しく特徴的な眉毛は、太くて力強く見えた” “これらの特徴すべてが、柔和な表情に見えた”

 

~衝立の裏~

少しずつ、前に身を乗り出してみていく沈翊。

 

~会場~

皆、それなりに、真剣に絵を描き始めている。

 

その中で、たった一人、立ち尽くしている男性。

そこそこ男前ですが、だからと言って、突出してるわけでもない。← 失礼!m(__)m

後々、名前が出てきますが、田林と言います。

 

~衝立裏~

沈翊の眼が一段と鋭くなる。

そんな沈翊の緊張具合をわかってる杜城。

 

~会場~

当然、その田林の様子に気づいている藍心。

 

~衝立の裏~

ちょうど、緊張絶好調な瞬間で、くぅ~って、お腹の音が響いた杜城に対して、「しっ!」と制する沈翊。

目が怖い(笑)

 

張り込みの基本なのに、トーシロに注意されてる杜城(笑)

 

杜城「(小声で)こんなに長くかかるってわかってたら、なんか、食べ物をもってくればよかった・・・ダウン

 

絵を描いているメンバーから目を反らさず、

「ん・・」と手だけで、お菓子の袋を杜城に渡す沈翊、最高(笑)


 

なんだよ、自分ばっかりズルいな、って感じで見てる杜城(笑)(笑)

 

でも空腹にはかえられません(笑)

早速、ボリボリ音を立てて食べる杜城に、

「しっ!」と再び注意する沈翊。

 

口の中に溜めこんで、リス状態のまま、唾だけで飲み込もうとしてる杜城の顔が耐えられん(笑)(笑)

杜城の可愛い性格がだんだんバレ始めてきます(笑)

 

~会場~

大多数が描き終えたのを見ると、なんとなく、みんな雰囲気は似てるね。

皆口々に、思いつく人物の名前をあげては、お互いに否定され・・・って感じです。

ずっと立ち尽くしている田林に対して、「もし、描き始めないのなら、敗けちゃうわよ」と促す藍心。

 

そう言われて、おもむろに書き始めた田林。

 

~衝立の裏~

沈翊「他の人たちは、説明を聞くたびに線を追加していた。描いている過程で躊躇ったり、修正を加えたり・・・。誰を描こうとしているのかわからなかったか、もしくは、そのような説明をはじめて聞くってことだ。だが、彼だけは、長い間、描くのを躊躇っていた後、描き始めた。(書き始めれば)一筆ごとが決定的で、なんの躊躇いもなく、一気に描き上げている。まるで、彼は、説明を聞いた時には、誰を描こうとしているのか、既に知っていたかのようだ。

 

~会場~

田林の背後では、厳しい目で見つめている藍心。

 

~第七高校 校舎外~

 

同窓会はお開きになったようです。

みな、楽しそうに学校を去ろうとしている中、藍心が、最後に絵を描いた男性、田林に話しかける。

 

藍心「同じ美術コースの中で、(当時の)あなたの絵のスキルは一番だったでしょ。どうして、今回は、描くのが遅かったの?」

田林「誰なのか、よくわからなかったせいだよ」

藍心「・・・・・・」

 

~会場~

 

黒板ボードに残された、チョーク画の中で、

一番最後に描き上げられた画を見ている沈翊と杜城。

明らかに違う。

 

沈翊「とても力強い画だ。感情に満ち溢れ、抑圧された感情が解放されたのを感じるよ」

杜城「彼に違いないな」

 

頷く沈翊。

沈翊「本人を知ってるか、もしくは、日記を読んだことがあるか・・・のどちらかだな

 

 

~校舎外~

立ち止まった田林。

田林「藍心・・・君、ただ、同窓会のためだけに、みんなを呼び出したわけじゃないよね」

藍心「・・・・・」

 

その時、「彼女じゃない」と声がして、振り返る男性と藍心。

 

杜城「我々が、君を探していたんだ」

 

~聴取室~

北江分局で、事情を聞かれることになった田林。

 

杜城「君は、彼女の日記を読んだんだね? 彼女の日記には、 彼女の好きな男子について書かれていた。君だったんだな?」

 

顔をあげ、話始める田林。

田林「始めは、任暁玄の好きな相手は自分だと思ったんです。最初に彼女に気づいたのは、バスケットボールのコートでした。その日は、エープリルフールで、雨が降ってました。鮮明に覚えてます。」

