タイ男子のタオル腰巻きは、多少動こうともびくともしない鉄壁の守りなイメージだったんだけど、Pondのは呆気なく落ちた(笑)ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ


無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。お願い
 

4分割しています。

前半未読のかたは、こちらからどうぞ

【Ep.04 】 (1/4)

 

 『Love by chance』 

【Ep.04】 (2/4)

~工学部 教室~

すでに、席についているAe。

Pond「なんとか間に合ったぜ・・・」

あとから、教室に入ってきたPondが文句言いまくり。

Pond「おい、AE。お前、昨日の夜、どこに行ってた? 俺が遅刻してたら、起こさなかったお前のせいだってわかってるんだろうな。」

Ae「部屋に戻ったとき、起こしたぞ。でも、お前があと10分寝かせてくれ~~って言ったんじゃないか。」

Pond「バカか、お前、なんで俺の言うことなんて聞くんだよ?そんなの、寝言だってわかるだろう?言うこときいてどうすんだよ!」

Ae「ああ、そうかよ」

Pond「・・・ちびすけ! 俺に白状しろ!昨日、お前は・・・あ~ん、あ~ん、あ~ん18禁

急に、悶え始めたPondに後ずさりするAe。(笑)

Pond「Peteとやっただろ?」

Ae「黙れ、この変態!」

Pond「いいじゃん、話してみろよ。俺はお前の親友だろ。ぜ~んぶ、話してみなさい。経験だけは豊富だからな」

水を得た魚のよう(笑) 嬉しそうね~~~。

Pond「実はさ、Pingと俺で賭けたんだ。お前が受けになるのか、それとも、Peteが受けになるのかってさ。」

Ae「もし、お前が、その変態の口を閉じなければ、お前のこと、蹴っ飛ばすぞ」

Pond「都合が悪いことでも言っちゃったかな?ハニ~~♡」

たまりかねて、立ち上がるAe。

Ae「この野郎、なんだと?」

ムキになってます。Pondがいいところをつくからです(笑)

Pond「あ~~、わかった、わかった、いいから座れって」

その時、タイミングよく、教授が入ってくる。

また、微積分の授業(笑)

席に着く2人。

Ae「(小声で)その口、ぶっ壊すぞ、変態!」

Pond「(小声で)俺は、知りたいだけなんだよ」

Ae「くそPond!!」

ばかぽんとか、くそぽんとか、ひらがなのほうが可愛い気がする(笑)

 

~AeとPondの寮~

ベランダで、しきりに、携帯を操作しているAe。

Peteからの連絡を待っているのね。

イライラが止まらない。。。

 

シャワーを浴び終わり、腰にタオルを巻いただけのPondが出てくる。

Pond「おい、Ae。」

返事がなく、キョロキョロと探すと、ベランダにいるAeを見つける。

Pond「おい、Ae、そこに俺の下着あるだろ? 外に干したんだよ。それ、俺に渡してくれない?」

ぼ~っと、階下を見ているAe。

Pond「Ae、おい、聞こえないのかよ?」

近づいていき、耳元で、「Ae!」と叫んでようやく、気がつくAe。

Ae「うるせぇな」

Pond「何回も呼んだんだよ!へ~い、お前、Peteのことを心配してるんだな? だったら、電話すればいいじゃん」

Ae「バカ言うな。あいつの電話は盗まれたって言っただろ」

Pond「でも、お前があいつを心配してることは認めるんだな。十分、鋭いだろ。核心ついたよな?」

急に、まじめな顔な表情になったAe・・・に気づくPond。

Pondくんに、合格をあげましょう(笑)


Ae「なぁ、Pond」

Pond「?」

Ae「お前、突然、その気になったりすることってあると思うか?」

Pond「・・・・はぁ??!!」

ははは、また、(&私)のパターン、使いたかったけど、ワタシ、すでに、単純なモーニング🌲じゃないの、知ってたし・・・(笑)

 

Pond「OMG!・・・あ、」

まいていたタオルをおとしかけて、慌てて、キャッチするPond。

Pond「くそ、あっぶねぇ・・・」

なぜ、そこで首を捻るのかしら? Aeさん。。。(笑)

なにか、Pondさんの息子さんに問題でも?


