こんばんは!びびです。
夜の部です(笑) ← そんなんあったんか?
お知らせも兼ねて、アップしま~す。
一応、7話はここまでで、これから、怒涛の後半戦を迎えるのですが、皆様、ご存じの通り、9月2日に、“Lovebychance2”がスタートしちゃうんです。
しちゃうんです、って言い方。 ← 楽しみにしまくってるくせに。。。
まだ、1話の様子を見ないと断言はできませんが、筋追いはしたいなぁとは思ってます。
ベストは、それまでに、『LBC』のレビューをあげ終わる!ではありますが、正直、厳しいなぁ(笑)
ま、今の『Still』と『LBC』みたいな感覚で、1話塊にして、交互にアップしていくっていう予定でいます。。。は! 交互じゃない! 『LBC2』も入れたら、もしかして、三つ巴?
※この画像、結構前に拾ったのですが、どこで拾ったのか、忘れてしまいました。。。作画者様に感謝!!
「キャパオーバー!」
「キャリーオーバー!」
大混乱になるほど、生き生きしてくるマゾびびですが、たぶん、頭の中はとっちらかって、ぐずぐずになり、しかも(自動変換機能のせいで)人名やら、場所やら、いろいろとチャンポンになっちゃうかもと思います。はじめから、お詫びしておきます。
さて、長々と、先んじての言い訳に終始しましたが、7話ラストいきます。
無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。
4分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ
『Love by chance』
【Ep.07】 (4/4)
~Peteの部屋~
まだ、パジャマ姿のPete。
水を飲みながら、机に座ると、携帯にメッセージが来ているのに気づく。
Ae≪大学には、いつくる?≫
Pete≪まだ、わかりません。なにかありましたか?≫
Ae≪お前が恋しいよ。お前と〇〇〇したいんだ・・・≫
思わず、飲み物を吹き出し、むせまくるPete。
~大学 学部棟~
階段に座り込み、メッセージを打っているPond。
Ae「おい、Pond、俺の携帯、知らないか?」
バッグの口を大きく開けながら、探しているAe。
ふと、Pondの手にある自分の携帯に気づき、Pondから取り上げるAe。
Pond「えへへへ・・・」
嫌な予感がして、すぐに、画面を確認するAe。
Ae「くっそ、バカぽん!」
ポンドの首を締め上げるAe。
Pond「え、Ae・・息がで、できないよ。俺はただ・・・お前を助けたくて・・・く、苦しいったら!」
すぐさま、Peteに電話をかけるAe。
Pete「はい?」
Ae「ああ、Peteか? さっきのは、Pondが俺の携帯から送ったんだ」
Peteの耳に、お前があいつに言う勇気がないから、俺が助けてやったんだ~という叫び声と、断末魔が聞こえてくる(笑)
思わず、笑ってしまうPete。
Ae≪先に、このバカを始末してくる≫
Pete「はい・・・」
Aeが電話に気を取られている隙に、「じゃ、授業行くからな~。へへ~ん」と逃げ出すPond。
Aeの声がきけて、嬉しそうに微笑むPete。
その時、再び、メッセージを受信する。
Ae≪でも、あいつは一つだけ正しいことを言ったよ。お前に会いたい≫
あ~、どっちも幸せ満喫中。。
一転、Tinからの≪明日、Lavitaで会おう≫というメッセージを見て、緊張するPete。
*******
~駐車場~
翌朝です。
しっかり、自転車で待っているAe。
Ae「久しぶりだな。どうしてた?」
Pete「おはようございます、Ae」
まともに、目が合わせられない純情なお二人。。。
Ae「照れるなよ。こっちまで、顔が熱くなるよ。はじめて、恋人を迎える気分って、こんなに緊張するものだったなんて、知らなかったよ」
Pete「でも・・・僕の心臓は、Aeよりもっとドキドキしてますよ」
Ae「確かめてもいいか?」
視線は、Peteの胸にくぎ付けです。
でも、さすが、どこかの誰かさんみたいに、「おっぱい、おっぱい」なんて連呼しません。(笑)
近寄り、Peteの左胸に手を伸ばすAe。
Ae「やっぱ、止めた・・・。おまえに触ったら、俺、自分を止められなくなる」
びび(&Pete):ちぇっ!
