3話、最後までアップしたいです♪
本作品は、主人公が検視官という職業柄、事件現場や解剖シーンも頻繁に登場するクライムサスペンスです。
残酷な描写が苦手な方にはお勧めいたしません。
(できるだけ配慮は致しますが、描写の説明のために、そのまま、画面キャプチャーを載せる場合もあります。)
もちろん、BL物にありがちな描写も含まれます。
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
4分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ
『Manner of death』
พฤติการณ์ที่ตาย
【Ep.03】 (3/4)
~Viangpha Mork病院~
翌日かな?
診察室から出てきて、再び、電話をかけるBun。
やはり出ません。
すると・・・Mからに電話がかかってきて・・・。
Bun「どうしました? 捜査官」
M「Pued検事になにがあったか、知ってますか?」
Bun「Pued?」
聞きたいのは、こっちのほうだ~~~とばかりに、急ぐBun。
~林道?~
鑑識班が、車の中の指紋を採取したりしている。
傍らに立ってじっと見ているBunとM。
鑑識員「予備調査の段階では、他人の血液や指紋などは、検出されませんでした」
木立の中の林道に、Puedの車だけ乗り捨てられてたのが発見されたって感じなのかな?
これは、わざと発見させたいって感じもするから、Pued自身は、無事でいる確率が高くなってきたね?
自分の意志か、他者の意志か・・・は、まだわからないけれど。。。
とはいえ、Bunにしてみたら、嫌な予感しかしないよね。。。
~検察事務所?~
Puedの件で、事情を聞きにきたM。
M「ソンサク検事が誰かに恨まれていた、とか、もしくは、彼が非常に危険な事件を扱っていたのか、など、ご存じですか?」
この人って、判事さんだったっけ?
「いや、捜査官。ソンサク検事は、実直で誠実な人物だったからね。彼が個人的に恨まれるようなことはないはずだ。担当事件も、現在、彼は何も持っていない。私は、Jane先生の殺人の件で、いろいろ忙しくしていると思っていたよ。」
M「Jane先生の事件・・・ですか?」
Puedが、Janeの先生の件を調べていたのなら、それは・・・Bunつながり・・って普通は考えるでしょ。
~病院~
Bunの退勤時。
とにかく、暇さえあれば、Puedに電話をかけ続けているBun。
何度目かの挑戦で、やっとつながった。
Bun「Puedか? お前、今、どこにいる?」
男「Pued検事なら、もちろん、私と一緒にいる」
Bun「お、お前・・・お前、誰だ?」
男「心当たりはないのか?」
家に押し入った男の声を思い出すBun。
Bun「お前だな!」
男「俺の言う通りにしないとどうなるか・・・もうそろそろ、わかってもいい頃だろう」
Bun「お・・おい、お前!」
切られた電話。。。
なにかを思いつき、足早にどこかに向かうBun。
~Tanの塾~
外に車が止まったような気配がして、立ち上がるTan。
サボテンの鉢植えを持ったBunが入ってくる。
乱暴にドアを閉めると、バンっ!と植木鉢を、Tanのデスクに置くBun。
Tan「・・・・?」
Bun「俺の友達をどこにやった?!」
いきなり、怒りの矛先をTanにぶつけるBun。
Tan「ちょ、ちょっと待ってください。どうしたっていうんですか?」
Bun「なにも知らないふりをするのはやめろ!お前はPuedを連れ出したのは、わかってるんだ!あいつをどこにやった?」
Tan「とにかく、落ち着いてって言いましたよね。」
Bun「この間は、Janejiraだった!今度は、Puedか?もし、俺の友達になにかあったら、俺は、お前のことを絶対に許さないからな!」
Tan「でも、僕は何もしてません」
Bun「だったら、Puedの失踪について、どう説明するんだ?お前が、あいつにあった最後の人間なんだぞ。Janejiraの時とおんなじだ!」
Tan「僕は、Janeのことについて、Puedさんと話をしただけです」
Bun「もう俺は、お前の嘘なんて、何一つ、聞きたくない!」
思わず立ち上がるTan。
Tan「僕は嘘なんかついてません」 ← ただ、まだ、言ってないことがあるだけです。。。
Bun「お前が俺に言ったことを思い出してみろ!お前が、Puedをどこにやろうと、俺が必ず、あいつを探し出す」
Tan「・・・・・・」
言葉もないTan。
激高して怒鳴り散らしてるわけじゃないけど、Bunが極度に興奮してるって、Tanも気づいてるでしょう?
