『TharnType』から抜け出る日が来ても、きっとワタシの“MewGulf”漁りは終わらない。
以下の内容は、成人を対象としています。
暴力的な描写、性行為、暴力的な言葉が含まれている可能性があります。
視聴者(および読者)の裁量をお勧めします。
本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
全体で、5 分割払いしてます。
前半未読の方は
【Ep.12】(4/5)
~Lhongの自宅~
疲れ切って、自宅に戻ってきたLhong。
リビングで、映画を見ていた姉が能天気に、明るく声をかける。
姉「サプラ~イズ! ドイツから戻ってきたのよ」
笑顔満面。美人姉。
おそらく、誰もいないだろうと思って、弱弱しさ全開で家に入ってきたLhongとしては、驚愕の瞬間だっただろうね。。。
咄嗟に、殴られた口元を隠し、姉からの視線を避けるLhong。
そんなことしても、一発でバレバレです。
姉「Lhong?」
すぐさま、リモコンで映画を消すと、立ち上がり、Lhongのもとに近づく姉。
姉「どうしたのよ?なんで、泣いてるのよ?」
大学生にもなった弟が、ワイシャツも乱れ、髪もバサバサな姿で泣いて帰ってきたら、そりゃ、姉も驚愕。
突然、居直ったかのように、姉に文句を言うLhong。
Lhong「なんで、ボクは生まれてこなきゃならなかったの?」
姉「一体、どうしちゃったのよ?」
Lhong「誰も面倒見る気も愛する気もないのなら、どうして、ボクは生まれてこなきゃならなかったんだ?!」
姉「一体、何のはなしよ?! 一体、なにがあったのよ?」
姉、弟の言葉の意味がわからず、本気で聞き返してます。
Lhong「パパもママもボクのことなんて愛してくれなかった。大きい姉さんも姉さんも、ボクのことなんてかまってくれなかった。息子として見てくれることもなく、弟として受け入れてくれることもないなら・・・なぜ、ボクのことを死なせてくれなかったの?どうして、ボクを生かしたりしたの?傷ついてるし、苦しいんだよ。なんで、誰もわかってくれないんだ?」
言葉を挟まず、黙って、弟の言葉を聞いている姉。
Lhong「今はもう、Tharnでさえ、ボクのことなんて、何も理解してくれない・・・。それなのに、生きてる意味なんてどこにあるんだよ?もう、生きてなんていたくないよ」
泣きぬれるLhong。
Lhong「あんたたちが、ボクを死なせればいいんだ!だって・・・ボクには何もないんだから・・・」
膝から崩れ落ちるように、床に腰を落とした弟を慌てて、支えようとする姉。
きちんと、Lhongの目を見て、話を始めるお姉ちゃん。
姉「何にもないって言ったけど・・・あなたには、私がいるじゃない」
そういうと、弟をハグする姉。
姉の肩に顎を乗せるようにしながらも、首をふるLhong。
Lhong「ボクのことなんか嫌いなくせに・・・」
姉「ううん、嫌ってなんかいない。」
Lhong「嘘つき・・・信じないよ。」
さっと、身体を戻して、Lhongを見据えるお姉ちゃん
姉「あなたが信じようと信じまいと、私はあなたの姉なの。私が(ここに)いなかったのは、あなたを愛してないって意味じゃない。もし、あなたを愛してなかったら、こんな高価な服を着てるのに、あなたをだきしめて、泣いたままにしておくはずがないでしょ!」
え?ええ?
この姉ちゃんは何者?ドレスが上?
それを聞いて・・・反発して睨みつけるどころか・・・呆然としているというか、見ようによっては、たしかもそれもそうかな・・・って表情の、LhongもLhongだけど(苦笑)
黙ったままの弟を見て、語りかける姉。
姉「ごめんね。大きいお姉ちゃんも私も、あなたがそんなに苦しんでるなんて知らなかったの」
もう一度、弟を抱きしめるお姉ちゃん。
姉「大好きよ・・・」
それを聞き、姉を抱きしめ、泣き始めるLhong。
え?ええ?
Long「お姉ちゃん・・・」
え? ええ? えええええ?
声をあげて泣きながら、「ごめん」と呟くLhong。
え? ええ?
姉「いいのよ・・・」
Lhong「お姉ちゃん・・・ごめん・・」
何回訳しても、このおうちの人々の感性が、イマイチ、よくわかりませんでした。。
小説版には、ご家庭の事情が、もっと詳しく書かれているのかな?
~TharnとTypeの部屋~
さて、こちらのカップルもある意味、一大イベントが終わったところです。
まずは、傷の手当から・・・(笑)
ピンセットで殴られた傷にポンポンされて、苦痛に顔を歪めるType。
Type「もっと優しく・・・」
Tharn「もうちょっとだから、じっとして」
Type「もっと・・そっと。。。い、痛んだから・・・・」
これ以上、優しくできないくらいの手つきですけどね。
Tharn「もう終わるよ・・・」
今度はお前が説明する番だぞ、と言わんばかりに、ちらりと、Typeの顔を見るTharn。
Type「Lhongと飲みに行ったあの時、俺、確信したんだ。酔っぱらったふりをして、お前は俺のものだって、俺が言った時の、あいつの顔を見て、この件の背後にいるのが奴だってわかったんだ」
んまぁ・・じゃ、あのピトッも、コテンも、グリングリンも、みんな意識してやってたってこと?(笑)
やるじゃん、Type!
