さて、完走記念の1~3話をアップしおわったんですけど、あと1エピソードだけ残ってました。

 

私、本編15話のラストの雑感にて、こう書きましたよね。

 

小説に戻す・・・とはっきり、公式が宣言しているので、この『Love sick 2024』は、これ以上のなにか・・はないようですね。

 

 

やられた!!!笑

 

Special Ep あるって聞いた時には、

 

わたしゃ、茶、噴きましたよ。

正月あけて、1話をやり直しながら、迷いました!

これを先に筋追ったほうがいいの?

いや、そもそもやるべき?

 

しかし、乗り掛かった船です。

いや、もうガッツリ乗った船船だ!

 

ちなみに・・・と打診してみましたら、(紆余曲折あり~の)最終的に英訳も手に入りそうだったので。。。

 

やっぱり、ここは、最後まで、御付き合いしないとね(笑)

 

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『Love Sick 2024』

 ชุลมุนกางเกงน้ำเงิน

 2024年(Thailand)9/14~ 12/22, 2024

 44分×全15話  / Uncut版 75

 原作:Indrytimes(Original)

   制作:Channel 9

 演出:"Cheewin" Thanamin Wongskulphat

 対象年齢:13歳以上 ๑๓+ ※Uncut版:18歳以上 ๑๘+

 

ちなみに、

『Love Sick』ってなんぞや、もしくは、筋追い、読みに来た! な方、いらっしゃいませ(笑)

未見・未読な方、こちら、Specialエピソードですので、できましたら、先に本編をお読みになられたほうがよろしいかと。。。

本編  こちらからどうぞ。。『Love sick 2024』Ep.01-1 完走記念筋追い ※ネタバレ

 

でね・・・すぐに、はじめると思ったでしょ?

 

実は、このエピソードの最後に、制作陣からのご挨拶、というか、この『LoveSick2024』ならびに、Special episodeに対する、並々ならぬ主旨説明のようなものがあるんですが、私、これ、視聴前に読んでおいたほうがいい、と思うんですよね。

なので、大変、申し訳ないですが、『裏窓』では最初に掲載します!

(通常の順番がいいという方は、この↓の虹色のサイドライン部分(LoveSick First Stepと書かれた以降)は飛ばしていただき、最後=今回のSpecialは3分割なので、#03まで読み終わったら、ここにお戻りくださいませ)

 

 

LoveSick First Step

これは、『LoveSick 2024』のSpecial episodeです。

 

【共に前進】

 

【最初の関係を築く】

 

【僕たち、私たちの・・・】

 

フライデーカレッジの子供たちの、最初の一歩です。

これは、撮影に入る前のリハーサル段階です。

 

撮影初日から、若い俳優全員と会う機会を得ました。
これはすべて、「ラブ・シック 2024」に出演する27人の俳優たちの準備のための一環であり、正式な撮影の前に、彼らがきちんと準備ができていて、自分のキャラクターを深く理解していることを確認するものでもあります。

PhunとNoh、EarnとPete、Ohm、MickとFi、PerとMavin(Win)、理系専攻クラスの成績不振な生徒たち、そして、フライデーバンドなどなど、彼らは全員、彼らの関係の背景、そしてキャラクターがこれらの感情的な葛藤に巻き込まれる理由を理解している必要があるのです。

この27人の俳優たちは、各キャラクターを注意深く描写するために、真剣に努力しました。

「ラブ・シック 2024」の27人の俳優は全員、自分の役に命を吹き込むことに本当に集中したので、観客・視聴者のみなさんは、最初から、彼らがどのようにキャラクターなのか、(彼らの演技が)把握の一助になったことを理解していただけることと思います。

この暑い夏の間、時間を割き、彼らと知り合い、27 人の子供たちと一緒に過ごしてくださったすべての視聴者に感謝します。

 

 

Love Sick 2024 Special Episode

Special Episode 「Love Sick 2024」

フライデーカレッジの告知放送。

 

「こちらは、フライデーカレッジの夏の雰囲気をみなさんに体験していただく特別エピソードです。PhunやNoh、EarnPete、OhmMickそしてFiの関係やPerWinだけでなく、科学専攻の混沌とした連中や、フライデーバンドのメンバーも同様に、その関係を見ることができるでしょう。

この暑い夏の間に、それぞれのカップルやグループが何をして過ごしているのか、見つけにいってみましょう。

さぁ、準備は出来ましたか?

それでは、フライデーカレッジ 特別学期にようこそ!!」

 

 

~フライデーカレッジ 広間~

 

なんか、Pongが変なことしてる。。(笑)

なんで、化粧なんてしてるの?

しかも、ウィッグネットまでしてるけど、カツラも被るつもりなの?

なにかの演劇?

