アップダウンが激しすぎて、ほとんど、ドラマ酔い状態です。
どうせ、酔うなら、徹底的に!!
今回、なにかと物議を醸しだす(笑)、リキュールベースのカクテル “B52”です。
(画像、お借りしました)
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
前回のお話(Ep.08)が気になる方へ・・・
『Lovely Writer』
นับสิบจะจูบ
【Ep.09】 (1/6)
~Geneのコンド ~
トイレでのAoeyとのやり取りで混乱し、Sibと言い合いになってしまったGene。
局の食事会には参加せず、帰宅してしまいました・・・という前回ラストをちょっとだけ遡ります。
なんか、キッチンでなにか作ってますね。
まだ、Sibは帰ってないようです。
メッセージ着信。
器をかき回して、レンジにいれたところで、もう一度、着信音。
テーブルに置かれた携帯を手に取るGene。
あ、NUBSIBからのメッセージです。 ← 前回は、ここのシーンは描かれてませんでしたね。
Sib:食事、抜かないでくださいね
Sib:もうじき、帰りますから。
結局、こうして、心配してくれるSibのことが好きすぎて嬉しくて、微笑んでしまうGene。
ああ、と短く返信するGene。
すると、ほぼ、同着で、Aoeyからメッセージが届きました。
一つは、Sibのバックショットの写真。
そして、ホテルLの地図。
画像を大きくするGene。
Gene「これ、誰だ?」
ぴったりSibしか写っていないようも見えるけどこれって、Geneの隣の人って意味?
Aoey:私の隣にいるのは、Nubsibじゃないから、ヤキモチをやく必要はありませんよ。
Gene「え? 人の心、読んでるな・・・」
すぐに返信するGene。
Gene:別に。Nubsibだなんて思ってない。
あ、そうなの? 私は、まんまと、ひっかかちゃうタイプだ(笑)
笑顔スタンプで、返してきたAoey。
普段なら、なんでもない笑顔マークが、小ばかにしてるように見えるんだから、受け手の心理って怖いねぇ。
そのあとも、続くAoeyのメッセージ。
Aoey:ここに来てくれませんか。私たち、ハッキリさせることがありますよね。
Aoey:僕とNubsibについて、知りたくないですか?
さて、この誘い水にのるか、のるまいか・・・ためらうGene。
チン!
レンジが音を立てました。 ← なにげに、私も、こういう音が怖いんです。
さて・・・Geneの下した結論は・・・・。
******************
オープニング
(今日は、すぐに始まったので、ちょっとびっくり)
恒例 『気になった画像貼っちゃう』シリーズ。
******************
~Lホテルのバー~
カウンターでひとり、気だるそうに腰かけているAoey。
そこに・・・やっぱり、現れたGene。
Aoeyの姿を確認すると、バーの入り口で、一旦、立ち止まる。
(この前、5歳児になって、Sibに甘え倒してた入口です(笑))
携帯を取り出し、なにか打ち込んでいる(?)Gene。
ゆっくりと、近寄ってきたGeneに気づいたAoeyが、薄く微笑みながら、Geneを見上げる。
なんだか、Geneの背中で一旦、隠して、また、登場させるなんて、ずいぶん、思わせぶりな描き方ね。。
(わかった! Ch3バージョンだと、ここから始まるのね)
Aoey「来るって思ってました。なにか飲みます? 奢りますよ」
緊張を隠せないGene。
Gene「その必要はない。自分の分だけ清算すれば、家に送っていくよ」
Aoey「どうして、そんなに急ぐんですか?せっかく、出て来たんだから、もうちょっと一緒にいてくださいよ。」
別に、Aoeyと飲みたくて来たわけじゃないもの。。
Gene「車の中で話せばいいだろう。」
それを無視するように、バーテンに呼びかけるAoey。
Aoey「すみません。B52を2杯ください。特製の・・お願いしますね」
それを聞き、長居になりそうだと判断したGeneが、携帯を取り出す。
やっぱり、Sibに連絡を入れるつもりだよね?違うの?
