これは、Ep.13の中編です。

 

前半未見の方は、こちらからどうぞ

 

『KinnPorsche』EP.13 前編 筋追い+雑感 ※ネタバレ

 

20時すぎ~数時間、下書きに入ってたみたいで・・・すみませんでした。(7/9)

 

 

で、いつものご注意をば・・・。

本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 

『KinnPorsche』

รักโคตรร้าย สุดท้ายโคตรรัก【Ep.13】中編

 

~本家 庭~

ふふふ、khun坊ちゃま劇場の始まりです。

 

死んだと決まったわけじゃないのに、勝手に、Peteのお葬式を上げ始めるkhun坊ちゃま。

 

これは・・・あちらの世界まで供をする人形(ひとがた)ね(笑)

Arm、Yok、Tankhun、Pol・・・4体あります。

しかも、顔写真から、ポーズまで・・凝ってる!!(笑)

 

タイ独自の“喪服”という概念を持つ衣服文化はないそうですが、やっぱり、黒い服を着るっていうのが通説なのね。

khun坊ちゃまの来てるのは、喪服のチマチョゴリ?

 

大きいサイズ、どっから取り寄せたんだ?(笑)

しかも、なんだか、いろいろと合ってない。。(笑)

燃やしてるのは、お葬式用のお金? 普通の紙幣?

 

Tankhun「Pete、もし、必要なものがあったら、教えてちょうだいね、Armの夢枕に立てば、私に伝えられるからね。」

 

そりゃ、いくらPeteに同僚愛はあろうとも、そんなことに付き合わされて、ほんと、迷惑千万なArm。

 

一応、KinnPorsche夫妻も、参列(笑)?

 

Kinn「兄さん・・・、今、おれが部下にチェックさせてるよ。こんな大袈裟でバカげたこと、すぐに止めたらどうなんだ? あいつだって、無事にやってるかもしれないだろ・・」

 

ハンカチで目を押さえていたTankhunが、涙ながらに抗議します。

Tankhun「なにが無事よ! このボケKinn!! あんた、覚えてないの? あの家に送り込んだうちのボディガードはね、誰一人として戻ってきた試しがないのよ! それなのに、あんたは、Peteを送り込んで・・・。Peteが無事でいるなんて、とても思えないわよ!!」

ギャン泣きするkhun坊ちゃま。

 

言いたい放題の義兄に対し、文句をいいたいところをぐっと我慢する弟(ダンナ)Kinnを、一緒にねぎらう嫁。

 

 

Polが、Tankhun寄りなのが面白い。ゲラゲラ流れ星流れ星キスマーク流れ星

 

Kinn「だから、ちゃんと確認させてるし、もし、分家がPeteに何かしたとわかれば、俺が奴らを逃がしたりしないから!」

 

Tankhun「もう、そんなこと言わないでよ!! 今は、あの子の魂がうちにたどり着けるようにしてあげないと・・・。だから、こうして、家に導いてあげようとしてるんだから。ああ、Pete~!」

お葬式というより、迎え火的な意味合いも強いのかな?

 

呆れて、言葉もないKinn。

 

Tankhun「心配しなくていいわよ。あんた(Pete)にあげるお金なら一杯あるんだから・・・。ほら、ATMをもってきなさいってば」

側に控えているPolに命じるTankhun。

 

Pol「ATMもあるんですか?」

Tankhun「そうよ!」

すごいな、khun坊ちゃま。(笑)

 

あはは、色が可愛い💠

 

まさか、セットみたいなのが売ってるとか?