真相を聞いても、全然、気が晴れないTharn。
Type「ごめん・・・。」
ここは謝るしかないType。
Tharn「お前・・・二度とあの言葉を言わないんじゃなかったのか?」
それを言われるのが、何よりも辛いType。
Tharnの手を握るType。
Type「もう、(これからは)どんなことがあってもないよ。もう、俺、十分言ったから・・・。」
肯定も否定もせずに、じっとTypeの顔を見ているTharn。
Type「辛かったのは、おまえだけじゃないんだからな・・・」
こういう時、開き直っちゃうの、悪い癖です、すみません(笑)
Type「俺だって、お前と別れた時、辛くて、ほとんどどうにかなってたんだ・・・」
Tharnの手を、自分の心臓に合わせるType。
Type「俺だって・・傷ついたんだ。・・・・ごめん。いつだって、俺の好き勝手にして・・・」
自分でもわかってるんです、ちゃんと。ごめんなさいです。
Type「ただ、お前の目を覚まさせてやりたかったんだ・・・。Noには、こんなことすべきじゃないって言われたよ。Lhongのゲームに付き合う必要なんかないって。でも、これ以上、お前をバカにされたままにしておくなんてできなかった。」
少しずつ・・・というより、もう既に、Typeの気持ちはわかってるけど、それでも、じっと黙ったまま、Typeを見つめているTharn。
Type「それに・・・あいつに引き裂かれるのをみすみす待ちたくなかったし・・・」
くりんとした瞳で、Tharnを覗き込むType。
Tharn「それで、お前は・・・まず、俺と別れることにしたんだな」
そこ、一番、突かれると弱いんで、頷くことも出来ず、改めて、謝るTpe。
Type「悪かったよ・・・」
小さく溜息をつくTharn。
Tharn「俺を傷つけた。」
Type「ごめん・・・」
Tharn「俺をおかしくさせた・・・」
Type「・・・だから、ごめんって・・」
おっしゃる通りです。
Tharn「俺の家族は、ものすごく心配したんだぞ」
申し開きもできません。
Type「どうすりゃいいんだよ?」
Tharn「俺は膝まづいて、別れないでくれってすがったのに、お前は俺を置いてった・・・」
はい・・・その通りでございます。
Tharn「1週間も学校に行けなかった・・・」
すみません。。。
Tharn「P'Khongのバーでの演奏も休まなきゃならなかった・・・」
御迷惑をおかけしました。
もう、全部認めてます。。。
Type「・・・ごめん」
Tharn「もし、P'Thornが俺に言わなかったら・・・今でもまだ、なにも知らずにいたところだった」
ん?
Thpe「まったく・・P'Thorn、(あれほど)約束したのに・・・」
ちょっと、むかつくType。
Tharn「お前は自分がしたことの落とし前をつけないとな・・・」
それは十分、わかってます。
Type「一体、俺に何をさせたいんだ? 俺も跪いて、謝罪するべきか?」
Tharn「俺の元に戻ってこい」
Type「・・・・・・」
Tharn「そして、永遠に俺と一緒にいろ」
一瞬、目を閉じると、優しく微笑むType。
Tharnの頬に手を当て、首元に手を添えて、Tharnの頭を近づけると、額にキスするType。
ん、と頷くType。
Type「ずっと一緒にいよう。残りの人生・・・ずっと一緒だ」
ダメだ・・・訳しながら、バカみたいに号泣してます(苦笑)
※本当に、この言葉どおりになるんだって・・。(原作者の談話より)
笑顔のType。
Tharnも目を閉じて、微笑みあう。
「あ・・それから、(あの時)俺が深入りしたくないって言ったのは、お前と別れたかったからってわけじゃなかったんだ。でも、お前への俺の愛が、計画の妨げになるのが怖かったんだよ」
きちんとそれだけは訂正しておかなくちゃね(笑)
Tharn「今、なって言った?」
Type「なんで、聞き返す?」
Tharn「だって・・・お前言ったじゃん、お前、俺を愛してるって」
目がグルグル泳ぎ回るType。
Type「俺・・言ったことなかったか?」
Tharn「うん! 今まで言ったことない」
Type「じゃ、もう言ったっていうことにしておけって・・・」
Tharn「だめだよ、Type。ズルするなよ。もう一回言えって・・・なぁ?なぁ?」
タイ語の「お願い」とか「いいだろ?」が、「な」なので、日本語とシンクロするのが大好き(笑)
しかたなく頷くType。
Type「よく聞いてろよ、繰り返さないからな・・・」
Tharnの首に両手をかけて、引き寄せるType。
Type「愛してるよ・・・こんちくしょう、Tharn・・・」
満面の笑顔になる2人。
ほっとして、泣き出すTharn。
Type「赤ちゃんみたいだぞ・・」
だって、だって、ずっと辛かったんだもん。
Type「・・・なんで、泣いてんだよ」
その後・・・
バスルームから出て来たTypeに、ベッドに腰掛けるよう、促すTharn。
Tharn「こっち来て・・・」
殴られた頬に、氷をくるんだタオルを当てるTharn。
まだまだ、痛みが引かず、顔を歪めるType。
Type「そっとやれよ!」
笑ってしまうTharn。
Tharn「だったら、じっとしてろよ」
Type「(わざと)痛くしてるだろ・・・」
Tharn「いつも、痛くされるの、好きなくせに・・・。」
そうなのね。。。なんか、ちょっと納得する。
(/ω\)
Tharn「今は、文句言うんだな?」
本当に痛くされるのが好きなのか、現実に本当に痛いのか(笑)、黙ったまま、じっとしてるType。
Tharn「何回くらい殴られたんだ?」
Type「わかんない・・。3発目くらいから、数えられなくなった。。。あいつみたいにヒョロヒョロな奴が、あんなに重いパンチで殴ってくるなんて、わかるわけない」
Tharn「俺のこと、殴れよ」
なぜ?
