Achiのおうちパート、可愛い!!
なぜか、タイ版を見てると、魔法、じゃんじゃん使っちゃえ!!って気分になってる私がいます。
特に、Jinta!(笑)
フィクション度が高まるのかな?
あまり、心を読むという行為に罪悪感というか、抵抗がないのは、どことなく、母国語でない言葉のドラマを見るときに、ぼんやりと“おそらく、こんなことを言ってるんだろうな”と推測できても、ちゃんと彼らの喋ってる言葉の意味を知りたくて、字幕や訳に頼ってしまう心理に通じるから?
もし、今後、Achiが自らの意志でこの力を行使したことを後悔する日がきたとしても、同じ心持ちでいられるのか、そこはまだ、未知数です。
たぶん・・・一緒になって泣いちゃいそうな気がしてるっていう予測が、ほぼほぼ濃厚ですけどね。
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『Cherry Magic』
30 ยังซิง
2023年(Thai)Dec.9/2023~ Feb.24/ 2024
47分×全12話
制作:GMM 25, ViuTV
原作:豊田悠『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』
分割しています。
前のエピソードをお読みでない方は、こちらから。
Episode 04−3
あ~、そういえば、初回にも映ったAchiの自宅のインコちゃんたち、2羽いたんですね。しかも青と(黄)緑だって。。(笑)
~Achiの自宅~
やはり、風邪をひいてしまったみたいですね。
咳も出始めてますし、熱もある様子。
とりあえず、身体を起こし、Karanに連絡を入れます。
Achi《ごめん、Karan。 今日、体調がよくないんだ。ちょっと行くのは無理そう》
それでもすぐに思い直して、メッセージの送信をキャンセルしたAchi。
行くつもりなの?
Achi「もうちょっとだけ横になってよう」
スマホを置き、布団に潜り込もうとした時、ピンポ~~ン。
Achi:・・・Karan? 本当に来ちゃったのかな?
咳をしながら、家の外に出てみると、レインコートで防備したJintaでした(笑)
Jinta「おお~~、なんで、そんながっかりしたような顔してるんだ? ショックなのはこっちのほうだろ。社員旅行から戻り次第、俺のところに来るって言ったのはお前なのに。俺、待ってたんだからな。ずっと部屋で引きこもってたんだぞ・・・。ああ、もうどうしていいのか、わからん!」
来るなり、マシンガンのように文句とぼやきが止まらないJinta。
勝手知ったるで、どんどん家の中に入っていきます。
門扉を締めながらも、表の様子をずっと気にするAchi。
Karanが来るんじゃないか、って、そればかりが気になってるんだね。
この雰囲気もすごく好き。。
Jinta「言っておくがな、お前の忠告通りにしてたら、俺は今頃、ひからびて、自分の部屋で孤独死してたぞ」
Achi「ごめん・・・」
素直に謝るAchiに、ん、と袋を突き出すJinta。
Jinta「飯、買ってきた。具合悪いんだろ? 幸運にも、お前、昨晩、遺言(別れの指示)を残せたからな。」
Achi「遺言ってなんだよ。俺は死んでないぞ」
だるそうに、椅子に腰かけるAchi。
Jintaは、そのまま、庭先のベンチ(長椅子)に座って、レインコートを脱いでます(笑)
この家の感じ、お庭もあって、たしかにちょっと古いというか、クラシカルな感じだけど、ここに一人暮らしなのかな?
ソンクラーンの時は、水かけっこに遭遇したら、参加する意志はなくとも、全身下着までびしょぬれになる覚悟はMustらしいので、スマホは、防水ホルダーに入って首から下げておいたほうがいい、と、在タイの方のアドバイスのまんまの格好でした。
さすがのJintaも、普段からホルダーにかけて外出するとか、そんな奇妙な行動はしてないはず。。。(笑)
Achi「でも、ま、ほとんどそんな感じだけど」
落ち込んでることを隠したりしないAchi。
聞き捨てならん、と振り返り、
Achiの横に座りなおすJinta。
Jinta「どうした? 様子が変だぞ」
Achi「・・・・・・」
こいつ、言わないつもりか、と、
すかさず、Achiの肘に手を当てるJinta。
Achi:おい、俺の考えを読み取るつもりだな。
さすがに牽制するも、Jinta、思考での会話を続けます(笑)
Jinta:お前のこと、心配するのもダメなのか? お前が言わないなら、こうするしかないだろ! 実際、なんで、失恋したみたいになってんだ?