他に置いてあるものも、ちょっと興味あり。

 

Tankhun「Pete。もし、もっと欲しかったら、ATMからお金を引き出すだけでいいのよ、限度なしよ。」

 

ここまでするか・・・と思いながら、一応、見届けてるKinnとPorsche。

 

Tankhun「それに、もし、寂しかったらね・・・」と、自ら人形たちの前に立ち、自分のを取りかけ、「ああ・・・私はまだ、ちょっと忙しいから・・・」と、Yok姐さんの人形を手に取るkhun坊ちゃま(笑)(笑)(笑)

 

Tankhun「ほら。あんたは、Yokに付き合ってもらいなさい。きっとすごく楽しく過ごせるって私が保証するわ」

そういうと、Yok人形を、火にくべるTankhun。

 

さすがに、これはまずいんじゃ・・・とオタオタするArm。(笑)

 

Tankhun「そうだわ、まだ、十分とは言えないわね。さぁ、ArmとPolもあんたと一緒よ。だって、友達なんだもん」

二人の人形を手に取るTankhun。

 

ArmとPolが、必死に止める中、火にくべてしまう(笑)

 

Tankhun「泣くのはおよし!ああ、Pete! 私の大切なボディガード・・・」

PolとArmの手を取り、涙ながらに、お別れの歌まで歌うkhun坊ちゃま。

 

結局、Polも、泣きながら一緒に歌いだす。。。(笑)

 何気に、今日のArmは色っぽい!👍

 

Tankhun「Pete~~~~ォ」

悲しみのあまり、絶叫するkhun坊ちゃま。

 

その時、お焚き上げの煙の向こうから、

Pete「はい、khun坊ちゃま!」

いつもと変わらぬPeteの返事が聞こえてくる。

 

「「เชี่ย(シーア)=やべぇ!!」」

すぐさま、Tankhunをほったらかして、逃げるArmとPol。ゲラゲラ

 

Porscheも、恐怖のあまり、隣のKinnの背中に飛び乗る始末。

Porscheの髪で、勢いがわかります(笑)

 

(Kinn様、おんぶしきれなくて、Porsche、足、着いちゃってるけど・・・)

 

タイミング良くというか、悪くというか、Tシャツの表側に、流血の跡あり。

 

Tankhun「ああ~~~Pete!! あんた、ゾンビになっちゃったの?」

Peteの全身を見回して、思ったまんまを口にするkhun坊ちゃま。

 

近づき、抱き着こうとして、一瞬、ためらうも、そこはやっぱり率先して、Peteにハグする、たぐいまれなき母性の塊。

Pete「(い・・痛い)」

 

普通に、当然、生きてる人間でした。

その感触に驚き、改めて、Peteの顔を見つめるTankhun。

Tankhun「ちょっと!Pete!!」

 

その様子に、自分も近寄って確かめようとするKinnと、ガッツリしがみついてるPorsche。(笑)

 

Tankhun「Pete!! あんた、生きてるの?」

 

頷き、「はい」というのが精いっぱいなPete。

 

慌てて、後ろを向き「アンタたち、Pete、生きてるわよ!!」と叫ぶkhun坊ちゃま。

 

ほっとしたように、Peteの頬に、手でピシャリと触れるKinn。

 

まだ信じられず、恐々、遠巻きに、幽霊じゃないかどうか、確かめようと、指一本でツンツンするPorsche。(笑)

後方、khun坊ちゃまの叫びを聞き、全速力で戻ってきたArmとPol。(笑)

 

Tankhunが抱きしめ、Armが飛びかかり、どさくさに紛れて、PorscheがPeteを実体だと認め、Polがジャンピングハグして、おしくらまんじゅう状態。

ははは、助けを求めるPeteの手!

 

熱烈な愛情表現です。。おねがい

 

少し離れたところから、Coolなふりして、微笑んでますが、当然、気持ちは輪の中にいるKinn。

 

後半のPeteが、あのまま隷従の妖気に引きずられず、なんとか正気を保っていられたのは、帰るべきところがあったから・・・というのが、よくわかります。

いずれにせよ、Vegasとの愛憎については、これで終わりにはなりません。

 

~バスルーム~

さて、雰囲気一変!

