パラゴンシネマ、私、一度も行かずして、すでに自分の鉄板のデートコースのような気分!
無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。
4分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ
『Love by chance』
【Ep.04】 (3/4)
~校舎裏口~
階段に横並びに座って、ジュースを飲んでいる、Techno、Champ、Goodの3人。
そこへ、大声をあげながら、Canがやってくる。
Can「くっそ~~、腹立つ!」
その勢いに驚いたGoodが飲んでいたジュースを吹き出し、Canの顔に丸がかり。。
ちょっとだけ、Noにもかかってるね。(笑)
君のとばっちり(くらってばっかりの)人生、きらいじゃないよ(笑)
Good「ああ、ご、ごめ・・ん。びっく・・り・・・した」
Can「Good!」
Champ「で、どうしたんだよ、Can? 誰かにしっぽでも踏まれたか?」
Can「P'Champ。 しっぽを踏まれたくらいじゃ、僕は、ここまで怒ったりしませんよ」
Champ「だから、どうしたんだよ、話してみろよ」
Can「僕、怒ってるのは・・・先輩・・・ものすご~く怒ってるのは、今朝、目覚まし時計はならなかったし、もし、鳴ってたとしても、僕が誤って止めたかどうか、よくわかんないですけど。。部屋から降りてきたら、母さんは仕事に出掛けてて、朝食も食べられなかったんです。妹は脚の折れた亀なんて俺のことを呼ぶし・・・、僕はサルでしょ、先輩。わかります? 亀なんかじゃないんですよ。ここに来ようとしても、シャトルバスは全然来なくて・・・仕方ないから歩こうとしたら・・・」
No「ちょ、ちょ、ちょっと待てよ、Can。あ~、また、お前の言いたいことが見えなくなってきたぞ。つまり、お前が怒ってるのは・・・寝坊して朝飯抜きで、妹に侮辱されたってことか?どこか間違ってるか?」
首を横に振るCan。
Can「P'No、僕の言うことを全然、聞いてなかったんですか?そんなちっちゃなことで怒ったりしませんよ。」
No「お前のこと、本気で、頭をなぐってやろうか、考えるよ。だったら、要点を言え」
Can「先輩はいっつも僕に意地悪ばっかり言うん7いですね・・。俺が怒ってるのは、あのIC野郎のせいですよ」
No「IC野郎?」
Can「そうですよ、あのIC野郎です。傲慢な金持ちで、お高くとまってて、しかも失礼な奴。俺、あのIC野郎、大っ嫌いです!」
Good「なんで・・・その・・人・・・のこと…嫌い・・なの?」
No「ああ・・なんでだ?」
Can「知りませんよ、僕だってわかんないんです。でも、気にしたくもない、あのIC野郎が嫌いなのは・・・つまり・・・あいつを嫌いだってことです。もし、また、会ったら、殴り飛ばしてやるんだ。くそ~~~、また、腹が立ってきた!!!」
天を仰ぐCan。
感性豊かな小猿だから、事前に、本能的に血が騒ぐんじゃない(笑)
Can「もう僕、行きます」
立ち上がるCan。 ← なにしに来たんだか・・・(笑)
Good「ねぇ・・Can・・・・待って・・よ・・・一緒に・・・いこ・・う」
ゆっくりと立ち上がり、Canのあとに続くGood。
残されたNoとChamp。
No「なぁ、Champ。 聞いてもいいか? 俺がバカなのか・・もしくは・・バカが俺なのか?だから、Canの言うことが理解できないのかな?」
Champ「気にするな、お前だけじゃなく、俺も、あいつのことは理解できないよ。いまだに、(奴の話で)混乱中だ。まぁ・・・たぶん、俺たちには、あいつを理解できないだろうよ。とにかく、あの子は、他の人間とは違って、独特なんだよ」
変な慰め合い(笑)
携帯が鳴っているのに気づいたNo。
No「あ、俺、行くよ。迎えがきたみたいだ」
自分のジュースを、ちゃっかりChampに押し付けて、その場を離れるNo。
お迎えって・・・Klaですよ(笑)
ようやく、直接、絡みます。。KlaとP'Noです。
今まで、さんざん煽ってましたが、実質、はじめて、言葉を交わしてるシーンになるよね。
Noに気づいて、ちょと緊張するあたり、もう、最高だわ。
Kla「こんにちは、P'Techno、こんにちは」
なんて、丁寧に挨拶をするんでしょう。
こりゃ、騙されるわ(笑)
No「ああ、こんちは、Kla。」
笑顔で、Klaの腕に触れるNo。
2人も気になるけれど、後ろのオブジェも気になるわ。。。
鳥とウサギ?