Achi「そういうんじゃないよ。ちょっとモヤモヤしてたんだけど、なんて言って説明したらいいのかわからなかったんだ。」
Jinta「話してみろ」
Achi「・・・・・・・」
こいつ、また、だんまりか、と、
今度は、Achiの腕をがっちり掴みました。
このくらいでないと、Achiの親友はやってられないよね。
Achi:俺のことを好きみたいだって前に話した彼が、別の人を好きになったらしい。それで、ちょっとモヤモヤしてたんだ。
Jinta:ふん。それを(一般的には)失恋した状態っていうんだ。
Jinta「つまり、お前はなにかを失くしたような気分になってるんだな?
Achi「うん・・。他の誰よりも特別に感じるようになってたのに、今、そうじゃないって気づいて、どうしたらいいのかわからなくなってるんだ」
ここ、重要だわ~~~!!
ちゃんと、入口に立てている。
Jinta「仕方ないさ。俺たちみたいな人間は、こういうことに疎いからな。」
二人揃って、ため息をつくしかない。。。
なんとなく、その状況がおかしくなってきたAchi。
Achi:俺たち、30歳にもなって、この力のせいで、お互いに恋愛相談をもちかけるなんて、おかしいよな。
Jinta:(しかも)童貞だから得た力なんてな。
二人が笑顔になったその時、チャイムが聞こえ、見ると・・・おお、待ち人来たりぬ。← ※10代の古典未履修の皆さんへ。この“ぬ”は否定じゃなくて、待ち人が来たって意味です(笑)
門の外には・・Karanの姿が。。
Achi「あ・・・Karan・・・」
Jinta、きょとん。
Jintaの手を掴むAchi。
Achi:彼が、俺のことを好きだって言ってた人だよ。
この下から見る角度もいいねぇ。
お~~~!と、一発で理解したJinta。
察しがいい、というのは、魔法の力だけじゃないかもしれないけれど。。。
Jinta「ああ、じゃ、俺、そろそろ・・行かないと。帰るよ。(小さい声で)またあとでな」
さすが、Jinta。
前半は、Karanに聞かせるように声を張り、後半はAchiにだけ、こっそりって感じ、この人、ちょっと偏屈なところはあるけれど、人の機微には敏感な恋愛小説家(笑)
そそくさと、鞄やら、レインコートやらなにやらを持ち、門扉のところで、Karanと対面。
(顔は白くても、しゅっとしてるわ~~~!)
だからと言って、愛想よく挨拶するのも変だし、なにか話をするのも変だし、濡れたレインコートをバサバサしながら、帰っていきました。
当然、来るよね、Karan。
そりゃ、愛しのAchiの一大事だもん。
絶対、あのメッセージ、リアルに見てたに決まってる。。
っていうか、何時に迎えにいけばいい?とか、Karanのほうこそ、メッセージを送ろうとりあるに逡巡してたんじゃないの?(笑)
~庭先~
ここの切り替わりが、無駄がなくていいんですよね。
顔に塗られた“ディンソーポーン(泥灰土)”を、外の水場で洗いおとすKaranの様子を、
一瞬たりとも見逃したくない感じで、
ほほえみながら、傍に立って見ているAchi。
弾ける水しぶきは、恋の象徴ですからね(笑)
Karan「全部、落ちたかな?」
Achi「手を貸して・・」
このオレンジのパッケージ、ニベアですが、海外販売製品の洗顔フォームですね。
Nivea Extra Bright C&Hya Vitamin Whip Foam
なんか、Rになってるカーブが可愛い。。
ちょっとだけ、手に取ってあげるAchi。
顔を洗う姿をまじまじと見られて、気恥ずかしいKaran。
なんなの、この嬉し恥ずかしな感じ。。。
しかも、こんなに、水しぶき・・・ってイメージビデオみたいだよ(笑)
これが男子にはたまらんらしい。← あれ、女子もか?