Pete「Ae・・・」
Ae「・・・?」
Pete「今日、Tinと会う約束をしたんです」
Ae「どこでだ? 俺も一緒に行く」
Pete「でも・・・」
Ae「でもじゃない。行くぞ、俺、腹へった」
Pete「はい・・・」
自転車の後ろに乗るPete。
更に、ギーギー言い始めたね、Aeの自転車(笑)
油、さしてあげたほうがいいんじゃない?
大学内の舗道を歩いてくるAeとPeteの微妙な距離感を見逃さないPond。
Pond「なんだ、あいつら。。。」
AePeteカップルのお通りです!
立ち上がると、二人に近寄り、話しかけるPond。
Pond「たった今、俺達、やってきました~みたいな顔しちゃってさ。。。」
Ae「お前、昨日ので、まだ懲りてないのか、くそぽん」
Pond「もう十分懲りたよ。。まだ、痛いもん」
Ae「だったら、鼻をつっこむな」
一見、蚊帳の外みたいな雰囲気を出してますが、たぶん、真ん中に立っている、この子はかなり(下系含め)わかってきてますね。
Pond「鼻をつっこむな、だって?そんなん、AV見るのをやめるほうがましってものだよ。お前らを見てみろよ。今までは、おまえら2人、どっちかに寄り掛かるみたいにして、ぴったり寄り添って歩いてたのに、今日のお前らはどうだよ。悪いけど、トラックが通り過ぎそうなくらい、間が空いてるぞ。こんなふうに、距離あけちゃって・・・」
実際に、自分が二人の間に入り、肩に手をおいてみせるPond。
Ae「お前は、人のうわさ話をしないと、生きてられないのか? ばかポン・・・」
Pond「俺は、お前のことを言ってるんじゃないぞ。Peteの話をしてるんだ。な? Pete?」
バチ~ンと、Pondの頭をはたくAe。
Pond「なにすんだよ!また、俺の頭を叩いたな!お前が頭ばっかり叩くから、成績落ちたんだぞ」
Ae「そんなに、知りたいのか? 教えてやるよ。お前が今、肩に手を乗せてるのは、俺の恋人だ」
同時にPondの手を払いのけるAe。
その言葉に、にんまりするPete。
Pond「うわぉ~~~、おまえも、ついに言ったなぁ・・・なんだよ、二人して、バカみたいに真っ赤になっちゃって・・・。まぁ、お前の場合は、赤というよりは、赤黒いかな?」
大声で笑いとばしたものの、Aeの剣幕を見て、ピタっと止めるPond。(笑)
2人の肩をつかみ、ピッタリと寄り添わせると、「ほら、やっぱり、こうしなきゃ。俺は先に行くよ~~~。うわ~、みるみる内に、真っ赤になりやがった~~。じゃあな~~」と小走りに、笑いながら消えていくPond。
顔を見合わせるAeとPond。
Ae「俺達も・・・行こう」
Pete「はい・・・」
~大学内カフェ「Lavita」~
店の前に着いたAeとPete。
すでに、Tinは席についてました。。。
っていうか、ここ、ChaAimがバイトしてた店じゃん。。
Pete「もし、彼に会いたくなければ、僕だけでいっています」
Ae「だめだ。おまえだけで、あいつに近づけさせるわけにはいかない。行くぞ!」
店内に入り、ゆっくりと、Tinの座る席に近づいていくAeとPete。
Tin「早く座れ。すでに、こんなことのために、俺の時間を無駄にしてるんだ」
Pete「すみません、Tin。僕たち、なかなか、この件で話をする機会が持てませんでした」
Tin「お前の友達のせいでな」
Ae:むかっ!
調査結果の入った封筒を手にしているTin。
Tin「まぁ、いいだろう、こいつのことを、お前に話をする前に・・・俺に言うことはないのか?どうやって、こいつと知り合った?」
Pete「僕を脅迫しているとしか、言うことはできません。言えるのは、それだけです」
なんか、お金持ち特有の言いまわしね。
頷くTin。
Tin「こいつは、ギャンブルで借金がある。」
Pete「いくらですか?」
Tin「はじめは、数万だったが、今となって、数百万といったところかな。しかも、1ケ所からじゃない。裏社会のほとんどから借りまくり、そいつら全員から追われてるようだ」
Ae「最悪だな・・」
Tin「とうとう、薬にまで、手を出してるらしい」
Pete「なんですって?」
封筒から、時計を取り出すTin。
Tin「これ、お前の物だろう・・・」
Pete「そうです、僕のです。どうやって、探し出したんですか?」
Tin「うちの人間が、質屋で見つけて来た。裏に、“P”と“I”の刻印がある。お前が持っていた時計に見覚えがあった。。。それで、買い戻させた。幸いなことに、店の主人が警戒して流さずに保管していたようだ。盗品の可能性があると思っていたらしい。」
Pete「いくらでしたか? 僕が返済します」
Tin「そんなことは別に構わない。お前への“貸し”にしておく」
Pete「いいえ、返済させてください」
Tin「平気だ。俺は、お前から“借り”があるほうが都合がいい」
Pete「じゃ、僕は、どうやって、Tinに“借り”を返せばいいんですか?」
う~~、Tinの余裕ぶっこいた表情!
