辛く痛いこともあった7月。


この痛みが、これから伸びるための成長痛であることを願い、ありがたく受け止めようと思う。





生徒が終了式を終えた次の週、


「特別支援教育の教材紹介」という講習を配属先の先生がた向けにしました。




これがまた、か・な・り難関だったのであります。




集合がかなり遅い。

予定して周知していた流れと逆流する校長。

携帯にかかってきた電話に出まくる。

集中力の低下。



2時間、知的障害のメカニズム・ふれあい体操・算数の授業の紹介・おりがみ


について集中力がなるべく切れないように参加型にしたにも関わらず、、、撃沈。




いくつか集中してくれた題材もあったけれど、

自分の力不足と、

先生達の実態把握の不十分さを痛感。


ベネズエラ人にとっては、授業が終わったのに何で講習なんてするんだ?

なんで働かなきゃならないんだ?

という気持ちだったようです。


来年度はもっともっと力をつけて工夫をして挑みたいと思います。



任地のネット環境のあまりの悪さに、

ブログを全く更新していなかった!!







数少ない愛読者に「更新してくれないからな~」と言われてしまった!


ちゃんと活動しています。

元気に生活しています。







さて、7月いっぱいで配属先、2月22日特別支援学校の年度は終わり。

ベネズエラの学校は9月の中旬まで

長期休みに入ります。


英語で言うVACATIONは、スペイン語ではVACACIONES(バカシオネス)。

バケーションとバカシオネス。

やっぱり似てる単語が多い、欧米の言葉!



年度末である7月は、

すごくすごくいろんなことを体験した月でした。

実りも挫折もあった月。




実り

日々の共同授業に加え、


性教育の授業を提案して行いました。

すごく重要でナイーブな内容を含むこの授業、

1年経って初めて、校長・成人クラスの担任・体育の先生たちと授業の打ち合わせというものができました。

無理やりメンバーをかき集めて話し合いをしたにも関わらず

すごく真剣な同僚の姿を見て見直しました!

のせればノッてくれることが分かりました。

Ahorita a la Azulita.

初めて見た同僚が真剣に授業の準備をしている様子。

「Que bien! Puedo tomar foto? すばらしい!写真撮っていい?」

と聞くと


「もちろんよ、撮りなさい♪」と得意顔で答えた同僚。

Ahorita a la Azulita. (←授業補助をしてくれた体育の先生)



授業も私がメインで進めたけど、色んな先生たちと協力したり、見に来てくれたり、合いの手を入れてくれました。

初めてチームティーチングがシンプルながら出来たと思った瞬間でした。(涙)


生徒たちも一生懸命、授業に取り組みました。

視覚教材をいっぱい使った参加型授業を目指しました。

生徒も先生も生き生きと授業ができる、雰囲気のいい1時間。

教室中に「興味津々」の雰囲気が流れる。


そういう授業ってなかなかありません。

自己満足かもしれませんが、そう感じました。

先生たちとの話し合いと準備の賜物です。



授業の次の日に振り返りの話し合いもできたし、ハナマル!!



そして、隣町El Vigiaで出張ワークショップもしてきました。


幼稚園の先生がた向けに「発達障害児について」。


わたし含め配属校の先生3名で出陣!

実際に自分のクラスに発達障害を持ったお子さんがいる先生がたがたくさんいて、

質問がバンバン出てたどたどしいスペイン語で精一杯答えました。

Ahorita a la Azulita. (ものすごい質問のため、40分の発表予定時間が1時間半に!)



Ahorita a la Azulita. (最後にプレゼントまでいただきました。感謝!)



そして、配属校での年度末活動発表。


これは全教員がその年度の活動を保護者・生徒・他の職員に対して発表するものです。

ベネズエラの先生がた、また発表がうまいんだこれ。


わたしもスペイン語を調べて準備して発表しました。

たぶん伝わったと思う。…願う。
Ahorita a la Azulita. (←エラそうにしゃべるわたし。)






…と、まあここまではよかったところ。



もちろんうまくいかなかったこともあったわけで、、、




次回に続く(笑)




人生山あり谷ありです。






家のインターネットの契約を切られました。




ガーン。。。









オフラインです。




家主のママが以前から悪かった接続に変わらぬ値段を払わないといけないことに

怒ってのことです。

山の中だから背の高い木が受信をさえぎっているのだとか。




もとの週数回インターネットカフェ通い生活に戻りました。




まぁ、家ではゆっくり本を読んだり仕事を進めたりできるからいいか。







にしても一度知ってしまった蜜の味を忘れるのは難しい。







さて、

少しの間更新をできませんでしたが、

最近の活動は、難航しております。




正直、最近1年間で一番仕事がうまくいっていません。

絶不調!




「ベネズエラ人の仕事に対する態度が一緒にやっていくのが難しい!」





って1年経った今頃なにをいっているんでしょう私は。

もう着任したときから分かっていたでしょうに!




いやいや、そうなんだけどね、


こうも生徒ほったらかしでおしゃべりをしたり

1日中広告をちぎる作業ばっかりしていられるとねぇ!

予定してた全4回の授業も突然の村の発表会のため中止になりました。


どうしても色んな所が目に付いちゃって気になっちゃうわけだけど、

最近は、学校の事務の女の子(年が近い)と「落ちついて。しょうがないのよ」と落ちつけあっている日々です。

まぁ、愚痴りあえる友がいるだけでもいいか!



最近は、各クラス1週間入るローテーションが1周したところです。

先生によってやっぱり乗ってくれる人と乗ってくれない人がいるけれど、

ベネズエラ人教師の「プレゼン能力」がすごいことに改めて気づかされました。


わたしが準備した保健の授業案をまるでテレビのショーの様に演じてくれるのです!

すごすぎる!

先生たちのいいところもいっぱい見えています。


まぁ、ぼちぼちやっとります。






新しいことは、なんと午後リコーダーを地域のちびっ子に教えています。


青少年オーケストラの先生に頼まれ、リコーダーと教本を渡され、

地域の子たちと遊ぶだけじゃなくて一緒になにかに取り組む機会を与えてもらったので、


ありがたくその贈り物(機会)を受け取ったわけです。



それにしても超ウルトラ元気なちびっ子相手の音楽のクラスは難しい~!

新しい挑戦です。