逆算したら、『Lovebychance2』が始まるまでに終わらなさそうなんですけど~~。(涙)

これはまずいわ~~~(焦)

 

 

ライカントッピニ~♪

以下の内容は、成人を対象としています。

暴力的な描写、性行為、暴力的な言葉が含まれている可能性があります。
視聴者(および読者)の裁量をお勧めします。

 

本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

4分割しています。

前半未読のかたは、こちらからどうぞ

【Ep.06】 (1/4)

【Ep.06】 (2/4)

 

『Love by chance』 

【Ep.06】 (3/4)

 

~AeとPondの部屋~

パソコンで、サッカーシューズのページを見ているAe。

このサイトを、Pondは、Peteにそのまんま、教えたんだろうね。。

Ae「7000バーツかよ・・・」

おそらく今までも何回も見たでしょうが、相変わらず7000バーツです。。

 

溜息をつくAe。

仕送りをもらってる身で、そうそう、すぐに手が出る値段じゃないよね。

 

そんなとき、ふと・・・脳裏に浮かんだのは・・・

 

18禁【肌色注意報】をお伝えします!

電車や職場など、背後にはくれぐれもご注意ください恋の矢

 

Peteがボコボコにされた時に、手当をした時の光景。。。

あれは、童野貞男さん(←誰?)には、刺激が強かったことでしょう。。

思い出すのは、これが初めてではないような気がします。。。

 

ああああ・・・記憶のフルコース・・・。

 

そりゃ、わからない時は、聞いてみないとね。

こういう時は、みんなの味方、グーグル先生の出番です。

男同士のセッ〇ス

 

Ae「俺は一体、何をしてんだ・・・」

といいつつ、検索結果の見出しを見ただけ?読んだ? 読んだよね?

 

その時、ノックの音が聞こえ、パッと、ノートPCのモニターをしめるAe。

Ping「Ae・・・部屋にいるか?」

焦、焦、焦・・・

 

Ae「どうした?」

仕方なく、入り口のドアをあけるAe。

Ae「どうかしたのか?」

Ping「時間あるか? あのさ、俺の部屋のベランダへのドアが開かなくなっちゃったんだよ。でも、洗濯物を干さなきゃならなくて、押し開けるの手伝ってくれないか?」

Ae「ルームメートはどうしたんだよ?」

Ping「今日は出かけてるんだよ。頼むよ。いつも、Pondがみんなに言って回ってるんだ、頭脳系の仕事は奴に、力仕事はお前にって。。」

Ae「あいつがそんなバカなことを?」

Ping「そうそう、俺は、お前に賛成だけどね。そう言えば、奴はどこだ?」

部屋を覗きこむPing。

Ae「お前に言ってなかったのか? 応援練習の後、まっすぐ、実家に戻るってさ。家でなにか用事があって戻らなきゃならないとか言ってたよ。どうせ、いつもの如く、たいしたことじゃないだろ。」

Pondはいないとわかっても、なぜか、部屋の中の様子が気になるみたいなPing。。

Ping「よし、行こう」

鍵をしめて、Pingの部屋に向かうAe。

 

先に、部屋に戻ってきたのは・・・Pondでした~~~(笑)

こういう時に、戻ってきちゃうのはお約束(笑)

そして、真っ先に、PCを開くのもお約束((笑)

そして・・・Aeが残したままの、検索結果を見ちゃうのもお約束(笑)

 

固まるPond。

“男同士のセッ〇ス”

どストレート!!

どう考えても、どうひねっても、そのまんまだよね。

 

Pingの部屋から戻ってきたAeがカギを開けようとして・・・・すでに開いているのに気づく。

Ae「チクショウ・・・最悪だ!」

もう、部屋に入る前から、状況がお分かりになってます。。

でも、男らしくドアを開けるAe。

 

想像していたとおりに、ノートPCの前に座っていたPond。

Ae「お前、何してる!くそポン!」

逆に、びっくりするPond。

Pond「うわ、うわ、うわ・・・Ae、ごめん。俺、別にみるつもりじゃなかったんだよ・・・。ちょっとだけ、AVの新作を見るのに、お前のPC、借りようと思って・・・」

Ae「・・・・・・」

Pond「まさか・・・お前が、そんなこと調べようと思ってたなんて、思いもしなくて・・・」

Ae「うるさい、黙れ! お前が見たものは今すぐ、すべて忘れろ!!」

Pond「そ・・そんなこと、言われても・・・どうすれば・・・だって、もう見ちゃったし・・・。見なかったふりしたほうがいいか・・・でも・・・べつにいいじゃん、Ae。お前の性的趣向がどうであれ・・・、俺はお前の友達のままでいるぞ。真実を受け入れるよ。」