No「迎えに来てくれてありがとうな。俺、モタサイ(バイクタクシー)使いたくないんだよ。最近、金がなくてさ・・・」
Kla「あの・・Nicから聞きました。。。お兄さんのバイクが・・壊れてしまったそうですね?」
この穏やかで、落ち着いた声のトーン!
No「そうなんだよ・・・一体、どうしてそうなったのか、わけがわからないんだ。今朝、急に動かなくなってた。幸い、Nicが俺に代わって、修理代を母親からもらったみたいだけどさ」
頷くKla。
なにもかも計画どおり(笑)
No「最近、うちのサッカーチームの新入生の面倒を見なきゃならないから、マジで金がなくてさ。次から次へと災難続きだよ。バイクまで壊れて・・・。君に迎えにきてもらえて、本当に助かったよ。君は恩人だよ」
Kla「そんな・・・大丈夫ですよ、お役に立ててうれしいです。さぁ、どうぞ・・・」
No「ありがとうな・・・」
ずっと、Noから目を離せず、じ~っと目で追ってしまうKla。
~回想~
昨日の晩。。。
Kla「それを切るだけでいい・・・」
Nic「お前、本当に修理代、払うんだろうな?」
Kla「いいから切れよ。払うって言ったら、払うよ」
Noのバイクのスターターコードをペンチで切断しようとするNic。
Nic「ちょっと待て。俺がこれを切ることのメリットってなんだ?」
Kla「お前、最近、P'Faiと揉めてるんだよな?それって、彼女が、お前の女遊びに気づいたからだろ? お前に代わって、整理してやってもいいぞ」
P'Faiってことは、女子大生が本命ってことかな?
Nic「ん・・・」
ソッコーで納得すんなよ。(苦笑)
Kla「コール?」
Nic「コール」
パチ~ン!!
あんたたち、最低~~~!(笑)
(回想終わり)
うわ~~~、私、これ、初見の時、Klaのこと、どう思ったんだっけ? もう忘れちゃったけど、普通だったら、なんだ、こいつ・・・だよね(笑)
自分の手中に入ったNoを見て、微笑むKla。
No「どうしたんだよ。行こうぜ、なんで、そんなとこにつったってるんだ?」
なにも知らない、このTechnoの屈託のない笑顔だけが・・・私の罪悪感を刺激する。。。
反して・・・好きなNoのためには、手段を選ばないKlaには、本当に、罪悪感というものがない。。。
まぁ、案外、恋なんて、大なり小なり、どちらか一方の(実は双方の)作為で成り立ってるところ、あるしね。
そして、なによりも、本当に気づいてないんだな・・・って表情のKlaを見て、
この悪魔のような男に惹かれる自分を叱りとばしたい。。。
~IC校舎前~
またもや、Peteを、自転車2ケツで、送り届けるAe。
Pete「送ってくれて、ありがとうございました。Ae」
Ae「もう、礼なんて言うなよ。こんなの、たいしたことじゃない。俺がお前の面倒を見るって言ったんだから、自分がした約束を守ってるだけだ。そのうえ、お前みたいに軽い男、全然、苦にならない。・・・今は、傷跡のせいで顔はイマイチだけどな。じゃ、俺、行くよ。授業が終わったら、連絡しろ。」
Pete「はい・・・Ae。」
Ae」「またな」
自転車で走り出したAeの後ろ姿を見ながら、少し、考え事にふけるPete。
~IC 学習スペース~