湯船に浸るPeteの、傷だらけの身体を見て、Porsche、内心、発狂しそうなくらい怒ってます。

そんな雰囲気を察してか、にこにこと微笑むPete。

 

Porsche「一体、なんでこんなことになった?」

笑いも冗談も、一切なしです。

 

Pete「・・へへ、なんでもないよ。途中、たまたま、野良犬と出くわして、争う羽目になっただけさ。それで、こんな全身ボロボロになったんだよ」

 

そんな言い訳、通用すると思うか、と、「全然、面白くないぞ」と厳しい表情のまま、告げるPorsche。

 

Pete「・・・・・・」

もちろん、Porscheがそういう気持ちもわかります。

 

Porsche「お前にこんなことをしたのは、どこのどいつだ? 俺にだけは話せ! いいから、俺にまかせろ・・・」

 

Pete「・・・・・・」

黙って、Porscheの顔を見つめるだけ。。

 

Porsche「な、俺を信じろ。Pete。分家なんだろ?」

 

ここで、心を鬼にして、聞きだそうとするPorscheもすごい。。。

Porsche「おい、Pete・・・」


でも、Peteは、分家や隠れ家での拷問も含め、Vegasにやられたことは一切、他言しない覚悟をきめているのです。

 

本当は、ぶちまけてしまいたいところを、必死に耐えるPete。

 

Pete「・・・・ホントに、家に行ったんだよ」

悲しい作り笑顔を見せるPete。

 

なぜ、ここまでされて、安全な本家に無事に戻ってこれたのに、Peteが本当のことを言わないのか、混乱するPorsche。

 

Porsche「おい、Pete・・・」

 

あきらかに、泣きそうになっているのを堪えて、無理に笑顔を作ろうとするPeteを見て、こっちまで泣きたい!

 

Pete「俺は、家に戻ってたんだ。信じてくれよ。頼むよ・・・」

 

Porsche「・・・・・・・」

今度は、Porscheが無言になる番です。

 

絶対に、なにか事情があるはずだ、と確信しているPorsche。

でも、今のPeteに、いくら聞きだそうとしても、絶対に口を割らないということも同時に理解できました。

 

無理に明るく「手当してくれないのか?」と、湯船の縁においた塗り薬を示すPete。

 

誰が見ても、犬の噛み跡じゃないとわかるほどの傷を負いながら、こんなに、無理やり、平気そうにするPeteの様子が切なくて、力になれない自分が情けなくて、それでも、仕方なく、薬をぬりはじめるPorsche。

 

~Kimの部屋~

スマホを手にし、誰かに電話をかけるKim。

 

~本家 Chayの部屋~

 

掛けた相手は・・・Chayです。

ベッドの上に、所在なさげに、座り寝の体勢を取っているChay。

Porscheが本家に戻ったことで、結局、Chayも本家に逆戻りなのね。

髪は、まだ、青いままだけど、Porscheは、何も言わなかったのかな?

 

携帯を手に取り、相手を確認すると切断し、伏せてしまうChay。

 

~Kimの部屋~

すぐさま、Lineのメッセージに切り替える。

 

 

Kim:どこだ?

 

~本家 Chayの部屋~

Kimからの新着メッセージがあるとの通知を見ると、そのまま、文面も見ずに、ブロックするChay。

 

~Kimの部屋~

ここまでの拒絶に合い、なすすべのないKim。

 

~本家 Chayの部屋~

心に受けた傷の深さをどうすればいいのか、わからないのはChayも同じこと。

完全に、虚ろな状態です。

 

幼い頃からか、兄の負担になっていることに、ずっと引け目を感じていた自分が打ち込める音楽と出会い、その延長線上にいたKim。

Kimから受けた拒絶は、自分を全否定するもの。

 

ゴミ箱に、乱雑に捨てられた受験用の書類や、散らばったままのKimの写真。

 Kimの写真やグッズも処分しようとしたものの、放置って感じなのかな。

 

ただ、嵐がすぎるように、じっと耐えているChay。

 

~Kimの部屋~

仕方なく、ギターを手にしたとき、床に落ちている、Chayのポラロイド写真に気づき、拾い上げるKim。

 

おどけた表情のChay。

あなたのことが一番好き。

あなたがいてくれて、すごく幸せ。

そんな手書きのメッセージが、上下に書かれている。

 

込み上げてくるものを、振り払おうとするKim。

 (ここで、無音だったBGMが、あなただけ のところから再開するところ、最高!)