眩しそうに目を細めちゃって、もう蕩けそう。。。
あれ、いつのまにか、Karan、タオル持ってた(笑)。
Karan「なんで、笑ってるの? まだ、キレイに落ちてない?」
スポンサー様の商品ですもの。褒めるに決まってます。
Achi「もう、シミ一つないくらい、キレイになってるよ。着がえのTシャツも用意しておいたよ」
そう言って、肩にかけてあったTシャツを差し出すAchi。
もちろん、受け取る際に、手は触れてしまうのです(笑)
Karan:ああ、よかった。Achiの前で変なことしちゃったのか、と思ったよ。
もう、その心の声を聞けただけで、笑みがこぼれちゃうAchi。
首を振りながら、家の中に入っていきました。
Karan「???」
やっぱり、俺、なんか変かな?
改めて、水に写った自分の顔を確認するKaran。
うわ、この指。。。
どうよ、顔もなにもかも男前でジタバタしちゃう。。。フェチ全開放
~リビング~
Karan、お着がえ終了・・・って、リビングに着席。
Achi「それで、どうして、ここに来たの?」
Karan「きみが取り消す前に、メッセージを読んじゃったんだ。」
Achi:なんて早いんだ。。。
ほらね。それが、Karanクオリティ。(笑)
Achiからの連絡、スキップしちゃうわけないでしょ。
Karan「それで、仕事のことを気にしてほしくなかったし、心配だったから・・・。何も言わずに、いきなり来てごめん。Achiが大丈夫かどうか、確認したくて・・」
Achi「うん・・でも、遠かったでしょ。面倒な思いすることなかったのに・・」
Karan「全然、平気だよ。ここまで、スムーズに来れたよ」
タオルを返してもらいながら、Achiが読み取ったのは・・・
1)Dujdaoに聞いて、Achiの家の地図をもらう。
2)なぜか、自分の車がパンクしていたため、タクシーを拾おうとする。
3)タクシーもソンクラーン優先。窓から水をかけられる。
タクシーはやめて、モタサイにする。
4)モタサイ開店休業状態。なにしろ、到るところで、“ソンクラーンのため、3日間は通行禁止”の貼り紙だらけ。
5)やむなく、徒歩に切り替えるしかなくて・・・そこに、乗って行くかい?と、乗合白タク?に声を掛けられる。
6)Karanのスマホは防水なので、水が掛かっても大丈夫(笑)・・って大事なのはそこじゃなくて、
とにかく荷台に乗せられて、パリピたちと一緒にAchiの家の近くまで。。。もう、全身ビショビショ。通りすがりの人から塗りたくられて、顔も真っ白。
7)それでもなんとか、Achiの家の近所にたどりつく。
ここ、1話の最初、おばちゃんや老僧と会ったところだよね。橋にのぼる階段が見えてます。
なんか、懐かしい。。。
・・・という流れというか、Karanの記憶の軌跡を読み取ったAchi。
目を丸くする。
Karan「実際、そんなに時間もかからなかったし・・・」
へぇ・・と頷きながらも、そりゃ、申し訳なさでいっぱいになるよ。
Karan「あ、薬も買ってきたんだ。どんなアレルギーがあるかわからなかったから、とりあえず、いろいろ買ってみたよ」
なんて至れり尽くせり。
さすが、バッグも完全防水なのか、中身も濡れてないね。(笑)
袋を差し出されて、「本当にありがとう」とお礼を言うAchi。
Achi「あ、帰りは、水のかけあいをしてない通りを案内するから、もう少し楽になると思うよ。送っていくね」
立ち上がるAchi。
なんか、さっきから変な顔をして聞いているなぁ、と思ったら、
「大丈夫だよ」とAchiの腕を掴むKaran。
Karan:まだ、帰りたくない・・・。ここまで(苦労して)たどりついたのに・・
その気持ちわかるわ~~(笑)
AchiはAchiで、なんで、こんなことするの?と、失恋モード再発。
Achi:君は、もう他の人と付き合って、そっちに行っちゃったくせに。。好きになったんじゃないの?