Tin「どうやって・・?そうだな、こいつと付き合うのを止めろ・・・とか。」
やっぱり、飛んできたね。
Ae「それ、どういう意味だ?」
Tin「タイ語が理解できないのか?」
Ae「俺は、Peteとは絶対に別れない」
Tin「(Peteの)金のためか?」
ぐっと立ち上がり、Tinに掴みかかるAe。
Ae「お前、今、なんて言った?」
慌てて、止めに入るPete。
Pete「Ae! Tin・・・Tin・・・Tinはただ、冗談を言っただけなんです、そうですよね? Tin。冗談を言っただけですよね?」
Ae「お前、本当に、Canが言ってたとおりのくそ野郎だな」
ゆっくりと、自分のネクタイを締め上げているAeの手を外すTin。
Pete「Ae・・・、Ae・・・」
Aeを睨みつけるTin。
Tin「たとえ、お前が呼ぶ通り、“くそ野郎”だとしても、俺には、Peteのためにこの時計を取り戻してやることができる。お前には、できないことだ。お前が人生でどれだけ稼いで溜め込んでも、文字盤の針1本を買えるかどうか・・・が関の山だろう」
いや、もうちょっと買えると思うけど。
Tinを睨みつけるAe。
Tin「(Peteに向かい)じゃ、俺は帰る。身近にいる人間にこそ、気をつけろよ。じゃあな」
Tinの後ろ姿をじっと、目で追い続けるAe。
Pete「Ae・・・、彼のいうことをまともに取り合わないでください」
Ae「くっそ! でも、あいつは・・・。もういい! 俺、寮に戻る!」
Pete「でも・・・このあとの授業は・・・」
Ae「さぼる!」
バタバタと席を立つAe。
Pete「ちょっと、ちょっと待って、Ae!」
慌てて、追いかけるPete。
★【Ep 07】4/4 雑感★
とりあえず、7話から8話は、時間的な制約で、便宜的に切っただけみたいな流れですね。
特に内容的な区切りがついているわけではないので、ここで、いろいろ結論めいたものを話し難いなぁ(笑)
とにかく、恋のはじまり期なんて、友達に、からかわれてなんぼ・・・。
嬉し恥ずかしな期間を満喫するためにあるようなものなので、Pond、君はよくやった!
ここまで、直接的に、関わってくるタイプも珍しいかもしれないけど、このキャラは、必須だわ(笑)
でも、2人が付き合い始めて、幸せだね~~ってだけでは、すまないのが、人の世の常(笑)
人と付き合うということは、その深度にもよるでしょうが、目にみえていなかった部分を目にすることでもあります。
今回のTinとのやりとりは、おそらく、庶民Aeにとっては、人格否定されたくらいのショックだったでしょうから、これは、はかりしれないよねぇ。。。
特に、今のAeは、「俺がお前を守ってやる」を有限実行したい時期でしょ。
一貫して、強い男気を通すAeにとっては、Peteに対して、これを有限実行できないことこそが、ウィークポイントになってくるって感じなんでしょうね。
本来は、決して、ウィークポイントでもなんでもないんだけどね。
完璧な人間なんていないんだし、コンプレックスを意識しない人間は、それはそれで、人間的にどうなの?って話でしょ。
お金で解決できないことのほうが、人生においては、はるかに、為すすべがないくらいの難問なのだ、と知っている。
でも、実際、お金で解決できることのほうが(程度はしれているけれど)、世の中、圧倒的に多かったりする。。。
さすがに、大学生にもなって、それがわからないほど、子供ではないからね。
悩め、青年! ← こんなの青年期の専売特許だと思ったら、大間違いよ。
大人になっても、中年になっても、老人になっても、悩むんだよ。。。一生モノだよ。。。(苦笑)