 

~回想~

仲間と一緒に、バスケットボールを楽しんでいた田林。

田林「彼女は、僕がバスケをするのをよく見ててくれました。」

 

任暁玄のあつい眼差しを感じ、

張り切る田林。

 

田林「彼女もまた、暗くなるまで、バスケコートの外で、静かに、僕のことを応援してくれていたんです」

 

美術コースだったから、美術の授業も一緒。

田林「彼女は、美術の授業の間中、いつも僕を覗き見してたし、昼食の時は、僕の近くに座ってた」

 

任暁玄の気持ちを確信して、気分がよくなる田林。

 

田林「でも、それ以外の時には、なにも話しかけてこないし、直接、僕を見たりすることもないんです。最初は、彼女は恥ずかしがり屋なんだろう、と考えました。日記を読んだあと、机の天板に描かれた絵を見て、彼女が見ていたのは僕じゃなかったんだと、わかったんです

 

 

杜城「それで、彼女をイジメ始めたわけか・・」

田林「・・・・・・」

 

日記のコピーを開き、読み上げる杜城。

<5月3日、雨 私は、なぜ、彼が私をターゲットにしたのかわからない。私の日記を見つけ、みんなの前で読みあげた>

 

必死で停めようとする任暁玄。

<彼は、とても大声で笑っていて、私は死んでしまいたかった>

 

一向に日記を読み上げるのをやめようとしない田林に対し、抗議するのを諦め、ただじっと座って、耐えている任暁玄。

机に伏して、その嵐のような時間が過ぎるのを待っていた。

 

<5月15日 私はまた、罰として、校庭を走らされていた。彼(田林)のせいだとわかっていた。先生に、どう説明したらいいのか、わからない。クラスメイトの誰も、私の証人になってくれようとはしなかった>

 

ノートのコピーを一枚一枚、外し、田林の前に置く杜城。

 

<5月18日 私は、自分の教科書の中から、死んだ鳥を見つけるなんてことは考えもしなかった

 

悲鳴をあげて、教科書を投げ捨てる任暁玄。

<とても怖かった。>

 

囃し立てるクラスの男子たち。

 

<この背後に、彼がいるに違いないって気付いた>

 

<6月5日 雨の中、自転車に乗っていた時、もっとも恐れていたことが起きた>

 

走ってるさなかに、強い力で突き飛ばされ、

自転車ごと、転んでしまう任暁玄。

<水たまりのなかにハマってしまった時、彼の背中が見えた>

 

振り返り、任暁玄を見ている田林。

 

田林「もう、これ以上、読まないでください」

耐えきれず、止めさせる田林。

 

杜城「これは、彼女の日記の中に書かれた君だ」

 

田林にとっては、苦い青春の1ページで、捨て去りたい過去かもしれないけれど、任暁玄の日記の中では、永遠に非道な同級生として存在し続けるんだよね。

 

しばしの沈黙の後・・・

 

田林「日記の中に書いていたのが誰なのか、知りたかっただけなんです。」

 

杜城「誰だったんだ?」

 

首を横に振る田林。

 

田林「わかりません。同期の男子のことは、特に注意して見ていたけど、誰なのか、見つけられませんでした」

 

杜城も沈翊も、おそらく、田林の言葉に嘘はないと判断してるんでしょう。

 

~杜城の車中~

杜城「現在の捜査状況によれば、赵梓鵬と田林の二人が、任暁玄の直接の死亡に関与していないことは確定できる」

ここ、杜城が、あまりにも普通に話してるから、え、今日の沈翊は起きてるの?って思ったら、やっぱり、目を閉じてた(笑)(笑)

・・・って笑おうと思ったら、うっすら、目をあけて、

すぐに閉じた沈翊。

 

杜城「そうなると、唯一の手掛かりは、任暁玄の日記に書かれていた男子だ。だが、 俺たちが、これまでに見つけた任暁玄と関係のある人間は皆、この男子が誰なのか知らないと言う。なんか変だと思わないか?

