続きで〜す。
(さっき、間違えて、03をアップしちゃいました。一瞬だけでも、見ちゃった方、すみません!)
【おことわり】
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『Love Sick 2024』
ชุลมุนกางเกงน้ำเงิน
2024年(Thailand)9/14~ 12/22, 2024
44分×全15話 / Uncut版 75分
原作:Indrytimes(Original)
制作:Channel 9
演出:"Cheewin" Thanamin Wongskulphat
対象年齢:13歳以上 ๑๓+ ※Uncut版:18歳以上 ๑๘+
ちなみに、
『Love Sick』ってなんぞや、もしくは、筋追い、読みに来た! な方、いらっしゃいませ(笑)
未見・未読な方、こちら、Specialエピソードですので、できましたら、先に本編をお読みになられたほうがよろしいかと。。。
本編 こちらからどうぞ。。『Love sick 2024』Ep.01-1 完走記念筋追い ※ネタバレ
3分割してます。
未読の方は こちらからどうぞ。。
『Love sick 2024』Special Ep-01 筋追い ※ネタバレ
💮 Phun×Noh
校舎の外廊下から、階下を見ていたNoh。
なんとなく、誰かに気づいたのか、
自分も下に降りていこうと歩き始める。
両手に飲み物や食べ物の袋を持ったPhunとすれ違う。
勇気を出して、「Noh!」と呼び止めるPhun。
直前に、目をぎゅっとつぶる演出、いいよねぇ(笑)
Noh「はぁ?」
振り返ったNohに、黙って、飲み物の袋を差し出すPhun。
Noh「ん? 俺にくれんの?」
小さく頷くPhun。
頭の中で、?が浮かんでるNoh。
袋を受け取ろうとしたものの、緊張でガチガチのPhunも掴んでるので、身動き取れず膠着(笑)
Noh「おい、手を放してくれよ」
手をつないでるわけでもないのに、Phunったら、それを離すのすら、残念なのね。
おずおずと差し出される袋を持ち、「ありがとうな」と受け取るNoh。
Noh「俺も、飲み物を買いに行こうと、下におりようとしてたんだ」
Phun「1buy1のキャンペーンをやってるのを見たんだ。」
こういう時、言わなくてもいい言い訳・・つい言っちゃうんだよね。
ま、気にしなくてもいいよ、と言いたいわけですね。
Noh「サンキュ~」
プロのテンキュ~に近い言い方好きなのよ。
得しちゃった・・・の微笑みを浮かべながら、少し歩き出したNohが、早速、ストローに口をつけると、満面の笑み。
でも、この喜びよう、んふふ、得しちゃった~♪だけなのかな? これ。。
後ろでは、Phunも同じように、同じ飲み物を飲んでいる。
こんなの、同じ空間で同じものを一緒に飲んでるのと同じよ。
振り返り、Phunに微笑んでみせると、そのまま、行き過ぎるNoh。
残されたPhunは・・・“Nohに飲み物を渡す大作戦”の余韻を楽しむってところかな。
しばらくして・・・
生徒会室を覗きに来るNoh。
なるほど、Phunは夏休み中に、生徒会室の片付けにきていたみたいです。
Phunが、ファイルやら、例のデッサン人形(お手手)をもって、立ち上がると、Nohがいて、一瞬固まる。
うん、わかりやすい!(笑)
それでも、精一杯平気なふりをして、片付けを続けるPhun。
その様子を見て、「友達に、ドタキャンでもされたんだろ?」と話しかけるNoh。
そりゃ、Fiのことかな(笑)
Noh「手伝おうか?」
Phun「平気だよ。君は、もう、やること終わったの?」
Noh「作曲か?ああ、まぁ・・時間かかるんだよね。なんていうか、インスピレーションが降りてくるのを待つ・・みたいな感じ」
Phun「そうなんだ・・・あの曲、良かったよ」