Type「また、ヒーロー気どりかよ。なんで、俺の代わりに、お前がLhongを殴りにいかないんだよ。もし、お前がそうしたら、お前のこと、ヒーローって呼んでやるよ」
黙ってしまうTharn。
Type「お前には無理だよ。だって・・・それでも友達だろ」
理解を示すType。
Tharn「俺がそれをしないのは、そういうことじゃないんだ。ただ・・・ただ、俺は、もう二度とあいつに会いたくないんだ。あいつが俺に隠れて、他にどんなことをしてたのか、他に誰を傷つけたのか・・・も知りたくない」
全て、自分のせいだって思ってるから、怖いよね。。。
Typeのほうに向きなおるTharn。
Tharn「もう気にするのはよそう。Lhongは、以前はあんな感じの奴じゃなかった。物静かで、周囲に人がいるのを好まなかった。。俺だけがあいつに近寄った人間だったんだ。当時、俺、あいつが家族から放任されてるのが、すごく羨ましかったんだ。自分の望む通りのことをやったり、勉強したりできたからな。」
Tharnが音楽をやることについて、P'Sanが、Tharnの両親を説得したって言ってたけど、それって、やっぱり、最初は反対されてたってことなのかな。
Tharn「でも、今は・・・嫉妬することなんてないって気づいてるよ。誰もあいつのことを気にかける人なんていなかった。
Lhongが俺に、寂しくないって言ったことがあるんだ。だって、俺には友達がいるからって。」
それを聞いて、少しだけショックを受けたようなType。
Tharn「俺、もっと、あいつの気持ちを知るべきだったよ」
落ち込むTharn。
だからと言って、もう、Lhongにやってあげられることは、自分たちにはないこともわかってるんだよね。
Type「俺はもう、おまえと仲直りしたぞ。今度はおまえの番だ」
急に、話題を変えるType。
これ以上、Tharnに自分を責めさせたくなかったのね。
Tharn「?」
そう言うと、立ち上がり、冷やすための氷を手に取り、口にくわえるType。
その意図を瞬時に悟り、ニヤリ、と笑うTharn。
Tharn「どうやって?」 ← わかって聞いてます。
Type「こうやって・・・」
氷キスだ~~~!って、私が喜んでどうする?
これ、氷溶けるまで、キスしっぱなしだもんね。
Tharn「もっとか?」
Type「聞くなよ」
あ~、二個目突入。若干、Typeさんが積極的です。
でも、(ちうは)Tharnのほうが断然上手そうです。
なにを見てるんだって話しですよね。
悪いけど、この2人のイチャコラなら、かなり見てると思う。。。でも、まだまだ発掘すると、見てないのが、わんさとあります。
氷をTharnに意識させるっていうType自体、期待値が、いい意味でHすぎるよね。
そういえば、最初の時、氷使ったねぇ。
なんか、しみじみするよ。
ま、この2人は、このあと、全然、しみじみなんかしないだろうけどね。
って、ベッドになだれ込みました。
なんのかんの言っても、「Hでリセット」(笑)
おいおい!
★【Ep12】(4/5) 雑感★
今、リセット→「ふりだしに戻る」と連想してたら、唐突に、『TharnTypeすごろく』とか、『TharnTypeかるた』とか、かなりいろいろ思い浮かんじゃった。
「道を聞かれただけなのに、嫉妬に狂ったTharnに抱き潰され、追試を欠席・留年黄信号。3マス戻る」
(あ、これだと、『人生ゲーム』に近い?(笑))
とか、
「た: “タ”のつく名前が多すぎる」
誰か、アプリとかで商品化したら、アイデア料ください(笑)
ま、その前に、MAME様や[Mew Suppasit Studio]のCEOが許してくれないって話ですけどね。。(苦笑)
ああ、そういえば、訳し直した時に細かな突っ込みは、頭から吹っ飛びました!(笑)
今は終わりが近いって言うのが、寂しいだけです。