 

引き出しを開け、ボックスの中にある写真を取り出してみる。

そこには、たくさんのChayのポラロイド写真。。。

 

一枚一枚、見ていくKim。

《会いたいな》

 

《ハグしてもいいですか?》

 

《毎日一緒にいたいな》

 

一枚一枚、メッセージに目を通していくKimの表情が歪んでいく。

 

~回想1 ~

・・・と言っても、本編では、初めて出てくるシーンです。(正確には、本編のオープニングに使われている映像なので、はじめてというのは語弊があるかもしれません)

 

そのままにしておけば 

いつか おかしくなっちゃうかもしれない

 

だから ボクの心からあふれ出してる

愛という言葉を集めたんだ

歌にこめて キミに聞いてほしかった
どれも ボクの心の声で紡いであるんだ

ねぇ、聴こえてる?

このラブソングはキミのため、キミだけのためのもの

この歌の名前は キミ っていうんだよ

 

課題のラブソングを、スタジオで弾き語るChay。

 

一方、サブ調整室にいて、Chayの真正面に座るKimに、ひとかけらの笑顔もない。

 

これは、一体、いつの話?

本来は、Chayの実技試験直前・・・のはず。

このKimの果てしなく暗い雰囲気を見ると、Chayと会うのは、これを最後にすると、決めているようです。

  

Chayが弾き終わっても、表情一つ変えないKim。

 

Chay「P’・・・気に入りましたか?」

 

一瞬、なにかをいいかけて、視線を落とすKim。

 

そして、ヘッドフォンを外すと、そのまま、無言で出て行ってしまう。

 

え・・・と、呆然と見送るしかないChay。

 

やっぱり、こうしてみると、この時は、Porsche・Porchayの両親と、自分との繋がりについて、ある程度、つかめていたように見えますね。

(本当の意味での)真相にたどり着いていたのか、否かは別として・・・。

 

~回想2 9話後編

実技試験に通ったと聞いたあとも、ずっと、Chayと連絡を取り合わずにいたChayを訪ねて来たChay。

 

Chay「あの・・これ、感謝の気持ちです」

白い箱を差し出すChay。
箱を開けてみるKim。

 

Chay「これ、限定版ですよ。 世界に一つしかないんです。・・・どう・・ですか」

 

~回想3 10話前編

Kimの顔を覗き込むChay。

 

Chay「P’Kim・・・愛してます」

じっと、見つめるKim。

 

Kimの言葉を待って、ワクワクしながら、見上げているChay。

 

(回想おわり)

 

この二人も、本当にいろいろなことがありました。 

 

テーブルの上に、写真を並べるKim。

 

Chayが拉致をされ、危ない目に巻き込んでしまった時も、気持ちを伝えるべきではなかった、自分のせいだ、そんな資格もないくせに・・・と、もう何百回も後悔して、結果、拒絶という形しか取ることもできず、Chayを苦しめた自分を責めて、それでも、苦しんでいると聞けば、どうしているのか、気になって・・・。

 

このまま、ひっそりと、人間らしい暮らしを捨てた自分のことを、心から愛してくれたChayの思い出とだけ、共に生きていくつもりなのかしら!(怒)

・・・って、私が怒っても仕方ないのかもしれないけど。

 

もう終わりにしましょう

自分の心変わりから目をそらし

疑ったりせずに

 

 

必ず、何か道は開けるよ。

拓く気があれば・・・。

 