それだけ、Tanを信じたいって思いはじめてきただけに、ショックを受けてるんだよ・・・。
ばたん、と、ドアをしめて、出ていくBun。
残されたTan、Bunが置いていった植木鉢についていた付箋を持ち上げる。。。
はやくよくなって Tan
お願いだから、これが あなたの本心じゃないなんて、言わないでね。。
~Bunの自宅~
怒り心頭で、車を運転して戻ってきたBun。
玄関を見ると・・・がっつり開いてる。。
おいで、おいで・・・って分かりやすい誘導だこと。。。(苦笑)
周囲を見回し、テラスの脇においてあった、太めの棒切れを手に取るBun。
まず警察に電話をするという習慣はないのね?(苦笑)
まぁ、いまのBunは、警察を頼る気分じゃないかもしれないけど。
静かに、家の中に入るBun。
気配がして振り向くと、銃を向けられる。
棒切れを置き、手をあげるBun。
黒マスクの男「お前を生かしておくわけにはいかないようだな」
絶体絶命のピンチ!
その時、後ろから入って来たTanが、いきなり、黒マスクの男を殴り飛ばすと、続けざまに、蹴りも喰らわす。
ヒーロー見参!
私の見てるドラマは、こういうの、ホント、多いわ(笑)
すぐさま、Bunに声をかけるTan。
Tan「けがはないですか?」
この、Tanの必死さ。。。
それから、ここ!
Bunの手が・・・Tanの腕にしがみつくみたいに求めてて、固く手に手をとって、抱き合う一歩手前・・・って感じだし、視線なんか、お互いしか見てないし・・・!
(せっかくのイチャラブをぶち壊すように)その隙をついて、黒キャップの男が、Tanに殴りかかる。
完全に視聴者を敵に回したわよ(笑)
先ほど、床に落ちて割れた花瓶の破片を拾い上げるBun。
落とした銃を拾い上げようとした男の肩に、Bunが破片を突き刺すと、
Tanが銃を拾い上げる連携プレイ!
痛みに悲鳴を上げた男が逃げ出していく。。。
庭にでても、躊躇いなく、銃を構えるTan。
この人・・・・ただもんじゃないんだね。
~Bunの家のリビング~
男に殴られたTanの切れた口元に、消毒し、薬をつけるBun。
なんか、嬉しそうに、その様子を見ているTan。
Bun「痛かったら、声をあげてもいいぞ」
Tan「こんな小さな傷、痛くなんかないですよ」
たしかに冷静に考えれば、大の大人にするような処置じゃないな・・・と薄笑いを浮かべるものの、やっぱり、そこは、お医者さんですから、放置はできません(笑) ← もちろん、職業倫理だけじゃないけどね(笑)
Bun「ちょっと持ってて。まず、息を止めて。 こうすれば、腫れないんだ。頬の筋肉を緩めて。」
両顎を押さえ、骨に異常がないかも確認するBunセンセー。
Tan「口を開けて!あ~」
なんだかわからないながらも、言われたとおりに、あ~と声をあげ、ティッシュを口に押し込まれるTan。
一緒になって、あ~って口を開けてるBun。
なんで、こんなに可愛いのよ!
噛み合わせを定位置に戻してあげるのね。。。
Bun「よし! 歯も欠けたり、折れたりせず、大丈夫そうだね。口元の傷は、殴り合ったときに、噛んだのが原因だろう」
ちゃんと診察されて、目を白黒するTan。。。
Tan「あなたの手は・・いい匂いがします」
どっひゃ~!
急に、気恥ずかしくなり、ちらちらっとTanを見ながら、向きをかえてしまうBun。
このクリっとした目!!と、この仕草。
Bunセンセー、嬉しくてドギマギしてるって、正直に言いなさい!!
Bun「俺に感謝すべきなんじゃないのか?」
はぁ?
なんとおっしゃいました?
Tan「それを言うなら、あなたが私に感謝すべきなのでは?」
どう考えても、そっちですね。。。
意地っ張りで、頑固で、照れ屋で、素直じゃないんで・・・さんざんためらって・・「ありがとう」って言いましたよ、Banセンセーったら。(笑)
ちうの一つもしてあげればいいのに・・・(笑)
Tan「もう、僕のこと、信じてくれますよね・・・。僕は、そんなに悪い人間じゃありません」
横目でちらっと、Tanを見るBun。
Bun「まだ、早すぎるな・・・君がこんなにタイムリーに現れるなんて、偶然だったかもしれないし・・・。それに、君が、あの男を雇ったのかもしれない」
ほら、素直じゃないでしょ。。。
Tan「僕は、ここまであなたを追いかけて来たんですよ」
Bun「なんで、おいかけてきたんだ?」
急に、ソファをたって、外のテラスにでていくTan。
Bun「おい・・・どうしたんだよ?」
サボテンを持って追いかけてきて・・・Bunが襲われてるのを見て、放り出してしまったのね。
小砂利が周りにおちているのを丁寧に拾い集めるTan。
真剣な眼差し!