Pond「お、お前、今、なんて言った? その気になっただって?おお、神よ、こいつに性的感情を授けてくれて、感謝します!・・・よかったじゃないか。ようやく、お前も普通の人間になれたってことだよな。」

肩を組んで、盛り上がっちゃうPond。

Pond「・・・でも、ちょっと待てよ。お前みたいなちびすけ、まさか、俺のせいで・・・なんてことないだろうな。俺に、そんな趣味はないぞ」

1000%、君じゃない(笑)

Ae「何バカなこと言ってんだよ?俺は、真剣なんだよ」

Pond「ああ、わかった、わかった、わかった、もう言わないよ。 俺、本当にお前のことが心配なんだよ。まぁ・・・お前に"したい"ことがあるなら、サッカーの練習をやりに行くだけが能じゃないってことだ。俺たちは、ティーンエイジャーなんだぞ。誰かのおっぱいや尻を見りゃ、当然、興奮もするさ。80のじいさんじゃなくて、18なんだぞ。俺を見ろよ。一日に、10~20回は興奮しっぱなしだ」 ← そりゃ、いたって健康ですね(笑)

Ae「そりゃ、お前が変態だからだろ、くそが!」

Pond「もちろん、それは認める!よし、俺様のコレクションをみせてやるよ、さぁ、急ごう」

Aeの手を引いて、部屋の中に入るPond。

Ae「いや・・・俺、外を走ってくるよ」

うわ~~~、ここまで禁欲的な男の子、私の周りに・・・・はっ、決めつけたら失礼よね(笑)

いたかもしれないよね~~~、私が知らないだけで。。。ニヤリ

 

走り出し、部屋を飛び出していくAe。

Pond「一体、どうしたんだよ~~。お前、これを見て、〇〇するんじゃなかったのかよ。走りに行ってどうするんだよ、俺の言うこと、全然、聞いてなかったのか?Ae、戻ってこいよ~~」

呆れながらも、友達の進歩に、ちょっと嬉しそうなPond。

 

~サッカーコート~

寮から、ノンストップで走ってきたんでしょうね。

まぁ、スポーツで発散っていうけど、腕立て伏せは、各所で、ギャグ扱いされてるよね(笑) ← 重ねて、失礼つかまつり~♪


芝生の上に、座り込むAe。

そのまま、寝っ転がると、ポケットの中の携帯が震えだす。

取り出してみると、Peteからのメッセージが連投状態(笑)

Pete:新しい携帯、買いました。

数日は学校を休みます。傷がまだ、痛むので。。

今日はありがとうございました。

それから・・・おやすみなさい。

 

起き上がると、笑顔で、おやすみ、と返信するAe。

まじで、爽やかすぎる・・・。

 

~Peteの部屋~

「母の電話番号以外で、一番に、Aeの電話番号を登録しました」

手のひらを開き、Aeが書いた電話番号を見つめるPete。

こんなに番号、はっきり見せるってことは、放映当時、この番号に電話すると、なにか音声メッセージとかあったのかな?

昭和はそうだったのよねぇ(笑)

今は、リアルタイムでどんどん楽しめちゃうけど。。

そっと手のひらを閉じ、Aeのことを思うだけで、幸せなPete。

 

~AeとPondの部屋~

ちょっと待った。

いろいろとツッコミたいんだが・・・上半身裸のPondがパソコンに向かって座っているということは、あのまま、コレクション鑑賞に突入したってことよね。

 

バタンと、ドアを思いっきり乱暴にあけて、入ってくるAe。

Pond「なにをそんなに焦ってるんだよ?お前、走りに行ってきたんだろ?」

無言のまま、バスルームに直行するAe。

ここ、なぜ、こんなにAeは怒ってるの?

Peteと連絡がついたし、もう機嫌なおってても不思議はないよね。

Pondのことをいつまでも怒ってるようには思えないけどなぁ。

PondがAV見てたから?

今更、そんなことで怒ったりしないでしょ(笑)

なんか謎・・・(笑)

 

Pond「お前が、AVを見たいなら・・・・って、おい、Ae、おおっきいほうか?」

「黙れ!」というAeの声だけが聞こえてくる。

Pond「あ~、もう、そういうのにも慣れたよ。さて、続きでも見るか?ひさしぶりだなあ~愛しのMIYABI~♪」

あ~、Aeが戻ってきたとき、Miyabiちゃんの声が大きく、廊下にまで響いてたのかな?(笑)

 

