パラゴンシネマ、私、一度も行かずして、すでに自分の鉄板のデートコースのような気分!

 

無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。お願い
 

4分割しています。

前半未読のかたは、こちらからどうぞ

【Ep.04】 (1/4)

【Ep.04】 (2/4)

 

『Love by chance』 

【Ep.04】 (3/4)

 

~校舎裏口~

階段に横並びに座って、ジュースを飲んでいる、Techno、Champ、Goodの3人。


そこへ、大声をあげながら、Canがやってくる。

Can「くっそ~~、腹立つ!」

その勢いに驚いたGoodが飲んでいたジュースを吹き出し、Canの顔に丸がかり。。

ちょっとだけ、Noにもかかってるね。(笑)

君のとばっちり(くらってばっかりの)人生、きらいじゃないよ(笑)

 

Good「ああ、ご、ごめ・・ん。びっく・・り・・・した」

Can「Good!イラッ

Champ「で、どうしたんだよ、Can? 誰かにしっぽでも踏まれたか?」

Can「P'Champ。 しっぽを踏まれたくらいじゃ、僕は、ここまで怒ったりしませんよ」

Champ「だから、どうしたんだよ、話してみろよ」

Can「僕、怒ってるのは・・・先輩・・・ものすご~く怒ってるのは、今朝、目覚まし時計はならなかったし、もし、鳴ってたとしても、僕が誤って止めたかどうか、よくわかんないですけど。。部屋から降りてきたら、母さんは仕事に出掛けてて、朝食も食べられなかったんです。妹は脚の折れた亀なんて俺のことを呼ぶし・・・、僕はサルでしょ、先輩。わかります? 亀なんかじゃないんですよ。ここに来ようとしても、シャトルバスは全然来なくて・・・仕方ないから歩こうとしたら・・・」

No「ちょ、ちょ、ちょっと待てよ、Can。あ~、また、お前の言いたいことが見えなくなってきたぞ。つまり、お前が怒ってるのは・・・寝坊して朝飯抜きで、妹に侮辱されたってことか?どこか間違ってるか?」

首を横に振るCan。

Can「P'No、僕の言うことを全然、聞いてなかったんですか?そんなちっちゃなことで怒ったりしませんよ。」

No「お前のこと、本気で、頭をなぐってやろうか、考えるよ。だったら、要点を言え」

Can「先輩はいっつも僕に意地悪ばっかり言うん7いですね・・。俺が怒ってるのは、あのIC野郎のせいですよ」

No「IC野郎?」

Can「そうですよ、あのIC野郎です。傲慢な金持ちで、お高くとまってて、しかも失礼な奴。俺、あのIC野郎、大っ嫌いです!」

Good「なんで・・・その・・人・・・のこと…嫌い・・なの?」

No「ああ・・なんでだ?」

Can「知りませんよ、僕だってわかんないんです。でも、気にしたくもない、あのIC野郎が嫌いなのは・・・つまり・・・あいつを嫌いだってことです。もし、また、会ったら、殴り飛ばしてやるんだ。くそ~~~、また、腹が立ってきた!!!」

天を仰ぐCan。

感性豊かな小猿だから、事前に、本能的に血が騒ぐんじゃない(笑)

 

Can「もう僕、行きます」

立ち上がるCan。 ← なにしに来たんだか・・・(笑)

Good「ねぇ・・Can・・・・待って・・よ・・・一緒に・・・いこ・・う」

ゆっくりと立ち上がり、Canのあとに続くGood。

 

残されたNoとChamp。

No「なぁ、Champ。 聞いてもいいか? 俺がバカなのか・・もしくは・・バカが俺なのか?だから、Canの言うことが理解できないのかな?」

Champ「気にするな、お前だけじゃなく、俺も、あいつのことは理解できないよ。いまだに、(奴の話で)混乱中だ。まぁ・・・たぶん、俺たちには、あいつを理解できないだろうよ。とにかく、あの子は、他の人間とは違って、独特なんだよ」

変な慰め合い(笑)


携帯が鳴っているのに気づいたNo。

No「あ、俺、行くよ。迎えがきたみたいだ」

自分のジュースを、ちゃっかりChampに押し付けて、その場を離れるNo。

 