Ae「真実ってなんだよ! このクソ野郎!」

Pond「お~い、よせよ。どうして、お前は、こういうことこそ、俺に聞かないんだよ。なんでも、俺に相談してみろって。ここにだってな、お前みたいな18歳にもなって、未経験なんて奴は、いっぱいいるんだぞ。恥ずかしがるなって!」

Ae「いいから、黙れ、干渉するなよ」

Pond「・・・・わかったよ。じゃ、今日のところは、鼻をつっこまないことにする。俺、Pingの部屋に行ってくるよ。。」

あ・・・それは、その、Pingに筒抜けになるという意味なのでは? ← オレ、そこまで人は悪くない(Pond)


Pond「ああ、ところでさ、後ろって、結構しまってるから、ローションとか使ったほうがいいぞ。。」

Ae「・・・この、くそぽん!!」

Pond「あ~あ~、お前が買うのが恥ずかしかったら、俺があとで買ってやるよ」

風のように、部屋から出ていくPond。

 

よりによって・・・・拳を握りしめちゃうAe。(笑)

結局、PCの前に座り込み、「なんで、こんなことになっちゃうんだよ」と愚痴るAe。

Ae「ごめんな、Pete。こんなこと、調べたりして・・・」

パタンと、PCをしめると、脱力したように、後ろのベッドに、頭を倒すAe。

いえいえいえいえ、全然変じゃないよ~~~♪

むしろ、当然!

たぶん・・・Peteのほうが詳しそうな気が・・・。

 

~駐車場~

いつも通り、朝の待ち合わせ。。。

手には、サッカーシューズの箱を持ってるPete。

嬉しそうに、笑顔で、チャリを走らせてきたAe。。

Pete「あ・・・お、おはようございます、Ae」

お互い、照れ臭そう。初々し過ぎて・・・ど~すればいいの?

Ae「ああ・・・おはよう。さ、早く乗れよ。俺、腹ペコだよ」

Pete「はい」

荷台に乗るんじゃなくて、そのまま、脚の間に荷台を入れて腰を落とすだけっていうのが凄いよね。

Ae「お前、また、軽くなったんじゃないか?」

Pete「さぁ、どうでしょう。」

Ae「絶対、軽くなってるよ。お前を最後に乗せたのっていつだったかな?1週間くらい前か?」

Pete「実際には、8日間です」

Ae「お前、数えてたのか?」

Pete「もちろんです。Aeのことに関してだったら、数えてます。また、こうして、乗せてもらうことが出来て、嬉しいです」

Ae「俺だって嬉しいよ。お前がまた、戻ってきてくれて・・・」

く~~~、お互い、とろけちゃうんじゃないの(笑)

Ae「さ、行くぞ。俺、本当に腹が減ってるんだ」

 

でも、まだ、この二人には避けては通れない問題が、以前として、あるのです。


~食堂~

Chompooの前に座っているのは・・・Pondじゃん(笑)

きっと逃げられなかったのね。


Chompoo「あ、P'Ae!」

そうです、この子の処遇問題!

大声で呼ばれ、手までふられて、一気にテンションが下がるAe・・・とPete。

Chompoo「こっちですよ。皆さんの分の席、私がとっておきました~~~」

さぁ、どうする?

Ae「ここで、俺を待つなと言っただろ?」

Chompoo「え? どうして、私のことを怒るんですか?先輩のために、こうしたかったのに・・・。ほら? P'Pondだってここにいるじゃないですか。それで、とにかく、ここにあなたたちがくるってわかったんです」

え? 俺に、とばっちりが来るの?・・・と言いたげなPond。

Ae「もし俺がこなくても、君がずっと俺を待ち続けて、授業に遅れてもいいのか?とにかく、こんなふうに、男を追いかけたり、待ったりするものじゃないぞ」

あのね、そういうことを言ってる場合じゃないと思う。。。

 

にこにこ微笑むChompoo。

Ae「なんで、笑ってんだ?今、俺は、君に注意しているんだぞ」

Chompoo「だって、Ae先輩が私のことを叱ってくれたからです。先輩が私を叱るのは、私のことを心配してくれてるからですよね? 当然、嬉しいです」

こういう顔をPeteにさせないはずじゃなかったの?