 

Palm「おい、Pong! 俺をブロックするなよ! なんにも見えないじゃないか!」

同じく隣で化粧しているPalmが、鏡が見えなくて、文句言ってます。

 

Pong「でも、化粧しないと。じゃないと、怒られるだろ」

Palm「おれもだよ!」

 

階段の上で、Kengと打ち合わせをしていたKornが、その声に気づき、声をかける。

Korn「おい、Palm,Pong、一体、なにしてるんだ?」

 

Pong「化粧だけど・・」

Palm「ああ・・」

それがなにか?

Pong、真っ白(笑)

 

Korn「PhunやNohにしろ、俺らにしろ、(普通)学校に来る時、化粧したりする必要あるか?」

Keng「そうかな、メイクしてるように見えないメイクはしたほうがいいかも」

監督とプロデューサーで、意見、分かれた?😂

 

Palm「つまり、俺たちは、もっとメイクしなきゃだめなのか、それともしなくてもいいのか?」

 

呆れ果ててるKornとKeng、階下に降りてきました。

 

嬉しそうなPong。

Korn「化粧なんかする必要ないんだよ、制服きてれば、素の顔で十分だよ」

 

合間に、カメラで写真撮影してるDongBen← Dongと打ってるつもりが、全部Benになってた(笑) コート―ッขอโทษ♬

Dong「はい、もう一枚」

ポーズを取るKen。

 

Korn「台本を覚えたんだろうな? おまえら、メイクばっかりに集中してただろ。あ~、気が変になりそうだ。まずは、一度、集まってみようか。」

Rot-Keng「もう、十分、大混乱だよ」

Korn「なんだって?」

やる前から、なんだか、疲れてるというか、ちょっと不穏?

やっぱり演劇?

 

・・・というわけで、テーブルに集合したメンバーたち。

 

Rot-Keng「よし、みんな、今日は、3シーンを撮影する。NohとPhunが削減された予算交渉するシーン、そして、バイクを洗うシーン、あと一つは・・そう・・"Nohが欲しい"・・だ」

Rot−Kengは制作進行っぽいな。

 

ふふ、みんな、にやついてる。

視線は、Pongへと向けられる。

おお? Pongが、Noh役ってこと?

 

あ、そうか。

言う方(Phun)じゃなくて、言われるほう(Noh)が、より恥ずかしいと思うのね(笑)

 

恥ずかしそうに、下をむくPong。

結局、ウィッグ(カツラ)どうすんの?(笑)

 

Korn「みんな、準備してくれ。9時きっかりには撮影をはじめるからな? わかったか?」

やっぱり、雰囲気的に、Kornが監督っぽいね。

頷くメンバー。

Dong「なぁ、この作品って、いつまでに提出する必要があるんだ?」

Rot-Keng「来週だよ。大丈夫かな?」

Ken「ああ、やらないとな」

演劇というより、ショートムービーでも撮るのかな?

 

Ken「なぁ、ところで、『LoveSick』の原作ってどこのだ?それに、PhunとNohって名前とか?」

 

Keng「おいおい、たいした奴だな。お前、グループライン、チェックしたほうがいいぞ。それに、打ち合わせもいつもサボるなよ。『LoveSick』は、他校の先輩によって書かれたんだ。原作者がうちの学校のアクティビティに参加して、小説を書くきっかけを得たんだよ」

 

なぜか、ほかにもはじめて聞くような顔をしてる人がいるのはなぜ?(笑)

 

Keng「でも、どういうわけか、小説の主人公として、PhunとNohの名前を使ったんだ。そして、初恋のように描いたんだ」

 

Dong「ところで、お前たち、知ってるか?彼らが(実際に)カップルになったって・・」

Korn「俺はそうは思わないけどな。でも、俺が読んだところでは、確かにPhunとNohは相性はいいと思う。でも、現実には・・なんか、Nohは揶揄われてるって感じかな

Korn、"恋愛"を育む場所は、学校だけじゃないのよ。

事件はいろんなところで勃発するって、原作本にも書いてあるでしょ(笑)

 

Ken「なら、彼女を訴えられるのかな?俺の名前も小説に使ってる」

Palm「おいおい、そこまでする気か?」

ちなみに、彼はPhun役(笑)

 

Pong「でも、俺もそれ(原作)読んだよ。俺たちのこと、すごく純粋に書いてくれてたから、別に(名前が出ても)損はないよ。」

Keng「お前、18禁の奴、読んだのか?」

Dong「なんかまずいのか?」

読んでないの確定(笑)

 

Ken「言っとくけどな、すっげぇ、情熱的だぞ」

既に読んだ組のニヤケ顔がやばい(笑)

 

しかも、それ、友達きっかけ(笑)

 

Ken「もし、実際に、俺たちが優勝したら、迷惑になるのかな?」

Kenの役割がイマイチわからない。大道具小道具とかセット担当?← 根拠は帽子のかぶり方だけ。爆笑

 

Kneg「彼女は、俺たちの好きなようにやっていいって言ってた。なにも言われなかったよ」

ちゃんと映像化の許可をとったってことね。やっぱりプロデューサーだ😂

 

Korn「だったら、あとはベストを尽くすだけだな。俺らの友達Nohのためにもな」

 

一致団結するメンバーたち。

 

Dong「あ、そうだ、誰か伝えたのか? 俺らが、あいつらについて、いろいろやってるってことを?」

さぁ、どうでしょう?