~工学部 カフェテリア~

先に一人で食べているPond。

Peteを伴って現れるAe。

Ae「今日、なにか、特に食べたいものとかあるか?」

Peteに訊ねるAe。

Pete「特にないです、Ae」

ふたりのやりとりを見ながら、訳アリ顔で頷くPond。

Ae「じゃ、ここで待ってろ」

Pete「はい・・」

Peteの隣の席に、自分の荷物をおくと、料理を取りに行くAe。

相変わらず、甲斐甲斐しく世話をやくねぇ。


Aeの姿が見えなくなると、Peteの隣に移ってくるPond。

Pond「土曜日、映画、見に行こうぜ」

Pete「え?」

Pond「Pete、俺、映画見に行きたいんだよ」

Pete「でも、なんで、それを僕に言うんですか?」

当然の疑問よね。

Pond「おい、いいじゃん、神経質になるなよ、友達が映画を見たいって誘ったら、お前、なんて、答えるんだよ?」

Pete「ええっと、それって、あなたと見に行こうって、僕を誘ってるんですか?」

Pond「そのとおりだよ。で、来るのか?」

突然の申し出に、迷うPete。

Pond「Aeも来るよ。Aeのちびすけが映画を見るのは、まれな機会だけどな。考えてもみろよ。薄暗い映画館の中で、館内は涼しくて、突然、誰かの手がお前の手を握ってくる。」

テーブルの上に置かれたPeteの上に、自分の手を重ねるPond。

全然、ドキっともしないPete(笑)

Pond「そして、その後・・・誰かが、お前の肩に腕を回し・・・こんな風に。な、絶好のチャンスだろ? もし、これに乗らなかったら、お前の残りの人生、ずっと後悔することになるぞ」

 

そこへ、料理を持って、戻ってきたAeが、ドンとテーブルに料理を置きながら、Pondに怒鳴る。


Ae「Pond! お前、なにしてた?」

Pond「うわ~、うわ~、俺、何もしてないよ」

両手をあげて、降参のポーズをしながら、自分の席に戻る(笑)

この時も、頭上を飛び交うAeとPeteのやり取りなんて、1ミリも興味なさそうなPeteが最高(笑)


ちゃんと、顔の傷は覆ってるね。。。

 

Pond「食べないとな。。」

Ae「お前がここに座ってるのが見えたんだぞ!」

Pond「さぁ、飯を食うぞ、な、食べようぜ・・・。(Peteに)俺、何にもしてないよな?」

Pete「・・・・はい」

料理を、Peteの前に置くAe。

Pond「あ、そうだ、お前、Peteが俺たちと映画を見に行くって知ってるか?」

Pete「え? Aeが私たちと一緒に来るんだと思ってました。。」

Pond「え? 俺、そんなこと言ったか?そんなバカな・・・。俺、言ってないよ。ま、そんな細かいことはどうでもいいよ。Ae、お前も来るだろ?」

なんと答えようか、Peteのほうを見ようとした時、

Pond「あ、Pingがあっちで一人で食ってる。俺、向こうに行くよ。じゃ、土曜日にな!」

話をまとめて、席をたってしまう。。作戦勝ちね。

なんのかんの言っても、友達思いだもん。

 

Ae「二人で、何の話をしてたんだ?」

Pete「ただ、映画の話をしてただけです」

Ae「なんで、あいつがお前の頬っぺたを触ってたんだよ?お前の頬にキスでもしたのか?」

え? そんなことしてましたっけ?

Pete「そんなこと・・・してません」

そりゃ、当然、否定するよね。


Ae「それでいいんだ、だって、お前のほっぺたは、おれだけのものだからな」

目の中に入れても痛くないって顔しながら、PeteのほっぺをぐりぐりするAe。

 

げっ、実際に、ほっぺた触られたとかじゃなく、キスされたんじゃないのかって、動揺を誘う&牽制ってこと?

遅咲きの初恋は、ホント方向性が読めなくて、心臓に悪いわ(笑)

 

~学内の舗道~

携帯を見ながら、歩いているChaAim。

突然、ドンと誰かにぶつかる。

ChaAim「ちょっと、どこ見て歩いてんの?」


ぶつかった相手は、Pond。

ふふふ、『Lovebychance』だねぇ(笑)


しかも、飲み物と、お皿を持ったままじゃん。Pingが一人で食べてるっていうのは、嘘だったとしても、それ持って、外に出てきちゃったの? (笑)

 

Pond「うわ~お、ようやく、また会えた。ちょと待てよ、俺に文句を言うふりして、でも実際には、俺のストーカーだったりして・・そうだろ?」

ChaAim「いいから、どっか行って」

Pond「なんだよ、傷つくなぁ。でも、俺、そういうの、慣れてんだ」

無視して、通り過ぎようとするChaAim。右に行けば、左に、左に行けば、右に、進行方向を妨げるように、動くPond。

Pond「“ごめんなさい”って言えよ」

ChaAim「なんで、私がそんなことを言うの?あなたが、私のほうに向かって歩いてきたんじゃないのよ!」

Pond「そのことを言ってるんじゃないよ。ChaAimが俺のことを、混血のお化けって言ったことさ」

ChaAim「なんで、あんたが私の名前を知ってんのよ?!」


あれ・・・確かに(笑)