~隠れ家 監禁部屋~

そして、ここにも、一度、共に寄り添うことを覚えてしまったがゆえに、更なる孤独を噛みしめる人が一人。。。

 

二人分の食事を、テーブル代わりの箱に乗せて、ベッドに腰かけているVegas。

 

ねぇ 教えてよ
私が欲しいのは真実だけ
気にしないで 我慢なんてしないから
たとえ あなたが私なんて愛してなくても

 

ノックの音が聞こえ、外から警護人が、「Vegas様、Peteは、本家に戻ったそうです」と報告を受ける。

 

ただ 話してくれるだけでいい

もうこれ以上 ひきずらないで

あなたと一緒にいても

あなたの姿が見えないの

たとえどうなろうと 

私はまだ あなたを愛してる

 

それを聞き、激しい喪失と、Peteの無事を確認できた安堵と、涙を流しはじめるVegas。

 

この激しい矛盾が、VegasPete。

 

~本家~

自分の、人間としての尊厳を取り戻すために、自らの意思で、Vegasのもとを離れたPete。

 

夜、一人で、ラーメンを食べようとしているPete。

器のサイドに、両手を添えて、ぬくもりを確かめる。

 

Vegasが作って来た温かいラーメンの匂いに、自分が生きていることを、はっきり思いだせたPete。

一瞬、戻ってきた人間の心が、Vegasに急速に近づけることにもなったし、Vegasの存在そのもののように刷り込まれたのね。

 

まだ、痛みの走る手に箸を持ち、ゆっくりと、温かい麺を口に入れるPete。

 

~隠れ家 監禁部屋~

同じように、スプーンとフォークをもち、たった一人の食事を始めようとして・・・結局、涙にくれるVegas。

 

あなたの身体を抱きしめることくらいしか

できないというのに
それでも あなたの心には何も届かない

抵抗すれば、まるで会う以上に 

更に傷つくだけ
あなたが元通りになって 

私のもとに戻るには

一体 どうすればいいのでしょう

 

~本家~

離れているのに、まるで、隣りあわせに食事をしているかのように、同じように、泣きぬれてしまい、麺をすすることすらできなくなるPete。

 

ねぇ 教えてよ
私が欲しいのは真実だけ
気にしないで 我慢なんてしないから
たとえ あなたが私なんて愛してなくても

 

泣きながら、今はなんの枷もない、自由になった手首を見つめるPete。

手錠と鎖で繋がれたときのように、手首を合わせ、

Vegasが自分に触れた手の感触や息遣いを思いだそうとする。

手に唇を這わせ、その手で、自分の首を締めあげる。。

まるで、Vegasが、この場にいて、自分にそうしているかのように・・・。

 

苦しみと痛みの中に 一瞬、Vegasを感じても、すぐに消えてしまう虚しさに、いつまでも、自分の手への愛撫をやめられないPete。

 

一刻も早く忘れようと思っても、自分が思っている以上に、Vegasが刻み込まれた身体と心が、求めてやまない。

 

この激しい矛盾が、VegasPete

 

~Kinnの部屋~

うわ~、この金色のLEDの空間、ここもいいよね。

 

この円型のカウチベンチで、酔っ払ったPorscheがKinnに、ぴとって寝ちゃうシーンも好きだったな。ああ、こんなふうに、無防備に身を任せられる相手だって、無意識のうちに、ちゃんとわかってるんだなぁ・・・って感じで。

2話の時点の出来事です。(笑)

 

 

かかってきた電話の相手を見て、周囲を確認してから電話に出るPorsche。

Porsche「もしもし・・・・うん。覚えてる・・・。ああ、なぜだ?・・・・ああ、それじゃな」

Kinnが近づいてきたのに気づき、すぐに切るPorsche。

あ~、それ、やっちゃいかん奴だわ。

 

Kinn「誰からだ?」

Porsche「保険会社だよ。」

 

なんで、保険会社?