 

あ・・・やっぱり、ここでも一瞬目を開けた。

 これは意図的だね。

 

ここで、ようやく、隣の沈翊を見る杜城。

 

さすがに、杜城だって、こう何度も一緒に車に乗ってれば、沈翊が車で寝ちゃうことくらいわかってるはずだけど、たぶん、杜城には感じるんだろうね。

眠っていても、沈翊の意識が立っているか、否か。

だから、自分の考えを整理するためにも、話して聞かせてるんだと思う。

 

~沈翊の自宅前の道路~

 

はい、到着。

杜城「ついたぞ」

目をこする沈翊。

沈翊「ついたの?」

もう、この返しが、可愛いったらありゃしない。

 

杜城「ここに住んでるのか? 真っ暗じゃないか」

 

もうね、この辺りから、ぐふぐふしちゃう。← こんな会話、気がある子を送ってきた男子からしか、聞いたことないよ(笑)

 

沈翊「もう長いこと、街灯が壊れてるんだよね。もう慣れたよ」

シートベルトを外しながら、微笑みながら答える沈翊。

 

沈翊「ありがとう」

そういって、奥まった暗い路地の中を歩いていく沈翊。

 

目だけでちらりと確認。

ここで、恋愛ドラマだと、よくある2パターン。

1)翌日には、ちゃんと役所を通じて、街灯が復活してる。(近所の人たちがびっくり!)これは大抵、金持ちか有力者ね(笑)

2)次回からは、なんのかんの理由をつけて、玄関のドアまで送り、家の中に入るのを確認するパターン。

 

セオリーどおりにいかないこともあるけど、ついつい期待しちゃうのよ。爆笑

 

なんか、ちょっと物足りなさそうな杜城。

いいぞ、いいぞ。

急接近すぎないところもリアル。(笑)

 

~沈翊の自宅 アトリエ~

 

学生たちが描いた骸骨のスケッチを広げ立てた中に、座ってる沈翊。

右上のホネ男、同じ苦悩ポーズのままだ。

っていうか、あんな棚の上に座らせたら、いちいち、動かせないじゃん(悔)

 

任暁玄の日記のコピーを読み返している沈翊。

 

<4月1日 晴>

ふと、その日付けの部分に注目する沈翊。

 

田林<その日は、エープリルフールで、雨が降ってました。>

 

散らばった骸骨のスケッチの中から、4月1日に描かれたものを探しだした沈翊。

 

雨の中、傘の下に佇みながら、← これは沈翊の想像。

任暁玄がよく絵を描いていた場所を見ている。

 

沈翊「彼女は、日記に嘘を描いてたんだ」

呆然と呟く沈翊。


 

ここで切ります。

 

★『猟罪図鑑』Ep.04-3 雑感★ 

 

最初、あの不思議な同窓会見て(苦笑)、藍心に、美術コースの女子の友達はいないのか?と不思議に思ったんです。

男子がマドンナに群がるとわかって、参加する女子はいないか。。。とも考えましたが、その疑問は、5話で解けます。

 

いやぁ・・・Σ(゚Д゚)

ここまで、任暁玄の日記を手掛かりにしてきたのに、根底から覆すような事態に。

 

フェイク・・・それは、書き手の防御。

あんな風に、みんなの前で、日記を読み上げられても、肝心なことは一切書かなかった任暁玄。

だからこそ、田林に執拗に狙われたともいえるんだけど。

 

任暁玄の日記を分析してた刑警隊の皆さん、このあたりのいじめの表記も当然、目を通していたわけで、高校生にもなって、こんなバカなことをした奴はどんな奴だって憤ってたと思うんだけど、10年後の彼は、虫も殺さないような好青年だったね。

 

勝手に、優越感に浸っておきながら、梯子を外されたら、怒り狂うとか、任暁玄も大変な奴に見込まれたものだね。

 

だけど、あんなふうに、とびきりの笑顔で見つめられたら・・・自分だけが気づいた彼女の視線、自分のことをどんなふうに書いているのか、気になって、日記を盗み見たくなるのもわからないでもないか。← いや、ダメだろ!(苦笑)
 

死んだ鳥とか、自転車を押し倒す、とか、病気や大怪我にもつながりかねないし、シャレにならない。

 

高校生でこれはさすがに、問題ありでしょ。

 

 

というわけで、だんだん、消去法で、ターゲットが絞られてきてる感じがひしひしと。。

 

 

★『猟罪図鑑』Ep.05-1に続く★