お迎えって・・・Klaですよ(笑)

ようやく、直接、絡みます。。KlaとP'Noです。

クラッカークラッカークラッカークラッカークラッカー

今まで、さんざん煽ってましたが、実質、はじめて、言葉を交わしてるシーンになるよね。

Noに気づいて、ちょと緊張するあたり、もう、最高だわ。

 

Kla「こんにちは、P'Techno、こんにちは」

なんて、丁寧に挨拶をするんでしょう。

こりゃ、騙されるわ(笑)

 

No「ああ、こんちは、Kla。」

笑顔で、Klaの腕に触れるNo。

2人も気になるけれど、後ろのオブジェも気になるわ。。。

鳥とウサギ?

 

No「迎えに来てくれてありがとうな。俺、モタサイ(バイクタクシー)使いたくないんだよ。最近、金がなくてさ・・・」

Kla「あの・・Nicから聞きました。。。お兄さんのバイクが・・壊れてしまったそうですね?」

この穏やかで、落ち着いた声のトーン!

No「そうなんだよ・・・一体、どうしてそうなったのか、わけがわからないんだ。今朝、急に動かなくなってた。幸い、Nicが俺に代わって、修理代を母親からもらったみたいだけどさ」

頷くKla。

なにもかも計画どおり(笑)

 

No「最近、うちのサッカーチームの新入生の面倒を見なきゃならないから、マジで金がなくてさ。次から次へと災難続きだよ。バイクまで壊れて・・・。君に迎えにきてもらえて、本当に助かったよ。君は恩人だよ」

Kla「そんな・・・大丈夫ですよ、お役に立ててうれしいです。さぁ、どうぞ・・・」

No「ありがとうな・・・」

ずっと、Noから目を離せず、じ~っと目で追ってしまうKla。

 

~回想~

昨日の晩。。。

Kla「それを切るだけでいい・・・」

Nic「お前、本当に修理代、払うんだろうな?」

Kla「いいから切れよ。払うって言ったら、払うよ」

Noのバイクのスターターコードをペンチで切断しようとするNic。

Nic「ちょっと待て。俺がこれを切ることのメリットってなんだ?」

Kla「お前、最近、P'Faiと揉めてるんだよな?それって、彼女が、お前の女遊びに気づいたからだろ? お前に代わって、整理してやってもいいぞ」

P'Faiってことは、女子大生が本命ってことかな?

Nic「ん・・・」

ソッコーで納得すんなよ。(苦笑)

Kla「コール?」

Nic「コール」

パチ~ン!!

あんたたち、最低~~~!(笑)

(回想終わり)

 

うわ~~~、私、これ、初見の時、Klaのこと、どう思ったんだっけ? もう忘れちゃったけど、普通だったら、なんだ、こいつ・・・だよね(笑)

 

自分の手中に入ったNoを見て、微笑むKla。

No「どうしたんだよ。行こうぜ、なんで、そんなとこにつったってるんだ?」

なにも知らない、このTechnoの屈託のない笑顔だけが・・・私の罪悪感を刺激する。。。

 

反して・・・好きなNoのためには、手段を選ばないKlaには、本当に、罪悪感というものがない。。。

まぁ、案外、恋なんて、大なり小なり、どちらか一方の(実は双方の)作為で成り立ってるところ、あるしね。

 

そして、なによりも、本当に気づいてないんだな・・・って表情のKlaを見て、

この悪魔のような男に惹かれる自分を叱りとばしたい。。。てへぺろ

 

~IC校舎前~

またもや、Peteを、自転車2ケツで、送り届けるAe。

Pete「送ってくれて、ありがとうございました。Ae」

Ae「もう、礼なんて言うなよ。こんなの、たいしたことじゃない。俺がお前の面倒を見るって言ったんだから、自分がした約束を守ってるだけだ。そのうえ、お前みたいに軽い男、全然、苦にならない。・・・今は、傷跡のせいで顔はイマイチだけどな。じゃ、俺、行くよ。授業が終わったら、連絡しろ。」

Pete「はい・・・Ae。」

Ae」「またな」

自転車で走り出したAeの後ろ姿を見ながら、少し、考え事にふけるPete。

 