 

Peteのほうを見て、心配そうなPond。

Pond「あ~~~、Pete。 見たところ・・・まだ、Aeは“それ”を試してないみたいだな・・・」

いきなり、話をぶっこむPond。

そうそう、こういう時は、こうでもしないとね(笑)

 

Aeが、Pondを横から、羽交い絞めする。

Ae「Pond、お前、いいから黙れ”!」

 

その勢いに、何事かと驚くChompooとPete。。

Chompoo「P'Pond、一体、なんのことですか?」

Pond「あ~、Aeの奴、最近、あることを調べてるんだよ」

後ろから、ものすごい力でPondを押さえつけるAe。

Pond「・・痛・・・痛いよ。サッカー場に行く前の準備運動のやりかたについてさ」

とりあえず、話をあわせて、頷くしかないAe。

Chompoo「え? それって偶然。最近、Chompoo、バドミントンをやってるんですけど、その後で筋肉が硬くなるような感じがするんです。その運動、私にも教えてくれませんか?」

Pond「いや、いや、いや・・・それはダメだ。それは、Aeが、Peteにだけ、個人的に教えられる練習方法なんだよ」

Ae「黙れって言っただろ!」

自分にだけ、と言われて、変に思うPete(笑)

すかさず、牽制するAe。

Ae「Pondの言うことなんか聞くなよ。ただのくだらない戯言だ。」

Pond「へぇ・・くだらないだって? 本当かなぁ?」

Ae「・・・あ゛ー、そうだよ、くだらないことじゃないさ。Peteには、俺から教える。それでいいだろ。」

しかも、どさくさに紛れて、攻め宣言!

Pete「・・・(僕に? なにを?)」

この、大袈裟でない「?」顔がいいんだよね(笑)

 

Ae「(Pondに)わかったか?」

Pond「ほぉ~、Peteに教える・・・ねぇ?どうするのか、知ってんのか?」

 

ますます、のめりこむように、聞き入るPete(笑)

 

 

目をそらすAe。。 ← さすがに可哀そうだよ。

 

Pond「く~~、ついに、ちびすけのAeに勝利する日がやってくるとは・・・!!」

今までは、全敗だったと言ってます。。ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

Ae「・・・・・・」

このAeのなんとも言えない顔。。。

 

すぐさま、話を元に戻し、「朝のホームルームがあるんじゃないのか?もう7時半だぞ」とChompooに注意するAe。

Chompoo「あ! 完全に忘れてました!大学生っていいですよね。ホームルームなんてものがなくて・・・。もう行かないと。それじゃ、みなさん、失礼します」

さっさと、去っていくChompoo。

 

変な緊張が途切れたあと・・・。。

立ち上がるPond。

Pond「うわ~お、うわ~お、うわ~お、pete。同情するよ。俺は、こいつが、うまくやれるとは思えないんだ」

Pondを捕まえようとして、空ぶるAe。

Ae「お前・・・この、ろくでなし」

Pond「へへん、逃したお前が悪いんだぞ。俺、朝飯、取りに行ってこ~ようっと。あはは」

 

ようやく、口が挟めたPete。

Pete「あの・・・Pondは何のことを言ってたんでしょうか?」

AE「な・・な、なんでもないよ。俺も朝飯とってくるから、ここで待ってろ」

Pete「はい・・・」

なんか誤魔化されてる感、ありあり。。

でも、今日のPeteには、サッカーシューズを渡すという大目的があるからね。

 

Peteの分もトレイに入れて、持って戻ってきたAe。

Ae「そうだ、朝から聞こうと思ってたんだけど、誰かの誕生日なのか?」

そりゃ、この箱を抱えてたら、そう思うよね。

Pete「これは・・・Aeのために持ってきたんです」

それを聞き、ちょっと嬉しそうなAe。

Ae「なんでだ? 一体、なんのために?俺、誕生日じゃないよ」

Pete「誕生日プレゼントというわけじゃなくて・・・ただ、お礼として、Aeにあげたかったんです。いつも僕を助けてくれるから・・・」

少し表情が硬くなるAe。

Ae「俺は、お前を助ける時、別にこんな見返りを期待してるわけじゃない」

Pete「あの・・・僕は・・・」

後ろから、タイミングをはかったかのように、現れるPond。

Pond「まぁ、どっちだっていいじゃん。こいつは、お前にそれを渡したくて持ってきたんだし。そんな、がっかりさせるような言うなよ。こいつを見てみろ。顔色、うしなってるじゃないか・・・。」

Ae「誰も、お前の意見なんか聞いちゃいない」

Pond「お前って、俺には、いつも冷たいよな。 言っちゃおうかな~~昨日、お前が何を検索してたか・・・って」

無言のまま、隣で火のように怒ってるAeと、聞きたくて、ちょっとワクワクしてるPeteの対比が、温度差0± 180度くらいありそう。。。

 

