も~いくつ寝るとクリスマス~♬(邪道です)


まだだろう!と言いたくなりますが、

ベネズエラ国民はもうクリスマスモード。



「もう1年も終わるわね」という雰囲気です。
今日は朝からスペシャル•クリスマスコンサート(メリダの養護学校のコンサート)の歌の練習。

10曲歌うのですが(多すぎる)、そのうちわたしが聞いたことある曲は…ゼロ。
クリスマスソングは世界共通だろうと思っていたのですが、
どれもベネズエラ風のオリジナルクリスマスソング…一から覚えます。
生徒と一緒になって何度も練習。2曲は習得した!


それにしても
ラテンのノリノリの曲や
お隣スリア州の音楽ガイタ、
アンデス風。
いろんなクリスマスソングがあるんだなあ。
面白い。


その後、社会科見学。
全校生徒、バスで山を下ってマタ・デ・ココという熱帯地域の農業学校の見学をしてきました。


魚の養殖、養豚、養鶏、そしてなぜかワニ(大量に…)、
説明も興味深くて勉強になったんだけど、



あ、暑い…


信じられん。
山育ちの生徒たちも汗だくで苦しそう。
なのに農業学校の人たちは汗1滴流さず淡々としている。

任地アスリータに着いて思う。

山隊員でよかった~。





明日から首都に上がって隊員総会、活動報告会等を1週間してきます。

村を離れるの、なんだか久しぶりな気がするなあ。

前回更新した「バカシオネース」で更新が途絶えていると、
その後活動していないように感じられるので、その後の活動を!!





9月の3週目から配属先2月22日特別支援学校の新学期が始まりました。

そこから早1ヶ月以上が経ったわけです。


早い。



とにかく最近時間がすぎるのが早く感じる。




ベネズエラでの活動任期、残り5ヶ月。







1日1日が過ぎるのが、もったいなくて、でもやることはいっぱいあって、
だから時間がすぐ過ぎていくわけで、

今大切な時間を過ごしてるのを実感しています。


この活動を始めたばかりの頃は
あまりなかった「やらなきゃいけないこと」。
今は自分が築き上げた「やらなきゃいけないこと」ができて幸せなのです。




やることその1

まず、来週、首都カラカスで隊員総会があります。
隊員は最後の隊員総会で「最終活動報告」なるものをします。

会場は日本大使館。
最終報告をしてきます。スペイン語で。わたしの同志である配属先校長と。
うちの村は首都に上がるのに時間もお金もかかるため、現地人はなかなか首都には行かない。
それなのに
校長が首都まできてくれることがすごく嬉しくて、楽しみです。

任地の友達も私の発表の練習や準備につき合ってくれて本当に本当に感謝。
みんな、大好きだ!!!


やることその2

11月末に控えている任地での日本文化週間。
役所に交渉、いろんな機関に材料等の協力の交渉。

あと、うちの生徒たちと「おみこし」を作っている。
あと少しで完成!
カラカスに行く前に完成させたい。
生徒達がハッピを着て神輿かついで村を行進する姿が楽しみで、ニヤついてるわたしです。
太鼓も叩くよー!
ハンドベルの「ふるさと」も!



やることその3





最近、講習会を頼まれる機会が2度あった。
1つはメリダ(州都)の特別支援学校にて。
2つは州内の特別支援学校の先生達が集まる研究会にて。

これはすごく嬉しいことで、よろこんで引き受けた。
日々の授業の写真やビデオをせっせと撮って発表のために貯めています。



そして、
もうひとつ頼まれた発表があるのです。

それは、午後手話コーラスの練習が終わって学校で一息ついていたとき。。。



メリダ(州都)の教育省特別支援課の先生から電話があった。
「ちょっとお願いしたいことがあるんだけれど…」(スペイン語です)

