これは、2ブロックめです。

今日は、できるだけ、アップしていきたいと思います。3つめまではイケルかな?どうかな?

【Ep.12】 (1/5)  は、朝、アップ済みです。。

 

この、まったりとした雰囲気、好きです。

ふくらはぎ&太ももラブラブ
どんどん、慣れてくるんだろうねぇ。
いい時期です。
 

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

5分割しています。

前半未読のかたは、こちらからどうぞ

【Ep.12】 (1/5) 

 

 

『Lovely Writer』

นับสิบจะจูบ

【Ep.12】 (2/5

 

 

~記者会見~

とうとう、始まりました。

 

カメラの放列が、壇上のSibやGeneたちに容赦なく、降り注ぎます。

脇を固めるお姉さま二人が、そろって、全身白のコーディネートでまとめてきました。

潔白の白?

あくまでも、釈明会見だというスタンスなのかしら(笑)

んまぁ、Tarmの、満面の笑み。。
とにかく、これはこれで、この人たちは凄い。

落ち着いたところで、口火を切ったのは、FahPD。

「お集まりいただいたメディアの皆様、こんにちは。今日は、『BadEngineerTheSeries』のキャストとスタッフで、この記者会見に臨みます。SNSの噂について、大変、ご迷惑をおかけした件、本日は、この記者会見にて、その状況を明確にさせていただきたいと思います。」

見守っている人々。。Tum&Tiffy、Hin、Mhok、Mai監督


FhaPD「その前に、私たちに、自己紹介することをお許しください。
私はファー・シリナファです。このドラマのプロデューサーです。」

Aoey「Aoeyです。Namchaを演じています。」
Sib「Nubsibです。ドラマでKinを演じています。」
Gene「私は、Geneです。小説『BadEngineer』の著者です」

Tarm「Tarmです。私はNubsibのマネージャーです。それでは、この3者から、真実を聞くことにいたしましょう。なにか、お聞きになりたいことがあれば、どうぞ、ご質問ください」

記者たちが、てんでに、声をあげはじめ、収拾がつかない。

Tarm「一度に、一つの質問で、交代でお願いします」

記者「では、最初に私から質問します」
Tarm「はい、どうぞ」

記者「NubsibさんとGeneさんの関係についてお伺いします。お二人は、とても親しいんですか?」
なかなか、漠然とした質問です。。

実家の二家族も、(Nubsib家のリビングで)一緒に、この会見を見守ってます。


ようやく、Geneが口を開きました。

Gene「私とNubsibの関係は、親しいです。それは、私が、このドラマの原作者であるため、制作チームが、登場人物の役柄の把握の助けになるように、と、私に協力を求めて来たからです。ですから、私と、主役のNubsibは親しくなりました」

FahPD「その通りです。我々が、Geneさんにお願いし、俳優たちへのキャラクターの把握を深めさせたいという目的を含め、協力の要請を致しました。」

記者「Nubsibさんとだけ、親しいんですか?」
ま、その点も、想定質問よね。

Aoey「それは・・僕とP’Geneも親しいです。」
“親しい”という言葉が、さざ波のように、記者たちに広まっていく(苦笑)

記者「では、Aoeyさんの配信ライブについてはどうなんですか? あなたがネットで大騒ぎを起こしたのでは? ある人は、SibGeneのシップの噂を一掃しようとして、あなたが仕組んだと言っていますよ。それについて、なにかおっしゃりたいことは?」
興味津々の記者たち。

Aoey「その前に、私が、愚かなライブを配信したことについて、お詫びします。」


 

もっともらしく、神妙に謝罪の言葉を口にしはじめたAoeyのほうを見ているSib。

警戒してるのね。

でも、Aoeyのこういうお芝居かかった部分が、人の注目を集めたいだけ・・と言われてしまうのよ。

Aoey「こんなふうになるとは思っていませんでした。すべて、私の責任です。時間を戻すことができれば、こんなことは絶対にしません」

会見をスマホで見ている姉。。
その言葉を聞くと、スマホを裏返してしまう。



記者「GeneさんとNubsibさんが一緒に住んでいるという噂についてはどうですか?それは、事実なんですか?」

 

すでに、意識は下世話な方向に・・・ほとんど、はやし立てるような記者たちの反応。

↑の水色のスーツのお姉さん記者と、更に上の画像の男性記者・・・「TharnType」(Ep03 後半)の時の、お姉さまコンビですね(笑)

ああ、懐かしい。

 

 

記者たちの質問に、誤魔化すことなく、はっきりと認めるGene。
Gene「はい、そうです。僕たちは一緒の部屋で暮らしています。」

息を飲む報道陣。

記者「では、なぜ、Nubsibさんは、Geneさんのところにいることになったんでしょうか?」

Sib「それは・・・実は、所属事務所の寮に問題がおきまして・・・」
ちらっと、Tarmのほうを見るSib。 ← この会見、やっぱり、Nubsibが舵取りであり、采配を振るってる。。と思います。


