2020年12月下旬~21年1月上旬にやっていたSteamウィンターセールで買ったゲームたちの紹介と感想など。
幾つかのゲームはひとつ前の記事でも少し紹介しています。
今回買ったのは以下の12個のゲーム。
・Age of Empires: Definitive Edition
・Age of Empires II: Definitive Edition
・Frontline: Panzer Blitzkrieg!
・Frontline: The Great Patriotic War
現代が舞台のRTS。アメリカ軍の分隊を指揮するキャンペーンモードの序盤を少しプレイしました。アメリカ軍、アメリカ精鋭隊、ロシアの支援を受けたテロ組織の3勢力があります。
2005年発売のゲームということで、通常価格でも300円ほどで購入できます。セール時は100円ぐらい。
ムービー部分はすべて実写。会話やテキストは英語で字幕も出ない点には注意。RTSとしては素直そうな造りなのでプレイする分にはそれほど問題ないでしょうけど。
軽くプレイした感じだと遮蔽物の概念(Company of Heroesでいうところのグリーンカバー)がなさそうなので、戦闘ユニットの操作がメインのRTSとしてはかなり簡略化されているかなという印象。
ひとつ前の記事でも紹介しましたが、FPSゲームを見下ろし型にした感じのゲーム。
HPゲージのような概念ではなく武器ごとに致死率が設定されているため、運が悪いと一撃でやられます。
一撃でやられる関係上、AIボットの射撃でもかなりの脅威になりますが、AIボット自体はそこまで賢くないので倒すだけなら有利なポジションで待っていれば半永久的に敵を倒し続けることができます。拠点染料は相手の1.5倍の人数で駐留しないといけないので、ゲーム自体は一切進みませんけど。
マルチプレイは人が多すぎると簡単過ぎて殆どやることがないですし、人が少なすぎると拠点を占領維持する人数が足りなくて終わらないということで、10~15人ぐらいのゲームに参加するのが難易度的には丁度良いかなと思います。
キャンペーンモードは3すくみステージが泥仕合過ぎてちょっと微妙。
味方AIが攻撃目標のエリア以外を殆ど攻めてくれないのでプレイヤーが裏取りしても占領できるまでに至らない点、肝心の攻撃目標が固定順っぽいのでわざわざ他の2勢力とかち合うエリアを占領しようとする点(どちらか一勢力を先に潰せばすぐ終わるのにそうならない)、そして激戦区はプレイヤーが守らないと防衛できないので永久に領地が広がらない点、砲撃などが使える支援要請がステージ固定な点などが積み重なってどうしようもない感じのステージが残っています。
DLCで追加のWW2シナリオ。マルチプレイであればDLC未購入でもなぜか参加できたので少しだけプレイしていました。
参加したときはアメリカ軍で初期装備はセミオートライフルのM1ガーランド。相手は当たり前のようにLMGやサブマシンガンで弾幕を張ってくるので、新兵にはなかなか辛いかも。味方との連携が重要になります。
橋を架けるゲーム。
ステージごとに定められた予算と建材で橋を架けて、車両などが目的地まで到達できればクリア。
他のプレイヤーのスコアも記録されているので、少ない予算でクリアするほど順位が上になります。
薄々駄目だろうなと分かっていても渡れるかつい試してみたくなるゲーム。
予算を削りすぎて車が通る前から崩れていく橋を見てゲラゲラ笑える人はたぶん向いていると思います。
300ターンという期限内にエジプト王朝を創るのが目的のストラテジーゲーム。今のところ日本語ではプレイできません。
前作「Predynastic Egypt」は比較的カジュアルなゲームでしたが、今作では強化先などの項目が細分化されていてより戦略性が増したようです。
古代エジプト文明を扱うあだけあって固有名詞が独特なので、それなりの前提知識があった方がプレイしやすいかなと思います。
究極的には労働者を何に割り振るかのところを最適化していくゲームなので、言葉が分からなくてもプレイ自体はトライ&エラーである程度までは何とかなります。
これも一つ前の記事で紹介しましたが、クリッカー&放置系に分類されるゲームです。
作物を収穫してコインを稼ぎ、稼いだコインで土地や新たな作物や動物を増やしてさらに収入を増やしていきます。
作物は現在の所有数に応じて値段が上がっていくので、一番稼ぎの良い作物だけを植えようとしてもコスト回収が困難になる仕組み。