Pond「ん・・・それは・・・まぁ、その・・別にいいじゃん」

はぐらかすPond。

ChaAim「あんたこそ、ストーカーじゃないの。とっととどいて、混血のお化け」

ぷりぷり怒りながら、行ってしまうChaAim。

後ろ姿を見ながら、「なんで、俺、こんなに侮辱されても、気分がいいんだろうな?」と嬉しそう。。



~学内 シャトルバス乗り場~

サッカーボールを手に持ちながら、バスが来ない、バスが来ない、とイライラしながら、道路に身を乗り出しながら、ジリジリしているCan。

Can「今日は、一体、どうなってんだよ。シャトルバスはどこだよ? うちの校舎まで、すごい遠いし・・・、まったく・・・」

リフティングを始めるCan。

バランスを崩し、ボールが道へ・・・。

慌てて、飛び出したところに、車が急ブレーキをかける。

クラクションに驚き、腰を抜かすCan。

Can「おい! どうして、俺に向かって、そんなに、クラクションをならさなきゃならないんだよ!」

周囲の人も、クラクションに驚き、道路に座り込んでいるCanと、車のほうを見ている。

びっくりして、バクバクしている心臓に手を当てるCan。

Can「ああ、大丈夫だ。心臓は、ちゃんと動いてる。。救急センターに行かなくてもいいな」

自分で手を当てて確かめるCanが、言われたとおりに、なんでも確認する幼稚園児みたいに見えます。。

 

ようやく立ち上がり、車の運転手に文句を言うCan。

Can「おい、この失礼な運転手! どうして、クラクションなんかならすんだよ、え?おい、車から降りろよ。ここは大学内の道路だって、だれからも教わらなかったのか?車は徐行、大学内の歩行者が優先だぞ」

まぁ、Tinが徐行に準じてたから、Canを撥ね飛ばさずにすんだ、とも言えるかな。


運転手側のサイドウィンドウをバンバン、叩くCan。

Can「いますぐ、車から降りろよ。窓を降ろさないと、叩き壊すぞ。とにかく、下げろ」

しかたなく、窓を下ろす・・・Tin(笑)

Can「なんで、クラクションを鳴らしたりなんかしたんだよ」

Tin「ここは道路だ。車が走るためにある。もし、お前に少しは脳みそがあるなら、自分がどうすればよかったかくらいわかるだろう? どちらが謝るべきかもな。」

Can「お前、俺に脳みそがないって言ってるのか? お前が俺にめがけて、クラクションを鳴らしたのに?」

Tin「ああ、考えろよ」

Can「いますぐ、車から降りろ。もし、俺が心臓マヒを起こしてたら、どう責任取るつもりだ?」

Tin「だったら次は、道路に飛び出すな。それから、俺の視線から出ていけ。タイ語プログラムめ」

Can「おい、どうする気だ?車から出て来いよ。心臓マヒおこしたらどうするんだよ? お前、どこにいくつもりだ?」

ウィンドウをあげると、Canを無視して、発進させるTin。

Can「くっそ、おまえの言う通りになんか絶対にしないからな。それに、俺は人間だ。丸太ん坊じゃないぞ。俺が自分の車を買えるまで待ってろよ! お前にも、クラクション、鳴らしてやるからな」

随分、息の長い、仕返し予告です。。。(笑)

 

★【Ep 04】2/4 雑感★

ちゃんと、Peteのことを意識してるって自覚できてて、よかった、よかった。

これを否定すると、歪んでいくからね。

BL好きをやってると、ちょっと色味のある交際に惹かれていきがちなんですが、普通の男の子の、普通の交際っていうのが、本来、スタンダードですもんね。

 

・・・と同時に、Aeのジェラ男の片りんが見え始めました。

ただ、本人気づいてないっぽい。

Peteも ただ、いつものごとく、Pondに文句を言ってるだけ・・・って思ってるでしょ。

 

あれだけ、Peteの世話が焼くことが出来る=一挙手一投足見てるってことになるので、そりゃ、反面、相当な束縛っきーだと思われます。

「お前に触れていいのは、俺だけだ」

ふふふ、堅物のジェラ男(笑)

すごそうだなぁ。。

 

ChaAimも出て来たね。

臆せず、凛としてるところ、大好きなんだよね。

あ~いえば、こ~いう、みたいな、Pondとのやり取りも、ばっちりだしね。

 

そして、TinCanが出会ってくれました。。。

普段、他人のことなんて、一瞥すらしない「氷の王子」があんなに、喋りましたよ(笑)


ふふふ、『Lovebychance』だねぇ(笑)


いつもはしないことをしてしまう、それが「変数」=『Lovebychance』なのかもしれません。

 

★【Ep 04】3/4に続く★