Pond「ああ、わかった、わかったって。で、これなんだ?開けてみろよ。俺、知りたいな」

おずおずと箱をAeに手渡すPete。

受け取り、箱をあけてみると・・・

Pond「うわ~、お前が欲しがってたシューズじゃん。おい、Pete。すごい偶然だなぁ。どうやってわかったんだ?お前、超能力でもあるのか?」

すでに、Aeは、どういうことなのか、完全にわかってます。。。

シューズを手に取るAe。

笑顔で、「気に入りましたか?」と訊ねるPete。

 

Ae「Pete。」

Pete「はい」

Ae「だれが、俺のために、こんなに高価なものを買うように、お前に言ったんだ?」

その口調で、Aeが怒ってることを察したPeteと、まずい・・・と顔をしかめるPond。

Pete「それは・・・僕が・・・」

Ae「俺は、俺がしたくて、お前を助けてるんだ。決して、見返りとして、こんなものがほしいからじゃない。誰かのために、こういう贈り物を買うお前の周囲の人間のことなど、俺にはよくわからない。もし、これが些細な贈り物だったとしたら、俺だって、あまんじて受け取るだろう。でも、これはあまりにも高価すぎる。それに・・・俺は、こんな高価なプレゼントを友達からもらうわけにはいかない。」

黙り込んでしまうPete。

さすがに、Pondがとりなそうとする。

Pond「なぁ・・・Ae。もっと気楽に考えろよ。こいつは、本当に、お前に使ってほしくてこれを渡そうと思っただけなんだよ。これ、お前のサイズなんだぞ。こいつだって、返品できないじゃん。もらっておけよ」

Ae「おまえは黙ってろ。あとで、お前にも言いたいことがあるからな」

Pond「・・・わかったよ。黙るよ・・・」

Peteのほうを見ながら、申し訳なさそうに呟くPond。

Ae「この靴については、俺がお前に支払う。いいな?」

Pete「でも・・・僕は・・」

最後まで言わせないAe。

Pete「わかりました・・・」

Ae「それでいい。さぁ、朝飯、食べよう」

Pondにも「Pond、頼むから、次は、お前に関係ないことに首をつっこむなよ」

Pond「はいはい、しませんよ~~」

完全に落ち込みまくって、無言で食べるPete。

 

******************

朝食後、オープンスペースに一人座り、考え込んでいるPete。

そこへ、やってくるPond。

Pond「だろうと思ったよ。さっきの件で、落ち込んでるんだろ。だから、探しにきてやったのさ。」

Pete「ありがとうございます、Pond。でも、僕は平気です」

Pond「なんに対してのありがとうだよ。 俺たちの計画は失敗したんだぞ。なぜかわかるか、Pete。物事を慎重に考えるのはいい。でも、それが、うまくいかない時だってある。特に、Aeみたいな奴を相手にするときは・・・だ。

よく聞けよ。Aeは、そんなに複雑な人間じゃない。道に例えたら、一本道みたいな奴なんだよ。右折も左折もない。もし、お前が脇道に入り込んでしまったら、あいつはお前を見失うぞ。

俺が言いたいことの意味がわかるか?もし、お前がなにかあいつにむかついたんなら、お前は、直接、それをあいつにぶつければいいんだよ。もし、なんで、あいつが叱ってるのか、なにを怒ってるのか、お前が理解できないなら、ちゃんとあいつに聞くんだ。そうすれば、あいつは、ちゃんとお前に説明するよ。

さっきの件だって、まさにそうだ。もし、俺がお前だったら、俺は、あいつに面とむかって言ってたぞ。“おい、ちびすけ、俺が、お前のために買ってやったんだぞ。感謝するどころか、なんで、俺を怒るんだよ”って。たったこれだけのことさ。

もし、お前があいつに本気なら、お前は、本当のあいつを知るべきだ。ありのままのあいつをみてやればいいんだよ。単純に考えればいいんだ。それがお前には必要だよ」

Pond!Pond!Pond!

ばかぽんが素敵すぎる!おねがい

 

Pete「ありがとうございます、Pond」

ああ、Peteの表情が、さっきと全然、違うよ。

ちゃんと、Pondの言ったことを考えているね。

Pond「へへ、もし、お前が俺に感謝してるんなら・・・俺、プレステ4でいいぞ(笑)。俺は、高い物でも全然気にしないよ」

Pete「僕、もう、行きますね」

頷くPond。

 

Pond「一人は考え過ぎで、もう一人は、猛進型だ。俺みたいな愛の伝道師がいなきゃ、この恋はどうなっちまうんだ?」

 