~IC 学習スペース~

一人、PCを広げているTin。

あ、そして、もう一人、私を引き寄せる屈折しまくってる男がいた(笑)

静かに、近寄るPete。

Pete「こんにちは、Tin。座ってもいいですか?」

Tin「誰も咎める奴はいないだろ・・・」

腰を降ろすPete。

Tin「で、どうかしたのか?」

Pete「僕・・・お願いしたいことがあるんです」

Tin「なぜ、俺がそれをやらなきゃならないんだ?」

Pete「こんな面倒事をお願いできる人を他に知らないんです。でも、あなたなら、僕を助けられる・・・。本当にすみません。」

Tin「そんな情けない顔するな。それで、一体、俺に何をしてほしいんだ?」

Pete「それが・・・」

ポケットから携帯を取り出そうとするPete。

Tin「ちょっと待て。俺は、お前の性格を気に入ってる。だが、それは、お前の言うことならなんでも聞いてやるっていうことじゃない。まず、先に話してみろ。・・・さっさとしろ。俺は、課題を終わらせなきゃならないんだ」

Pete「はい・・・」

携帯の画像を見せるPete。

Pete「この人のことを調べてほしいんです。今、何をしてるのか、知りたいんです」

ちらりと、Trumpの画像を見るTin。

Tin「こいつが何をしているか・・・?それは・・・違法なことを含めてか?」

Pete「僕にも、全くわからないんです」

Tin「その男とトラブルになってる本人を教えろ。お前が友達だとか言ってる、あのタイ語プログラムのやつか・・・。助けてやるって、お前、約束したのか? それで、オレのところに、相談に来たってわけか・・・」

Pete「そんなんじゃありません。これは、本当に僕に関わる件なんです。」

 

その時、「N'Pete~~~~」と、P'Manniが現れる。

ずかずかと席に近づき、「あら、氷の王子も一緒にいるじゃない・・・」と宣う(笑)

Pete「こんにちは、P'Manni」

Manni「ここにいたのね、探したのよ、N'Pete。それから、N'Tin。あなたは、そんなイケメンな顔して、私のことをそこまで嫌そうに見ることないんじゃない?それとも、なにかいいことでもしてみる?」

Tinの膝に手を伸ばすManniから、無言でさっと足をずらすTin。

Tin「結構です。下痢したくないだけです」

※中〇しすると、下痢するっていうからね(笑)

Manni「なんですって!それって、あなたの口はトイレかなにかなの?」

不愉快そうに、テキストをパタンと閉じるTin。

「あとで、写真を送っておけ」というと、席を立つ。


Manni「はぁ、まったく・・・。暗いところでは、一人にならない方がいいわよ。。ホント、あの頭をひっぱたいて、目をさまさせてやりたいわ。ほんと、信じられない、N'Pete。どうして、あんな人と友達でいるの?」

Pete「Tineは、悪い人なんかじゃありません。」

Manni「イケメンって以外、私には、彼のいいところなんて、ひとつも見つけられないけど・・・」

Tinの様子が気にかかり、いつまでも、Tinが去っていったほうを気にするPete。

Trumpのことをちゃんと調べてくれるのか、気にしてるのかな。それとも、なにか、いつもと違う雰囲気でも、感じ取ったのかな?

 

**********

~Tarの部屋 by France~

パソコンを見つめているTar。

 

Type:後で、後悔しないように、思ったとおりに生きてみろよ。

お前の人生は一度きりだってことを忘れるなよ、Tar。 

もう、他の人と同じように、幸せになってもいいんじゃないか。

 

私も、Typeと同じ意見です。


Tar「P'Type、僕は、後で後悔しそうだから心配なんだよ。だから、前に進めないんだ。それに、僕は、あなたほど強くない・・・」

Typeのメッセージを読みながら呟くTar。

 

Tar「僕たちが兄弟でなかったら、どんなによかっただろうね・・P'Tum」

兄弟そろって、同じことを思っているんだよね~。

 

***********

~映画館~

土曜日になったのね。

ああ、Pingも誘ったんだ。

Pond「今日、どれ見る?」

中央に掲示された、上映中のボードを、口をポカンとあけて見上げるPond。(笑)