一人、PCを広げているTin。
あ、そして、もう一人、私を引き寄せる屈折しまくってる男がいた(笑)
静かに、近寄るPete。
Pete「こんにちは、Tin。座ってもいいですか?」
Tin「誰も咎める奴はいないだろ・・・」
腰を降ろすPete。
Tin「で、どうかしたのか?」
Pete「僕・・・お願いしたいことがあるんです」
Tin「なぜ、俺がそれをやらなきゃならないんだ?」
Pete「こんな面倒事をお願いできる人を他に知らないんです。でも、あなたなら、僕を助けられる・・・。本当にすみません。」
Tin「そんな情けない顔するな。それで、一体、俺に何をしてほしいんだ?」
Pete「それが・・・」
ポケットから携帯を取り出そうとするPete。
Tin「ちょっと待て。俺は、お前の性格を気に入ってる。だが、それは、お前の言うことならなんでも聞いてやるっていうことじゃない。まず、先に話してみろ。・・・さっさとしろ。俺は、課題を終わらせなきゃならないんだ」
Pete「はい・・・」
携帯の画像を見せるPete。
Pete「この人のことを調べてほしいんです。今、何をしてるのか、知りたいんです」
ちらりと、Trumpの画像を見るTin。
Tin「こいつが何をしているか・・・?それは・・・違法なことを含めてか?」
Pete「僕にも、全くわからないんです」
Tin「その男とトラブルになってる本人を教えろ。お前が友達だとか言ってる、あのタイ語プログラムのやつか・・・。助けてやるって、お前、約束したのか? それで、オレのところに、相談に来たってわけか・・・」
Pete「そんなんじゃありません。これは、本当に僕に関わる件なんです。」
その時、「N'Pete~~~~」と、P'Manniが現れる。
ずかずかと席に近づき、「あら、氷の王子も一緒にいるじゃない・・・」と宣う(笑)
Pete「こんにちは、P'Manni」
Manni「ここにいたのね、探したのよ、N'Pete。それから、N'Tin。あなたは、そんなイケメンな顔して、私のことをそこまで嫌そうに見ることないんじゃない?それとも、なにかいいことでもしてみる?」
Tinの膝に手を伸ばすManniから、無言でさっと足をずらすTin。
Tin「結構です。下痢したくないだけです」
※中〇しすると、下痢するっていうからね(笑)
Manni「なんですって!それって、あなたの口はトイレかなにかなの?」
不愉快そうに、テキストをパタンと閉じるTin。
「あとで、写真を送っておけ」というと、席を立つ。
Manni「はぁ、まったく・・・。暗いところでは、一人にならない方がいいわよ。。ホント、あの頭をひっぱたいて、目をさまさせてやりたいわ。ほんと、信じられない、N'Pete。どうして、あんな人と友達でいるの?」
Pete「Tineは、悪い人なんかじゃありません。」
Manni「イケメンって以外、私には、彼のいいところなんて、ひとつも見つけられないけど・・・」
Tinの様子が気にかかり、いつまでも、Tinが去っていったほうを気にするPete。
Trumpのことをちゃんと調べてくれるのか、気にしてるのかな。それとも、なにか、いつもと違う雰囲気でも、感じ取ったのかな?
