ほらほら、そこのサルサ踊ってるお姉ちゃん!!!
にわとり売ってるお兄ちゃん!!


11月26、27日 先輩隊員るみちゃんの任地にて

そして29、30日 わたしの任地アスリータにて

日本文化祭を開催するよ!



ということで、ついに実現しました、この企画。
ずっとずーっとやりたかった文化交流の場、
今年の8月頃から同州の2時間半ほど離れた村で活動中の先輩隊員るみちゃんと話し合ってきた。

最初は妄想が膨らみまくってしまったけれど、
最後はうまくやりたいこともできたこともバランスがとれた。
にしても村で一人日本人、配属先の学校も巻き込んでやったけれど、

協力者を探すこと、
このラテン文化の中、段取りよく準備すること、
役所やレスキュー隊、料理クラス等の協力を得ること、

いろいろと学んだ。
このイベントをやらなかったら絶対に知らなかった村の仕組みも分かった。




学校で習字の授業をして、それを会場の装飾に使ったり…

Ahorita a la Azulita. Ahorita a la Azulita.


うちの学校の生徒みんなで
おみこし担いで村中を練り歩く企画のために、おみこし作り!
単純作業は生徒と作って細かいところは学校に残って作る。ハマると止まらなくなる神輿作り…要注意。

Ahorita a la Azulita. Ahorita a la Azulita.


そしてその行進のための打楽器と和コンサートのためのハンドベルの練習を音楽の先生の協力を得てしました。

Ahorita a la Azulita.
実はこの音楽の授業というのは新たな試み。
他の授業で集中するのに先生たちによく注意されてるのに音楽の授業は集中できたり、
座学は苦手だけどめちゃくちゃ音感がいい子を発掘したり、
これは日本文化祭が終わっても続けることになった。
やっぱり音楽と体育は子どもたちの目が輝く!


そして日本家屋の展示

Ahorita a la Azulita.


これは村の画家さん(わたしの第2の母でありかわいい友達)、
農家の友達(日本大好き、芭蕉が好き)、
大学で演劇を勉強した役所勤務の友達

の3人が手伝ってくれた、というより中心でやってくれて、
職人的な仕事ぶりに頭が上がりません。
文化祭1週間前は毎晩7時8時まで残って作業、本当に高校の文化祭の準備みたいだった!




そして、、、、いよいよ本番!!!


こんにちは、こんばんわ、おはようございます、世界のみんな!



12月ですね。
ベネズエラの師走も先生たちは走り回ります。
クリスマスコンサートの準備、学校の飾り付け、練習、、、etc
こっちのイベントや発表事に注ぐ熱意は、驚くべきものです。

中南米の国はそういう風習がありそうですが。


さてさて、11月12月は発表をいっぱいしました。

首都カラカスにて活動最終報告会
ツカニー市にてメリダ州特別支援学校会にて講習会
州都メリダにて体育学会で発表


それも全てスペイン語。
ゲ、どうしようと10月中旬頃からせっせと準備。
原稿作っては現地の友達や校長に直してもらい、発表の練習を聞いてもらい、
書き直すの繰り返し。

ナイスなタイミングでパソコンも壊れてしまって
これまたパソコンができる友達に手伝ってもらって地元ラジオ局のパソコンを使わせてもらって
パワーポイントを作成。

11月の末に任地でやった日本文化紹介の準備とうまいこと混ざり合ってアドレナリン放出しまくりでした!
なにはともあれ、村の人脈をフル活用した月でした。
ありがとうみんな!




活動最終報告会は、一言で言って



よかった!!!!




カウンターパートとして校長がはるばる下山して迷子になりながらも首都カラカスまで来てくれたこと
それだけでとっても嬉しかったし、
自分の活動の発表ができたのもよかった。
そういう機会があるのはすごく感謝するべきことなんだと気づきました。
にしてももう最終報告も終わってしまいました。
あと3ヶ月、焦点しぼって活動していきます。


そして、ツカニー特別支援学校を会場に使わせてもらってやった講習会。
とにかく、、、


アツかった!



気温もかなり暑い地域で、普段山で涼しく生活しているうちの学校のメンバーはシオシオ…
普段着ないノースリーブ何ぞ着てしまいました。
見よ、このたくましい二の腕!!!!
1年半のベネズエラ生活の証拠です!(ああ、おそろしい。。。)


Ahorita a la Azulita. Ahorita a la Azulita.

でも、この講習会もアツかったんです。
今回は、


特別支援学校の学習指導要領
教員の研究授業と協議会
朝の職員会議
連絡ノート(家庭と学校の情報交換)

について紹介しました。
どれも今のベネズエラにはないもの。

去年「日本の特別支援学校について発表してほしい」と言われて隣町でやった発表では、
「日本は設備が整ってる」
「すごいのね」的な意見が多くてしっくりこなかったので、

今回はより具体的に1年半のこっちでの学校勤務生活を踏まえて現実的に紹介。

ものすごーーーーく共感してくれました。
そして先生達の普段の悩みや不安もいーーっぱい出てきました。
司会者の州の特別支援教育学校会の長の人もタジタジになるくらいの勢い。
やはり実際教育をしているのは現場の先生なのだ。
もちろん勤務意欲の面で足りないところはあるけれど、
先生たちの悩みを聞けたりどうしたら向上できるかの話し合いができたのは本当によかったです。


そして、この講習会の隠れた目的は、
年明けから週1で他の特別支援学校を回るためのコネ作りと
「研究授業」の考え方を先生達の頭にちょっとでも入れること。

今の目標は年明けに研究授業を2回やること。
1回はうちの学校の聴覚クラスの先生と。(もう先生を決めている)
2回目は他の学校の知的クラスの先生と。
その2回目の研究授業を一緒にやる先生を今探している途中なのです。

その作戦は大成功で来年から週1回他の学校をまわれることになりました!