さっきから、ずっと後ろにいたChaAimがようやく振り返りました。

ChaAim「あなたが、人にあんなにまともなことが言えるなんて、思ってもみなかったわ」

その声に驚いて、振りむくPond。

Pond「おい! 君って俺のストーカーなのか?」

ChaAim「違うでしょ、私のほうが先にここにいたんでしょうが! あとから、あなたが大声で話しだしたのよ」

確かにそうか・・・と納得するPond。

ChaAim「でも、いいアドバイスだったわ」

ChaAimの椅子に、さっと腰掛けなおすPond。

Pond「俺が上手いのは、アドバイスだけじゃないんだけどなぁ。ほかにも、いろいろと得意だよ」

じろりとにらむChaAim。

Pond「試してみたい?」

呆れたように、自分のテーブルに向きなおすChaAim。

ChaAimの向かいに座る女子に気づいたPondが、そっちの子の隣に腰掛ける。

Pond「へぇ~、君、なんて名前?すっごくきれいだね」

ChaAim「彼女、ナミンっていうのよ」

Pond「ね、なんて名前? なんか、君の言ったことがよく聞こえなかったみたい」

NaMean「ナミンよ・・・」

ChaAimの言葉を無視して、嫉妬させる常套手段です。。。

ふふふ、ChaAimかく乱目的だもんね。

Pond「わ~、なんて可愛い名前なんだ。どっかの誰かさんよりもね」

持っていたペンのキャップを外し、PondにぶつけるChaAim。

Pond「痛っ!」

ChaAim「NaMean、もう行きましょう。あなたにストレスを感じさせたくないもの」

NaMean「え? ああ、そうね。私もそう思うわ」

このNaMeanちゃん、そう言いつつ、Pondに、お愛想笑いしてるじゃん。

油断ならないわ~、なんちゃって(笑)

 

Pond「おい、そんなことないって。彼女のいうことなんて聞かなくていいよ。俺と一緒にいようよ」

ChaAim「やめなさい。さ、行きましょう、ゴーゴーゴー」

気分直しにいきましょ、って、辛辣なChaAim。

NaMeanがそそくさと片付け始めると、「電話忘れてるよ、俺に預けて、あとで戻っておいでよ」と誘い水を向けるPond。

NaMeanには彼氏がいて、彼氏から電話がかかってくると、これみよがしに話すChaAim。

彼氏がいる子にモーションかけても無駄だとわからせると同時に、完全に引き離しにかかってます!

ふふふ、ChaAimも、かなりわかりやすい。。。


Pond「バイバ~イ」

愛の伝道師は、ChaAimのサインに気づいたかな?

 

 

★【Ep 06】3/4 雑感★

Peteのフォローに来たPond。

ある意味、Hに詳しいなんてことより、こうして懐が深いことを見せた、こっちのほうが、遥かに「Aeに勝った瞬間」だったかもね。(笑)

 

と言いつつ、対等な関係にある二人なら、一時的な勝った負けたとか、価値観の違いを論争しても、大した問題じゃないことを、ちゃんと知ってるんだよね♪

 いくらでも、相手を理解するための対話ができるから。

何より、Aeと対等な関係を築けてないPeteが、見てて歯がゆいのね。


「ありのまま」っていうのはありきたりかもしれないけど、要は、「英雄視せず、あいつとちゃんと向きやってやれ」ってことでしょう。


ChaAimも、ちゃんとそこのポイントを理解できる人みたいでよかったね。


私も、Aeは、確かにいい子だなとは、思います。


周囲の評価として、「英雄(ヒーロー)」だったり、「ちゃんとしてるわねぇ」という声があがるのも頷けます。

高価なプレゼントに対する、Aeの言ってることは、日頃のAeの言動と、何ら矛盾がないし、お金の絡むことは、きっちりしていたほうが、無用なトラブルも避けられるし、人間的にも好感持てるというものです。

じゃ、ただの『好青年』なのかというと、そうとも言いがたい気がする。好青年気取りとか、どこか胡散臭いとか、盲信型正義感と言ったような、いわゆる『エセ好青年』じゃないのも確実。


Pondは「Aeは、複雑な奴じゃない」と、Peteに対して端的に称したけれど、もちろん、Pondが言いたいAeの通常運転時の気質としてのシンプルさは、その通り。


でも、今までの彼を見る限り、そうでもなくない?


これは既に、私が、Aeのへたれっぷりもひっくるめて、「普通の(恋する)青年」として見ているからこその違和感かもしれません。(笑)



あれ?

Chompooは放牧状態?

いいのかな?

やっぱり、あのキャラには、ピシッて言えないのかな?

妹がいない男の子にとって、憎めない妹キャラに見えるのかな?

 

★【Ep 06】4/4に続く★