Tarm「あ・・・そのご質問には、私の方からお答えをさせていただきます。うちの事務所内で、タレントの増加により、寮が足りないという問題が発生してしまったんです。当時、開いている寮がなく、Nubsibは滞在先を見つける必要があったんです。幸いなことに、私どもは、作家であるGeneさんと懇意にしてましたので、Geneさんに、Nubsibへの援助をご協力いただいたんです。それで、ドラマの撮影中、Nubsibが、Geneさんの家に滞在することになりました。その結果、一緒に共同生活をするようになった経緯については、皆さまにご理解をいただきたいと思います。別に、それって変なことでもありませんよね? そうですよね?」


記者「それでは、誰もが、今、一番関心を集めていることについて、質問させていただきたいと思います。ずばり、GeneさんとNubsibさんのご関係は何なんですか?」

とうとう、本日のメインクエスチョンです。

ざわつく会場。

固唾を飲んで見守る、家族たち。

すでに、誰がどうこうではなくて、みんなが、お互いを見回しながら、案じてるって感じです。

 

そして、Geneパパの心配そうな顔がひときわ、印象的よね。

Gene家では、RunとTeepの夫婦が、そして、Nubsib家の3人が、思わず、手をぎゅっと握ってしまってる。。。 

ただの金持ち家族じゃなく、温かい家庭なところが好き。。

あの~、私があまりにも、Sibの策士な部分に喜々として焦点をあてるので、勘違いをされてしまうか、心配なんですが、Sibは、この家庭で育った人なので、当然ですけど、暗黒面の人ではないことは承知してます(笑)

「どんな関係なんですか?」
「質問に答えてください」
「お答えください」

矢継ぎ早に飛び交う記者たちの声。

 

やっぱり、ちらちらと、左右を確認したあとでの、このAoeyの表情は、人々の関心が、完全に自分から外れてしまったことを思い知って・・・ということでいいでしょうか。

 

結構、ここで、ためがあって、誰が何を言いだすんだろうって、ドキドキさせられます。


そっと、Geneのほうを見てから、

おもむろに口を開くSib。

Sib「僕たちの間には、なんの関係もありません」


やっぱり、そっち(「大人の対応」)に行ったか~~~!

Sib~~~~(涙)えーんえーんえーん

うっすらと、眉間に皴をよせたまま、Geneが、Sibのほうを見る。


Sib「Geneさんと私は、本当に親しい、兄弟のような関係です」

はっと、我に返るGene。


Gene「そうです。彼は、私の弟のような存在です」


記者「本当ですか? では、どうして、あなたは、そんなにショックを受けたような顔をされてるんですか?」
思わず、質問者のほうに目を向けるGene。

というか、壇上の3人ともね。

うん、顔に出ちゃってるね。
ショックだったよね。。
私もね、心のどこかでは、期待する部分もあったのよ。

大逆転って奴を。。

Gene「申し訳ありません。私は芸能人ではなく、このような記者会見に参加したことがないものですから・・・」

少し、怒りを含めたように、返答をするGene。

 

そんなGeneを見て、誰よりも、胸が締め付けられているSibが、そのそぶりも見せず、すぐさま、フォローに入る。


Sib「実は、GeneさんとP’Tum・・・私のマネージャーのP’Tarmの弟なんですけど、二人は友達です。ですから、僕たちは、公の場でも一緒にいることが多かったんです。おそらく、それが、このような誤解を引き起こしたんだと思います。私は、皆さんに対して、そして、小説のファンの皆さんにも、本当に申し訳ありませんと言わなければなりません。心配なさらなくても、Aoeyと私は、今もカップルですから・・」

改めて、Sibの言葉を聞き、ショックを隠せず、どう対応していいのか、わからないGene。

隣のTarmが、「Gene、記者に微笑んで」と耳打ちしてくるものの、

正面を向き、背筋を伸ばすだけで、これが精いっぱい。

 

そんなGeneの対応を見て、自身も正面を見据えるSib。

 

どんな時でも、作り笑顔を絶やさないAoeyが・・・、完全に、顔面の機能停止。


1ミリも笑顔が出ず、異様な雰囲気の3人を、それぞれの立場で見守る人々。。
TumTiffy、Hin、Mai監督、

そして、帽子を深く下げると、その場から立ち去るMhok。


こうして、ただ、人々の好奇心だけが嵐のように通り過ぎた、中身のない後味の悪い、悲しい記者会見は、幕を閉じました・・・。

 

*********

【4か月後】

 

~Hinの部屋~

部屋を引き払うつもりで、荷物をまとめているHin。

すでに、部屋の中は、あらかた、片付いています。

そんな時、Buaからの着信に気づくHin。
少しだけ、躊躇ったものの、とりあえず、出てみると・・・。

Hin「もしもし、P’Bua」
Bua「Hin、ちょっとこっちに来てちょうだい。急いで、伝えたいことがあるのよ」
Hin「わかりました。すぐに行きます」

机の上に置かれた白い封筒を手に取り、ほとんど空になった部屋を見回すHin。
 

 

~出版社 Buaのオフィス~

爪磨きに余念のないBua。(笑)


そっと、白い封筒を差しだすHin.