納得できず、電話を気にするKinn。

 

Porsche「ああ、そうだ。 Peteの奴、かなり落ち込んでるみたいなんだ。Yokの店に連れて行ってもいいかな?」

うん、と快く頷くKinn。

 

KIん「それで、Peteは、本当に家に戻っていたと言ったんだよな?」

確認するKinn。

視線をはずすPorsche。

Porsche「そうだな・・。ただ、あいつの言うことを信じてやろうと思うんだ」

それもまた、納得しがたいながらも、頷くKinn。

 

Kinn「わかった。 面倒みてやってくれ」

詳細を問いたださないKinnの気持ちに応えるように、首元に手を当てるPorsche。

 

ここもねぇ・・・。

どうにかならない?

Kinnは、ギリギリまで、Porscheを信じようと、その姿勢を見せてるのに・・・。

 

さっきから、自分の顔をまともに見られないPorscheを

黙って見ているKinn。

気付いてるもん。

事情があるんだろうって言い聞かせてるんだろうけれど、秘密はもたない、と誓い合ってから、そんなに経ってないのに、この仕打ちは傷つくよ。

やっぱり、このやり方は賛成できかねるよ、Porsche。

 

絶対、違う方法があるはず。。。

 

~Hum Bar~

さて、khun坊ちゃまの独壇場がスタートします。

 

マイクテストまでしちゃうkhun坊ちゃま。(笑)

Tankhun「今日は、私の元に帰ってきた、愛するボディーガードのウェルカムバックパーティーを開催します。そして、それはピートで~す! 拍手~! 拍手~!」 

盛り上げる一同。

 

Porscheは・・・どことなく、一歩引いて、控えてるって感じ?

 

Peteをハグするkhun坊ちゃま。

Tankhun「さぁ、おいで。もう大丈夫だからね」

 

歌で慰めるとか言ってるよ。(笑)

 

Tankhunが歌の準備を始め、側から離れただけで、この表情。。。

 

そんなPeteの様子をじっと観察しているPorsche。

 

khun坊ちゃまの歌が始まった頃、店を抜け出すPorsche。

向かった先は、店の裏口。

外に出る通路に繋がってます。

キョロキョロと見回すと、通路に立っていた人間のほうにまっすぐ向かうPorsche。

 

Vegasだ!

いきなり、問答無用で殴り飛ばすPorsche。

 

Porsche「これは、Tawanとの一件の分だ。」

なんとか身体を起こしてきたVegasを、

再び殴るPorsche。

痛みで声を上げるVegas。

 

Porsche「これは、Peteの代わりだ。・・あいつは一言も俺に言わないが、俺にはわかる」

 

Vegas「気が済んだか?」

 

そう言われたPorscheが、例の写真を、Vegasに見せる。

Porsche「そこの2人は、俺の両親だ」

 

薄暗い灯りの中、近付けて、よく見るVegas。

 

Vegas「最初、Kinnにお前を手伝えない事情でもあるのか、と思ったが・・・(Kornおじさんが絡んでるんじゃ無理もないな)ようやく、わかったよ。お前が、俺のことを思いだしてくれてよかったよ。」

写真を返すVegas。

 

Porsche「俺は、あんたのことを信用してない。誰のことも信用してない。本家の人間でさえ、誰の事も信用できない。だが、あんただけは、本家の連中の手に乗らない唯一の人間だと思ったからだ」

そんな理屈なの?

 

写真を掲げて見せるPorsche。

Porsche「この写真について、なにか知ってるか?」

 

Vegas「No」

ノーと、きっぱり答えるVegas。

Vegas「何も知らない。それに、Kinnも、その件に関しては知ってるとは思えない。俺もお前と変わらず、大人たちから、蚊帳の外におかれてたんだ」

 

一縷の望みも絶たれ、失意のPorsche。

 

Porsche「Thee叔父だけが、この件について知る唯一の人間だ。だが、連絡が取れない」

腕組みをしながら、少し考えるVegas。

ああ、この感じ、かっこいい。

うわ、ついに、私もVegasに堕とされたのかしら?