さっき、聴いた曲ですね。
Noh「本当に? 本当に良かった?」
Phun「ああ、本当に良かったよ」
嬉しそうに微笑む二人。
その時、Nohの雰囲気がちょっと変わって、笑顔がトーンダウン。
「Phun・・俺、お前に言いたい秘密があるんだ。でも、言っても怒らないでくれる?」と真面目な顔になるNoh。
Phun「言ってみてよ。怒らないから」
Noh「ほんとだな?」
うん、と頷くPhun。
Noh「生徒会長を選ぶ時・・・俺・・お前を選ばなかったんだ」
それを聞いて、さすがに、複雑そうなPhun。
小さく頷きつつ、少しがっかりしたようなPhunが、「なにか、僕に落ち度があったのか、聞いてもいいかな? Nohが僕を選ばなかった理由・・」と訊ねると・・・言いにくそうに話し始めるNoh。
Noh「その・・・正直に言うけど・・・俺、君のこと、カッコつけるふりが上手いだけなのか、と思ってたんだ。でも、いろいろ行ったり来たり(ไปไปมามา)してみたら、君もすごくいい人で、そんなに悪くなかったよ」
要は、君を誤解していたようだ、と言いたくなったわけですね。
Nohの言葉を聞いてる最中、ショック受けて固まるPhun。
でも、ここで、Phun覚醒(笑)
一歩ずつ近づくPhun。
Phun「例え、Nohが選ばなかったとしても、生徒会長にはなれたし、話してくれてありがとう」
Noh「ああ・・うん・・・じゃ、俺、作曲、続けるよ」
なんか、Phunの反応、思ってたのと違った?(笑)
Noh「あ、そうだ、Phun、飲み物、ありがとう。これ、うまいな、サンキュ」
そそくさと出ていくNohを、目で追うPhun。
その後、戸に持たれて、ちょっとだけ、考え込むところがいいんだよね。
Phun「俺って、かっこつけてるように見えるのかな?」
確かに、外見優男系イケメンは、男子の中では、損しがちかもね。何かプラスアルファがないと。
~音楽部部室~
ピアノの前に座り、さきほどの続きを始めるNoh。
なんだか、言いたいことも言えて、すっきりした感じ?
なるほど、『Shake』はNohが作曲したっていう設定になってるのね。
~生徒会室~
今度は、Phunの番です(笑)
シーンが、왔다 갔다 ワッタガッタだ(笑) ← 行ったり来たり・・の韓国語Ver.(笑)
しかも、なんか、可愛いの抱えてるんだけど(笑)
(この子たち、クリスマスパーティーの時、いたっけ?)
椅子の上に乗って、高いところにあるものを取ろうとしてるのかな。
くわえて、スマホを耳に挟みながら、誰かと電話しているPhun。
Phun「もしもし? いま、一人で生徒会室の片付けしてるんだよ。ドタキャンされたんだ。ああ、重すぎるよ」
その時、バランスを崩し、床に倒れ込むPhun。
Phun「痛い・・・」
足首のあたりを押さえるPhun。
💮 Per×Win(Mavin)
ベッドで眠っているPerが、「Mavin」と、うわごとのように、Winの名前を口にする。
悪い夢を見たのか、飛び起きるPer。
どうやら、具合が悪かったようです。
ベッドの傍らには、Winが、洗面器やタオルを持って座ってた。
Per「なんで、あいつら、お前にこんなことする? 一体、あいつらに、どれくらいこんなことされてる?」
こんなこと・・・の回想が入ります。
~回想~
学校の外で、虐められてるWin。
二人がかりで押さえ込まれ、財布を盗られてる。
なるほど、ここでは、Ngorではなく、Winが虐められてる子っていう設定なのね。
あれ、原作のWinって、そういう役柄だったの? ← すみません。原作読まない厨でして・・・。
その声を聞きつけたPer。
Per「おい、何してる!」
同時に、背後から、Winを抑えている不良たちを蹴とばすPer。
Per「(Winに)大丈夫か?」
Win「平気だよ」
いくら強くても、安易に、背中を向けちゃだめじゃん。。