Bua「これ、なぁに?」
Hin「辞任・・」


Bua「ああ、ご寄付かなにか? そうでしょ?」 ← タンブンって言ってるかなぁ?ちょっと自信なし。

バッグから財布を取り出すと、「わたし、こういうのはわりとちゃんとやるのよ・・」と言いながら、Hinの差し出した白い封筒に、お金を入れ、拝むBua。


Bua「はい、どうぞ」
なんか、戻って来ちゃった、辞表入りの封筒。


Hin「あの・・・それで、今日のご用件は?なにかありましたか?」

Bua「ああ、あなたの書いた小説、出版することになったわよ、って言いたかったのよ~」

Hin「へ?」

Bua「気になったところ、赤、入れておいたから、修正してみてね」
 

嬉しそうに、原稿をカバンにしまうなHin。

Hin「ところで、この原稿、どうやって手に入れたんですか?」
Bua「Geneからよ。彼を呼び出した時、私のところに持ってきたの」

じ~んと、胸が熱くなるHin。

Hin「機会を与えてくださり、ありがとうございます!」

この笑顔に勝るものなし。。


Bua「こちらこそ、大満足よ。あなたの小説は、この業界の裏側がよく描けてるわ。私、そういうの好きなのよ」
Hin「どうもありがとうございます、P’Bua」

Bua「ああ、ところで、Hin。あなた、最近、Geneと話をした?」
Hin「いいえ、最近は全く、話してないんです」
Bua「そう・・・。原稿を送ってくれるように、頼んでみてくれない? 前回から、もう4か月も経ってるのに、送られてきてないの。それから、この小説を通して、Geneが何を言いたいのかってことを、私は理解しているって伝えてほしいの。あと、私が彼にしたことについては、私が謝ってたって伝えてちょうだい。ね?」

微笑むHin。
Hin「はい、確かに伝えます」


Bua「よろしくね」
Hin「ありがとうございました。」
立ち上がるHin。

Bua「あ、Hin、ちょっと待って。その封筒を戻して。そうよ、その封筒よ」
せっかく、回収した辞表なのに・・・(笑)

Bua「なにしてるの、なんで、そんなにためらうのよ」

しかたなく振り向い、渡すしかないHin。

Bua「(功徳のためには)ちゃんと自分の名前を書かなきゃ・・。BuaBuaと一族・・・」
ทำบุญ こっちで言ってた。。


封筒に大きく名前を書き、またまた、お祈りするBua。

Hin「できるだけ早く、寄進お礼をお届けしますね」
Bua「すばらしい、私もこれで、徳を積むことが出来るわね」
Hin「仏様のご加護がありますように」

ふ~、と一息つくHin。

なんとか、事なきを得た、どころか、本物の幸運が舞い込んだね。

まぁね、あの流れだもん。
こうならないと・・・救われない(笑)


Buaは、自分でもまた改めて、Geneに謝るんだろうけどね。

 

 

★【Ep 12】2/5の雑感 ★

いや、記者会見については、おそらく、これが、現実に即したとおりの展開であり、ここを着地点とするほかないと理解できます。

でもね、これは、ドラマなので(笑)、とにかく、Sibが、なんか、すごいこと、やってくれるんじゃないかって、期待していなかったか、と言われれば、それは嘘になりますね。(笑)

予告で、「4か月後」を見ちゃってたけどね、あれを出してくるってことは、実は、あの荒れ果てた様子が、全然、違う理由とかだったら、面白いな、とか思ってました。

密かに、「そうきたか~~~!」と叫びたかった気もしています。
私はケレン味が好きなので。。
でも、そういう割には、その肝心な「そうきたか~~~~!」の代案が、私には思いつきません。(爆)

 

Mhokは、この時、Aoeyとの決別を決意したのかな・・・。

実は、この人もまた、別の意味でヒーローになるか、と期待していたのですが、そういう「おとぎ話」は用意されていませんでしたね。

Tiffyといい、スマホを伏せたEarnといい、Mhokといい、確実に、Aoeyの足場を固めていてくれた人たちが、じわじわと、同時多発的に離れていくような描写が続きます。

 

★【Ep 12】3/5に続く ★