その手を止めるApey。
Aoey「ちょっと待って、P’Gene。さっきの、私たちの話を終わらせましょうよ。」
仕方なく、承諾するGene。
Gene「いいだろう。早くしてくれ。そうすれば、俺も早く家に帰れる・・」
本題に入ることにするAoey。
Aoey「あの・・・P’Geneは、Nubsibのこと、本当に好きですよね?」
それを訊ねるAoeyの真意を測りかね、口を開かないGene。
目の前に、B52のショットグラスが2杯置かれる。
Aoey「彼が好きですよね?」
Gene「・・・・・・」
急に、笑い出し、指をさすAoey。
Aoey「ほら、やっぱり、P’Geneは、Sibのことが好きなんだ・・・」
そのまま、Geneの胸の上のあたりの、指で押すAoey。
普通、年上に対して、こんなことをするのは失礼です。
どうしたんだ、こいつ・・と、Aoeyの様子を窺うGene。
Aoey「僕、Nubsibも、P’Geneのことが好きだって言えますよ」
Gene「なぁ・・どのくらい、飲んでるんだ?」
Aoey「・・・・心配してくれるんですか?」
質問返しして、くすっと笑うAoey。
Aoey「そんなに飲んでません。結構、飲んだかも。P'に送った写真の男が、私に奢ってくれたから・・。いらないって言いたくなくて・・・」
周囲を見回すGene。
Gene「その男は、どこに行ったんだ? それに・・局の祝賀会には行かなかったのか?」
Aoey「(どこにいったかは)わかりません。実際のところ、全然、興味なかったし、それに・・・」
Geneに、少しだけ近づいてみせるAoey。
Aoey「僕は、P’のことだけが気になるんです」
Gene「お前・・・本当にゲイなのか?」
真面目な顔で、質問するGeneに、笑い出すAoey。
Aoey「P’は、僕が演技してるとでも思ってるんですか?僕が、P’に冗談を言うと思います?」
今までのAoeyとは別人のような言動に、呆然とするGene。
Aoey「そうです。僕、女性には興味がないんです。それに・・・僕、自分でも、そこらの女性より可愛いって思ってますよ。」
Aoeyの赤裸々なカミングアウトに、呆然を通り越し、愕然としちゃうGene。
Aoey「そんな顔しちゃって、面白い・・!」
なんか言わなきゃ・・状態なのに、言葉がでてこないGene。
Gene「・・・・・・・」
その合間に、ストローでお酒を飲み干すAoey。
Aoey「もう一杯、“B52”をお願いします。」
Gene「もういいだろ、Aoey」
これ以上、飲ませるなんて、危険すぎると、おののくGene。
Aoey「心配しなくても大丈夫ですよ。僕、そう簡単に、酔いつぶれたりしません。ほろ酔いって感じです。さあ、僕は自分の分、飲みましたよ。なのに、P’ったら、僕が奢った酒に一口もつけてませんね。なんだか、傷つくなぁ・・・」
そこまで言われると、飲まないわけにはいかないGene。
「・・・・あぁ」と言いつつ、どことなく躊躇うGeneを見て、ふきだすAoey。
Aoey「また、そんな可愛い顔しちゃってる!」
Gene「可愛いのはお前だろ。さっき、自分でそう言ったじゃないか」
Aoey「もし、P’が可愛くなければ、どうして、NubsibはP’のことを好きになるんです?」
Gene、Nubsibの名を出されると、更に絶句。
この辺、Nubsibのことを考えて、すごく慎重になってるよね。
Aoey「僕、P’に、すごく嫉妬してます。みんなに愛されて・・・僕の事なんて誰も気にしてくれないのに・・」
Gene「そんなことないだろ。ファンだってたくさんいるし、家族だって・・・」
Aoey「僕に、まだ両親がいるって、言うつもりなんですか? 僕の面倒をみてくれる人は誰もいません。」
どういう意味なのか、わかりかねるGene。
Mhokがあんな風に忠告したり、Sibの態度からしても、Aeoy自身になにか事情はあると感じていても、Geneは、Aoeyの個人的なことに関しては、ほとんど情報なしのはず。
Aoey「だから、すごく、P’のことが妬ましい・・・。嫌いになりたいのに・・嫌いになれないんです。だって、いい人すぎるから・・・」
自分が座っている椅子を引きずり、Geneの傍に近寄るAoey。
Aoey「それに、こうして、僕が一人で飲んでるからって、僕に会いに来てくれたでしょ。・・・僕のことが、心配だったんですよね?」
Geneの顔を下から覗き込むAoey。
Gene「・・・違うよ」
離れるどころか、更に、身を乗り出すAoey。
Aoey「P’Gene・・・」
ぐっと顔を寄せて、抱き着いて来たAoeyを、ギリギリで躱すGene。
Gene「Aoey、まず、席に座ってくれないか? でないと、連れていけないよ」
Aoey「ほら、やっぱり、P’はいい人だ。僕の事、遠ざけようとしないでしょ?」
そう言って、更に、Geneに迫ってくるAoey。
Gene「・・・Aoey、よすんだ!」
必死なGene。
それでも、一切、引かないAoey。
Aoey「P’は、Nubsibのことなんか諦めて、代わりに僕を好きになって。僕だって、とっても可愛いですよ。ああ、もし、あっちのことを気にしてるなら、心配しないでください。僕、結構、うまいんですよ・・・」
あらあら、こんなことまで言い出すなんて、ますます、心配になるじゃん。
Geneには、刺激が強すぎるわ。。
・・って、プロのBL作家に、失礼だった?(笑)
なんとか、Aoeyの身体を押し返すGene。
Gene「Aoey!からかうのはやめてくれ。もう家に帰るよ。お前、飲みすぎてて、話ができるとは思えない。」
逃すつもりはないAoeyが、Geneの手を握り、「帰らないで・・・」と、更に引き留める。
Aoey「今夜は、僕と一緒にいてください。ね、お願い、P’Gene」
立ち上がったAoeyを、ひきつりながら、見上げるGene。
Aoey「ね、いいでしょう?」
なぜか、硬直しきって動けないGeneに、ゆっくりと近づきながら、キスを迫るAoey。
その時・・・、
GeneとAoeyの唇の微妙な隙間に、手が差し込まれる。
(UPくんの顔も小さいから、相乗効果で、ありえないほど、Kaoくんの指が長く見える~~!(笑))
きた~~~~!(笑)
狂喜乱舞!