不良「お前に関係ねぇだろ!」
Win「気を付けて、Per!!」
顔面を殴りつけ、Perが倒れた隙に、逃走する不良たち。
Win「Per!! Per!!」
・・・ということがあって、Winの家に運ばれたPerが、目を覚ましたってところだったんですね。
Win「だって、あいつら相手に、僕になにができる? もし、このことを誰かに言ったら・・」
その・・・」
Per「なんだ?」
Win「あいつら・・・」
Per「だから、なんだ?」
Win「・・・・・」
Perにも言えないことって・・・。
もう、このままにしてはおけないと、「俺と一緒に、警察に行こう」とベッドを降りようとするPer。
Win「いやだよ。」
Per「いいから、警察に行くんだ」
Win「いやだよ、迷惑かけたくない。あいつらが金が欲しいなら、くれてやればいいんだ」
そんなこと、認められません。
Per「頼むよ、Mavin、一緒に警察に行こう」
Winの腕を掴むPer。
Per「このままでいいのか? お前、毎日放課後に、脅迫されてるだろ。俺と一緒に行こう」
仕方なく、小さく頷くWin。
ああ、きっと、お父さんに知られたくないのね、という追加設定を、脳内補完してあげる親切な視聴者(笑)
Win「わかった、でも、今日はダメだよ。」
Per「・・・・?」
Win「だって、ケガしてるじゃん」
いやいや、Winちゃん、本来、ケガしてるからこそ、行くんだよ。
Win「大丈夫?」
心配そうに、殴られた頬骨のあたりを覗き込むWin。
Per「平気だよ。ちょっとめまいがするだけだ」
いや、だからさ、Per、それ、病院行こう!
警察行くなら、診断書もらおう!
タオルを濡らすWin。
Per「お前、なにしてるんだ?」
Win「身体、拭くんだよ」
Per「だったら・・・お前やってくれよ」
このカメラ位置。。
ちょっと、背徳チック。
言われるがまま、Perの背中や腕を拭いていくWin。
ええ、わかりますよ!
この究極の照れくささ&嬉しさを噛みしめてる口許。
でもね、Perたん、うちら、控えめでもちょっとは甘さも欲しいのよ。。。ください(笑)
いきなり、場面が変わりました。
💮 Ohm×Mick ← いつも、好き勝手言ってますが、一応、これでも基本は押さえる派。
これ、なにかのショート動画?
座ってるのは、Fiだと思うんだけど、頬にキスしてるのは、誰?
Mick? ← 後ろ姿だから、よくわからない。
SNSにアップされたこの動画、かなり物議を醸しだしてます。
『フライデー デイリー コンプレイン』
Job:皆さん、このビデオ、見ましたか?
Nong:フライデーの子供たちってば、かなり大胆なことするわねぇ!
SamSmay:彼に近づいて、キスした男の子は、うちの隣に住んでる子よ。そういう感じの子よね?
Friday Leader:学校が始まったら、彼を引っ張りださないとね。ม.3(中3)4組のMick!君、ちょっと大胆すぎる!
XOXO:たぶん、彼の両親は、運命の相手を見つけるように、命じたんでしょう。
Bank:花開いた瞬間って感じ。
SSS:まずは、勉強しましょう。
Momay: ああ、可哀そうなご両親!
D: 誰か、僕のために、何人か残しておいて!
SaoSaoSao:フル動画ってあるの? もっと見たいんだけど!
次々流れていくコメントの数。。。
場面変わりまして・・・ ← 音楽室でした。
Ohmが真面目な顔して、スマホにむかってる。
傍らには、Mickが立ってる。
Ohm「こんにちは。私は、Ohmです。みなさんにお話ししたいことがあります。
実は、私が、Fiにキスするように、Mickに頼んだんです。私の過ちでした。後輩を揶揄いたくて、私が、録画もしました。ですが、誤って、流出させてしまいました。」
(旧作の動画騒動をモチーフに入れ込んでる?)