・・・ってよく考えれば、腕組みして壁に寄りかかるっていう、いつもの私の大好物ポーズなのでした(笑)

 

ちらりと、Porscheを見ながら、「俺が、Thee叔父を探すのを手伝ってやろう。それから、500万THBの件も俺がなんとかする」と申し出るVegas。


不審そうなPorsche。

Porsche「なぜ、俺を助けようとするんだ?」

 

そもそも、Porscheは、Vegasに、事前に、どの程度のことを説明済みなの?

 

Vegas「お前の母親の写真を見るのは、これが初めてじゃないからだ」

さっきは、知らないって言ったじゃん。

 

Porsche「母さんをどこでみたんだ?」

少し顔色が変わるPorsche。

 

Vegas「父さんのオフィスでさ・・・」

それが何を意味するのか、この時の私は、下衆の勘ぐりしかなかったです。

 

Porsche「・・・・それで?」

さっきよりもショックが大きいPorsche。

 

Vegas「確かじゃない・・・。でも、この件は、俺に任せろ。」

 

確かに、今のPorscheには、何の駒もない。

Vegasの言葉に、託すしかない。

無言は、了承を意味し、そのまま、立ち去ろうとするPorsche。

 

Vegas「おい、待てよ、Porsche」

引き留めるVegas。

 

Vegas「俺の頼みについてはどうなった?」

本気で切実なのね。ショボーン

 

Porsche「ここに連れてきた。あとは、お前次第だ。」

緊張するVegas。

Porsche「だが、これ以上、あいつになにかしたら、お前と俺、もう一度、会うことになるだろうな」

その時は、赤の他人として、敵として、容赦しない・・・って感じでしょうか。

 

今度こそ、立ち去るPorsche。

 

壁に寄りかかり、Porscheのパンチを受けた口元をぬぐうVegas。

 

 

★【Ep 13】中編の雑感 ★

 

Peteが無事に戻って来た、と喜んだのも束の間、その身体に刻まれた暴行のあとを間近で見たPorscheの、驚きと怒りと、頑なに真実を語ろうとしないPeteへの疑問・・・。

 

同時並行的に、Vegasと連絡を取り合うことになったPorsche。

タイミング的に、KinnがKornパパとのミーティングに出向いてから、部屋に戻るまでの間、Porsche、もしくは、Vegasから連絡を取り合ったってことになるよね。

どちらが先だったかは定かじゃないけれど、かなり焦っていたPorscheの方から・・だったような気がします。

それに、Vegasが、Peteと会わせてくれることを、交換条件にしたっていう流れ?

 

そのVegasに依頼自体、二人の間に、なにかあるって考えたのかな。

さっきも、Barで、Peteを観察してたし。

 

う~ん、Peteの様子から、この数日間、ただ拷問を受けただけじゃないなにかがあった、とPorscheが感じなければ、絶対、連れ出すはずがない。

夜、ラーメンを食べているPeteの様子を、隠れてみてた、とか?

 

Porscheって、人の気持ちには敏感で繊細だけど、そこまで、察しがいいとは思えないので、なにか、もうワンシーン、友達のために・・・っていう起爆場面が欲しかった気もします。← わたし、なにか見逃してる?(笑)

 

そして、VegasとPorsche。

この二人、互いに抑圧された魂の波長をキャッチできるかのように、どこか、馬が合うっていうのは、否定できないんだよね。

 

Vegasが推察したとおり、ボスパパKornが絡んでいるのであれば、状況がわかるまでは、Kinnに話すわけにはいかない・・・って流れでよかったのかな。

ああ、なにかが足りない。

最終的に、Porscheが、Kinnを頼れなかったことに対する納得できる理由が欲しいです。

 

 Kim~😢

 

 

 

 

★【Ep.13】後編に続く★