 

ここからは、各CPの実践編です。

 

💮 Phun×Noh

 

~学校 車寄せ~

1台の車が入ってくる。

降り立ったのは、Phun。

ふと、足もとに落ちていたメモを拾い上げる。

 

 

夏休みなんて、辛すぎます。
心臓が止まりそうです。
私の周りの友達と全然一緒にいれないからです。
先生方、早く学校を始めてもらえませんか?
彼に会うために、宿題をやると約束します。 

 

読み上げながら、微笑むPhun。

 

生徒会室まで歩いてくると、音楽部の部室から、ピアノの音が聞こえ、ふと足を止める。

耳をドアに寄せてみると、音がしない。

 

ドアの前を離れると、滑らかな音色が流れてくる。

(『Shake』のピアノのイントロ、大好き!!)

 

再び、もっとよくその音を聴きたくて、ドアに耳を押し当て、無意識にドアノブに手をかけるPhun。

中から突然、開いた反動で、気づけば前のめりで、誰かの胸にダイブ(笑)

まぁ、まるで半世紀前の少女漫画のような展開ですわ(笑)

 

バカにしてませんよ! 

だって、それらを読んでた私には絶対、その系譜が血となり肉となっているに違いないからです!(笑)

 

鼓動をとらえるPhunの耳。

 

誰かって、Nohでした(笑)

 

な、なにこれ?俺、どうしたら?というNohの顔が絶妙(笑)

 

それに反して、Phunの幸せそうな顔ったらないわぁ(笑)

 

ゆっくりと、その顔を確認するPhun。

そこには、微妙な微笑を浮かべるNohが立っている。

 

見つめあう二人。。。

 

 

💮 Earn×Peat(Pete×Earn)

 

~運動場~

シューズの靴紐を結びなおしているEarn。

あれ、陸上選手っていう設定だったの?(笑)

 

かなりやる気です。

 

走り出したEarnを見て、駆け寄ってきたのは、Pete。

荷物を置き、上着を脱ぎ、裾をまくり上げると、「Earn、待ってくれよ」と声をかける。

本編でも、こんな大きな声、聞かなかったっす(笑)

 

振り返り、立ち止まるEarn。

Pete「なんで、止まるんだよ?」

そんな風に、からかいながら、言いながら走って追い抜かしていくPete。

お前が待ってくれって言ったからじゃないか。。

 

しばし混乱するEarn。(笑)← 真面目だよねぇ(笑)

すぐさま、後を追いかける。

Peteったら、すぐにぬかされてやんの(笑)

 

しかも、へばってるし・・(笑)

Earn「早く!」

Pete「待ってくれよ~~」

Earn「ほら、行くぞ!!」

アスリートは容赦ないのだ。。

 

清々しく走るEarnと、へたばりながらもついていくPeteの対比がおかしい(笑)

 

ああ、Pete、とうとう脱落。。。

Earnの肩に手をかけたかと思ったら、その場に崩れ落ちる。。


 

 

というわけで、一旦、ここで切ります。

 

★『Love Sick 2024』Special Ep 01 雑感★ 

 

だいたい、三分の一半分くらい見てきました。

他のカップリングについては、この後、出てきます(笑)

 

自分たちの学校を舞台にした話題のBL小説の存在を知ったメンバーが、それを実写化し、ショートフィルムコンテストに出品することに・・・というところから始まる、まるまる劇中劇のようなエピソード。

 

いわゆる“ワークショップ”の最終日・課題発表会のような位置づけなのかなぁ、と思いながら見ていました。

 

“メソッド”というと、狭義では、自分が経てきた感情や経験などの実体験を呼び起こしながら演技にいかす・・と囚われがちなんですけど、

人生経験も浅く、演技の未熟な彼らを指導するにあたって、

 

役への理解

ストーリーへの理解

ストーリーの中で、役として生きることの理解

 

撮影前に、これらを急ピッチで進める必要があるわけで・・・そこに到達する紆余曲折すべての道筋が「メソッド(方法)」であって、俳優になる準備なんですよね。

 

今回、最後の制作陣からのコメントを、最初にもってきてしまったのは、おそらく、これを読まれている人々は、なんらかの方法で、ドラマを見て、彼らの演技に触れているであろうという前提のもと・・・でした。

 

本文中、彼ら制作陣は、最初から「27名の俳優たち」という表現をして、俳優としての立場を尊重していますが、最後の一文だけ、「27名の子供たち」としているところが効いてるなぁと思っています。

 

“この暑い夏の間、時間を割き、彼らと知り合い、27 人の子供たちと一緒に過ごしてくださったすべての視聴者に感謝します。”

 

さて、続きの実践編も見ていきましょ~~~♪
 

★『Love Sick 2024』Special Ep 02 雑感★