Ohm「私は、Mickのことを、みんなに誤解してほしくありません。本当にすみませんでした。 もう二度とこのようなことをしないと約束します。申し訳ありませんでした」
最後は、ワイをして、録画を終え、そして、アップするOhm。
あ、まじな謝罪会見じゃん。
Ohm「Mick、本当にすまなかったな」
Mick「それだけですか?」
あら、強気(笑) あら、素敵(笑)
私、こういうMick、大好き(笑)
Ohm「他に、なにしろって言うんだよ?」
情けない顔になるOhm。
Mick「ん~~」
ちょっとだけ考えるMick。
ふふ、まだ、例の“あざと可愛さ”の表情が定まってない感じ・・・爆誕前なのね(笑)
Mick「サイアムに連れてってください」
Ohm「なんだ、それだけか? 簡単じゃん」
Mickの目になにかが宿りましたよ(笑)
すっと、Ohmの手を取りました。
Mick「でも、サイアムで買い物してる間、P’は、僕の手をずっと握って、絶対放しちゃだめですよ。僕たち、ず~~っと手をつないでなきゃならないんですよ」
前言撤回(笑)
Ohm「だ、だって、今だって、サイアムには俺の友達がいるんだぞ(汗)」
手を退こうとするOhm。
離しませんよ(笑)
だから、なんですか?
Mick「まだ、そんなこと気にしてるんですか?」
Ohm「よそうぜ、Mick」
Mick、Ohmの手を離しません。
Mick「するの? しないの?」
あはは(笑)
そうそう、こういうMickをもっと見たかったんだ、私。
Ohm「・・・・・・」
こんな風に、完全に、ノックアウトされて、尻に敷かれてるOhmも見たかったんだ。
というわけで、一旦、ここで切ります。
★『Love Sick 2024』Special Ep 02 雑感★
初々しい!!
もちろん、本編を見始めた時も、「なんて初々しいんだろう」と思いながら、見ていましたが、これはもう、自分で卵の殻をつついて出てきたばかりの羽化したてのひよこ。
顔付きも違う。
たとえ、それが薄いガラスの仮面であろうと、付けて顔付きが変わる瞬間を制作陣は、見続けてきたんだろうなぁ。
千も万もの仮面をかぶるような芝居の世界で、もろい“ガラスの仮面”は、どうにかすれば すぐにこわれて素顔がのぞく(『ガラスの仮面』お好きですか?)
カップル毎にそれぞれ、シチュエーションやテーマを与えられ、もしかしたら、自分たちがその中から選び、アレンジを加えたりしたのかもしれませんね。
当然、正規台本全部に目を通す前の段階でしょうから、そのあたりを推察する楽しみもあります。
Nohが、生徒会長に票を入れなかった理由をPhunに話す場面、あれが、転じて、Earnの応援団長選出の際に投票した・・・っていう、EarnがNohに惹かれたエピソードになっていったように思うんです(笑)
プロ(Noh)を見ていると、親しくないけれど、どこかで気になっていて、徐々に、それを表していくという重ねていく演技が自然でしたし、モン(Phun)は、顔に出すぎ・・・なPhun自身の心の動きを少しオーバーめに、わかりやすく演じてましたね。
固さもオーバーめだったとも言えますが。。(苦笑)
でも、これは続きも見たくなりますわ。。。
PerとWin(Mavin)の場合は、割合、男女ペアの役割に置き換えやすい部分もあるので、わりと最初からキャラ立てしやすかったかも(笑)
そんなに複雑なバックグラウンドがある風でもなく、セリフや態度で主張しなくても、Perに恋してるのがよくわかるWin。
弱いWinに対してだけは、硬派なPer。
でも、好きな気持ちは隠しきれてない、わかりやすい、ツンデレな雰囲気、よかったと思います。本編でも、かなり拒絶してるふうを装ってはいましたが、見ればわかるって感じで、活かされてました(笑)
個人的には、OhmとMickの動画騒動、最初から詳しく見たかったです(笑)
「まだ、そんなこと言ってるんですか!」
MickがOhmに対して、そういう言い方が出来る時期に起きた出来事なんですよね。
でも、Fiとのことは決着がついていない。。。
ああ、サイドストーリーとして、ちゃんと仕上げてほしかった部分です。
一応、それぞれのカップルのこの続き、このあと#03でも、少しだけ出てきます。。
★『Love Sick 2024』Special Ep 03 雑感★