**********
~Tarの部屋 by France~
パソコンを見つめているTar。
Type:後で、後悔しないように、思ったとおりに生きてみろよ。
お前の人生は一度きりだってことを忘れるなよ、Tar。
もう、他の人と同じように、幸せになってもいいんじゃないか。
私も、Typeと同じ意見です。
Tar「P'Type、僕は、後で後悔しそうだから心配なんだよ。だから、前に進めないんだ。それに、僕は、あなたほど強くない・・・」
Typeのメッセージを読みながら呟くTar。
Tar「僕たちが兄弟でなかったら、どんなによかっただろうね・・P'Tum」
兄弟そろって、同じことを思っているんだよね~。
***********
~映画館~
土曜日になったのね。
ああ、Pingも誘ったんだ。
Pond「今日、どれ見る?」
中央に掲示された、上映中のボードを、口をポカンとあけて見上げるPond。(笑)
Ping「あれと・・・もう一つ、面白そうだよ」
Pond「え~、こっちのは見たくない。The Su-C King・・・なんだ?」
Ping「一体、どんなジャンルの映画だ?」
Pond「あそこ・・・内容があそこに出てるじゃん、なぁ、これでいいか?」
隣のAeとPeteに訊ねるPond。
Ae「別にいいよ。」
Pete「どれも面白いそうです」
Pond「よし、じゃ、俺たちふたりでチケットを買いに行こう」
Pete「一緒にいきましょうか?」
Pond「いや、いいよ、俺たちだけで十分だ」
Pingを強引に引っ張っていくPond。
今日は、2人のために、セッティングしたんだもの。。。
ちらりと様子をうかがうPond。
その場に残った2人。
Ae「お前・・・Pondのこと、どう思う?」 ← あ~、まったく、この遅咲きのジェラ男さんはどうしましょうかねぇ(笑)
Pond「いい人だと思います。ちょっと変わってますけど・・・」
Ae「ちょっとじゃねぇよ。あいつのことは、頭おかしいくらい変な奴だと思ってる。でも、お前が、あいつを少し変わってるって言ったのは・・・あいつのことが好きだからか?」
たぶん、Peteには、あなたのその質問の意図は、よくわからないはずですよ。
Pete「ああ・・・まぁ、そうですね。彼は面白いです」
表情が硬くしたAeが、じ~っとPeteを見上げている。 ← 視聴者には大変わかりやすいですけどね(笑)
チケットを購入したPond&Ping。
Pond「急げって」
Ping「なんだよ」
Pond「なんで、そんなにかかってんだy、急げって」
Ping「なんで、そんなに慌てるんだよ」
戻ってきたPondたちに、トイレに行ってくると告げるAe。
なんか、やたら、Pondを睨みつけてるし・・・(笑)
Pond「なんで、あいつ、おれのこと、あんなふうに見てたんだ? 俺、今日、あいつになにかしたか?まだ、何もしてないぞ・・・」
← なにかするつもり満々だったってこと?
我関せずのPete(笑)
Pond「Pete・・・あいつと俺のこと、なにか話したりしたのか?」
Pete「別に話してませんよ・・・Pond」
Pond「そんなわけないだろ~。俺の野生の勘が、あいつが俺に猛烈に腹を立ててるって告げてるんだよ。あいつは、(本性は)恐ろしいやつだからな。一体、今日、俺はなにをしでかしたんだ~~?」
顔を手で覆うPond。
その様子を見ながら、笑顔を見せてるPete。
Pond「(Pingに)こいつ、笑ってるぞ。 なんの助けにもならねぇ・・・」
Pond、ドンマイ!(笑)
★【Ep 04】3/4 雑感★
まさか、自分が嫉妬の対象になってるなんて、夢にも思わないだろうね、Pond。
常日頃、韓流・華流の『Jerous』動画を見まくってる私としては、こんな面白い状況はないわ~~~(笑)
『Lovebychance』関連のJerous動画は当然見倒してますが、まだまだ該当シーンには到達してない状態なので、お楽しみはこれからです。
千々に乱れ、苦悶し、爆発するAeが楽しみで楽しみで・・・。 ← 悪趣味の極みですみません。
やっぱり、AePeteは、ビー玉みたいに、爽やかで、かつ、激しく盛り上がってもらわなくちゃね。。。(笑)
小出し小出しTumTarですが、はっきりいって、『TharnType』の筋追いをしなければ、TumTarのことを全然、理解できてなかったと思ってます。
すくなくとも、最初に『Lovebychance』を見た時には、漠然としすぎてた。。。
今は、このTypeのメールの意味も、Tarの呟きの一つ一つも、ちゃんとわかりますけどね。
この二つのドラマ、どっちを先に見るか、じゃなく、どっちが先でも見返したくなる設定なんでしょうか?(笑)
あー、それにしても、私の倫理観の緩さが、レビューの端々に出まくってます。困ったなぁ・・・