「はいはい。何でしょう」

「12月頭にメリダで体育学会があるんだけど、提案者として発表しないか。
今からロスアンデス大学の教授に変わるから」

「はあ」


まあ、こういうことなんです。
12月の頭に「第9回国際スポーツ科学および体育教育学会」というものがベネズエラ/メリダで行われる。

わたしの活動をメリダの先生から聞いて提案者として障害児教育の分野で発表してほしいとのことでした。

でもわたしは体育は専門ではないし、体育の授業も補助として入ってるだけ。
自分の授業では日本で言う「自立活動」、感覚運動や体操をしているだけだ、と言ったら
「それを発表してほしいんだよ。」
と言っていただいた。

頂いたチャンスは喜んでいただこうと思い承諾。

後日招待状を受け取る。(スペイン語版と英語版の2枚)

英語名は以下

9th INTERNATIONAL CONFERENCE OF SPORT SCIENCES AND PHYSICAL EDUCATION, December 1, 2 to 3. Mérida, Venezuela‏


よく見ると、発表者の出身国は多種多様。
日本からも発表しに来る方がいらっしゃるとか!
会場へは300人くらいは参加者がいるだろうと、脅される。



場違いじゃないだろうか。。。



その招待状の立派さにことの重大さに気づく。
世界デビュー?


いや、でも頂いたチャンスは美味しく調理して、楽しく頂くのだ!
また、村の人々に準備手伝ってもらいそうである。





さ~て、そんなわけで1年度目も終わり、長期休みに入っている私。








何をしているかというと、




日本から来ていただいたお客さんのガイド…といいながら任地とベネズエラを大堪能しています!



大尊敬する先輩が来てくれたり(スペイン語ベラベラだから対して何もしていない私…笑)

1年間会っていなかった両親が来てくれたり。



自分の任地や友だちに会ってもらうのは照れくさいところもあるけど

やっぱり嬉しいものです。



先輩には自分の任地のいいところを逆にいっぱい気づかせてもらいました。


山と森がたくさんあるのはいいところ。村民が自然を愛しているのもいいところ★
Ahorita a la Azulita.

氷水のように冷たい滝に勢い余って打たれたり…気持ちいい!
Ahorita a la Azulita.


Ahorita a la Azulita.

感謝。






お父さまとお母さまは時差ぼけに戦いながら強行スケジュールで

わたしが連れまわすのに耐えてくれました(笑)。


日本からいろんなお土産(救援物資)を持ってきてくれました。

ありがたやありがたや!



先輩を見送った後、

空港ではちゃんと着くか同期隊員まりえちゃんとハラハラしながらお迎え。


カラカスに着いて頑張って予約した高級なホテルへ泊まってもらった。


Ahorita a la Azulita. (←ベネズエラの首都、大都会カラカス。治安が南米一悪い。)




その翌日すぐにギアナ高地の近くのシウダード・ボリーバルという都市へ移動。

そこから全く違う太古の世界のツアーへ。


世界自然遺産であるSalto Angel(エンジェル・フォール)のあるカナイマ国立公園へ。

エンジェル・フォールは世界一高低差のある滝であります。

この辺は「世界最後の秘境」と称されていて、ロストワールドの舞台にもなっています。


私の印象は、恐竜がいそう!!!


とにかくとにかく自然の壮大さに感動!叫びまくりました。



Ahorita a la Azulita. (移動はボート。ジャングルの中の川を長いこと下ります)

Ahorita a la Azulita. (地層が突起して独特な形を見せるテーブルマウンテン)


Ahorita a la Azulita. (時々降りてサバンナを歩く)



移動中すでに太古の世界にタイムスリップして大興奮の中、


ついに!!!




じゃーん
Ahorita a la Azulita.
エンジェル・フォール!


やっぱりすごかった。迫力が他のテーブルマウンテンと違う!



Ahorita a la Azulita. (父と母。大変な山登りをしたりハンモックで寝たり、ちょっと大変そうだったけど感動はしていた)


Ahorita a la Azulita.


いい旅になりました!村にだけいたら分からなかった!ベネズエラってすごい!!