Ping「あれと・・・もう一つ、面白そうだよ」

Pond「え~、こっちのは見たくない。The Su-C King・・・なんだ?」

Ping「一体、どんなジャンルの映画だ?」

Pond「あそこ・・・内容があそこに出てるじゃん、なぁ、これでいいか?」

隣のAeとPeteに訊ねるPond。

Ae「別にいいよ。」

Pete「どれも面白いそうです」

Pond「よし、じゃ、俺たちふたりでチケットを買いに行こう」

Pete「一緒にいきましょうか?」

Pond「いや、いいよ、俺たちだけで十分だ」

Pingを強引に引っ張っていくPond。

 

今日は、2人のために、セッティングしたんだもの。。。 

ちらりと様子をうかがうPond。

 

その場に残った2人。

Ae「お前・・・Pondのこと、どう思う?」 ← あ~、まったく、この遅咲きのジェラ男さんはどうしましょうかねぇ(笑)

Pond「いい人だと思います。ちょっと変わってますけど・・・」

Ae「ちょっとじゃねぇよ。あいつのことは、頭おかしいくらい変な奴だと思ってる。でも、お前が、あいつを少し変わってるって言ったのは・・・あいつのことが好きだからか?

たぶん、Peteには、あなたのその質問の意図は、よくわからないはずですよ。

Pete「ああ・・・まぁ、そうですね。彼は面白いです」

表情が硬くしたAeが、じ~っとPeteを見上げている。 ← 視聴者には大変わかりやすいですけどね(笑)

 

チケットを購入したPond&Ping。

Pond「急げって」

Ping「なんだよ」

Pond「なんで、そんなにかかってんだy、急げって」

Ping「なんで、そんなに慌てるんだよ」

 

戻ってきたPondたちに、トイレに行ってくると告げるAe。

なんか、やたら、Pondを睨みつけてるし・・・(笑)

Pond「なんで、あいつ、おれのこと、あんなふうに見てたんだ? 俺、今日、あいつになにかしたか?まだ、何もしてないぞ・・・」 

← なにかするつもり満々だったってこと?

 

我関せずのPete(笑)

Pond「Pete・・・あいつと俺のこと、なにか話したりしたのか?」

Pete「別に話してませんよ・・・Pond」

Pond「そんなわけないだろ~。俺の野生の勘が、あいつが俺に猛烈に腹を立ててるって告げてるんだよ。あいつは、(本性は)恐ろしいやつだからな。一体、今日、俺はなにをしでかしたんだ~~?」

顔を手で覆うPond。


その様子を見ながら、笑顔を見せてるPete。

Pond「(Pingに)こいつ、笑ってるぞ。 なんの助けにもならねぇ・・・」

 

Pond、ドンマイ!(笑)

 

★【Ep 04】3/4 雑感★

まさか、自分が嫉妬の対象になってるなんて、夢にも思わないだろうね、Pond。

常日頃、韓流・華流の『Jerous』動画を見まくってる私としては、こんな面白い状況はないわ~~~(笑)

 『Lovebychance』関連のJerous動画は当然見倒してますが、まだまだ該当シーンには到達してない状態なので、お楽しみはこれからです。チュー


千々に乱れ、苦悶し、爆発するAeが楽しみで楽しみで・・・。 ← 悪趣味の極みですみません。

 

やっぱり、AePeteは、ビー玉みたいに、爽やかで、かつ、激しく盛り上がってもらわなくちゃね。。。(笑)

 

小出し小出しTumTarですが、はっきりいって、『TharnType』の筋追いをしなければ、TumTarのことを全然、理解できてなかったと思ってます。

すくなくとも、最初に『Lovebychance』を見た時には、漠然としすぎてた。。。

今は、このTypeのメールの意味も、Tarの呟きの一つ一つも、ちゃんとわかりますけどね。チョキ

この二つのドラマ、どっちを先に見るか、じゃなく、どっちが先でも見返したくなる設定なんでしょうか?(笑)


あー、それにしても、私の倫理観の緩さが、レビューの端々に出まくってます。困ったなぁ・・・目


 

★【Ep 04】4/4に続く★