Just Timing!
ここ、GeneとAoeyが、同時に、その人物に目を向けるのが、たまらん(笑)
二人の顔が退くと、Sibの顔がはっきり写りました。
これよ、これ。
ぐっと、払いのけるようにAoeyの胸を押すNubsib。
半ば、放心したようなGeneに、Sibが行きましょう、と安心させるように頷いてみせると、手を引かれたGeneが、自然に立ち上がる。
ここ、Sibの一連の動きに、やられっぱなし
Geneから引きはがすSibの男前な顔が、むちゃくちゃ、凛々しく、厳しいの。。
ダークスーツと、タイなしのダークシャツが、威圧的で、モロに効いてます。
Sibに手を引かれてくGeneもよきよき。
Aoey「ちょっと待ってくれませんか。」
これ以上、なんか言ったら殴るぞ、くらいの表情は見せてるSib。
それでも、立ち止まるGene。
Aoey「P’Gene、僕が頼んだお酒、飲んでもくれないんですか?」
なぜに、こだわる!
Aoey「ひどいなぁ・・・。せっかく、こうして一緒に過ごせた今夜の僕たちのためにも、飲んでほしいのになぁ」
そこまで言われ、一瞬、Sibのほうを見たあと、仕方なく、一杯だけ飲みほそうと、カウンターに近づいたGeneの手を止めるSib。
んもう、こういうのに、私が弱いってバレバレなのね!(笑)
ここ、ちらっとAoeyが視線を向けるのね。
ストローで、一気に飲み干し、Aoeyを睨むと、そのまま、Geneの手を引くSib。
かっこいい~と、視聴者のほぼ全員が思ったなかで、Aoeyだけが、よけいなことを・・と、微妙に天を仰ぐのね。
Sibも、徹頭徹尾、Aoeyには、厳しい視線で睨みつけてるけど、感情的に我を忘れるほど怒っているって感じでもなくて・・・とにかく、いい加減にしろよ、って感じに近いかな。
でも、「無言」って迫力あるね。。。
手に手をとって、出ていこうとする二人を見ながら、さも計画が狂ったみたいな顔してるけど、Aoeyが辛さを隠してるのは、わかります。
わからなくはないけど、やっぱり、納得いくまでではないかも。
結局、一言もしゃべらないまま、店を出ていくSibと、救出された形になってしまったGene。
一人残されたAoeyは、そのまま、黙って俯くしかなく・・・。
それでも、なんとか、歩き出したところに、今度は、Mhokが立ちはだかる。
Mhok「今、なにしようとしてた?」
無視して、バーの入り口に向かおうとするAoeyを押しとどめるMhok。
Mhok「どこに行くつもりだよ?」
Aoey「家に帰るんだよ・・・なんで、干渉し続けるの?」
Mhok「俺は、お前が何をしようとしてたか、わかってる」
Aoey「わかってるなら、どうして聞くの?」
今度こそ、本当に、Mhokを押しのけ、出入り口に向かうAoey。
心配が、顔に溢れてるMhok。
がんばれ!
ちょっと一旦、切りますね。
★【Ep 9】1/4の雑感】★
肝心な話し合いができたとは言い難いですが、でも、話をする以上に、取れ高は多し。
いろいろ如実になりました。
Aoeyは、剥きだしで、傷だらけの心が、SOSを出し続けているのに、自分で自分の傷口を広げ続けるタイプですね。
その自虐ぶりは、なまじ元が素直でいい子だからか、← はるか昔って意味ですが
隙もないし、徹底しているので、まともに相手をしようとしたら、もらい事故になりそうです。
反面、Geneの優しさは、基本、自分がなんとかしてあげたいっていう、誠実さの表れでもあるので、それを、特に、Sibが認識しているからいいものの、結構、危うさを秘めてますね。
すこしずつ、Aoeyのことも、わかってきたような気もしますが、う~ん、理解しきるところまではいってないかも。
監督は、今度は、彼を救ってくれるのかな?
え? Mhokじゃなくて、監督に救わせるの?
たぶん、救えない状況になる前に、今度こそは救いたいと思ってるんじゃないかな、と、なぜかそんな気がします。
余談ですが、“B52”・・・アメリカ発祥のカクテルで、カルーア1:ベイリーズ1:オレンジキュラソー1で、甘くてグイグイ飲んじゃって、あとで立てなくなるパターンらしいですね。
まぁ、カクテルには、大概そういう思惑もつきものですが、私の世代は、カルーアミルク、はやりました。(笑)
私たち日本人は、Bのつく爆撃機と言えば“B25”を思い浮かべるのではないか、と思いますが、“B52”はベトナム戦争時の主流戦闘機だったとか。。
別の意味で、なかなか、チャレンジャーな選択だったんではないか・・・と。(苦笑)