ハイパーうらんのブログ -19ページ目

日本酒を言葉にすると?

今日、焼酎の買出しに行きました。


以前にも紹介したことのある「櫻井」です。


一人一本限りなのですが、父と行ったので二本購入出来ました。


私が行く酒屋は基本的に品揃えの良い店。レアな、プレミアムが付くような酒が定価で

買える店。


その店も櫻井が置いてあるくらいだから焼酎も日本酒も凄い品揃え。


今回は焼酎を買いに行っていますが基本的に私は日本酒党。焼酎は「焼酎という味」が

好きなだけであまり違いがわかりません。そのなかでもまろやかさとか違うものを感じるから

櫻井はお気に入りなんですけどね。


最近父と店に行く時は、日本酒に関しては父にも何本か選んでもらっています。


私は保守的なので、気に入ったものが見つかるともう冒険はしなくなるんですよね。


でも父はむしろ「いろんな酒を飲みたい」と思う人なので私ならば思いもしないものを選びます。


もちろん直感です。名前の雰囲気がいいとか、以前雑誌で名前を見たとか。


これが結構いいのに当たったりするんですよ!


でね、父が店員に質問したんです。冷蔵庫に入っている生酒に関して。聞きたかったのはその銘柄の

酒はどんな感じか、なんです。


そうしたら


「こちらは生酒ですから若さを楽しむ酒です。熟成されたのが好みならば棚に並んでいる酒ですね」


という当たり前の答えが。


聞きたいのはどんな傾向の味かなのに。


でもね、日本酒の質問ってかなり難しいのは確かですよね。


「〇〇のような感じの酒が好きです」


のように銘柄を例に挙げられると店員さんも勧めやすくなるんですけどね。


ただし、それほどはっきり味を覚えていられる酒って少ないです。


「これ、うまいよね!」とは思うことは多々ありますが何がどう気に入ってうまいのかを言える酒は

少ないというか、そう表現できるほど記憶している酒も少ないというか。うまいことだけは記憶している

のですが。


もう常連になっている酒屋では私がよく買う酒を知っているし、前回買って良かった酒は感想を言うので

好きな傾向も大体わかっている。また、「〇〇みたいな酒」と挙げてもその店で扱っている酒だから当然

話は通じてくれます。


案外、日本酒で自分の好みを伝えるのって難しいですよ。


今回行った店で、気に入った酒はありました。でもその酒のどこが好きまでは言えなかったし記憶して

いなかったので父と店員さんの会話に口ははさみませんでした。


でも日本酒選びで悩んでいる人へのアドバイスとしてこれだけは言える。


「すっきりした酒が好きか、それとも日本酒好きじゃないと飲めないような米くさい厚みのある酒が好きか。」


それだけは自分の中ではっきりさせておけば決定的な失敗はしないで済みますよ。

カメラ買ったよ

今日、SONYα380というデジタル一眼レフを購入しました。


フジヤカメラというところで破格値だったもんで。


私はフィルム全盛というかデジタルカメラなんてなかったころミノルタのカメラを愛用していたのでそのレンズが何本かあるんですよね。ミノルタがカメラから撤退してしまっていたところSONYが後を引き継いでくれてからずっといつかはSONYのデジ一を欲しいと思っていたんです。


買い物は今必要かよりタイミングですから。その時、つまり最安値と思える時を逃すと商品が無くなってしまいますから。


つい10日ほど前にハワイに行ってきたのですがそのタイミングで買えばベストでしたでしょうがとにかくタイミングですからね。


コンパクトデジタルカメラはレスポンスが悪すぎる、つまり撮りたいと思った時になかなかピントが合わず、さらに一枚撮影してから次に撮影出来るまで時間がかかりすぎて撮りたい時にシャッターを切れないことがたびたびありとても不満がありまして。


ペンタックスK100Dというデジイチを持ってはいますがペンタックスって室内で撮影すると赤みがかかりすぎるんです。それが不満で。


嵩張るのは承知の上。まだバッテリーを充電している状態で日記を書いていてい一枚も撮影していませんがとても期待しています。大いに持ち歩き大いに撮影したいです。


楽しみです!

ミュージカル「コエラカントゥス」

6日(土曜日)、ミュージカル「コエラカントゥス」を観てきました。



素晴らしい作品でした。もう涙、涙です。劇場のいたるところからすすり泣く音が聞こえます。私はボロボロの泣き方ではないものの絶えず涙が頬をつたう状態。



このミュージカルは沈没した海賊船が20年後に引き上げられ、その船はなぜ沈んだのか、何が起こったのかを検証する形で展開されていきます。悪名高き海賊船だから解明はもちろんなのですが、どうも砲撃によって沈んだのではなく内側から穴を開けて沈んだようだからです。



海賊船が沈んだのだから乗組員、つまり出演者は当然みんな死んでしまいます。それは観る前から想像できること。



しかしその死に様がすごかった。



大切な物、大切な人のために死を即決できる人々と言いましょうか。一人アクシデントで死んだ人以外皆そうでした。



そしてその人含めて死んでいった人は皆笑いながら死んでいきました。大切な人のために。大切な物のために。



嗚呼、涙、涙。



素晴らしかったです。

もともとこの作品を観にいくことにしたのはミュージカル座の田宮華苗さんが出演するから。この人以外知っている出演者はいません。それでも観たいと思うほど魅力ある女優さんですから。今回もソロで歌うところがあり満足。ただし、この人はもっともっとすごい人なのを知っているのでそういう意味では私が観たいタミさんではなかったです。クールな役なのでね。ま、これもアリでしょう。



そのタミさん以外誰も知らないから全く先入観もなく、それが逆にとてもよかったように思いました。素直にすごいと思ったことにはそう思えて。



体を鍛えている役者さんが力技、倒れた人を担いで傾斜を上っていくというのを披露していましたがあれも楽楽とこなすのは難しいことだし。持ち上げられるのとそれで歩けるのとは違うし。さらにそれを息が乱れずにやるのはかなりすごいし。体がゴツイからって当然と思ってはいけませんね。



アクロバチックな動きをされた女性がいましたが、それを「器械体操の経験があるんだろうな」と当然のように受け取っては役者さんに失礼ですから。あれはかなりすごいことですから。

歌でも二人ほど素晴らしい歌声の人がいましたよ。



あと宴のシーンはよかったです。生のパーカッションも素晴らしかったな。このシーンでのタミさんは私が観たいタミさんの部分がありそれもよかったです。


会場ではくろはたさんと会いました。知っている人がいるのはなんかうれしいです。それとミュージカル座の役者さんが数人。くろはたさんと休憩時に一緒にいたおかげでこちらに気づいてくださり会釈してくれました。なんかうれしいです。



また夏にあるこの劇団の舞台でもタミさんが出るらしい。



当然行きます。