かっこよきよき♪
傷もついていない様子を見て、ほっとするTan。
サボテンの鉢植えと一緒に戻って来たTanを見て、大げさに、溜息をつくBun。
Tan「これを忘れていったので・・・」
植木鉢を受け取ろうとして、、お互いの手が重なりあってしまってることはスルー、大人はスルーなの(笑)
Bun「違う。君に返したかったんだ(君が関与しているのなら、君を諦めなければならないと思ったんだ・・・。)」
Tan「戻してもらう気なんかありません(これは・・・僕の気持ちそのものだから・・・。)」
あ、登場人物の心の声を勝手に作り上げてしまって、すみません。
私には、こう聞こえるんです。
だまったまま、しばらく見つめる二人。
くぅ~~~~
今、この2人は、ときめき合ってます・・・と、大きく書いてしまいましょうか。
特に、この時のBunセンセーの心臓は、狂ったように、ドキドキしてます。
Bun「もう傷の手当ても終わったし・・・これは戻してもらうことにする。さ、もう家に帰ったほうがいい」
Tan「あいつが戻ってくるかもしれないのに、怖くないんですか?」
それを言われちゃうとねぇ。
もう、3話ともなると、皆さんお気づきの通り、Bun先生は、ちょっと意地っ張りですけど、乙女気質が入ってますから、怖がりです。
ここにいてほしいって言えないけど、植木鉢をテーブルに置くと、両手を組んで、ちょっともじもじ(笑)
Tan「今夜はここに泊まりますよ」
素敵! 男前!攻めはこうでなくっちゃ!
さっと、隣のTanを見つめかえすBun。
無言で、いいですよね?と問いかけるTanに、
素知らぬ素振りをしながら、ん、と、ちっちゃくOKを出すBunセンセー。
もう、このかわいこちゃん、どうします?
なかなか、押し倒さないね・・・。 ← その期待は、もうちょっとお預け?
でも、この嬉しそうな表情は見逃したら、いけない奴ですよ。。。(笑)
翌朝・・・。
ソファで眠ったBunが、毛布をたたんで、置いたところで、自分の部屋で寝たBunがやってきました。。。
手渡したのは、バスタオル?
Tan「ありがとうございます」
Bun「どうだった? よく眠れたか?」
Tan「ええ・・・。あなたは?」
Bun「まぁ・・・よく眠れたかな。。。」
強がりでしょ!
抱きしめられながら眠ったら、違ったかもしれないけどね~~~(笑)
Tan「僕が、送っていきますよ」
Bun「いいよ」
自分の車のカギを探すBun。
Tan「これを探してるんですか?」
持っている鍵を取り返そうとしたところ、取らせないTan。
Tan「僕が送っていきます」
Bun「・・・・・・」
意地っ張りで、頑固なところもありますが、基本、好きな人からの押しには弱いです(笑)
Tan「ね?」
この上目遣いの仕草・・・堕ちるな。。。
Bun「はぁ・・・・・・シャワー浴びてきて・・・」
あっさり堕ちたね(笑)
Tan:やった!
ねぇ、この二人、今日から付き合ってるって言っちゃだめ?
★【Ep 03】3/4 雑感★
出来ることなら、二人のシーン全部に、「心の声」を当て込みたい(笑)
特に、意地っ張りのBunセンセー!
心にもないことを言ったりしますが、マジで可愛い~~!
その点、Tanは年下ということもあり、口調が丁寧なので、スパダリ感は前面には出してませんが、ここぞというときには、甘い言葉もさらっと言いますし、眼光鋭く、ビシッとイニシアティブ取っちゃいます。
ああ、ついうっかり、忘れそうになってましたが、あの犯人、花瓶の破片を結構、右肩の後ろ、力を込めて、ぶっさされてましたが、大丈夫だったでしょうか?
あれは・・・Tatバージョンの黒服だったでしょ?
事件性の持つ緊迫感と、甘々なシーンが、目まぐるしいですけど、さすがに、BL展開にもってくのには、結構、時間かけてますね。。。
ま、仕方ないと言えば仕方ないので、ひたすら、妄想にいそしんでます。