まだ、自分自身ですら、恋の自覚に目覚めたとは言い難いけれど、Achiのこの感情はもう立派な痴話げんかの種火。
とはいえ、今はまだ、不機嫌になったり、感情をそのまま、表には出す段階にはないけれど。。。
Karan「うちのコンドの周囲も、すごい渋滞になってると思うんだ。もうしばらく、ここにいてもいいかな?」
さらっと、理由付けを思いつくクレバーな男。
まぁ、Achiとしても、別に付き合ってるわけじゃないからこそ、ここで、意地を張る必要もないわけで。。。
うん、と頷き、再び、座るAchi。
あ・・と、薬が入った袋をたぐりよせ、中から、冷えピタを取り出すKaran。
Karan「ちょっとごめん、Achi」
前髪をかきわけると、優しいしぐさで、貼り付ける・・・ああ、しかもこの逆光。。
疑似でこチュウを見てるが如く。
されるがままのAchi。
Karan「これで、熱も下がるはずだよ」
Achi「薬を飲めば、すぐよくなると思う。明日には、君の仕事を手伝えるよ。約束・・」
自然なしぐさで、小指をKaranにむけるAchi。
Karan「うん」
Karan:早く治りますように・・
思わず、“もう、わかってるって・・”と、くすっと笑ってしまうAchi。
Karan「・・・・」
そんなふうに、訳知り顔で笑われたら、やっぱり、ちょっと違和感感じるよね。
それでも、あ・・・と、慌てて、指を離す二人。
ああ、可愛い。
二人揃って恥じらってる~~~
・・・って思ったら、3/4も短かったですね。
★『Cherry Magic』Ep.04 3/4 雑感★
指切りと言えば、これはもう、
『Dark Blue Kiss』のこのシーンを思い出してしまうわけですが、ここに、PeteKaoはいないんですよね。
まぁ、Achiは、性格的に、ちょっと、Kaoを彷彿とさせる部分はありますけど。
確実に、時間は経っていく。
でも、こうして、記憶には残る。
最近、TayNewの軌跡を追う動画やらショートがたくさん流れてきて=見まくってまして、“あんなこと、こんなことあったよなぁ”と勝手にノスタルジックに浸ってる状態なんですけど、これからも二人の熟年夫婦のようなやり取りや様々なキュンなシーンは重ねられていってほしい。
でも、最終回マークがついたドラマの中は聖域なので、今後も変わらず、ここにある。
そう思うと、ドラマを見る眼にもつい力が入ってしまいます。
・・・とはいえ、このドラマは、絶賛、Karanにとっては長きにわたる「想いのミルフィーユ」状態と、Achiにとっては(卵白液が攪拌され)急にふわふわと変化し、膨らみはじめた「意識のメレンゲ」状態が、渋滞ながらも進行中(笑) ← なぜ、突然お菓子で例えた?(笑)
目が離せない水しぶきやら、前髪をそっと寄せる疑似でこちゅうとか、お約束の、
あ~ん、もう絶対すきじゃん!!・・・が筒抜けになっちゃう仕草が満載。
安達のあの風邪は、雨に打たれただけじゃなく、重症な知恵熱みたいな感じだったけど、それだけショックが大きかったのかな。
Achiはそこまで具合が悪いって感じにはしていないので、Karanよりも、和版の黒沢くんのケアのほうが、「ザ・看病」って感じでしたけどね。
心の声に対する反応がだんだん無防備になってきつつあるAchi。
比例して、Karanが、Achiの反応に対して「なんか変だな」って思う瞬間が増えてる気がします(笑)
ま、でも、Achiは可愛いし、お互い、嬉し恥ずかしで・・・Achiの気になることは先送り?(笑)← 大丈夫です。次で判明します・・って予告。