セール価格で150円ほどで実績コンプリートも15時間ほど(手動プレイはそのうち3時間ぐらい)で終わるお手軽ゲーム。
・Age of Empires: Definitive Edition
AoEシリーズの一作目。もとは1997年に発売されていたRTSゲーム。日本語対応済み。
文明進化という概念が導入されているのが本シリーズの特徴で旧石器時代から鉄器時代までを扱っています。
キャンペーンモードでチュートリアル国になっていたエジプトをプレイしているところ。
食糧、木材、石、金という4つの資源を管理しながら軍事ユニットを維持できる内政基盤を固めつつ、技術の研究も進めて相手勢力よりも優位な条件に立つ駆け引きが醍醐味(たぶん)。
勢力ごとに得意なことが決まっているのでマルチプレイでは内政手法や立ち回りがかなり細かく練られているようです。
・Age of Empires II: Definitive Edition
AoEシリーズの2作目のRTSゲーム。HD版(2013年)に色々追加されているのがDefinitive Edition(DE版)ということのようです。
取り扱う時代が中世(暗黒時代~ルネサンス頃まで)になっています。
キャンペーンモードは各勢力の英雄を扱うようで、チュートリアル国に設定されていたスコットランドのウィリアム・ウォレスのシナリオはクリアしました。
現在はフランスのジャンヌダルクのキャンペーンモードの1ステージ目をクリアしたところ。
これも一つ前の記事で紹介したタワーディフェンスゲームです。
モンキーたちを配置して大量で多様な風船たちの襲撃を撃退していきます。
私はわりとタワーを限界まで詰めて配置しようとするので、マルチプレイで豪快にど真ん中にドーンと配置している人に遭遇してカルチャーショックを受けたりしています。
マルチプレイは中級難易度までしかやっていないのでそんな配置で大丈夫?みたいなことがあってもわりとクリアできたりするんですけどね。
これも一つ前の記事で紹介したので詳細は省きます。
Factorioから敵の襲撃などの概念を取り除いて生産ラインに特化した感じの工場管理ゲーム。
Factorioの銅や鉄といった資源が〇とか□といった図形になっていますが、考え方は大体一緒かなと。
一定数以上の目的物を納品できればどれだけ時間がかかっても良いのでそのあたりは気楽。
効率を突き詰めるのも良し、ぐちゃぐちゃになったままの初期生産ラインを手直しせずに眺めるのも良し。
・Frontline: Panzer Blitzkrieg!
第二次世界大戦がテーマのヘックス制作戦級ストラテジーゲーム。2019年発売のゲーム。
「Panzer Blitzkrieg!」ではドイツ軍をソ連侵攻を扱っています。
類似のヘックス制ストラテジーゲームにはPanzer CorpsやUnity of Commandなどがありますが、ターン制限がない(あってもかなり制限が緩い?)のが特徴といえるでしょうか。
ステージの番号を見る限りはソ連の44年のバグラチオン作戦が最終ステージっぽい雰囲気。ベルリン攻防戦などがおまけでプレイできる感じでしょうか。
一応日本語対応ということになっていますが、機械翻訳をそのまま載せたような感じの精度なので、この手のゲームをプレイしたことある人であれば英語でプレイするのとそんなに違いはないかも。
・Frontline: The Great Patriotic War
「The Great Patriotic War」は大祖国戦争、つまりソ連側視点での独ソ戦をプレイできます。
最初のミンスク防衛戦ではゲーム的な都合の影響なのか、わりとがっつりドイツの占領地を取り返しに行く感じになっていました。
Steamストアでは日本語対応ということになっていますが、「The Great Patriotic War」だけ日本語への変更はできない様子。
連合軍視点のWW2。
ステージ名を見る限りだと、イタリアのシチリア島解放作戦に始まりノルマンディ上陸~カーン解放で終わるようです。おまけがファレーズ包囲戦でしょうか。
本作は一応日本語対応している様子。時間がなかったので起動確認してみただけなので翻訳精度などは不明ですが。
といったところで、今回はここまで。
AoEシリーズとBloons TD 6、Frontlineシリーズが今のところおすすめできそうかなという感触。