日本酒を言葉にすると? | ハイパーうらんのブログ

日本酒を言葉にすると?

今日、焼酎の買出しに行きました。


以前にも紹介したことのある「櫻井」です。


一人一本限りなのですが、父と行ったので二本購入出来ました。


私が行く酒屋は基本的に品揃えの良い店。レアな、プレミアムが付くような酒が定価で

買える店。


その店も櫻井が置いてあるくらいだから焼酎も日本酒も凄い品揃え。


今回は焼酎を買いに行っていますが基本的に私は日本酒党。焼酎は「焼酎という味」が

好きなだけであまり違いがわかりません。そのなかでもまろやかさとか違うものを感じるから

櫻井はお気に入りなんですけどね。


最近父と店に行く時は、日本酒に関しては父にも何本か選んでもらっています。


私は保守的なので、気に入ったものが見つかるともう冒険はしなくなるんですよね。


でも父はむしろ「いろんな酒を飲みたい」と思う人なので私ならば思いもしないものを選びます。


もちろん直感です。名前の雰囲気がいいとか、以前雑誌で名前を見たとか。


これが結構いいのに当たったりするんですよ!


でね、父が店員に質問したんです。冷蔵庫に入っている生酒に関して。聞きたかったのはその銘柄の

酒はどんな感じか、なんです。


そうしたら


「こちらは生酒ですから若さを楽しむ酒です。熟成されたのが好みならば棚に並んでいる酒ですね」


という当たり前の答えが。


聞きたいのはどんな傾向の味かなのに。


でもね、日本酒の質問ってかなり難しいのは確かですよね。


「〇〇のような感じの酒が好きです」


のように銘柄を例に挙げられると店員さんも勧めやすくなるんですけどね。


ただし、それほどはっきり味を覚えていられる酒って少ないです。


「これ、うまいよね!」とは思うことは多々ありますが何がどう気に入ってうまいのかを言える酒は

少ないというか、そう表現できるほど記憶している酒も少ないというか。うまいことだけは記憶している

のですが。


もう常連になっている酒屋では私がよく買う酒を知っているし、前回買って良かった酒は感想を言うので

好きな傾向も大体わかっている。また、「〇〇みたいな酒」と挙げてもその店で扱っている酒だから当然

話は通じてくれます。


案外、日本酒で自分の好みを伝えるのって難しいですよ。


今回行った店で、気に入った酒はありました。でもその酒のどこが好きまでは言えなかったし記憶して

いなかったので父と店員さんの会話に口ははさみませんでした。


でも日本酒選びで悩んでいる人へのアドバイスとしてこれだけは言える。


「すっきりした酒が好きか、それとも日本酒好きじゃないと飲めないような米くさい厚みのある酒が好きか。」


それだけは自分の中ではっきりさせておけば決定的な失敗はしないで済みますよ。